トリックオアトリート!

暦(?)の上で言えば今日はハロウィンだそうで、
ハロウィンというとカボチャですよね。
僕は昔、親にカボチャの中にお菓子の詰め合わせと
魔女の衣装が入ったハロウィンセットを阪神か大丸
のどちらかのデパートで買ってもらった思い出があります。
それ以来、子供のころはこの時期になるとその衣装を
引っ張り出してきては魔女の格好をしていた気がします。
ただ、悲しいのは日本でハロウィンという風習自体が
あまりに浸透していないためにお菓子がもらえなかったこと、
そして、僕自身の中でハロウィンはお化けがやってくる
コワーイ日と勘違いしていたことです。
後者は結局勘違いと知ってそんなトラウマにはならなかったのですが、
前者は未だに変わりませんね。
クリスマスやバレンタインなどを取り入れる日本人にしては
珍しい気もしますが、よくよく考えると地蔵尊等で似たようなことを
している地域があるので、そんなに変わらないかな?
題にある言葉はアメリカで家を訪ねるときに言う
合言葉のようなものです。
「トリックオアトリート!お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!」
って具合にです。考えると微笑ましいですが、
現代日本でやると少し怖い気もするのが深刻なところです。
そういえば、魔女の衣装はどこに直したんだろう…
2001年10月31日(水)

わーい

pillowsニューアルバム発売!
中学・高校とずっと聴いてるけど
やっぱ、いいわこの人たち。
12月のライブも楽しみ♪
2001年10月30日(火)

続ドラフト情報

昨日国木剛太の話が出ましたが、
東京六大学野球では97年選抜出場時のキャプテン
慶応の三木仁さん(ヤクルトの三木肇の弟)が
打率四割を超える好成績を残しているそうです。
で、近鉄が獲得との噂があるそうです。
今年の日本シリーズで戦った二チームに兄弟が分かれて‥
三木さん(弟さんのほうね)自身にはかなりお世話になったし、
ご両親の方もいい人なので兄弟そろって
頑張って欲しいなぁと思う今日この頃です。
2001年10月29日(月)

ドラフト会議

寺原君の話題で持ち切りですが、
上宮にも国木剛太という良い投手がいるぞ!
左腕左腕!安定したピッチングで三振の取れるピッチャー。
フォームがきれいで打撃にも定評がある逸材。
どこに行くのかなぁ?
本人は巨人ファンだそうだけど…
2001年10月28日(日)

ほら見ろ

<フェイエノールト監督のベルト・ファン・マルバイクは、
日曜のフロニンヘン戦で決勝ゴールを挙げた小野伸二を、
中田の時のように異常に大きく取り扱う日本のメディアに警告を発した。
「小野は遠慮がちな性格だ。彼は日本のプレスから異常な関心を受けている。日本のリポーターたちは練習の後にさえ彼の全てを知っていたいんだ。
しかし彼は非常に賢く、出来るだけ彼らを避けようとしている。
(*この部分は日本のメディアに取り上げられていない)
小野はもっとフィールドで自分を出した方がいい。
私はカルーを左で使うために交代出場させたのだが、
彼はすぐに真ん中に入ってしまった。
そのために小野は左ウィングに強制されてしまった。
彼はカルーにポジションが違うとはっきり言わなければならなかった。
彼は個人の競争においてあまりにも控えめすぎる」
とファン・マルバイク監督は述べている。>

やっぱりね。
2001年10月27日(土)

雨の日も風の日も

休みが欲しいよ〜
今日は寝坊した。
来週、再来週と休みが無いよ〜
2001年10月26日(金)

矛盾

自分は怪奇現象の9割は科学で解明できると思っている様な
科学信奉者なのですが、その割に占いが大好きで、
今日のラッキーアイテムは「栄養ドリンク」と言われると
ついつい買ってしまう。
う〜ん、変な奴だ。
2001年10月25日(木)

えっ!!

