日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2007年04月29日(日) 食べ過ぎ三河ツアー

さらさにやえさんときのちゃんがいらっしゃるというので、家にこもるつもりだったわたしですが、予定返上、天気も良いことだし、おしゃれなお二人のおデート、混ぜて頂きました。

さらさでもりもりのランチを食べ、シュシュという白いカフェでケーキとお茶(実はさらさのランチにもケーキはついていたというのに)、そして半田のジャックンポリーですぐに晩ごはん。

そういえば、家でも朝ごはんのすぐあと、ぼりぼりお菓子を食べ、ロールケーキを食べました。

恐ろしいほど食べた一日でした。

昨日版ごはん食べ損なったから、まぁいいか、と言い聞かせるも、よろしくないですね。

刈谷市美術館のチェコ絵本とアニメの展覧会にも連れてって頂けたので、ラッキーでした。へんてこな絵がいっぱいで、3人で、つっこみまくりながら観ました。こういうのはみんなで観るのも、面白いものです。

やえさんきのちゃん、ありがとうございました。


2007年04月28日(土) 17歳だった!

何より重大なのは、カジヒデキが『MINI SKIRT』を出した時、わたしたちは17歳だった、ということだと思っています。
16でも、18でも、まちがいなく好きになっていただろうし、27の今だって大好きだけど、あの時、17歳だった!ということが、どんなに大きなことかと思うのです。

て、そんなことない?わたしはでかした母さん!ヤッタネ1979年生まれ!とまで思っています。それ以外の年齢の方には、そんなことない!とか思われるかしら。ファンならみんなそれぞれ特別な思いがあるものだから、こんなの一ファンの戯言の一つだねと言われれば、まぁそうなんだけれどもさ。

しかしわたしの17歳といったら、たちの悪い、とんだ暗黒時代、銀杏BOYZが17さーーーい!とうたっているけど、まさにあれです、あんな感じ、バカでウルサイクラスの子たち、窓から放り投げてやりたい!と思っていたでしょう?ほんとに今となっては恥ずかしいし可笑しいけど。

カジくんの出現は、まさに、そこへ投じられたハート型の爆弾でした。そしてその爆弾の爆破によってかけられた魔法、もくもくキラキラのいいにおいの煙は、16だったらコドモ過ぎたし18だったらオトナ過ぎた、17歳だったからこそ本当によく効いたのです。当時からフラカンフラカンとすでに、ワンワン吠えていたわたしだけど、この、胸をくすぐる、ときめきはじけるPOPさ、おしゃれで、ブルーで、センチメンタルで。あのオリーブ的な世界へとどっぷり引き込んでくれたのは、まちがいなくカジヒデキ、わたしもYOUにヘロヘロさ!ハート型のレコードがぐるぐる回りだしたのと一緒に、ハート型になった瞳がぐるぐる、いいじゃない単純だもの、胸キュンで走り出したのです。

で、今日は、そんなカジくんの『MINI SKIRT』10周年の記念ライブでした。
わたしは今日が本当に楽しみでした。ひとみちゃんと、きちんとボーダーを着込んで挑みました(ひとみちゃんと仲良くなった直接のきっかけもカジくんだものね)。当時のライブと言ったら、お客さん、Tシャツよりもボーダーのシャツの子だらけだったものです。色とりどりのボーダーのシャツ!

そして登場したカジヒデキは、ばっちりボーダー、そして短パン!!!きゃーーー!!!きゃーーーー!!!アハハハー!カワイイーーー!!!
やっぱこうでなきゃ!きちんと期待に応えてくれるカジくんにすっかりテンションがあがってしまいました。

改めて聴いても、やっぱり『MINI SKIRT』の曲たちは、色あせない、変わらない清涼感ときらめきでいっぱいです。本当に素敵。あの独特のダンスも、可笑しいけどやっぱりかわいい!

サポートメンバーにもドキドキはとまりません。ヨシエちゃんにASH、チャーベくん!!ホリエ王子がいないのだけ残念ではありましたが。

だんだんどんどん加速して、ずいぶん踊りました。楽しかった!楽しすぎ!幸せ過ぎ!

