創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年02月28日(月) 五條瑛新刊!

ええ、来月出るのは知ってましたが、本当に出るのか…という不安があったんだけれど、確定のようです。
3/8に「革命シリーズ」の4巻「恋刃」と「革命シリーズ」の2巻「紫嵐」が文庫化されます。嬉しい!
勿論両方とも手に入れるでございますよ。嬉し過ぎてどうにかなりそうです。この所また五條さんに呼ばれていて、いつでも読めるように横にセッティングまでしています。この人の小説は何故か1年に最低でも1度は読まないといけないという気分になってしまうんですよね。いけないというか、読みたくなるんです。去年「断鎖」が文庫化になって、それ以来「鉱物シリーズ」ではなく「革命シリーズ」に呼ばれることが多くなりました。あのオレンジの表紙が何ともいいんです。シンプルで。
2巻は何色なんだろう。楽しみ。早く8日にならないかな〜。
あ〜、それまでに「断鎖」を再読して…2巻の「紫嵐」をとばして3巻の「心洞」を読もうと思う。2巻は文庫で読みます。でも、手に入れたら先に「恋刃」を読むけどね〜(笑) どんな話なんだろう。今回は誰が主人公というか、誰の視点で書かれているのだろうか。「小説推理」を買っていないので、どんな話なのかもさっぱり知りません。この話は毎月少しずつ読むのもいいかもしれないけれど、やはり1冊の単行本になってからガッツリ読むのがいいよね。5部ももう連載は始まっているんだけれど、タイトル忘れてしまった…また調べておこう。
「恋刃」も去年連載終わっていたのに、どうしてここまで単行本になるのが延びたんだろう。書き直ししていたんだろうか。ずっと去年の5月に出ると信じていただけに、長かった…… それまでは必ず毎年5月に発売していたから心配してしまった。
「革命シリーズ」と「鉱物シリーズ」ではどちらかというと「鉱物シリーズ」が好きだった私ですが、この1年でかなり「革命シリーズ」の株があがってきました。何でなのかよく解らないんだけどね。あまりにも「鉱物シリーズ」の続編が出ないからなのかな。何となく「革命シリーズ」の方が薄味のような気がしていたんですよね。「鉱物シリーズ」とリンクしている部分というか、リンクしている人がいるから、サイドストーリーのイメージが強かったのかも。でも、そんな概念を払いのけて読むとこの世界も凄いし、きっとあるんだろうな…と感じるし、あると認識すると怖くなる。平和ボケしている国だから気付かない人が多いし、知ろうとしない人が多いし、知りたくないと思う人も多いのかもしれない。
でも、実際にニュースを見ていると五條さんの小説の中の世界は実在していて、登場人物や話は架空だけれど、同じ事が繰り広げられている。同じ事以上の事がある。
高村薫さんの小説も好きですが、私は五條瑛さんの小説の方が合っているようです。あの荒々しさが好きで、あの残酷さを知りたいと思うのかも。高村さんの小説もねっとりしていて好きなんだけどね。何故か五條さんの無骨な小説の方がしっくりくるんですよね。
普段はねっとりしている方が好きなのにね。
うちの店には高村さんの文庫は全部揃っているし、平積みにしている本もあるのに、五條さんの本は1冊もないです。去年入荷した「断鎖」も今はないし「鉱物シリーズ」は入った事すらないし、ハードカバーの本も入った事ない。新刊が出ていないから仕方がないんだけどね。
でも、それだけ知名度はまだ低いって事なんですよね。私の中ではめちゃくちゃ熱いし、色んな人に薦めてはいるんだけどなぁ〜(苦笑)



2005年02月27日(日) DVD鑑賞。

届いたDVDを全部ではないけれど、見ました。まずは4巻の特典映像から!
いや〜、思った以上にいい感じでした。欲を言うと、同じ映像が何度も入っていたので、別の映像が良かったんですけどね。それに、多分放送されるちょっと前やら直後…等に撮ったものだからか、山南さんと源さんのコメントが入っていないんです。それに、新八や左之助のコメントも。
入っているのは近藤さん、土方さん、総司、斎藤さん、鴨、龍馬、桂さん…という主要人物の中の主要人物のみだった。まぁ、役柄として知名度の高い人のみをプレマップにするというのも解るんだけどね。もしあれが、池田屋以降になっていたら試衛館メンバー全員のコメントがあっただろうな何て考えてしまいました。
特典映像を見終わったら1巻…1話から観る事に。
ハイビジョン映像じゃないですか! 我が家は普通のTVなので、ちょい縦長〜な映像になってしまったけれど、これは嬉しいです。
特典映像と字幕が入らないというもの以外は自作のDVDとあまり変わりはないと思っていただけに、これは嬉しい。
それに、何気に違う音楽が使われているような…気がするのです。今年に入ってから見ていないから、勘違いかもしれないけれど、何となく違うんですよね。それはそれでおいしい。放送されたバージョンを自分が持っているからおいしい(笑) 比べる事が出来るし、違うバージョンで楽しむのも良い。
今日見たのは4話まで。
懐かしい…たった1年なのにめちゃくちゃ若く感じられたのは本人達が「若く演じていた」というのも勿論あるだろうけれど、まだ役柄に慣れていない初々しさもプラスされていたんだろうなと思います。特に香取くんは日に日に威厳を感じられるようになり、日に日に局長になっていく様が見て取れたから余計にあのドラマに魅力を感じられるようになった気がする。他の人の魅力も勿論あったからなんだけどね(笑)
このDVD-BOXの箱は普通の箱ではなく、その上から布が貼られているので、かなりお気に入りです。ただ、パッケージの写真が4つ全部同じというのが残念。全員の…いや、せめて試衛館メンバーバージョンが欲しかったです。でも、どうして近藤勇、芹沢鴨、坂本龍馬の3人なんだろう。不思議な取り合わせです。役者としてならわかるんだけどね。主人公とベテラン役者たちって感じですが(笑)
「新選組!」ファンとしてはやはりここは試衛館メンバーで固めるべきだったような気がします。
4月に発売する第2集は違うパッケージになっているといいな。
そういや、第2集にもパンフレット(のようなもの)はついているのでしょうか。もしついているのであれば、主要メンバーのコメントが書いてあるといいなぁ。なんて、色々夢を見ております。
来月発売の総集編は何より「座談会」が楽しみです。どんな思い出話が繰り広げられ、どんな思いを抱きながら演じてきたのか…というのを知りたいです。もう最終回を迎えてもうすぐ3ヶ月になるのに、まだまだ私の中の「新選組!」は終わらない(by斎藤一)!(笑)



2005年02月26日(土) 新選組! DVD-BOX到着。

昨日不在票が届いていたので、今朝電話して2時頃に届けますって言ってたのに、夜の7時になっても届かなかったから、また電話したら「連絡漏れでした」とか言いやがって……結局届いたのは夜の10時半です。
まぁ…いいんだけどさ。ずーっと待ってるというのもちと嫌だよね。

そんなわけで、中を見ました。まだDVDは見てませんが。1枚につき4話ずつ入ってんだねぇ。2枚組が3セットに1枚組が1セットで1ボックスって感じです。因みに私が作ったDVDは1巻のみが4話で、それ以降は5話ずつ入っております。近いものがあるぜ! なんてちょっと別の部分での喜びを感じました。
27話まで入っているのですが、その27話が「直前、池田屋事件」でした。ここか! そこまで見たら私のDVDで続きを見たくなるなぁ。見るだろうけれども(笑)
来月は総集編のDVDが出る。これも勿論amazonで予約しているので、届くのを待つだけです。そして4月にBOXの第2集が届きます。
そういや、この1集には「オリジナル特製風呂敷」がついておりました。渋い! 色んな事に感動しながら眺めてます。うん、まだ見れないんだよね。家族がTV見てるので……
深夜にこっそり見るつもりでございます。
やっぱ「新選組!」は私にとってとても特別なドラマなんだよねぇ。自分で綺麗に編集したDVDを作ったのに、DVD-BOXを買うというのは初めてです。ビデオに録画したけれど…というのとか、見た事ないけれど、面白いだろうから…というのでドラマのDVDを買った事はありますが。ま、特典映像があるから…というのが一番の理由でもあるけれど、もしそれがなくても欲しいと思っただろうな。
今回の特典映像は22回目のを除いた「新選組を行く」と広報スポットと、予告編と「新選組!魅力のすべて」「プレマップ」でした。
何で22回目のを除いたんだろう… と、全部見たら自作のには「新選組を行く」を全て録画してチャプターも作ってあるから、確認しよう(笑)
「新選組!」を見るまでは山南さんは「優しい人」「隊一番の人格者」という漠然としたイメージしかなかったんだけれど、大河を見てからはかなり山南さんに興味を持つというか、惹かれるようになりました。それだけ嵌ってたんですよね。堺さん演じる山南さんが。「壬生義士伝」の総司役よりも山南さんの方がいいです。
隊士や他の男の配役は私の中のイメージにピッタリだったし、脚本もかなり好みだった上に、好きな新選組だったというのが本当にツボだったな…というのをジャケットを眺めながら再確認しています。2003年に配役が段々発表されている時にいちいちチェックして喜んでいたことも思い出した。そして「マイブック」にもその喜びを綴っていたんですよね(笑) 多分ここにも書いてると思うんだけれども。
一番はやはりオダギリさんが私の大好きな斎藤さんを演じるというのが解った時でしょうか。どんな斎藤さんが見れるんだろう。きっとかっこいいだろうな。寡黙だろうな…… なんて、かなり想像していたのですが、その想像を越える格好良さであり、可愛さがあったから満足。
「俺のせいだ…」
のあの2パターンを見て楽しむぞ!
色んな楽しみ方が出来る作品って大好きです。