アヤックス今季初黒星。
しかし問題は5−1というスコアで負けてしまったこと。
う〜ん、アドリアンセは首がやばくなるかもね。
ヴィチュヘを追い出した報いが来たか?
2001年10月24日(水)

ありゃありゃ

朝にヤンキース対マリナーズ戦を放映していたんですが、
見ていて変なことに気が付きました。
番組がマリナーズの応援しかしてないんです。
たしかにイチロー、佐々木がいるマリナーズを応援するのはわかります。
ただ、おかしいのはまるでヤンキース負けろと言わんばかりの応援。
相手があまり知られていないマイナーなチームならまだしも、
ヤンキースです。そうNYヤンキースなのです。
伊良部がメジャー入りするときに「ヤンキースじゃなきゃ嫌」
と駄々をこねたくらいの名門であり人気球団です。
日本にもファンはたくさんいます。
NとYが重なったロゴの帽子を見たことのない人はいないでしょう。
もちろん何のことかわからないまま帽子を被っている人もいますが、
それを差し引いても人気球団であることに変わりはありません。
そのヤンキースを捕まえて「負けろ」というのはあまりにも失礼では?
兼ねがねこの日記でも言いつづけてきましたが、
あまりにもこの過熱報道は行き過ぎです。
日本人選手を応援するのはいいですが、相手を見てものを言いましょう。
もう少し、公平な報道を見たいと思うのは私だけでしょうか?
2001年10月23日(火)

幸せのありか

幸せとは一体なんであろうか?
人間とは満足しない生き物である。
欲しい物を手に入れるとすぐにそれ以上のものを求める。
もちろんその貪欲さが現在の人間の繁栄を物語っているのだが、
それにしても、である。
人間が感じる幸せというものは一体何か?
今、その疑問にぶち当たっている。そもそも幸せとは何であろうか?
人間が求めるものとは何であろうか?
2001年10月22日(月)

あら

近鉄日本シリーズ持ち直しましたね。
第一戦のままズルズルと負け続けてしまうのかと思った。
でも、3勝した時点で「ロッテより弱い」とか言わなきゃいいんだけど…
って、いうか我が阪神タイガースはどうした!?
オリックスとの兵庫県対決とか、近鉄との関西対決とか
一部だけで盛り上がるような日本シリーズ(関西シリーズ!?)を
見てみたいぞ!!
2001年10月21日(日)

うわわわ

知らない間にプロ野球チップスのカードが49枚…
えらい溜めてたんだね…
でもお目当ての黒田(広島)は出ず…
嗚呼、いつまで続くイモ中毒…
2001年10月20日(土)

Ajaxとはいったい何か

この日記によく出てくるAjaxとは一体何か。
今日はその疑問にお答えします。
Ajax。正式名称はA.F.C.AJAX(アムステルダム・フットボール・クラブ・
アヤックス)。アムステルダムの件からわかるようにオランダの
サッカーチームです。現在小野伸二がライバルチーム・フェイエノールトへ
移籍し、注目を浴びるオランダリーグの名門チームです。
リーグ優勝は実に27回を誇り、欧州チャンピオンズカップ(現リーグ)
優勝4回、UEFAカップ、カップウィナーズカップ各1回という
輝かしい成績を残しているチームです。
欧州サッカー連盟(UEFA)からエリートの称号をもらい、
数々の名選手を生み出しています。
私が師と仰ぐヨハン・クライフをはじめ、ニースケンス、クロル
ファンバステン、ライカールト、ダーヴィッツ、デブール兄弟
ベルカンプ、クライファート、N・カヌー等など数えればキリがありません。
このチームついて語れば果てしなく続きそうなので今日は辞めますが、
とにかくこのチームが大好きです。
ここ二、三年調子を落としていたのですが何とか持ち直してきた様です。
頑張れAjax!
2001年10月19日(金)

