人恋しくて 一人も好きで
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2008年04月30日(水) 人ごみはきらい

美術館に行くなら平日に限る。


ずっと前からそう思っていたけれど、人気のある特別展では必ずしもそうとは
言えない気がする。GW期間中と言えども平日だから平気だろうと考えていたら、
「国宝 薬師寺展」の会場(東京国立博物館)はかなーり混雑していたから。
考えが甘かった。
それでも昼前には入場制限(40分待ち)をしていたことを思えば、朝早い時間帯に
入場して正解だったかな。


目玉の日光・月光菩薩は想像以上に大きくて、またゆるやかに身体をくねらせた
姿勢が色っぽいと思った。とてもゆっくり鑑賞できる状況ではなかったのが残念。



国立科学博物館「ダーウィン展」は結構ゆったり見られた。
個人的には「なでしこたちの挑戦 日本の女性科学技術者」のほうが興味深かった。
『花埋み』が日本初の女性医師、荻野吟子の話だとは知らなかった。
渡辺淳一はあまり受け付けないのだけど、この本は読んでみようかな。
あと湯浅年子の本も。
このテの展示ではどうしても医学や自然科学系の仕事に従事した女性たちを
取り上げることが多くなってしまうけれど、できれば工学系の仕事をしてきた
女性の功績にも光を当ててほしい、と思う。


時期的には上野動物園にも行ったほうがよかったかもしれないけれど、
さすがに歩き疲れ&人ごみ疲れでさっさと帰ってしまった。
できればもっと空いているときに再訪したいものだ。


2008年04月29日(火) 行き当たりばったり

GW初日。
ぶらぶらとウィンドゥショッピングしていたら、偶然英会話学校の講師に
バッタリ出会う。「もし時間があるなら近くのインターナショナルスクールで
お祭りをやっているから、行ってみたら?」と教えてくれたので、せっかくだし
面白そうだし、と思い、そのイベントに足を向けてみた。
私の人生、案外行き当たりばったり。


それなりに大きなイベントらしく、Korean, Japanese, Indian, Hawaiian,
Latin America Foodなどの屋台も出ていた。お昼時でお腹が空いていたので
チキンカレー(ナンつき)を購入。バンド演奏や子ども向けゲーム大会、
フリーマーケットなどの出店もあり、なかなか盛況のよう。


そして様々な人種の人々がこんなに集うのを見るのも、私にとっては珍しいことで
あった。小学生の子どもたちがペラペラと英語を喋っているのを目にして
「子どもなのにすごいなぁ」とか思ったり。(←ちょっと違う)



私はどちらかというと、休日は特に予定を立てずに気が向くままに行動する
のが好きだ。さて、明日は何をしようかな。



2008年04月27日(日) あれやこれや

土曜日。
英会話の講師が入ってくるなり、「ボクの名前覚えてる?」と質問してきたので
「Of course!」と答えたら、「前回キミたちに教えたのは一年も前なのに
なぜ覚えてるの?」と重ねて訊いてきやがる。

えーと、有名人だから……ていうか、他の講師が「He is crazy! wahahaha!」
とよく噂していたから……、なんて答えられるワケがないって。


午後はバレエ系エクササイズのレッスン。
やはり私がやるとダンスというより盆踊り(以下)だ……(涙)。
でも憧れのバレエシューズを買ってしまったので、がんばろう。



日曜日。
久々に奮起して、着物を着てお茶のお稽古に出かける。
今日締めていこうと考えていた名古屋帯が、何回締めなおしても綺麗な
お太鼓にならないので、仕方なく締め慣れた袋帯をして行った。
実は一重太鼓よりも二重太鼓のほうが得意ってどうよ。


でも、おかげで先生方にもお稽古仲間にも褒められて嬉しかった。
2時間着物や帯と格闘した甲斐があったってものよ。
「似合ってる〜!また今度のお稽古のときも着て来て〜」なーんて
言われてしまうと、ついその気になってしまうではないか。
えっへっへ。


濃茶貴人点(棚使用)と薄茶流し点をおさらいした。
着物の所作は洋服のときの所作と少し違うので、もっと気をつけないと。
お手前のときに裾が割れてしまってはずかしー。


本日のお茶菓子は柏餅。
そういえばもうすぐ子どもの日かぁ。


2008年04月23日(水) メール

友人から御機嫌伺いのメールが届いたので、何気なく「波あり谷ありだよ」と返信した。


もちろん日本語としては正しい表現ではないのだが、これは最近の私の気分をかなり
よく表しているように思う。普段はそれなりに気分の上下がある程度なのだが、ときどき
ドーンと落ち込んでしまうことがあるから。実はこのメールを出した後も、あやうく日本海溝の
底まで沈んでいきそうになったのだが、なんとかがんばって大陸棚の深さレベルくらいに
までは浮上することができた。
かなり気をつけているつもりだけれど、メンタルコントロールはなかなか難しい。