2005年02月25日(金) 角川デー。

何て事ない角川文庫の新刊発売日ってだけなんだけれど、めだまの京極夏彦の「巷説百物語」の続編が文庫化になり、これだけで100入ってきたから荷物が多かったです。分厚くて重いしね。結構京極さん好きなんだけど、この巷説シリーズは全く読んでいないんですよね。職場には京極さん好き…自称マニアも何人かいるので、よく京極さんの話をしたりするのですが、この巷説シリーズも薦められています。京極さんの小説は色んなところにリンクしているから、このシリーズもリンクしてるよ…と、教えて貰い、いい読む順番があれば教えてと聞いたら、やはりいい順番があったようで、それを教えて貰い、帰りに買って帰ろうと思っていたのにも関わらず、買うのを忘れた……
今日はとにかく忙しかったのですよ。お給料日って事もあったからレジは常に並んでいる状態だし、お問い合わせも多く、そして荷物も多かったから、中々スムーズに仕事が終わらないし、一杯一杯になってしまっていたんですよね。今度買って帰ろう。
と、いっても、今読んでいる本、嵌ったシリーズもあるので、すぐに読む事は…地分ないと思うんだけれど、どうでしょう。ちょっと京極モードになっています(笑)
近い内に読みそうな予感がします。

そういや、昨日までは佐藤雅美さんって「さとうまさみ」さんだと思っていたのですが「さとうまさよし」さんだったんですね(笑) ああ、無知って怖い…しかも書店員なのに!!
って事で、だから「髪結い」とは違った雰囲気を感じたのかな…恋愛というのを感じなかったのだろうか。と解ったからこそ言える事なんだけれども。女性作家さんを読みやすいというか、選び易いからこそ手にとるキッカケになった作家さんなので、この人の作品を追っていこうかな。
書店員なのに、男性作家なのか、女性作家なのか…というのが解っていないのってマジでダメだな。その作家さんの事を読まなくても、性別位は知っておかないとね。私は文庫担当で、出版社別で棚を作っているので、自分の仕事範囲では性別というのは関係ない所にいるのですが、大きな担当でいうと、文芸書も入るから、そこは性別を解っていないと品出しするのに間違いを起こしてしまうから、解っておかないとね!
以前、五條瑛さんや高村薫さんの本を男性作家さんの所に置いている本屋さんを見た事があるのですが、確かにハードボイルドを書いていて、男性作家さんのような文体と思われがちだし、特に五條さんは男の人のような名前だから、間違われるのも解るけれど「違うねん!」と突っ込みを入れたりするので、自分が突っ込みを入れられるような事はしたくないし、与えられた時間をただ働いていればいいという感覚では働きたくないんですよね。「書店員なんだから知ってるでしょ。当たり前でしょ」という感覚でお客さんは問い合わせてくるわけだし、そう求められているのだから「バイトやから知らん」じゃぁ、いけないし、そうはなりたくない。
読まなくても、基本的な事は勿論、応用も知り、それを仕事で活かせるようになりたい。
ただ、方向音痴の私に道を聞くのはやめてくれ〜〜(泣)
目の前に駅があるし、駅員さんもいるのだから、駅員さんにお願いします。私は使っていない電車の出口への行き方とか解りません…それに、仕事だからあの場所にいますが、元々あの場所には行った事は殆どなかったし、仕事が終わったら真っ直ぐ帰るので、外をウロウロする事もありません…だから、外に何があって、それをどう行くのか…ってのはマジで解らないんです。元々酷い方向音痴だし…はははっ
なので、道は駅員さんに…お願いします(苦笑)



2005年02月24日(木) メールが着た。

amazonからメールが届いたので、きっと25日には「新選組!DVD」が届く筈なんだけれど、仕事だし、出かける予定があるので、26日に電話をして、26日に手元に届く…という事になるんだろうな。
早く見たいけれど、もうDVD化しているのがあるし、映像も綺麗なので、いつでも見れる状態になっているから「すぐに見たい! すぐに欲しい」という気持ちにまではなっていませんが、やはり欲しいです。できるだけすぐに……(笑)
いつでも見れる状態ではあるけれど、実は今年になってからは全然見ていないんですよね。一応DVD-BOXを予約したから、自粛していたんだよね。手にした時の喜びをきちんと味わいたいと思っていたので。仕事が忙しくて、見る時間がなかった…ってのもあるんだけれども。
あぁ、でも、こんな事かいてたら今すぐにDVDを流してやろうか! という気持ちにもなったりします。私のオリジナルDVDもかなりいい出来ですからね。特に最終巻にはCMスポットもいれてるし、あの「局長!」もいれているので、スペシャルな出来なんでございますよ。ふふふ。
DVDだけでなく、ビデオデッキを愛用していた頃から編集作業が好きで、CMカット版を作ったり、音楽ビデオを作ったり…と、編集する事に対して当たり前というか、編集してこそ! と普通に思うので、私の中では普通の出来ではあるんだけれど、DVDはまた格別の仕上がりになるのが嬉しい。ジャケットを作ったり、DVD本体も印刷出来るタイプのものを購入しているので、そこにも印刷をしたり…と、オリジナルを作る楽しみを味わっています。それを見る楽しみも勿論味わっています。
好きな番組があって、それを保存する楽しみ、見る楽しみ。これはビデオ以上にDVDにはある気がします。ちょっと職人になった気分にもなったりして。
なので、販売しているDVDに期待するのはやはり特典映像です。未発表の映像やらメイキング、NG集というのがあれば満足です。「新選組!」DVDにも特典映像があるんだけれど、その中にNG集がないのが残念です。きっと面白いNG集が沢山あると思うんですよね。その役柄とミスマッチなNGを見たい。役者さん本人の性格、役柄の性格の両方が垣間見れる貴重な瞬間なのですが、やはりNHKさんだから無理なのは解っていますが、それを見たかったです。
まぁ、来月発売する総集編のDVDにはあの談議が入っているから、それは本当に楽しみです。勿論TVで放送された総集編と、談議も1枚のDVDにして保存はしてあるけれど、それ以上の映像があるって事だからね。
それも楽しみですが「友の死」での明里さんを身請けするシーンが入っているから、本編のDVDも楽しみで仕方がないです。
あ〜、もう! 未公開シーンを全て入れて欲しい〜〜。本当の、真の完全版作って欲しいなぁ。



2005年02月23日(水) シリーズものに弱い私。

でも、シリーズものって結構ミステリィが多かったりする。ミステリィを楽しみたいという気持ちもあるから、チャレンジをしてみるけれど、結局はミステリィとの相性が良くない事を何度も再確認するだけなんだよね。
でも、今またミステリィ…というのとはちと違うけれど、捕物帖に手を出していて、それが中々…ふふふ…な感じなのです。シリーズものなので、どんどん読み進もうと思っているけれど、色んなものに手を出しすぎてしまって、1本に集中出来ていないのが悔しいし、勿体無い事をしているなと自分でも感じるのです。だがしかし、同時に色んな本に興味を持つというのも久し振りの事なので、折角なのだから色々試してみようと思ってしまったのだ。
そして、それらが面白い感じがするので、かなり喜んでいます。まだ読了はしていないんだけどね。していないけれど、途中まで読んで、いい感じがしたので、続編を1冊ずつ買い揃えました。
嵌りつつあるのは「物書同心居眠り紋蔵」と「髪結い伊三次捕物余話」です。それぞれ違った時代物なので、面白い。同じようなものでなくって良かったし、違っていても両方、もしくは片方が「ちょっと…」と相性の合わない話の可能性もあるのに、両方とも面白いなんて…ついてる! 今年はかなりいい読書が出来そうな予感です。同僚との情報交換もあるしね。文庫担当として、色々知っておきたいし、呼んでおかなければいけないものも沢山あるから、楽しみながら仕事が出来そうです。今年は時代物を沢山読みそうな予感がします。仲良くしている同僚がとても時代物が好きな人なので、彼女のお薦めもあるのですが、池波さんの本で、とても長いシリーズものが多いから、まずはそこまで長くないシリーズものから読んで行くつもりです。そして、時代物の楽しみ方が解ったら、池波さんの本も読んで行こうかなと思っております。
女性が書く時代物と男性が書く時代物ってやっぱり違うんだろうな。日本の作家さんではどちらかというと、女性作家さんが多いのですが、何故か外国の作家さんは男性作家さんの方が多いので、もしかすると、時代物でも女性作家さんの方が私と相性が合うかもしれない。たまたまなのかもしれないけれど、私が好きな女性作家さんは繊細な部分をきちっと描く人が多いんですよね。男性作家さんは繊細な部分をすっとばして描く作家さんが多いような気がするのです。勿論そうじゃない作家さんもいますが、繊細な部分をきちっと描いて欲しいし、そこを読みたいと思うので、女性作家さんが多い。でも、外国の本だと、女性作家さんは何となくオーバーというか、ハーレクインな感じだったり、恋愛ものが多いような気がするのです。別に私は恋愛物を読みたいとは思っているわけではなく、逆にそうじゃない方がいいんですよね。なので、男性作家さんを好んで読んでいます。哲学的だったり、思想的だったり…と、読んでいる時も色々考え、読了してからも余韻を楽しみながら考える…という読書をしたいのです。折角読んでいるのだから、読んで「は?」とか「はいはいっと…」という読了感の簡単な小説は読みたくないんですよね。でも、そういうのが多いような気がするので、新規開拓をして、嵌る作家さんを見つけるぞ!