思えば遠くへ来たもんだ

気が付くと和歌山。
昨日から降っていた雨もすっかりやみ、
空は久しぶりの青空を見せている。
とある用事のために和歌山まで来たのだが、
結構簡単に行けるものである。
関空紀州路快速で約一時間。
昔は二時間かかるものだと思っていたが、時代は進むものである。
そんなことはどうでもいい…のかな?
ただ距離にして約100キロ程(なんて曖昧な表現だ)
そんな距離を一時間でいけるのだからやっぱ科学は偉大だ。
さて、和歌山というと海である。
海辺に近づくのはもう何ヶ月ぶりだろうか。
神戸に帰った時も結局都心部だけで海まで行けなかった。
潮の香りが郷愁を誘うのは年をとった証拠かな?
波の音を聞くのも久しぶりである。
いつも神戸に帰った時は対岸に見えるこの地にいるのだがら、
感慨深い。そんなことを考えつつ用事を済ましていると
日がいつのまにか暮れていた。最近は日暮れも早いが、
それよりも海に沈む太陽を見れたのは収穫だった。
いつも写真やテレビでしか見れない風景が目の前にあるのだ。
やはり、自然は雄大だ。人間はこの先も自然には勝てないだろう。
そうこうしてるうちに日が完全に沈んでしまった。
空には星が瞬き始めてまた驚いた。
大阪で見る星の数と雲泥の差があるのだ。
さそり座が完全に見えたのも驚きだが、高い建物が無く、
おまけに光害がないからいろんなものが見える見える!
地元の人はそんな僕を珍しがっていた。
でも、来て良かった。
そう思う僕を日ごろ見れない天の川が見送ってくれた。
2001年10月18日(木)

楽しみ♪

pillowsのニューアルバム発売まであと二週間!
2001年10月17日(水)

二日分更新しちゃえ!

今学校で使ってるPCのマウスはマウスボールがなくて、
その代わりに赤外線探知システムを使ってるんです。
時代も変わったものですが、そもそもマウスの中に
ボールが入っている事を知っている人はいくらいたんでしょうか。
90年代後半から急速にPCの普及が始まり、
今や、インターネットができない人が珍しいほどになりました。(同年代)
しかしながら、そのシステムや構造について知っている人間は
どれだけいるのでしょうか?
昔の機械に比べて今の機械は構造が格段に複雑になりました。
お父さんが日曜日にドライバーとニッパーを使って直せるレベルでは
当低ないのです。どんな家電にも電子機器が組み込まれ、
基盤の配置などが複雑に入り組みモーター等の原始的な動力装置は
肩身が狭い思いです。
それが、現在の機械離れを生んでいるのかもしれません。
これからもっと複雑な機械になっていくかと思うとゾッとします。
2001年10月16日(火)

ん!?

今日は水曜日なのにどうして月曜の日記を更新してるんだ?
まぁ、そんなことはどうでもいいのですが…

アヤックスは驚いたことにまたも勝っております。
これで負けなしの…何連勝だったかな…2,3,4…
7連勝ですね。もちろん首位!
う〜ん、これでほんとに怪我人だらけなんだろうか…
いや、まてよ、後半になって調子を崩してがた落ち
って言うこともありえるぞ、99−00シーズンみたいに。
なんにせよ、頑張ってもらいたいものです。
2001年10月15日(月)

あらら

最近更新が遅れているという苦情が多方面にわたって寄せられているので、
まずはこの場を借りてお詫びします。すみません。
で、更新を毎回楽しみにされている方がおられるという事は、
こちらとしても励みになります。
これからも激烈な環境に負けぬよう、より良きネタと
より良いボケ満載で頑張っていきたいと思う次第であります。
以上、怠け者の弁明でした。
2001年10月14日(日)

ネットスケープって

バージョンアップする毎に使いづらくなっているような気がする。
特にコンポーザーとか。
かといって、エクスプローラーに乗り換える気もありませんが…
そういや、アウトルックも使ったことない…
あれは良いんだろうか?
アウトルック用のウイルスが存在するとか聞きましたが…
マイクロソフトって嫌われてるからなぁ。
2001年10月13日(土)

セ・リーグ全日程終了

赤星が盗塁王だそうで、新人王がどうなるのか気になりますが、
なんとな〜く巨人の阿部になりそうな気がします。
何故?って?それは巨人だからです。
どんなに成績が良くても巨人に新人には勝てません。
だって球界は巨人が牛耳っているから。
どんなに悪辣なことをしても巨人はお咎めがありません。
優秀な新人はほとんど巨人が金に物言わせて獲得します。
優秀な選手がFA宣言しても巨人に行ってしまいます。
田舎では巨人の試合しか放送がありません。
だから巨人ファンが多いそうです。(←偏見)
でも、巨人は優勝できません。
ざまぁ見ろです。
2001年10月12日(金)

アヤックスはどうなったか?