別の友人からは、「GWは全然休みがないのよ〜!」とややキレ気味になったメールが
届く。仕事が忙しすぎて煮詰まっているらしい。5月に入ったらパーッと遊ぼうぜ!
と返事を出した。元気出してくれるといいな。


***

一フィギュアスケートファンとして以下の記事のリンクを張っておきます。
 ↓
西日本フィギュアスケートの危機 大阪臨海・岡山倉敷のリンク閉鎖問題
臨海スポーツセンター存続の会
倉敷のスケートリンクの存続を願う会



2008年04月21日(月) 行ってきた

フィギュアスケートの試合がないオフシーズンは寂しすぎる!


ということで、Japan OpenCarnival on Iceを見に行ってきました。
いや、単なる追っかけファンですから…私。へへへ。


Japan Openは、高橋選手がダメダメだったのですごーく残念。
kiss&cryでもひとりで落ち込んでいるのがよくわかった。もうオフシーズン
だから本調子でないのは仕方ないんだけどね。それでも4回転に挑戦していたし、
サーキュラーステップもよく動いていたからそんなに悲観しなくてもいいと思う。

あとはライサチェックもランビエールもいい演技をしてくれて嬉しかった。
いきなり坊主頭になっていたのにはビックリしたけど>ランビエール


男子がふがいなから私たち女子が頑張る!と奮起したのかどうかは知らない
けれど、中野選手の演技は会場じゅうがすごーく盛り上がっていた。3A残念。
もちろん私もスタンディングオベーションしてきました。日の丸振って。


サラ・マイヤーは直前の6分間練習のときにひどく転んでしばらく動けない
くらいだったのに、試合になったら最高の演技を見せてくれた。さすがに
世界トップクラスの選手は違う。
キミー・マイズナーの演技も本人比で今期一番いい出来だったのではないかと思った。
3Aを跳ぶと宣言していて、本当に綺麗に3Aをきめた浅田選手もすごかった。
やはりタダモノではない。


Carnival on Iceにはプルシェンコが出演。たしかにあのジャンプの出来では
まだ試合には出られそうにないだろう。しかし、彼は演技の緩急のつけ方が巧いのかな?
観客アピール力があって会場を盛り上げていた。


COIで一番盛り上がっていたのはランビエール選手のアンコール(ポエタ)と
高橋選手のSwan Lakeでした。特にSwan Lakeでは手拍子がすごくて、ここは
コンサート会場か!? といったノリ。今日の観客は比較的大人しい感じだった
けれど、さすがにここだけは雰囲気が違っていた。


フィナーレではシンクロチームと出場選手たちが手をつないで、大きな輪を
作りながら滑る、というサプライズあり。これ、テレビ放映してくれないかな?
ここでも笑いをとっていたのはプルシェンコ。ちなみに率先して、シンクロチームの
東京女子体育大学の選手たちと手をつないでいたのは、ライサチェックに
ランビエール、トッド・エルトリッジでした。


ということで、はるばるさいたままで遠征した甲斐はありました。
楽しかった!
さーて、次はどのアイスショーに行こうか……。(←まだ行く気マンマンらしい)


2008年04月19日(土) いろいろ

もう最近は暑いんだか寒いんだか、よくわからない気候ばかり続く。

職場がかなり蒸し暑いので、仕事中に頭がぼぅっとしてしまい、辛いのだ。
暑さのせいか、軽い立ちくらみを起こしてしまったくらい。
あぁ、涼しい廊下に机を持っていって仕事したい〜、と思っていたら
隣の席の後輩くんは、子犬のように息を切らせながら、お腹に扇風機を
抱えて仕事していた。笑った。


土曜日の午前中は、いつも通り英会話のレッスンを受ける。
たしかに少しは大変だけど、休日といえどもムダに寝坊しなくなったのが
メリットかな。
顔なじみの講師が本日の担当。8月いっぱいで故郷のアメリカに帰って
しまい、日本にはもう戻ってこないのだと言っていた。残念だなぁ。


夕方から某所で某講義を受ける。
一回だけの体験レッスンだけのつもりだったけれど、成果をあげるためには
続けて受講する必要がありそう。うーむ、どうしよ。


2008年04月16日(水) 多分、そういう日

お昼を食べた後で、少しぼんやりしていたせいかもしれない。
ついうっかり、ロッカーのカギを水洗トイレに落として、そのまま
水洗の流れに吸い込まれてしまったのだ。
えええええぇぇぇ!ど、どどど、どうしよう?????
突然のハプニングにもう頭の中は大パニック!


