◆透明の螺旋◆

2011年04月05日(火) 2011年4月4日 PlasticTree Tour2011「アンモナイト(小)」 赤坂ブリッツ

本来であらば3月14日の初日公演であったのですが、
震災の影響にて4月4日に延期され、
やっと行く事が出来た赤坂公演。
昨年末の年末公演が太朗さんのご病気で中止となり、
FC限定の「歌声喫茶サロン海月」は都合により行けず、
更に今回の震災の影響にて行くはずだった公演は延期…と
さまざまなタイミングが重なりあった結果、
私的には月世界旅行ツアー以来のプラLIVEであり、
元気になって帰ってきた太朗さんを拝見するのはこれが初だったりと、
いろいろ思うところが沢山ある一夜でございました。
とりあえず、わたしはやっぱり
「プラ好きだなあ」「ライブ行くのって楽しいなあ」という
不思議と変わらない気持ちを再確認。


舞台セットは…
節電モードと言う事で若干薄暗めだったかもしれません。
(ケンケンさんのお衣装をちゃんと確認しとこうと思い、
 ドラムセットの隙間からガン見していたのですが薄暗くって
 結局最後までよく見えないうちにアンコールで着替えてしまわれたという…)
背後にアーチ状の骨組みがセッティングされ、
アーチの中の部分に映像が映るようになっていて、
後は、舞台上の至る所に棒状のLED照明が立っており、
曲に合わせてライン状の光が水のように上がったり下がったり、
ブルーバックでは舞台全体がLEDの青い光に包まれたり幻想的な雰囲気でした。

セットリストは…

13th,Friday.
ムーンライト
メルト
(MC)
不純物
アイラヴューソー
アリア
退屈マシン
春咲センチメンタル
spooky
バンビ
デュエット
(MC)
みらいいろ
メランコリック
リプレイ
さびしんぼう
ブルーバック
--------------------
(アンコール)
Paperplane
エンジェルダスト

新曲の曲名を間違ってるかも…ですが、
今回は真ん中〜後ろでまったりヘドバンしてたので、
比較的曲順を覚えている方です。

アンモナイト曲はライブで盛り上がる曲が多い印象を受けました。
デュエットのころころ変わるテンポとリズムがトリッキーで格好良くて!

アイラヴューソーと退屈マシンは
深夜の高速を走りたくなるような疾走感。
アイラビューソー!なんて歌詞を歌いながらも、
ちょっと冷めたような感覚すら覚える、
ザラついた都会をふらふらさまようユーレイみたいな曲。

ブルーバックは、ケンケンさんが作曲と聞き私はてっきり、
ケンケンさんのキャラ的に、元気いっぱいドラムドコドコ!!な曲を
想像しておったのですが、それとはまったく正反対の、
エモーショナルで叙情的かつ繊細な曲だったので、すごくビックリしました。
加入して2年のうちに、プラの曲の根幹に流れる
叙情的でメランコリーな機微の部分をここまで理解&解釈し、
曲として昇華していただけたと言う事にいち海月はただただ感激しております。

spookyはゴリゴリとうねる重低音が格好良いベース大活躍!な一曲。
これをLIVEで聴いて、わたしは通常盤を買おうと速攻で思いました(爆)


メンバーのお衣装は、
竜太朗さん(以下:竜)…トップスは、グレー×黒のボーダー柄の、Vネックの
四角いマント?ポンチョ?みたいなカットソー。袖口縦ラインと後ろのフードは黒で切り替え。
ボトムスは、グレー色?のサテンみたいなトロンとした質感のスカート(!)とレギンス。

正さん(以下:正)…トップスは、グレーのタータンチェックのネルシャツに、
グレー×黒ストライプのネクタイをゆるっと。ヨークから下の後ろ身頃が
黒い合皮?サテン?なんだかツヤっとした生地で切り替えになっていた。
ボトムスが見えず。

ケンケンさん(以下:ケ)…トップスは、キラッキラした素材の黒いカーディガンに
下はグレーっぽいシャツ。アンモナイトアー写で着ていたお洋服かもしれません。
これまたボトムスが見えず。

アキラさん(以下:ア)…トップスは、黒いパーカーで
前身ごろが白いバッテン×3になっているラフなスタイル。
これまたボトムスが見え(ry
今回特筆すべき点はただ一つ。
ナカヤマさんの髪型がストレートヘアーに戻っていた!

後はMCなどをつらつらと。


竜:やあやあ…やあやあ…もひとつやあやあ
 (この後執拗に続くやあやあ!コール&レスポンス責め)

竜:無事初日を迎えられて良かったです。
  皆さんの顔を見ることが出来て、これ幸い至極。

竜:サクラサク赤坂…アンモナイト初日始まります。

ア:俺が今体いてえ!って言ってもしょうがないんだけど、
  それを我慢するのがロック。プラスティックトゥリーのロックん(若干噛む)な所です!

正:本当は赤坂がツアーの初日だったんだけどね〜。
  赤坂ぷりっつ(どうみてもブリッツのところがプリッツって聞こえました・爆)
  やっと来られました。

正:ほんと今日のライブが出来てよかったねぇ〜。みんなほんとよかったよ〜。
  みんなの顔が見れてうれしいよ〜。
  (リーダーのトークが隣の人と世間話する的なトーンでまたもやかわいい大人降臨状態に)



(アンコールにて、アルバム「アンモナイトについてメンバーより一言」的なコーナー)

竜:じゃあ、誰の話を聞きたいー?(客席からケンケンコール多数)
  …そんじゃー…正!