無事に勝ってます。
5−0です。開幕から負けなしです。
もちろん首位です。
嬉しいです。
でも、自分の体調はピンチです。
2001年10月11日(木)

何か忙しい…

今日がいったい何日かわからない…
時が経のつが早すぎる…
2001年10月10日(水)

がんばれご近所さん!

ヤクルトスワローズに平本学という投手がいる。
彼、実は僕が住んでいる区の出身だ。
残念ながら登板のほうは一回持たずにボコボコにされてしまい、
防御率108点台というとんでもない成績を残したが、
やっぱりご近所さんなので応援してしまう。
150キロを超える速球が武器で立命館大学時代は山田(現ダイエー)
と共に黄金時代を築いたのだが、いかんせんコントロールが悪いのが難点。
今年のオープン戦ではそれがモロに出てしまい、二軍生活を余儀なくされた。
ドラフト一位で入団する前は各球団で取り合いになっていたそうだが、
取らなくて良かったと思っている球団がいると思う、しかし
そんな思いを跳ね返せるように来年は頑張って欲しい。
ご近所さんで忘れてならないのはロッテの渡辺正人内野手。
彼、実はご近所さんである上に上宮高校の先輩だ。
高校時代、近畿大会で二試合連続でホームラン二本を打ち注目され、
ドラフト一位でプロ入り。しばらくは二軍生活を余儀なくされるも、
今年は一軍初出場、初安打、初タイムリーを経験し、今後の注目株だ。
上宮は優秀な遊撃手を輩出しており、元木(現巨人)三木肇(現ヤクルト)
保田(現日本新薬)に続く生え抜きである。
いや〜やっぱ、ご近所さんが活躍すると嬉しいわ…活躍!?
2001年10月09日(火)

ふと思ったのですが

生き続けるより、死ぬほうが楽だよね
2001年10月08日(月)

日本シリーズ

と言っても近鉄対ヤクルトのことではありません。
ゲームの事です。
ペナントレースをずっと戦ってきた我が阪神タイガースは、
ついに、ついにリーグ優勝!日本一を目指してパの王者に挑みます。
その、パの王者とは……オリックス!
う〜ん、兵庫県対決だ。一つの県だけで独占していいのか?
甲子園とグリーンスタジアムだけだぞ会場は…。
まぁ、それはさておき、三戦を制して迎えた甲子園での最終戦。
阪神の先発は風宮(エディット選手)、
オリックスは星野修(データが古いんです)。
両先発とも順調な立ち上がりを見せ、
風宮は三回に田口のツーランを浴びるも七回まで一五奪三振を奪う。
一方星野もスローカーブを巧みに使い(ゲームでは)強力打線を
抑えるも三点目を失い降板する。
一点リードで迎えた八回表、スタミナの切れた風宮に代わり登板した
中継ぎ陣をオリックス打線が襲い掛かり逆転するが、阪神はその裏の
攻撃で再び逆点。九回表を守護神の里中が三人で反撃を抑え、
ン十年振りの日本一を勝ち取ったのであった。
………………………………あ〜、現実の阪神も強くならないかな〜。
2001年10月07日(日)

獅子は眠らない

ラファエル君は本当に代表入りしていました。
フル代表がゲガ人の続出で人出が足りなくなったというのが
一番の原因ですが、何よりめでたいことだ。
以前末恐ろしい18歳と書いたけど、久しぶりのAjaxからの代表
嬉しいな♪
しかも、召集だけでなく68分より初出場!
背番号は御歳と同じ18!
偶然かそれとも洒落か、いずれにせよ明るいニュースです!
頑張れ若いオラニエたち!

※…オラニエとはオランダ代表の事を指します。スペルはOranjeですが、
  オランダ語読みでオラニエです。オランダ代表のチームカラーであり、
  オランダ王家のカラーであるオレンジ色から由来しています。
2001年10月06日(土)

れれれ?

Rafael君がフル代表いり!?
嘘やろ……
2001年10月05日(金)

あああああああああああ

お金が無い。どうして交通費を稼ぐために働かなきゃならんのだ!
本来なら発生しないはずの交通費をどうして!

時間が無い!どうして、朝早くに家を出て日が変わる頃に帰らにゃならんのだ!
しかも、家に帰ってから労働とはどういうことだ?