「このままでは(ロッカーが開けられないから)今日家に帰れません〜」
と設備課の人に泣きついたけれど、「あー、もう流れてしまったから
取り出すのは無理ですね」とあっさり言われてしまう。


しかたなく総務に問い合わせてロッカーのスペアキーがないか電話した。
スペアキーがあるということなので、即、総務に出向いていったら
担当者が同期の子だったので、こちらの顔を見るなり大笑いされてしまった。
5分前までは笑い事ではなかったのだが、もうこれは笑いとばすしかない
でしょう。一緒に力なく笑いながらカギを受け取った。


こんなことをバタバタしていたら、もうすっかり仕事をする気力がなくなった(笑)。
一部始終を見ていた後輩ちゃんが、「今日はもう早く帰ったほうがいいんじゃない
ですか?」と慰めてくれた。……言われなくてもさっさと帰るよ。
ていうか、今日は定時退社日だからね。


あー、そういえば今日のうお座は12星座中運勢が12位だったんだよなー。
ま、そういう日もあるよね。




2008年04月13日(日) 和な一日

今日のお茶のお稽古も濃茶平手前をおさらいした。
手前の流れはもう大丈夫かな。でもまだ濃茶の練り具合がよくわからない。
これは自宅でも練習あるのみかしらん。


4月最初のお稽古日ということで、新しい入門者さんたちが大勢いたので
割り稽古担当の先生はてんてこ舞いしていたようだ。
このうち何人の方が長くお稽古を続けてくれるかなぁ?
ずっと一緒に続けてきたお稽古仲間が次々と抜けていってしまうから
寂しいったらありゃしない。先生方も同じように感じているようで
「あなたはずっとやめないで続けてね」と言ってくださる。
多分、もうこうなったら、茶道は一生モノの趣味になるのだろうと思う。
「なんだかもう、娘のようにかわいく思えるわ〜」とまで仰って戴けると
照れるやら恐縮するやら。


すぐ隣の席で、お稽古歴の浅い方が先生から手取り足取りで薄茶平手前を
教えてもらっていた。袱紗の手さばきや柄杓や棗、茶杓の扱い方など、
今まで惰性でやりがちだったことも、「あぁ!そういえばそうだった!」
と気付かせてもらえるので、他人のお手前もとても勉強になる。
この方も「先生に厳しく教えていただいたおかげで、前よりもお手前の
やり方がよくわかるようになりました!」と言っていたので、きっと
お茶が好きになってきているのだろう。これからが楽しみだ。


お稽古の後は、友人がくれたチケットで小原流の展示会を見に行く。
ただその友人本人は今回作品を出品しなかったそうだ。残念。
その代わりに、昔の同僚と同姓同名の方の作品を見かけた。たしか彼女も
流派は知らないけれど華道を習っていたと聞いていたから、本人かも!?


華道のことをよく知らない私にとって、一般的イメージにある"華道作品"
なるものと、今回のような展示会の作品は似ても似つかないものだと知る。
なんていうか……ゲージュツというかオブジェ、というものに近いかも。
茶席に飾られる茶花とは全く違うものだよなぁ、とつくづく思う(←基準は
そこかいっ)。


さて、また次回のお稽古も楽しくがんばりましょう。


2008年04月12日(土) 変化の風

英会話のクラスメートのCさんが、契約レッスン数を消化してしまった、
ということで今回からレッスンに参加しなくなってしまった。
ムードメーカーの彼女がいないととても寂しい。近いうちにご飯を食べに
誘うことにしよう。


午後からワークアウトのレッスンに出席。
日常的に運動していない人でも大丈夫ですよ〜、と講師の方は言って
くれたけれど……いやー、身体がガチガチに固い私にはちと辛い。
明日は筋肉痛必至だな。


久しぶりに夕方から夜にかけてのんびりできた気がする。
でも明日もやりたいことが満載。がんばろう。


2008年04月09日(水) 花散らしの雨

週明けの大荒れの天気で、あっという間に桜も散ってしまいました。
日曜に少しでも花見ができてよかった。


同じ職場の某さんがマンションを買って、昨日が新居への引越し日だったそうだ。
昨日はまさに雨も風も強くて、まさに引越しには最悪の日でお気の毒。
ひょっとしてヤツは雨男なのかしらん?
明日出社したら尋ねてみようっと。


また少しづつ忙しくなりそうな気配。
別の仕事で大忙しの某後輩ちゃんは「最近煮詰まっているので、チョコを
たくさん衝動買いしてしまいました〜」と高級板チョコをお裾分けしてくれた。
気持ちはわかる。