2005年02月22日(火) 最近気になる音楽。

スネオヘアー。
ハナレグミ。
SUPER BUTTER DOG。
です。
一応「ハナレグミ」のアルバムのみ1枚持っていますが。
パンクロックがまた気になるようになって、バタードッグの音楽を聴きたいな…と思うようになったのです。とてもハナレグミの人とは思えない位にファンキーで、多分これを聴いたらブルーハーツを聴きたいと思うんだろうな。昔はよく聴いていたんですよね。
あまりパンクには興味がなかったんだけれど、何故か最近パンクの音が恋しくなってしまっています。日本のパンクだけでなく、ピストルズも聴きたいぜ! この人たちは1枚しかアルバム出していないから、どれを聴こう…と悩むことがないので、この人たちのアルバムからせめてみようかしらん。
去年からかなり色んな音楽に興味を持つようになりました。いや、一昨年の暮れ位からかな。アジカンを好きになったのが大きなキッカケになったような気がします。前からB'z以外で嵌れる音楽…というのを探していたのですが、一応別の音楽も聴いていたけれど、同じ人の新作を楽しみにする…というのではなく、この人のこの曲のみ好き、あの人のあの曲のみが好き…という感じで、持続して同じアーティストが好きというのがなかったので、この人の作る音が好きやねん! というのが欲しかったんですよね。誰もいないわけじゃないけれど、やはり色んなジャンルの音楽を聴きたいし、嵌りたいんですよね。
実はスネオヘアーって前から知っていたし、TVでも見ていたんだけれど、ふかわりょうとどうしても私の中でかぶってしまっていて、音楽を聴いていたのに、頭に入っていなかったんです。でも、何となく聴く機会があって、聴いたらくるものがあったので、ちゃんと聴いてみたいな…と思うようになった。
うーん、パンクよりも先にスネオかも。



2005年02月21日(月) 不機嫌なジーン、DVD1枚分溜まりました。

次の休みの日にでも、DVDに落とそうと思っております。
始めの頃の面白さというか、テンポがなくなってきているので、やや楽しみさ加減が落ちています。っていうか、オダギリさんを出せ! って感じでしょうか。
来週は漸く出てくれるようなので、来週は楽しみです。
でも、恋愛が終わっていく様がとてもリアルに描かれていたような気がします。何をやっても空回りで、何を話しても終わりに近づいて行くという感じが痛い程解って、見ていて「嫌だな…」と思う位でした。色んな事を思い出したり… とても好きで、大切にしたい人で、お互いに相手を思っているのに、すれ違って行くという気持ちをリアルに思い出しました。こういう繊細な部分は流石女の脚本家さんだな…と感じた。
来週はやっと、内野さんとオダギリさんの対立というか、オダギリさんがどう内野さんを憎んでいるのか…というのがきちっと表に出そうですね。この2人のやり取りを見たくてこのドラマを見始めたので7話にしてやっとかよ! という気持ちです。確か全部で11話だった筈。前半は殆どオダギリさんが出ていないという不服感たっぷりでしたが、その分後半で楽しませてくれるといいなぁ。

DVDレコーダーを買った当時はいろいろDVDを作りたくて仕方が無い時期で、何度も見直さない可能性があるドラマもDVD化していたんだけれど、今は本当にいいと思うものだけをDVD化しているので、少し淋しい気分ですが、やはり出来上がってからは見たいと思うものしか見ないので、これでいい。ドラマ好きなのに、嵌るドラマが少ないってのがねぇ。結構見てはいるんだけどね。予約までして…… でも、見たら削除というのが多いです。
唯一予約せず見ていた「ごくせん」だけが心残りです。あんなに面白いとは! スカッとするのがいいんですよね。放送日が土曜日だから、予約する必要なく、リアルタイムで見れるから…と、なめていたのが悔しい。

今はドラマよりもバラエティや音楽番組の方をよくDVDにしています。TRもそうだしね。音楽番組も全部をDVDにするのではなく、好きなアーティストの部分のみを編集しているので、かなりお気に入りのDVDが出来ています。



2005年02月20日(日) 弁慶。

大河ドラマ「義経」の何がいいって弁慶がいいんですよね。あの大きな目、つぶらな瞳、子供のような純粋な目がいいんです。五条の大橋で戦った相手をずっと探していて、先週ではその相手の名前を知り、誰なのかを知った時のあの目がねぇ…(笑)
今日放送ではようやく本人と再会出来たんだけれど、それで階段の上にいて、義経を見下ろす形になっていたのを階段を下りて、見上げる形になるようにするシーンがもう微笑ましいし、それだけの思いを持っているというのが全てに現れていて、只今マツケン弁慶に夢中です。彼がどう義経の仲間になるのかを見るのが今一番の楽しみです。
真っ直ぐな人が好きなんです。
歴史に疎いので、弁慶といえば、泣き所のスネというイメージが強かった私ですが、マツケンさんの弁慶をこれから見ていく上で、偏った弁慶にはなるだろうけれど、今までの私の弁慶のイメージが変わりそうな気がします。あの最後のシーンを見る事にもなるんだろうな。

日本史に疎いというか、苦手なんですよ。同じような名前が多いので、覚え難いというのが第一印象で、面白さというのをその中に見出すことが出来なかったので、名前は知っているけれど、何をした人なのか、その家族は誰なのか…というのがあやふやなんです。今見ていても、平家族が誰の子で、誰と兄弟で…というのが実はハッキリしておりません。いや、段々解ってきてはいるんだけれども(苦笑)
今の感覚が中学の頃にあったら楽しんで勉強する事が出来たのになぁ。今は「新選組」のおかげで、日本史を知りたいと思うようになってます。特に幕末。
明治以降の出来事も勉強しなおしたい。
勉強したいのは歴史だけじゃないんですよね。英語や国語も勉強したい。
だがしかし、数学だけは…今でも……です。



2005年02月19日(土) な、ない…!

昼と夕方に放送している「真実」と「天国の階段」がなかった。「真実」がないってのは覚えていたんだけれど「天国の階段」は忘れてたので、かなりガックリ。
そして、そんな自分に吃驚したというか、そんなに楽しみにしてたのか、私! という感じです。夜の「美しき日々」はあったので、これは堪能させて貰ったんだけれど、話が悪い方向に行っているから、見ていて一緒に落ちる感じがするのがちょっとね……
ま、その前に「ごくせん」見てスッキリしているからいいんだけれども。韓国のドラマってあまり見ていてスッキリ! な気分にはならない。ドロドロしているからかな。しかも、またそのドロドロがわざとらしいというか、日本の昼ドラの方がドロドロさ加減は凄いから、見ていてイライラというか、ムカムカとか、そういうのは来ないんだけれど、突っ込みを入れたくなってしまうんですよね。スキがありすぎるというか、ほったらかしにしている部分が多いから、そこはどうした! そこをああすれば、こんな事にはならなかったやろう。というのが多いので、見ていて気になるんですよね。あまりにもほったらかしにしているから。
そして深みに入っていくという感じでございます。

■ごくせん■
えー、上にも書いたごくせんですが、これまたベタな展開なのに、ベタさがたまらない。絶対に日向のバイト先が何か裏があって、それに竜が気付いて、ヤンクミが成敗しに行くというのが見えているのだけれど、それを辿って見るのが面白い。今回、竜と隼人がヤンクミの実家の事を知り、予想通りに「関係ないじゃん」な感じで、誰かに話すという事もしないし、動じないし(寧ろ、ヤンクミの強さに納得できたかも)…というのがツボでした。折角彼等が黙っているのにヤンクミが「やばいしのぎに手ぇだしてんじゃねぇだろうな」なんて言葉を使って、自分からばらすような発言をしている事に突っ込み入れる2人も好きでした。何となく竜はヤンクミに恋をしそうな予感がします。