愛しいものは変わりません。わたしの中で、ずっと大事なもの。17歳の時にかかった魔法は永遠にとけません。そして、あのろくでもない17歳のわたしの前に、カジくんよ、出現してくれて本当にありがとう。

今日も勝手にサインをしてもらう気満々で、10年前の『MINI SKIRT』を持参しました。結局最近出た10周年のデラックスエディション版も買ってしまい、どっちにサインしてもらおうかと迷いましたが、昔の方に!
握手もしてもらい、あの瞬間、乙女の寿命が100年のびました。

帰り道、ひとみちゃんが言っていてはじめて気付いたけど、わたしたちは10年前、カジくんがこの曲たちを作っていた頃の年齢にもまだいってないんだよね。

それにカジくんは、昨年出た『NEW PRETTY』も最高ですから。

まだまだだねーわたしたち!まだまだまだうっとり、がんばれる!


2007年04月27日(金) 楽しいマスキングテープ

先日YEBISU ART LABOさんへお邪魔した際に、今度面白そうな展示をするので良かったら、と頂いたDMは、“マスキングテープを使った作品展”というものでした。
この展覧会のことは、そういえば何かで聞いたわと知ってはいましたが、ああそうか、名古屋はここでやるんだと、改めて気になり、そして、マスキングテープも販売しますよというので、そりゃ欲しいと思い、早速お邪魔しました。

とは言ってもわたしはマスキングテープというのがどんなものなのか、いまいちよくわかっておりませんでした。紙のテープはこの前雑貨屋さんで見つけて何色か買ったのですが、これのことかと思っていたら、それもどうも違うようで、見るとマスキングテープというのは、貼った時にすける感じがします。色の種類も驚くほど豊富です(例えば緑だけでも何種類あるのか!というほど)。重ねて貼ったり、ちぎって貼ったり、使い方次第でいろんな表情が出ます。

本来はペンキを塗ったりするときに養生することを目的に作られたものなのだそうですが、たくさんの作家さんたちの魔法によって、様々な新しい形となり、とても面白い展覧会でした。

と、あっさりまとめましたが、この展覧会、ここからが何より面白かったのです。
どうぞ遊んでいって下さいと、お店の方に声をかけて頂いたのです。え?いいの!?

見ると何やらわくわくスペースがあるのです。壁の一部のスペースを自由に使って、マスキングテープで遊んでいって下さい!って。ほら。


これ、好きに使っていいって。
わくわくするにきまってます。



もくもくもく、作業開始です。
わたしがいる時には他にどなたもいらっしゃらず、ラッキー、思う存分、ちょびちょび、ビリビリ、ちぎってはっつけてむすんでひらいて、できあがったのが彼女です。


「おぬし、名は何と申す?!」
「わたし?おしゃれちゃん!」



お遊びスペース。全体を撮ってみても、素敵。
みなさんの、かっこよいの、集合体です。




あー楽しかった!大満足して帰りました。


2007年04月25日(水) やっぱり足りなかった。

今日のお昼は、いつものぎゅうづめのお弁当でなく、
おにぎりと、スープだったので、
せめて甘いものがないと、不安と思っていましたが、案の定、
仕事帰り、おなかが減って、減り過ぎて、
急に力がなくなり、
一緒にいたあこちゃんとの会話もどうでもよくなって、
自転車をこぐ力もなくなって、
このままここに、倒れようかと思いました。

でもまさか、そんなわけにはいかず、
どうにかこうにか家にたどり着き、
お菓子をぱくつき、晩ごはんを山盛りいただきました。
元気になりました。
どうして帰り道に、コンビニがないのか。
腹立たしい町です。


2007年04月22日(日) けろっと。

昨日の仕事の失敗を引っ張ることなく、案外けろりと過ごせたのは、早起きしてテレビをつけたら、平野レミと阿川佐和子と清水ミチコがわいわいわいわいおしゃべりをしていて、3人ともとても、かわいくて、楽しくて、そんなのを見たからだと思います。わたしもあぁなりたいというよりは、ああなるんだなと思いました。とても、大丈夫だわ!と思いました。

