まとめて感想です。

■フルバ14巻
たそがれクレ兵衛。（は？）
いや、表紙が。紅野氏です。そして雀です。…雀だよ！どう見ても！
そんなカワイイもんに変身しちゃうのかい!?　っつーか酉ってニワトリじゃなかったのか！！！
…まあ表紙についてこれ以上言っても仕方ないので、内容の感想にいきます。
表紙は紅野さんだけど中身はリンちゃんの話です。もしかすると、彼女が一番純粋でナイーブなコなのかも？…と本誌を読んだ時に思ったものでした。
だいたい何？紫呉のあの不敵な黒い笑いは。

聴こえてこないか？壊れていく音

壊したいなら自分で壊せや若年寄。他人を利用すんな。

と、とりあえず言っておこう。

後半は由希王子と愉快な仲間たち、もとい学園防衛隊(違)の話です。
翔と真知。彼らはなぜ透くんを知っていたのか？花ちゃんが「以前見たことがある」と言ってました。高校入学以前に彼らに会ったことがあるとするならば、お母さん絡みかなあ、なんて思ったりもしたのですが、推測の域を出ない話なので真相はやっぱり謎。
最後は王子の「『お母さんを』求めていたんだ　彼女に」でオシマイ。
コミックス派（特に王子派）なら「なんでココで切るかー！！」と絶叫しそうな終わり方ですな。
つーことは、15巻は切っても切っても由希王子の話ですねー。ははは。
…キョンの出番も増やしてくれ…(涙)

■花ゆめ本誌フルバ
キョン吉が語る今日子ママの過去編その２。
……黒……（ボソリ）
黒ッ黒ッ黒ーーーーッ！！！

腹黒だよ！！
やっぱアンタ腹黒だよ勝也！！

微笑みが本気で怖い…なんか企んでるっぽい…！（ガクガク）
言葉遣いが丁寧な分、余計に黒そうで怖い。つーかこのオヤジのどこが白？今日子さん目にフィルターかかってたんじゃ。お、おまけにロリコ…（以下自主規制）
そういえば透のジイチャンが「勝也はクセのある子だった」とか言ってたっけ。今なら納得。今日子さんって不良（死語）だけど男に免役なさそうだから、うまくからめ捕られちゃったって感じだなあ…なむー。
はあ。ここまで読んで最大の謎は、あの両親からどうやったら透のような娘が産まれるのかということです。赤と黒を混ぜてもピンクにはならんよ？

あーやっと感想が書ける。

重傷を負っているにもかかわらず、暢気にお菓子の夢を見てヨダレたらしてる雪也に脱力…
関係ないオジサンに助けてもらって良かったね。と思う間もなく追っ手から再び逃げる羽目になったようですが。

やじきたを陰ながら援護する狭霧に背後から迫る怪しげなハーディ。「恩人」の何が不満なんだ？　まさか「大切な人」とでも言ってもらいたいとか思ってるんじゃないだろうな。この人バイっぽいから油断できない…。
ハーディの狭霧に対する気持ちは知らないけど、狭霧のハーディへの気持ちって、小鉄の雪也に対する気持ちに近いんじゃないかなーなんて思ったり。今のところ決定的に違うのは、小鉄は何があっても雪也が第一、ってことかな。たとえやじきたに恩があろうと、雪也に何かあれば迷わずそっちを優先させる。狭霧はやじきたにもハーディと同じくらい恩があるので、どちらがより大切、とは言えない。それは狭霧の優柔不断ともいえる優しさが原因でもあるかもだけど。
しかしね、やじきたやハーディはともかく、坂口のオッサンはどーしたんだ狭霧。あの人こそ恩人なんじゃないの？(^^;

そしてとうとうラスボス戦。
やっぱオマエか！！
よりにもよって妖怪がラスボスとは。
この人を見ていると、本当に人の子なのかと疑いたくなります。っつーか高３ってウソだろ。どう見ても100年くらい軽く生きてそうですよ。
次回は因縁の対決ですか。その前に嗅がされた妙なお香に、何も仕掛けがないといいけどね。