2005年02月18日(金) 三国駅とアカデミー賞。

aikoの新曲のタイトルが「三国駅」。
これを見て爆笑してしまいました。aikoの地元なんかな。とてもよく知っている三国駅…知っているというか、開発しそこなった場所…というイメージが強いです。とても小さな駅で、乗る人も降りる人もとても少ないというか、ラッシュ時でもめちゃくちゃ少ないのですが、準急が停まる駅なんですよね。その隣の駅が十三と言って、全ての電車が停まる大きな駅なので、別に停まる必要もないのにな…と、子供の頃思っていて、高校の頃に「元々ここには大きな街にする企画があったけれど、それがなくなった」と聞き、その為に駅を作った時に準急を停まるというダイアを設定したけれど、それがなくなったが、それがなくなったからといって、じゃぁ準急は停まらないように…と無くす事も出来ずにそのままになっていると聞き、納得をしたのですが、当時私が住んでいた最寄の駅はその三国よりもめちゃくちゃ人が多く、駅のすぐ前には大きなスーパーやら、銀行やら、学校等…沢山の利用施設があるのに、普通しか停まらないので、いまいち納得は未だに出来ていない(笑)
今はその阪急沿線ではないから、関係ないっちゃー関係ないんだけれども。
そんなこんなで、この曲を聴いた時にどんな歌詞なんだろう…とかなり興味津々でしたが、特に気にもならない歌詞でした。一応「ボーリング場」という言葉が入っていて「あそこや!」と、あの建物が浮かんで家族と一緒に爆笑していました。

■アカデミー賞■
オダギリさんが最優秀助演男優賞をとりましたね。嬉しい! でも、あの映画観たいと思いつつも結局見に行かなかったんですよね。たけしが出ているというのがネックだったのです。どうにもあの人が苦手です。芸人としても面白いと感じた事ないし、映画も暴力が多いものなので、私は絶対に観る事が出来ないしなぁ。天才だと言われている事にもいまいち…という感覚があります。まず、芸人として面白いと思わないから余計にそう感じるからなのかもしれませんけれども。
そして、最優秀主演女優賞にはその「血と骨」の鈴木京香さんがとりましたね。きっとそうだろうな…と思っていたので、やはり! と、観たい気持ちが増しました。
関係ないけれど、司会をしていた寺島しのぶさん好きなんですよね。去年の最優秀主演女優賞をとったのがこの人なんですよね。でも、その映画を観ていないのです。観たいと思いつつ…という映画が本当に多いです。でも、今上映している「東京タワー」にはあまり興味がありません。原作が江國さんだからねぇ…
寺島さんはドラマでしか観た事がないんだけれど、とても目に狂気を潜めている人という感じで、とても魅力的です。そして、とてもセクシーだし。

確かにあのアカデミー賞にノミネートされる作品は凄いものが多いと思うし、それだけ力とお金がかかっている作品だから当たり前なんですが、それよりももっとマニアックで面白くて、深い作品があるんじゃないだろうか、と感じます。



2005年02月17日(木) 今読んでいる本。

佐藤愛子の「血脈」
重松清の「流星ワゴン」
佐藤雅美「物書同心居眠り紋蔵」
です。
何で3冊やねん!
という感じですが、色々と理由があるわけでございますよ。「血脈」1本だとどうしてもイライラするし、重いので…と、他の本を読みながら読んでいるのです。なので前に読んだ「いちごタルト〜」もそうで、それを読み終わったというのもあるし、15日に新刊が出たのでその時に「ぼくらのサイテーな夏」と「流星ワゴン」を買ったわけでございます。前にここに書いた通り「ぼくらのサイテーの夏」はその日に読了し、次は「流星ワゴン」を引き続き読んでいるわけですが、これは思った以上にファンタジーなので、かなりサクサクと読めております。前にハードカバーで見た時もそうだったんだけれど、今回の装丁も黒で、かなり渋い感じだったから、ここまでファンタジーだとは思わなかったので、そのギャップを楽しんでいるという状態です。読了するまで解らないけれど、結構好きな文体なので、新潮文庫の「エイジ」と「ビタミンF」を読もうかな…という気持ちになっています。
で、佐藤雅美さんの本ですが、これも「ぼくらのサイテーの夏」「流星ワゴン」同様に佐藤雅美さんの新刊も出ていて、これシリーズものなのですが、急に気になり、1作目から読んでみよう…と、購読を始めたわけでございます。
そんなわけで、今私の鞄の中には3冊の本が入っているのですが、せめて2冊だよなぁ…と、思いつつも、その時に読みたい本を選んで読んでいます。「物書同心居眠り紋蔵」は短編集なので、かなり読みやすいんだよね。で「流星ワゴン」は長編なので、ガツン…という程の重さはないけれど、ま、ファンタジーなので、サクサクと読みつつ、重たい気分の時は「血脈」を読んでいます。
これが丁度いいバランスのような気がする。
1冊の本をじっくりと時間かけて読みたいという気持ちも持っているんだけど、この「血脈」は私にはかなりきついです。
今読みたいと思っている本がまた別にありまして、シェークスピアの本なんです。一応簡単な話というか、あらすじは知っているたけれど、ちゃんと読んだ事がないから読みたい。
でも、私は戯曲が苦手なんですよね。小説ではないと思うから。ま、戯曲だから小説ではないんだけれど、どうしても戯曲というのは、文字で読むものではなく、演じるものを観るものだという意識が離れないのです。でも、その舞台を見る機会というのは殆どないので、シェークスピアの言葉をきちんと頭に入れたいな…と思い、近い内に読み始めるかもしれません。



2005年02月16日(水) 文芸よりも文庫。

仕事で文庫担当しているから…というのもあるんだけれど、とにかく色んな文庫を読みたいと最近は特に思うようになったような気がするし、今年になってからは文庫ばかり買っています。文芸書は…ないなぁ。欲しいのはありますが、それ以上に気になるタイトルが文庫に多いし、品出しをしていて「これ読みたいな」と思うものもあるし、知らない著者の本がとても売れていて、それが気になる事も多々あるのです。売れているから…という単純な理由ではなく「普段本を読まない人が感動する小説」ではなく、本好きの人が買っていく本で、売れている本が気になるのです。文庫担当として、その有名ではない著者の本を棚に揃えた方がいいとか、仕事する上でとても参考になるし、自分自身も本を読んで楽しめるだろうという一石二鳥になるから、そういう本たちを積極的に読みたいと感じるようになっております。文庫の事ならある程度の事はすぐに解るように、把握出来るようでありたいなぁ。
なんて、すっかり本屋の店員って感じですね。
何が売れていて、何がこれから注目されるのか、どんな本を求められているのか…というのを常に知っていたいのです。元々色んな本を知りたい、知っていたい、読みたいという願望はありましたが、前の職場ではここまでは思わなかったし、趣味程度だったんだけれど、今は仕事をしていて「自分が知らない」という状態になるのが嫌だって思いがかなり強いです。それだけ嵌っているんだろうし、やりがいを感じているのだろうし、凄く楽しい。
今興味を持っているのは時代物。特に捕物にかなりの興味を持つようになっています。前は時代物なんて全く興味なかったんだけど、やはり文庫で根強く売れ続けているのは時代物だったりするし、新選組に嵌ったというのも大きな影響だったかも。特に大河ドラマはかなりの影響だっただろうな。「風光る」だけの時はこの作品だけでいいと思っていた部分もあったからね。その内に「燃えよ剣」も…読まなければ。
とにかく、今私の中では文庫が熱いです!



2005年02月15日(火) 「ぼくらのサイテーの夏」

薄い本なので、すぐに読了しました。もっとサラッと読めると思っていたんだけれど、意外に心に引っかかるものがあって、この人の他の本も読もうと思いました。
来月にもこの人の本が出るので、購読する予定です。
一番引っかかったのは「人の時間を盗むな」というエピソードで、遅刻するという事は待っている人の時間を盗むという事だ。もし遅刻しなければ、その時間に別の事をしていた筈だし、やりたい事が出来たし、行きたい場所に早く行けたし…と、色んな可能性があったのに、相手が遅刻をしたばかりに、何も出来ずにただ待っているだけの時間を過ごさせてしまうという事で「時間を盗むんだ」というエピソード。
そうなんだよね。私もいつも待っている立場なので、それはよく感じるんです。あまり時間にキッチリしている人が多くないので、大体待っている事が多い。引越ししてからバスになったので、渋滞に巻き込まれた時は待たせる事があるようにはなったけれど、早めに出るようにはしているので、毎回というわけではないからね。待つ気持ちを解っているので、人を待たせるのって苦手なんです。
いつも待っているからこのエピソードが引っかかったのかもしれない。昔から時間にルーズなのって苦手だし、早目に行って、相手を待たせないように…って事をまず考えていたんですよね。多分うちの母親がとても時間にルーズな人だったから「こういうのは嫌だな」と思うようになったのか、父親が時間にはキッチリしている人だったので、それを受け継いだのかどうかは解らないけれども。
弟は思いっきり時間にルーズなので、母と弟と一緒に出かけると結構イライラします。
ま、そんなこんなで、笹生さんの小説がとても好きになりました。ただ、行間がめちゃくちゃあいていたのが憎たらしい。児童文学だから仕方がないか。
文字詰め詰め状態の方が読みやすいので、どうしてもすきすきの行間だと読みにくくて目が疲れてしまうんですよね。厄介です、自分……