今日はなおみが浜松へ行く途中にさらさへ寄って下さるというので、そんならわたしも行く行く!と、念願のランチをいただきに参りました。
さらさランチはメインのお料理にスープとサラダ、ドリンクにデザートと盛りだくさんで、デザートなんてちっちゃなプレートに3種ものっていて、サービスし過ぎ!と思うほど。しかもメインのお料理のメニューは日替わりなのです。すごい!
今日は甘辛ポークとお野菜のマフィンサンドでしたが、とてもおいしかったです。大満足です。

それにしても今日のマリマリ親子ってば、お洋服がとてもかわいかったのです。
マリちゃんの、襟ぐりの大きくあいた黒のブラウスもおとなぽくて素敵だったけど、なによりマリママのかわいらしいのに驚きました。なんといってもちょっとななめにかぶったベージュと白のボーダーのキャスケットがかわいい!白い甘めのシャツもとても似合ってました。でもあまあまな感じでもなく、黒のタートルを合わせて、きちんとしめて。完璧な乙女な着こなしでした。かわいかった〜。
年相応のファッションてのももちろんあるし、そういうのは大事と思うのだけど、年齢関係なく、こういうキュートなかっこうも、ちゃらんと着てしまえるマリママはとても素敵です。
自分の母親も適度なおしゃれさんだと思うけど、母が今日のマリママのようなかっこうしたとこなんて、想像できないわー。
わたしはずーっとムーミン谷ファッションと、ばかばかしいTシャツを着続けたいけど、どうかな。

名古屋へ戻って本を売りこまにゃと、おそるおそるYEBISU ART LABOさんへ行ってみました。緊張してコニチハーとしか言えず。ノミの心臓ですもの。でも本は楽しく、いろいろ見ていたら心はほぐれるのであります。なんやかかっていた音楽もよかった。
しかしどのタイミングでお店の方に声をかけようかと思っていたら、イリコさんですよねと言われました。ばれてました。
どうも無事置いて頂けるようです。よかった。あのおしゃれなお店に並ぶんだー。うれしい。

最近わたしのまわりに、良い古本屋さんがいっぱいで、それはとても嬉しいのだけど、非常に危険です。ついつい買うから。古本なんて贅沢なものだと、今日もしつこくいろいろ見ながら思いました。

でもやはりお店ごとに特徴ってあるもので、YEBISU ART LABOさんは、なんというか、ちょっと高尚。ドキドキするものが多いです。憧れるけど、手が出ないものもいっぱい。bicabooksさんの言う、“普通”の具合が急にわかったりして。どちらも絶妙なセレクト。すばらしいです。cestaはcestaのカラーがあるもんなぁ!皆、それぞれ、独特。面白い。

「松ヶ根乱射事件」を見逃したこと、大いに悔やまれます。


2007年04月18日(水) その先の、そのまた向こう

わたしの切り絵ちゃんの、GWいっぱいまでの居候先、安城のカフェさらささんへ搬入へ行ってきました。三河方面にお住まいの方、お待たせしましたですよ。















またも大きさぴったり!な感じで、愛しい場所がまたひとつ増えました。

店主マリちゃんのお母さんが、空想力豊かなすてきな方で、わたしの絵を見て、いろんな物語を語って下さったのが、とても嬉しかったです。わたしは絵にタイトルなんかはつけていないけど、ひとつひとつの作品それぞれから、何か物語が始まるような、見るひとそれぞれにお話を想像して頂けるようなものを作りたいと、それだけは常に、思っているのです。

展示はGWいっぱい5/6まで。
モーニングもランチもお茶もどんとこいな、でもかわいいお店です。ケーキもお茶も本当に種類豊富でおいしいの。まだランチをいただいたことがないので、期間中に絶対食べるぞーと思ったり☆
ワークショップはありませんが、みなさんの空想力妄想力をちょっとでもくすぐることができたら!
その先の、そのまた向こうへ飛びたいの!アナタと!