正:えー俺もケンケンの話が聞きたいよぉー!

竜:しょうがないですね…そんじゃケンケン!


ケ:アンモナイトの初回盤は、えっと…13曲?…通常は…12曲?入りです!
  (客席から「さとうー逆逆!」的な声多数飛び交い間違いに気づいた様子の佐藤さん)
  え?…アーッ!(甲高い声)

竜:ケンケン、それじゃDVDには何が入ってるんですかー?

ケ:DVDにはえっと…?

竜:DVDには、ケンケンのカンフー講座(教室とか入門とかだったかも)の映像が
  収録されています。

ケ:おいが参加して2枚目のアルバムだけど、今回すごく大変でした。
  でもその甲斐あって、泣きそうになるくらいいいアルバムが出来ました。
  聞く価値…あると思います。明日フラゲして買うと…いいと思います。 

ケ:そんなお前らが…大好きだー!

竜:(ケンケンさんに)こっち見ないで、ちゃんとお客さんの方を見て言いなさい。

竜:次はー?(アキラー!と客席よりデスボでのコール)

ア:(デスボで呼ぶお客さんを指差して)いい声だ!
  なかなか普段名前で呼んでもらう事って無いですからね〜。

竜:他のみんなの事もデスボで呼んでいいんだからねっ。

ア:(お客さんのアキラー!アキラー!というデスボの嵐に対し)
  お前ら…うるせー!俺がしゃべってんだろーが(笑)

ア:お前達は本当に面白いヤツらだなあ。喋ってるより聞いてる方が面白いよ。

竜:(客席を向いて指さしながら悪戯っぽく)怒られてやんの〜
  (アキラさん側を振り返って)怒ってやんの〜!

ア:お前らは緊張感が無さ過ぎる!
正:え〜!いいじゃないか〜!
(口とんがらせて、マスオさん的な口調で言っていたので吹きました。かわいい大人!)

ア:わざわざこの4人で、わざわざいいアルバムを作ったので、みなさんわざわざ買ってくださいな。
  …全部言わなきゃいけない流れになっちゃいましたけど、
  涙がちょちょ切れるくらいいいアルバムが出来ました。
  アルバムが良すぎて涙が出てきたから(ここで泣き真似するナカヤマ氏)俺帰る!

竜:(↑のアキラさんのMCを聞いた返答)チャント シゴト シテ クーダサーイ!

ア:お前らは器が小さすぎる!お前らの器なんかお猪口の裏だ!
  …って今朝車でしてた話じゃねえか!

竜:じゃあ最後はー?(ただしー!との声)

正:もういいでしょー?分かるでしょー?聞いてくれれば分かるよ〜(笑)
  (客席からえ〜っとの声)

正:すごくいいアルバムが出来ました。
  ライブで早くみんなに聞いてもらいたいなと思って作りました。

正:赤坂ブリッツー!行けるかブリッツー!!
  (細い体から嘘みたいな頼もしいデスボシャウト)


竜:今日こうやって皆さんの顔を見ることが出来てよかったです。

竜:フェイストゥーフェイス!


竜:まだまだ遊べますかー?遊べますかー?
  …遊んでよー…遊んでよー…遊んでよー!!遊んでよー!!!
  …おくすりあげるーエンジェルダストー。


竜:新曲によって、いい感じにみんなの顔が…コスメティックルネッサンス(笑)
  まるでアンモナイトのような…ウソウソ!まあ俺たちの化粧が一番
  グチャグチャどろどろなんですけどね!


(デュエットの前に)
竜:新曲ー…ですが、さも知ってる曲のように踊ってくれますかー?

竜:あっちにも届くといいですね…みらいいろ。

竜:全員飛ぶよー!飛ぶよー!
(何の曲か忘れたけど、曲の終わりでケンケンのドラムドコドコと共にジャンプ!)

竜:みんなの顔を見れて今日はほんとうれしいです。だからこれからも会いに行きます。
   今行けないところにも必ず会いに行きます。


その他感想。

ナカヤマさんの髪型が超絶サラサラヘアーに!
(大切な事なので冒頭とここで二回言いました)

募金コーナーにて間近で拝見したナカヤマさんのお優しき笑顔が素敵すぎて
私は、女子高生のカリスマ西野大先生の如く震えました。
有村さんはマスク姿で迫力がございました(まずい褒めていない!)
佐藤さんはちょこんとしていてすごく小顔でした。
長谷川さんは、瞳がたいへんキラキラうるうるっとしていて、
だいぶ年上の成人男性に対して「可愛い」という形容詞は失礼にあたるのかも
しれませんが思わず、可愛らしいと思ってしまいました。(ひーごめんなさい)
リーダーの瞳の水分量が半端無いぜ。

「不純物」は途中から手拍子だとばかり思っていたら、しばらくライブ行かないうちに
冒頭から手拍子に変わっていた。

アイラヴュー・ソー?なのか、ナカヤマさんが間奏で
「ワンツースリーフォー!」的なシャウトをしていらっしゃった。

ブルーバックの時長谷川さんがコーラスしていらっしゃった。


ケンケンさんのドラムセットが青!ブルーバック。
今回なんだかシンバルが異常に高い位置にセッティング
されているように見えたのですが、
これはケンケンさんの身長との距離とか遠近法とかで
そう見えるだけかしr(ry

spookyの時だったか、正さんが黒に蛍光ピンク色の弦のベースを弾いていらして、
これが噂の、ツイッターで竜太朗さんが「へんないろ」と言ってリーダーから「失敬な!」と
怒られたベースか…と感激してました。


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