最近児童文学にしてやられている状態です。子供の頃も児童文学を読んでいましたが、大人になってから読む児童文学が面白い。大人の目線で、子供の目線の小説を読む面白さに嵌ってしまっています。



2005年02月14日(月) 不機嫌なジーン…

うーん。面白いんだけれど、だらっとしてきたような感じがします。というよりも、オダギリくんが中々出て来ないんだよね。今日一応少し出て来たけど「それだけかい!」と突っ込みをいれてました。まぁ、これから色々絡んで来るんだろうけどね。
どっちつかずの仁子もよくないけれど、健一くんもなぁ…と思う。「虫と僕どっちが大切なの?」と聞くのも女臭い……
っつーか、私そんな事男の人に対して思ったことないんだけどな。仕事も他のことも大切というのは当たり前のことだと思うからね。
それに、私も仕事が大切だと思う方なので「仕事と僕と…」なんて言われて「そんなの比べられるかっちゅうねん!」となっちゃうんだよね。それを家族に言ったら「何で比べられないねん」と言われてしまいましたが。
じゃぁ、男の人は女の人にその言葉を言われてちゃんと答える事が出来るのだろうか。「男は仕事して当然。女は所詮こしかけでしょ?」と思っている人が多いんだろうな。そりゃ、男の人程稼いでないし、私の給料じゃ家族を養う事なんて出来ないだろうよ。でも、稼いでいる金額によってその価値観が変わって来るというのは違うと思うんだよね。
おっと…熱くなりそう。っていうか、なってるか(苦笑)
そんなわけで、健一くんがちょっとうざくなってきたというか、何やあの同級生とかいう女は。
「私だったら…健一くんをほったらかしになんかしないのに」
だとぅ?
しかもどさくさにまぎれて告白してんじゃねぇよ!!
なーんて、ブチ切れながら見てしまったよ。
健一がいるから面白くないのか? あの同級生の女が出て来たから面白くないのか?
見ていてよく解らないんだけれど、とにかく、別にあの同級生はいらないんじゃないだろうかと感じるようになってきた。
小林さんをもっと見たいんだよね。小林さんと内野さんのやり取りが見たい!
これからの展開に期待しよう。



2005年02月13日(日) 義経DVD。

段々面白くなってきているので、1話からHDDに保存していた「義経」をDVD化しました。丁度5話分溜まったので。
「新選組!」程の嵌りようではないけれど、面白いです。気になる部分も沢山ありますが、それはドラマって事で。義経が飛び回っているシーンは「ジャーニーズ!」という感じがとてもします。ジャニーズのLIVEやら舞台を見た事がないんだけれど、ワイヤーを使って飛ぶシーンはTVで見た事があるので、それを思い出すのです。
それ以外のシーンは流石にジャニーズって感じで、とても動きが綺麗です。五条の大橋のシーンも中々綺麗でした。あのシーンを去年のCMで見て、テーマ曲が流れていたのですが、あれを見て引き続き大河ドラマを見ようと思ったんですよね。
子供の頃の頼朝が何とも好きだったんだけれど、大人になってからの頼朝とどうにも繋がらない…いや、嫌いではないのですが、子供の頃の方が凛々しかったような気がする。政子の言うように「クネクネした喋り方」が結構好きでしたが、あの頼朝と義経がどういう風になっていくのかが楽しみ。結末は知っているので、ドラマ上でどう見せて行くのかというのが楽しみです。
楽しみだけど、やはり「新選組!」は私にとってとても特別なドラマだったな…とつくづく感じる。
近藤勇の成長を香取慎吾くんの成長を通じて見る事が出来たというのが一番大きかったかも。その後の彼等の話を作って欲しいなぁ。
「義経」ではそういう気持ちにはならないだろうな。興味があるのは義経と頼朝と、平家の息子たちのみだからね。でも、義経の仲間がどんな魅力のある人たちとして描かれているのかは楽しみ。楽しみだけれど「新選組」程思い入れのある(斎藤さんとか)人がいないというのがあるからなぁ。
だがしかし! 纏めて見ると中々重厚感のあるドラマだと思う。音楽が好きだしね。特にあのテーマ曲いいよね! 「義経」の文字が出てくるシーンは毎回「かっこいい〜」と思いながら見ています。
時代劇って苦手だったのに、今かなり興味を持っています。が「銭形平次」とか「鬼平〜」「水戸黄門」とか、あの辺時代劇にはまだ興味は持ってません。
来年の「功名が辻」にも興味が…司馬さんの小説読んだ事ないんだけど、最近かなり後ろ髪ひかれる感じです。



2005年02月12日(土) デザインいじり。

そろそろこのデザインではなく、自分でタグ打ちをしてシンプルな日記帳にしたいな…という気持ちがわいてきました。
シンプルといっても、シンプルすぎるのもどうかな…とも思うし、だからといって、ゴテゴテしているのは嫌だ。
だがしかし、一応頭の中には簡単なデザインは出来ているんだよね。それだとシンプル過ぎるので、そこにちょいと色をつけたい。
それは素材かしらん?
じゃぁ、その素材をPhotoshopで作るのもいいな…なんて思って、Photoshopを弄っていると違う方向になってしまった。
ダメだ…このソフトを触るとどうも遊んでしまうんだよね。
色は今使っている青を中心に。
悩んでいるのは壁紙。壁紙をつけるか、白のままにするか。結構白バックって好きなんだよね。好きだし、白を上手く使っているサイトをよく見かけて、そこに憧れを持っているんです。でも、自分の好きな色で壁紙を作ってそれを貼りたいという気持ちもある。デザインというのは難しいです。難しいだけに思い通りのものが作れると嬉しいんだけれども。
可愛いデザインではなく、かっこいいシャープなデザインが好きだし、可愛いのは私に合っていないので、かっこいいのを作りたい。
色んなものを取り入れて、少しずつでいいから、作っていこう。
自分でデザインを弄れるのっていいなぁ。っていうか、それがあるからここを選んだってのもあるんだけれども。自由度の高いものって好きです。
もう1つの日記帳も自分でデザイン出来るようになっているタイプなので、これまた好きなようにしています。でも、ここ程の自由度はないんだけれど、自分の好きな形があって…いや、サイトと繋げているので、そのサイトと同じデザインに出来ているので満足でございます。

タグ打ちが好きなので、サイトを作っている時は覚える程に打ち込みをしていたんだけれど、最近は時間がないというのもありますが、自分の中で完成したと思うデザインに落ち着いたので、リニューアルを全くしておりません。はじめの頃はたまにリニューアルしていたんだけどね。デザインが落ち着くと全くタグ打ちをしない状態だし、雛型を作っているので、頁を更新したり、増やしたりする時もその雛型にテキストの打ち込みをすればいいようにしてあるから、全くタグ打ちをしていない状態。
タグ打ちをする為に、デザインを作る為に新しいサイトを作ろうかとも思ったこともあった… まぁ、タグ打ちをしたいだけなのだったら、作るだけ作って別にサーバーアップする必要はないから、作りたい時に、作りたいものを思う存分作ればいい。でも、折角作ったのに…とも思うから、やはりここはエンピツ日記のデザインをするのが一番かなぁ。
素材作りもしたいので、素材も取り入れた日記にするのもいいかもしれない。



2005年02月11日(金) グイン・サーガ。

正直読んでません。
読んでいないんだけれど、初めの方は少し読んだ事があります。面白そうだと思ったので、購読したんだけれど、あまりにも漠然としすぎていて、読み続ける事が出来ないと思いやめてしまいました。
漠然としている…というのは主人公の心情が見えてこないというか、景色ばかり見えて人がいるのに人が見えないという感じがしたからなんです。
元々栗本薫さんの小説のファンというわけでもなく、昔友達から「レダ」という小説がいいと薦められ、読んだ事があるのですが、特に何の感想も持たなかったんですよね。まぁ、好みの問題なんだけれども。
「グイン・サーガ」は長編が好きという事で手を出し、やはり栗本薫さんとは相性が良くないという事が判明し、新刊が出る度に「凄いなぁ…」と思っていたのです。結構定期的に出版しているしね。ファンにはたまらないんだろうな。
でも、何故か私はこの人のあとがきのみ好きで、昔はあとがきのみ立ち読みしていた事があります。元々あとがき好きというのがあったからなんだけどね。
それで「自分で楽しむだけの小説、仕事以外でどれだけ書く事が出来るのか」と書き始めた小説があったようで、それを本にしていた(仕事にしてるやんと思いましたが 苦笑)ものを読んだ事があるのですが、続きもののようだったけれど、完結したのか覚えてない…って事はやはりこれも相性が良くなかったって事なんだよね。
いつもの私ならば「ダメだ」と思うと結構スッパリクッキリサッパリと読まなくなるんだけれど、多分この人のあとがきが好きだからだろう、気になってしまうんですよね。
で、その「グイン・サーガ」は先日99巻が発売されましたね。同僚の中に読者がいるので、話を聞いたのですが、どうやら急に登場人物が増えてどうにも終わりそうに無いというか、終わらせられないだろうという展開になっているらしい。
あと1冊だよ? それに99冊も書いておいてまだ終われないってどうなの〜(笑) しかも、外伝まで書いているから「グイン・サーガ」はすでに100冊越えているわけですよ。よくもまぁ、1つの話でこれだけ続ける事が出来るなぁ…と思います。それもファンタジーを。「こち亀」のように1つの設定があって、どう展開させる事も出来るというものなのであれば納得出来るんだけれど、多分「グイン・サーガ」はそういう話ではなかった筈。あまりにも昔に読んだものだし、5冊程度しか読んでないから解りようもないのは理解してますが、どういう話になっているんだろう。とても気になるのです(笑)
同僚にどういう話になっているのか、時間がある時にでも聞いてみようかな。
中学時代からの友達も読んでたんですよね。その子のお兄さんが持っていたから読み始めた…と、高校生の頃に聞いた事があるんだけど、流石に今は読んでないだろうな。
そういや、確か、この日記の存在を知らせている友達も高校時代に読んでいたような気がする!! 私も読んでリタイアしたって話をしていたんだけれど、彼女は私より読み進めていたと思う。10冊位は読んでいたような気がする。
今はどうなんだろう。全くそういう話を聞かないから多分リタイアしたんだと思うんだけども。
本を読む私の周りの友達は必ず一度は手にしている「グイン・サーガ」ですが、今でも読んでいる人がいないんだよね。長すぎるからなんだろうか。
いや、でも売れてますからね。読み続けている人の方が多いと思う。たまたま私の友達がリタイアばかりしているだけなんだけども。