春になったから何か変わりたい気分。


2008年04月06日(日) お茶三昧

春はお茶会のシーズンである。


ということで、お茶のお稽古仲間のAさんとお茶会に行ってきた。
身近にこんな場所があったなんて!と感嘆の声をあげたくなるような
昔のお金持ちの和洋折衷の別荘を使ってのお茶会である。


お茶席は表千家と裏千家の二席。
どちらも桜尽くしだったり、茶道具に華やかなしつらえがしてあって舌にも
目にもご馳走、といった風情。私はもちろん主客でも次客でもない席に
ついていたけれど、その他の客にも様々な茶碗で薄茶を点てて戴いたのが
嬉しかった。


お茶席の担当の方から「古稀記念 表千家而妙斎家元好み物展」なる展示会が
近くのデパートで開催されている、と聞き、「行ってみる?」「行こう!」と話が
まとまり、そのままAさんと某デパートへ直行。


私たちが習っているのは裏千家だが、千家十職の作家の作品も多く展示されており、
なかなか見ごたえあり。あ、このお茶碗がいい♪と思って作品紹介の札をひっくりかえすと、
198万円とか500万円とか、きゃーーーーーっ!と叫び声をあげたくなるくらい素晴らしい
お値段がついていて、さらにビックリ。私に買えるのはせいぜい友湖の数奇屋袋程度だな…。
さすがにお家元作の品々には値段がついていなかったけれど。


表千家の四季の茶席のしつらえのコーナーでも様々な逸品を楽しめた。
十二支の水指のコーナーでは、寅の皮模様の水指や未の顔が描かれた水指、
一番面白かったのは雪だるまの水指だ。こういうお遊びもできるんですねぇ。


こういう茶道具展に行ったときに、いつも「どれかひとつ、好きな茶碗で
お茶が戴けるならどの茶碗を選ぶか?」を考えながら鑑賞するのだが、
どれもこれも素敵で選ぶことができない。あえて選ぶなら観桜茶会で披露
された茶碗(銘を忘れた)だろうか。Aさんは三葉葵の絵が描かれた茶碗だ
そうだ。


展示会の後も、面白かったねぇ、とお喋りしていたらあっという間に
外が薄暗くなっていてビックリ。こんなに時間が経っていることも気が
つかないくらい熱中していたということは、Aさんも私も立派な茶道オタク
なのかもしれない(笑)。





2008年04月05日(土) 着物三昧

午前中は英会話教室。夕方から友人みにむりんの結婚パーティ。
パーティでは新郎新婦が選ぶベストドレッサー賞があるという話なので、
それなら着物でも着ていこうかしらん。しかし、その合間に美容院に
行くとなると、英会話学校に着物を着て行かないと時間に間に合わない!

ということで土曜なのに早起きして着物の着付けに取り掛かる。
正絹の着物を着付けるのは、ほぼ2年ぶりくらいなので、結局1時間半
くらいかかってしまった。二重太鼓も付け下げの着付けも何度も何度も
やり直したあげく、実は長じゅばんに襟芯を入れ忘れていた、というのは
ここだけのナイショ話である。

英会話教室では案の定、着物姿が外国人教師たちに大いにウケていた。

美容院ではノリのいい美容師さんが「ではベストドレッサー賞狙いの
髪型にしましょう!」と大張り切り。


さて、パーティでは案外和服姿の女性が多かった。
女性ならパーティードレス、男性ならスーツ姿が一番多かったけれど。
しかし、サリー姿のまゆちゃんや、マッドサイエンティスト風白衣の
医者姿のえびくんや、シェフエプロン&帽子を身に着けたカシシに至っては
それは君たち、コスプレなのでは?と思わずツッコミを入れそうになった。
てか幹事のにごちゃんは、歌舞伎などでお馴染みの黒子姿だったし。

もっと言えば新郎新婦の入場のとき、新郎がクマ(?)の着ぐるみを着て
現れたときは腹を抱えて笑ってしまいましたよ。笑いありビンゴあり
バーテンダー氏の芸ありと、なかなか楽しいパーティでした。
この場を借りて幹事&スタッフの皆さん、ありがとう!お疲れさまでした。

いつもの店で2次会。
私は翌日に予定(お茶会)が入っているので、途中で帰ってきた。
自宅に戻って着物や足袋を脱いで洋服姿になり、ようやくほっとする。
よく考えてみたら朝から13時間くらい着物を着続けていたんだなぁ。
新記録だ。


さて明日はお茶会だからやっぱり着物を着て行きたい。
少しは早く着付けができるようになるかな。





あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。

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