あああああ、世の中が憎い
2001年10月04日(木)

再び自習室より書いてます

現在の私の収入源は学校からの学費の還元である。
何のことかわからないと思うので、
詳しい解説を今日はしてみたいと思います。
学費の還元と書きましたが、これは正確にいうと学校よりの報酬です。
何をして報酬をもらっているかというと、
ズバリ学校のパソコン関係のお手伝いです。
といっても専門的なものではなく、授業での先生のアシスタントだったり、
自習用のパソコン教室の監督といったもので、プログラミング等の
複雑な技術関係は私自身にもさっぱりわからないのが悲しいところです。
とはいえ、お給料をもらうのですからそれなりの責任を果たさないと
給料泥棒と言われてしまいます。もちろん、それで良いと言う人もいますが、
自分の悲しい性分で、お給料分頑張らないと気が済まないのです。
きっと苦労性なんですね(T_T)

で、後期の授業よりウチの学校でパソコンのシステム及び
PC組織が一新されたのですが、
それで現在てんやわんやの状況です。
統括すべき上部組織が対応に追われているために、
私たち教育補助員(略してLA)の方も暗中模索している状態です。
ソフトウェアのバージョンアップによる……おっと質問が来た……
はい、画面がつかないそうで、見たら電源が入ってませんでした。
初歩的だなと思ったら、ページが印刷されないという高度な質問が…
センパ〜イ!、助けてください!!(来年は頼りにされるようにがんばろう)
ま、こんな感じでやってます。


P.S 黒田博樹投手(上宮→専修大→広島)9月月間MVP受賞おめでとう!
2001年10月03日(水)

簡単ですが

昨日の日記を更新してるんで見てね!
2001年10月02日(火)

さらば和田豊

世間は長嶋引退についての報道で加熱しておりますが、
昨日の阪神ー巨人戦は私にとっての偉大なプレイヤーの引退試合であった。
その男の名は和田豊。阪神タイガースを長年支えてきた内野手であり、
凋落の一途を辿る阪神にとってチームを引っ張ってきた男である。
85年の優勝以降低迷を極め優勝時のメンバーが次々と引退する中、
彼は戦い続けてきた。往年の掛布やバースのような派手さは無いが
そのコンパクトな打撃でヒットを量産。97年には開幕24試合連続安打
という記録を打ち立てている。また守備の方でも技量を見せ、
細かい数字は忘れてしまったがこちらも記録を作っていた。
記録ばかりになってしまうが、一シーズン58犠打という記録も
持っている。(残念ながらこの記録は塗り替えられてしまったが…)
その男がついに引退してしまう。彼は引退セレモニーのスピーチで
「もう一度優勝したかった」
という言葉を残している。おそらく本音であろう。
入団したその年に優勝を経験して以来16年間優勝とは縁が無かった。
92年に優勝争いを演じたもののその年は2位に終わっている。
その後はチームも転落の一途をたどるだけで、
明るい話題はごく少数であった。
その中で彼は気を吐きつづけ、ベストナインやゴールデングローブ賞などを
受賞し、オールスターにも出場した。しかし、97年のヤクルト戦で
デッドボールを受け負傷。その後のシーズンを棒に振った。
その後も彼に災難は降り続いた。監督が野村克也に代わったのである。
彼自身の能力は疑いもなかったが、年齢による守備範囲の縮小と、
野村監督による若手中心の采配により出場回数は激減した。
今年に入ってからは打撃コーチを兼任するようになり、出場回数は
より減ってしまった。だからと言って影響力がなくなった訳では無い。
自身選手会長を務めた事もあるほどの人望を備えており、
若手からも慕われていた。研究熱心でもあり打撃コーチとして
来年度の入閣が決まったのはそのせいであろう。
引退セレモニーのその時、彼は定位置であるセカンドのポジションで
胴上げされた。しかし、この胴上げが優勝によるものならと
どれだけのファンが思ったであろうか。
セレモニーの途中から彼は大粒の涙を流していた。
それは、志半ばで引退する彼の無念さも含まれたいたのだろう。
その涙に惹かれ、目頭を熱くしたのは私だけでは無いはずだ。
2001年10月01日(月)

Dag Soliloquize / tsuyo