2005年02月10日(木) バイオリン。

今朝の番組でバイオリン作りの人を取材したコーナーがあったので、とても興味深く見た。
子供の頃に近所の子がバイオリンを習っていて、それでしか生のバイオリンを近くで見た事がないのですが、バイオリンの音色って好きです。オーケストラで聴くのもいいけれど、バイオリンだけの音を聴く方が好きです。
そして、憧れた事もあるんですよね。弦楽器は全くやった事がないから、余計に憧れるのかもしれない。私はエレクトーンでしたからね。あと、ドラム等の打楽器とかしか使った事がないので。
バイオリンじゃなくても、ギターもいいんだよね。本当はベースが好きなんだけど、1人でベースってのは淋しいので、ギター。まずはアコースティックギターを練習したいが、高いからなぁ。
それに、左利きなので、左用が欲しいのですが、売ってない? っていうか、右のやつをそのまま左で使えるのでしょうか。
基本が解っていないからそこすら解らない(苦笑)

その手作りのバイオリンはまだ職人になりたての人の作品だから35万円と安い。安いといっても、すぐに買える金額じゃないんだけど、手作りのバイオリンというのは惹かれる。とても温かみのある優しい音色がするんだろうな。
「耳をすませば」を見たくなってしまった。バイオリン職人になりたい男の子が出てくる話だし、バイオリンの演奏シーンも入っている。
「海峡を渡るバイオリン」というドラマもあったけれど、それよりも「耳をすませば」なんですよね。バイオリン関係なしに好きな作品だからってのも関係しているんだけれども(笑)

■活字倶楽部■
折角購入したのに、まだ殆ど読んでいません。特集があさのあつこなので、これはまず時間があったとしても読めないしね。これは「バッテリー」全巻読んでからじゃないと…ね。ネタバレはしていないかもしれないけれど、もしかするとしている可能性もあるから、かなり先じゃないと読めない。
というのがあるから、中々今号を開く事が出来ないんですよね。
読者のコーナーも大好きだから、まずここから読んで行こう。でも、私はライトノベルズも読まないし、ミステリィも苦手なので、少しずれているような気がします。それだけじゃないし、文学の事も書いてはあるけれど、イラストを見るのも楽しみの1つだから、殆どがミステリィ小説のイラストだったりするのが、少し哀しい。それに、特集とかもミステリィ作家さんが多いような気がする。
もうちょっと文学寄りの作家さんの特集とかも読みたいんだけどな。
だから「本の雑誌」を購読しているのかもしれない。これ面白いんですよね。とにかく活字で勝負って感じだったり、ちょっとストイックな感じがするのもいい。
漫画も好きだけど、やっぱり小説の方が好きだなぁ。



2005年02月09日(水) 花よりも花の如く。

隔月連載だから、新刊が出るのは1年に1冊ずつ。
連載が始まってから随分経つけれど、まだ3巻なんですよね。雑誌を買っていないから余計に長く感じる。
いつも私は流し読みを軽くしてから、再読でじっくりと読み込むタイプなのですが(漫画のみ)、この人の漫画だけはそれを許さないんですよね。流し読みをしても全く解らないから、はじめから気合を入れて読み込む。ただ漫画を描いているのではなく、その国の文化や人間を描いているので面白いんですよね。
「NATURAL」を描くまでは外国、特にアメリカが舞台の漫画が多く、アメリカの文化や風習を描いていたし、その舞台となる国の宗教も調べ上げてから描く人なので、そこも面白いし、とても興味深いし、何よりもそれが自然に出ていて、尚且つ話が面白いので、ずーっと読み続けているのですが、日本に対して特に興味を持っていなかったと思っていたし、私も日本に対して自分の国なのに特に文化や風習等に興味を持たなかった。でも、自分の国だから見えてなかった、当たり前だと思っていた事、そして知らない事が多すぎると今になって感じる。
成田さんの漫画を読んだからというわけではないんだけれど「狂言」「能」「歌舞伎」に少し興味を持つようになった。「古典落語」は何故か子供の頃好きで、見に行くのではなく、テープで聞いていたんだけど、今は全く聞いていないし、見ていない。
外国の文化に興味を持つのは悪くない。でも、まずは自分の国、そしてアジアを知る事って大切なんじゃないだろうか。と、また感じた。
西洋文化も面白いけれど、それ以上にアジアの文化って面白いし、興味深いし、とても深い世界だと思う。
そう感じるようになったのは大人になったからなんだろうか。
成田さんの漫画もそうだし、五條さんの小説にも影響されているんだろうな。
それプラス、きっと大人になったからだと思う。
昨日「監督不行届」の感想を書いて、次の日はこれかい! と、自分の中のギャップがまたたまらん。
いいのだ。色んなものが好きで、色んな事に興味を持ちたいのだ。



2005年02月08日(火) 監督不行届。

安野モヨコさんの漫画って読んだ事ないし、読みたいと思った事もない(絵が苦手)のですが、この漫画には興味があったので、即効買ってしまった(笑)
モヨコさんの旦那さんは「エヴァンゲリオン」の監督、あの「ナウシカ」の巨神兵を描いた庵野監督。ある程度の「オタク」だろうな…とは思っていたのですが、これほどまでのオタクとは!!
と、爆笑しながら読んでました。こんな人が旦那さんなら毎日飽きないというか、驚きの毎日なんだろうな。それと同時にとても恥ずかしい思いもしているんだろうけれど(笑)
ある程度の「オタク」なら見た事があるんだけれど、ここまでの人は見た事がない。私も子供の頃アニメとか仮面ライダーとか見てたけれど(まぁ、今も見てるけれども 爆笑)、見ていて「面白いから好き」という感じだったけれど、結構覚えているものも多いし、マニアックになっている部分もあるから「ちょっとオタクかも…」とは思った事があるんだけれど、この漫画を読むと私のオタク度って…いや、オタクとまでは行ってないんだろうなと感じた。普通に子供の頃に好きだったものを覚えているというだけの事ってやつでした、はい。
先日TRの総集編が放送されていて、その時に庵野監督のシーンもあり「ナウシカ」のあのシーンは自分の中では失敗だと言っていたのを思い出した。「ええ〜〜〜!!」あれがですか! と思ったんだけど、宮崎監督はあの絵をとても褒めていたんですよね。
私もあのシーンは見ていて「怖い」と思ったし、凄い存在感のあるシーンであれがあるからこその「ナウシカ」なのではないだろうか。
そんな人が……
いや、あんなのを描く事が出来る人だから「オタク」なのかも(笑)
そういや「ハチクロ」の羽海野チカさんも自分の事をオタクだと言っていたけれど、アシスタントさんたちの方が更に「オタク」だったらしく、とても落ち込んだみたい。いやいや、落ち込まなくてもいいから!
でも、そこまでの人と話をするのって面白いけれど、殆ど意味が解らないんだよね。子供の頃に見ていたって言っても、そこまで見ていたわけじゃないからなぁ。何せ「ガンダム」見た事ないし「キャンディキャンディ」も見た事なかったし… と、有名な作品をかなり見ていないので、コアな作品言われても「誰?」ってな事になるから「面白さ」はちゃんと解っていないんだよね。
それでいて「結構私ってオタクかも」と思っていたのはどうしてなんだろう。それはオタクな人たちと知り合いで、その人たちと話をしていて自分がそうなったような感覚になっていたのかも?
まぁ、どっちでもいいや。
そんなこんなで、真のオタクというのはこういう人なんだというのを知った1日でございました。



2005年02月07日(月) 春期限定いちごタルト事件。

創元推理文庫から出ているのに、とってもライトノベルズな感じの表紙だったので、ずっと気になっていたんですが、ライトノベルズも特に読まないし、推理小説にも縁が無いので、手を出さなかったのですが、毎日見ているとすり込みされている状態なのか、あまりにも「血脈」が重いというか、むかつくから途中で別の本を読みながらじゃないととても読了出来そうもないので、手を出してしまった。
読み始めると「殺人がおきました、素人が首を突っ込みました。警察の邪魔をしています」なーんてパターンではなく、日常の事に関する事で、推理したり…という内容だったのですんなりと入る事が出来ました。
でも、文体がライトノベルズっぽいなぁ…と思っていたら、デビューはライトノベルズのレーベルからだったので、納得。だがしかし、読みやすかったというだけでなく、話が面白かったし、何となくシリーズ物に出来るんじゃないの? という濃い事を隠している登場人物たちが何とも面白くて、薄い本だったというのもプラスしてすぐに読了してしまった。
うん、面白かったです。

何故タイトルが「春期限定いちごタルト事件」なんだろうと思っていたんです。これは短編集なんだけれど、そのどの話にもこのタイトルがついていない。でも、この限定のタルトが出てくる話があり、最後まで読むと納得した。
なるほど、それであのタイトルでしかも「事件」なのかというのが解って、そして…あの2人の過去が知りたくなった。
きっとあれはシリーズ化されると思う。
っていうかしてくれ!
この人の他の作品も読んでみようかなという気持ちにはなってますが、ライトノベルズは多分読まないと思う。この文体のままなんだったら読めるかもしれないけれど、どうにもライトノベルズ独特の文体だと読めないんですよね。
そういや、一応「マリアさまが見てる」は何冊か読んだけれど、苦手な妙な擬音が少なかったから読めた。読めたけれども…内容がダメだった。
それ以前に嵌りかけてた本もあったのに、文学に本格的に嵌ってから読んだら、擬音が徹底的にダメというか、受け付けなくなってしまっていた。
面白い作品は沢山あるとは思うので、文体を気にしなければ色んなジャンルの本を楽しむ事が出来ると思うので、勿体無い事になってしまったような気がしています。

ってなわけで、次にこのシリーズの本が出るまで、この人の作品は読まないと思うけれど、それまでは何度か再読して楽しもうと思います。



2005年02月06日(日) シュリ。

ずっと気にはなっていた映画なのですが、レンタルする気はなく、TVで放送した時に見てみようと思っていた映画です。
思った以上にハードで、今の北朝鮮と韓国の根元はここなんだな…というのがよく見えたいい映画でした。「JSA」よりも多分根元を表現しているのではないだろうか。
北朝鮮側の男の人の言葉を聞いていると五條瑛の小説を思い出す。そして、五條さんは北朝鮮の現状をとてもよく知っている人なんだなと再確認した。
今見ている韓国のドラマは甘い話が多いけれど、私が見ている映画はハードで、甘い部分の裏側だから、本当に同じ国なんだろうかと思う位に全く異なる話で、日本はつくづく平和ボケしている国だと感じる。
アジアの現状というか、生活等にこのごろ興味がいく。キッカケはやはり五條瑛の小説なんですよね。
「大袈裟な…」と思っていた部分も少しはある。でも、その部分が全て本当の事だったのに衝撃を受けた。
「シュリ」にはそこまでの衝撃は受けなかったけれど、衝撃を受けなかったからこそ、私の中で重みが増しているような気がします。
そういや「JSA」に出ていたソン・ガンホさんが「シュリ」にも出ていた。兄貴なイメージがあったんだけれど、そうじゃないソン・ガンホがいた(笑) 仲間を信じ、信じたいのに疑う自分を嫌うとても正義感の強い人だった。
ハン・ソッキュという名前と顔は知っていたけれど、どういう役者さんなのかは知らなかったので、この人を見るのがとても楽しみだったのですが、それ以上にキム・ユンジンに惹かれました。優しくて、温かくて、とても強い女の人を演じていたからなのか、元々彼女が持っているオーラに惹かれたのかまだ解らないのだけれど、この人の他の作品を見てみたくなりました。
久々に映画って凄いと感じ、やはり今年は映画館で沢山の映画を観たいと思ったし、そうするつもりだ。
どうしても映画よりドラマよりになってしまうのはドラマの方が時間が沢山あるからそれだけの内容を詰め込む事が出来て、深い作品になるし、見応えがあると思うからなんだけれど、映画の本来の良さというのも改めて感じたような気がする。
多分、原作のある映画をよく観ていたからなのかもしれないなぁ。これはドラマに関しても同じっちゃー同じですが(笑)



2005年02月05日(土) 韓ドラ日和。

全ての韓国ドラマを見てるというわけではないんだけれど、知っている役者さんが出ているものなら何となく見てしまうようになってしまっています。
「JSA」でイ・ビョンホンに嵌ったけれど、ドラマを見るキッカケになったのは「冬のソナタ」なんですよね。うちの本屋でも本が売れていたので、何故売れるのだろうか…と見始めたら面白かった(笑)
というよりも、子供の頃に見ていたドラマに近いような感じがして、子供の頃のドラマが結構好きだったので、ついつい見てしまうという感じかも。
土曜日は「真実」と「天国の階段」と「美しき日々」の日。最近「愛の群像」だったと思うぺ・ヨンジュンのドラマもあったけれど、これは見ていないんですよね。一応一話は見たけれど、ちょっと…次を見たいという話ではなかったので。
「天国の階段」も子供の頃の話は面白いとは思わなかったんですよね。いじめの話というのはどうにも受け付けなくって。でも、チェ・ジウが見たいというのと、どういう演技をするのか解らないグォン・サンウに興味を持ったので録画して早送りしながら見ていました(笑) 一応の展開を知っておかないと大人になってからの話が解らないので。
そういや…土曜日は韓国ドラマ日和でもあるけれど、チェ・ジウ日和でもあるんだよね。全て彼女が出ている(笑)
「真実」もいじめの話ではあるんだけれど、リュ・シウォンの笑顔見たさに見ているようなものです。この人の笑顔って人の心を和ませる力を持っているような気がします。でも「美しき日々」ではイ・ビョンホンに注目しまくってますが(笑)
韓国語は解らないけれど、まず韓国語で見て、録画しておいて後で日本語訳で見直すという事をやっております。
呼び方で親しさが解るので、日本語訳だと呼び捨てにしたり、さん付けで読んだりしていて親密さがいまいち伝わらなかったりするんですよね。
翻訳をするというのは難しい。
というのを改めて感じる今日この頃です。その国の文化というか、風習まで訳すというのは言葉で表せないものがあるから、そこは解り易くするしかないのだけれど、そうするとそこにある人間関係を読みにくくするような気がする。
韓国ではとても親しい年上の男の人を「オッパ(お兄ちゃん)」と呼ぶ。それは恋人同士でもそういう呼び方するし、そうじゃない親しい間柄でもそう呼ぶ。女の人に対してはどうなのか解らないんだけどね。
まぁ、それがあるから「お兄ちゃん」という言葉でも、本当の兄弟というわけではないから、兄弟以外の人に対しての「オッパ」を全て「お兄ちゃん」と訳していたら兄弟なのか、そうじゃないのか解らなくなるし、日本にはない風習だからややこしくなるだけ。名前で呼ぶにしても「○○さん」の場合は「○○シ」となる。それはちゃんと「○○さん」と訳されるけれど「オッパ」に対しても「○○さん」と訳したり、呼び捨てにしたりして、そこがまずその人が相手に対してどういう親しさを持っているのか…というのが解りづらくなってしまったりする。
そして「○○+a」の名前の後にaをつけた親しい人を呼ぶ時の呼び方でも訳する時に呼び捨てになっているから、本来「○○さん」と呼んでいるのか「オッパ」と呼ばれているのか「○○+a」と呼ばれているのかが解らないんですよね。
今日の「美しき日々」でその呼び方の話になって、どう訳されているのだろう…と思ったのが「オッパ」なのですが、そこは「ミンチョル」となっていた。「お兄ちゃん」とは訳さないだろうな…とは思っていたし、その前に「ミンチョルシと呼びますか?」となっていたので、その訳が「ミンチョルさんと呼びますか?」となったから、次は呼び捨てにするしかないだろうな…と思ったんだけどね。ただ、その次にもし「ミンチョナ」というセリフが続いていたとしたらどう訳されていたのだろうか。
「あなた」と呼ぶのはどうでしょう。という感じの言葉がミンチョルから出たので、そういう困った事にはならなかったんだけれども(笑)
とにかく、そういう風習だとか、文化に興味を持つようになったので、色々見ていきたいと思います。アメリカや西洋等の文化や風習にも勿論興味はあるけれど、韓国程じゃないんですよね。興味の深さが。同じアジアだからなのかな。
ドラマを通して、その国の文化に触れるのはとても楽しいです。



2005年02月04日(金) 奈良美智。

ちょっとした展覧会に行ってきました。奈良さんの。
原画は思った以上にとても細かく描かれていて、目がとても綺麗だったので、更に好きになってしまいました。
といっても、よしもとばななさんの本の表紙で知っていて「いいな」と思っていただけなので、詳しくは知らない人だったから、とてもいい機会になりました。
本も販売していて、どれもこれも欲しかったけれど、日記だけ買ってきました。この人の絵や落書きも入っていて、尚且つ日記も書いてあるというもので、絵を描く人の言葉はどんなだろう。日記というとても個人的な日常にどんな言葉を綴っているのだろうととても興味を持ってしまったので。
それに、とてもいいデザインの本だったんです。絵と文字のバランスが良かったんですよね。絵…デッサンの本もあり、それも欲しかったけれど、大きかったし、結構いい値段したので、それはまた今度にしようかな。
つくづく私は日記好きです。書く事も好きだし、読む事も好きだ。でも、最近はあまりweb日記は読めていない。とても好みの文章を書くweb日記があったけれど、何度も書いている作っては削除し、またサイトを復活させては削除をし…というとても不安定な精神の人だから、次にまたサイトを復活した時にそれを見つける事が出来たらいいなとは思ってますが、そんなのは難しいたらなぁ。好きな日記がないからまめに日記を読みに行くという事がなくなっています。
web小説も全然読みに行ってません。友達の所くらいです。友達のサイトも中々行く事が出来ないんですよね。とにかく自分の日記だけはアップしておこうと思い、書いたらパソを消して、体を休めるという感じの日々だから、こういう時こそ濃い日記を書く事が出来るんじゃないだろうか…とは思うんだけれど、中々それを書く事が出来ていない。仕事をしている時や、それ以外の時でも、外にいる事が多いから、その時々に色んな事を感じ、聞いて話をしているのだから、それらを書き留めておきたいんだけどね。
そう思っている時に奈良さんの日記を発見し、こういう日記を書きたいと再確認するのです。
まぁ、私の日記というのはwebでもノートにでも日記っぽくないから、無理に「日記とはこうあるべき」と、書きたい事を書かずに日記の定義に基づいた文章を書く必要はないんだけれども。
ノートの日記はもっと遊び心がある…というか、落書きを書いていきたいけれど、それもやってないなぁ。いや、ノートの日記がこの1ヶ月程保留になってるんだよね。「ほぼ日手帳」に色々書いているから別にもう1冊にまで書く事がないというのもあるんだけれども。
「ほぼ日手帳」は思いっきり活躍中でございます。色んな事を書いて書いて書き捲っているので、鞄の中に入っていないと不安です。



2005年02月03日(木) デスノとワンピ。

今日はジャンプ早売りの日という事で「ONE PIECE」「DEATH NOTE」「HUNTER×HUNTER」「NURTO」の4タイトルの新刊が入荷されました。
私は「ワンピ」と「デスノ」を購入しまして、かなり心が躍っている感じです。
今、私がとても新刊を楽しみにしているのがこの2タイトルなんですよね。「ハチクロ」も楽しみにしてますが、それ以上にこの2タイトルなんでございます。

■DEATH NOTE■
思った以上におとなしい内容だったんだけれど、それが必要なのだ…とその大人しい話をじっくりと読みました。月の本来の性格はこれだったんだろうな。それだけあのノートの魔力というのは人の闇を呼ぶものなのだという事が解る。
Lの落胆振りもとても面白かったんだよね。やはりほぼ月をキラだと思って接していたんだな。そして、それをとても嬉しく思っていたのではないだろうか。でも、キラがやっている事はただの犯罪。だからそれを止められるのは自分だけだ、ライバルとするには月は充分すぎる程の人間だと認めていたという事。
それらを考えながらというか、読み取る事がとても面白いんですよね。内容としては大人しかったけれど、でも、とても深い人間関係を読む事が出来たので、かなり満足です。早く6巻を読みたい〜〜

■ONE PIECE■
もうこれは安心して読める本なんですよね。色々考えられて、それだけの伏線をしき、裏切ることの無い展開を描いてくれる漫画家さんなので。
だがしかし! 私はカクが仲間になると思っていたので、これは凄い展開だった。そうか…パウリーだったか!
と、まだ仲間と決まったわけじゃないけど、私の中では1番の候補はカクで、2番目がパウリーだったので、この「面白い期待の裏切り」がまたたまらない36巻でした。
ロビンも政府の人間だったというのも吃驚だけど、だからこそ20年捕まらなかったというのもうなづける。
でも、ロビンはルフィたちと出会って、仲間として過ごして、流されるままCP9にいたけれど、そうじゃない道を知り、ルフィたちの事がとても好きになってしまった。
仲間(船大工)探しと、ロビンを本当の仲間として迎え入れる為の今回の話はめちゃくちゃ楽しみで仕方がない。
デイビーバックも面白かったけれど、何度も読み返す話ではないんだよね。ただのお遊び感覚の話だったので。
色んな話があるけれど、仲間探しの話が特に好きかも。
アラバスタ編は仲間探しも入っていて、尚且つ別の話も入っていて、かなり嵌り、それと同じ位今嵌り度が高いです。
続きが読みて〜〜!!



2005年02月02日(水) 群像、問題な日本語。

「グランド・フィナーレ」が読みたくて、去年の12月号を手に入れたのですが、まだ読んでおりません。他にも面白そうな作品が載っているので、これも楽しみなんだけどね。
前に立ち読みした時よりも面白そうなラインナップだし、デザインも好きなので、ガッツリ読めるといいんだけれど。
まだ読んでないから何とも言えないけれど、文学というよりもエンターテイメント色の方が強いような気がします。
ガツガツの文学を読みたいし、好きですが、そればかりだと頭がカチカチになりそうだから、楽に読める、特に何も考えずに読める小説も小休止のような感じで読みたいです。
「血脈」も文学ではなく、日記のようなもんだしね。でも、これは精神的に疲れる本なので、休憩がてら別の本を読もうとも思います。
小説ではないけれど、今興味を持っているのは「問題な日本語」という本です。うちの店でもとても売れている本なのですが、言葉の使い方でよくよく考えるとおかしな文章というのがよくある。
「全然いい」
という言葉もその1つだと思う。
「○○円になります」
という言葉も同じで。
でも、私はこの言葉はおかしいと思っているので、一度も使った事はないんだけどね。「お買い上げでございます」というようにしております。
ま、そういう1つ1つの言葉使いの事を書いてある本なので、読んでみたいのです。前にもビジネス書でこういう本が出ていたんだよね。
販売で使う言葉での「おいおい…」という言葉が書いてある本。
「○○円からお預かりします」
という「から」という言葉。
確かにこれもおかしいんですよね。でも、使っている人多い。
うちの店でも使っている人がいたから、徹底して使わないようにとの指示もあったんだけれど、中々その言葉が抜けない人が多かった。
これまた私は「おかしいやろ」と思っていたので、使っていなかったからこの手の言葉使いでは苦労はしておりません。
かといって、きちんとした言葉を使えているだろうか…というと、それは使えていないんですよね。



2005年02月01日(火) 活字倶楽部。

やっと「2005年冬号」を手に入れました。忘れていたわけではないんだけれど、発売日から1週間遅れで手に入れました。まだちゃんと読めないんですよね。
それは特集が「あさのあつこ」さんだからなんです。
今月「バッテリー」の新刊が出て、それが完結だったので、記事はまだ読めないのです。ネタバレの内容があるかもしれないし、なかったとしても、これらの記事は最終巻を読了してから読もうと思います。
前からあさのさんの「NO6」も読みたいと思っていたのですが、今更にその気持ちが強くなっています。あさのさんの小説のジャンルは児童文学なんだけれど、思いっきり大人になった今だから楽しめる児童文学のような気がします。まだ「バッテリー」しか読んでいないんだけれど、他の作品も子供の頃に読みたかったとも思うかもしれない。でも、それ以上に大人になってから読んで良かったと思う話のような気がするのです。
「活字倶楽部」を読むと沢山の本を読みたくなる。本屋で働いているのに、見落としている本がある事にも気付くんです。
特にハードカバーの本は自分が担当じゃないから中々見に行く事がない。帰りにどんなタイトルの本が入ったのか見に行けばいいんだけど、人が多い時間というのもあるし、家に帰る事しか頭にないのです…哀しい…(苦笑)
なので、重宝しています「活字倶楽部」。この雑誌だけはもう手放せないです。後から嵌る本も沢山あって、何か本に嵌れば、バックナンバーを読み漁るのが楽しかったりするわけです。何があっても、この雑誌は手放さないぞ!!
毎月あればいいのに…と思った時期もあるんだけれど、季刊だからこそここまで濃い雑誌なのだという事に気付いたし、3ヶ月間じっくりと読み、そしてその間に本を読む。これがとてもいいバランスになっているんですよね。本を読む時間を楽しむ時間をくれているような気がするわけですよ。
でも、私にはその時間が少ない…っていうか、時間の使い方が本当にヘタクソなんだと思う。
最近電車の中で本を読む回数が減っているので、ガシガシ読もう。
今「血脈」を読んでいるのですが、とにかくハラが立つというか、疲れている時にシナと洽六の話を読むと余計に疲れるだけなのです。
2人とも我儘すぎ。
そういう時代だったのかもしれないけどね。
でも、最後まで読むぞ…


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未森

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