もちろんポストカードブックの販売もしておりますよー。
よろしくお願いします!!!


2007年04月17日(火) ひそひそ声

昨日はクラウドベリージャムとアロウズの対バンを見にいきました。
週の頭から、なんて素敵なことかと思いました。たんと踊って、とても楽しかったです。

春はいろんな色の花がきれいです。どれもこれも、おいしそう、と思います。ちぎってむしゃむしゃ食べてみたいと思うのは、春の花が多い気がします。
だから森茉莉が、薔薇の花を食べてしまったというのも、なんとなくわかるのです。わたしは薔薇の花よりも、ぽんぽんに咲いた桜や、菜の花の方がおいしそうに見えるけど、薔薇はたしかに、食べたら美しくなりそうだもの。

今はつつじたちのひそひそ声が聞こえてきそうです。毎年きちんと桜の花が終わる頃になると、つつじたちは濃く色付き、大きく膨らみつぼみとなり、「ね、わたしたち、そろそろいいよね」「いいよね」「ね」「ね」と、互いに確認しあうかのように、咲き始める準備をするのです。誰かがぽっと花開いたら、それはもう一斉に、開き出すのでしょう。そのタイミングを、今よ、今こそよ、というその瞬間を、ぎりぎりまで待っている、今はそんな時。

つつじちゃんも、花の先っぽ、甘いもんなぁ。やっぱり春の花は、とりわけおいしいものなのでしょう。うんうん。


2007年04月15日(日) おめでとう

同僚こばっちの結婚式でした。

泣くにきまっているので、なるべくなるべくこばのこと考えないようにしていました。
家で準備をしているときはトモフスキーをがんがん聴いて、電車の中では鴨居羊子さんのエッセイなんて読んで、考えないように考えないように。

ウエディングドレスのこばを見ても、にやにや笑いでうひひって、わざとうひひって笑っていました。

でもやっぱり、最後に披露宴の会場を出る時、こばを目の前にして、声をかけようとしたら、だーめだこりゃってほど涙がいっぱい出て、なんにも言えないのでした。

5年とちょっと、ほぼ毎日顔を合わせ、一緒に闘ってきた仲間です。ごめんねとかありがとうとか、友達よりもいろんな感情がぐるぐるするから、とても厄介です。

でもわたしは本当の本当はちゃんと知っています。こばは本当に、近年稀に見るいいこなのです。いろんな感情がぐるぐるするのは、わたしのエゴのせいです。

神様はちゃんと見ている。あんないいこは、幸せにしてあげなくてはだめだと。本当にそう思いました。

今日は泣いてちゃんと言えなかったけど、だからといってこんなとこで書くのもなんなので、こばの退職までに、きちんと伝えたいなぁ。


2007年04月14日(土) あまえんぼう

やながせ倉庫での展示が終了しました。
見にきて下さった皆様、bicabooks様、
ラブ!!!!!!!!!!!!!!!!

次は安城のさらさ様、お世話になります。
よろしくお願いします。

いたつさんのバス子ちゃんに乗せてもらって帰りました。
うしろの席から、前にいるいたつ兄さんと、やえこ姉さんの背中を眺めつつ、パパとママだわと思いました。わたしは子ども。ぬくぬくぬく。

わたしは今日はコーヒーをぶちまけ、小銭をまき散らし、みたらしのタレをたらしました。気をつけろって、みたらし屋のおばちゃんに予言までされたのに。そしてほりえくんは、そのつど手際良く、ちゃっちゃかふいてくれたり片付けたり。やえさんが、ほりえくんはいいおにいさんになるわって。そうだほりえくんはおにいさんだ、とその時思ったのでした。ほんとにいいおにいさんだよ。あぁ、家族ができあがる。

みんなに甘えられて、わたちうれちい。

とかばかなこと言ってないでがんばろう。
最近なんでもかんでも、「じゃ、GWに。」と言っているけど、大丈夫かしら。


2007年04月10日(火) わたしは駅前で、自転車屋さんになるべきだ。

今日はとってもいい日みたいとか言っていた翌日、つまり昨日、自転車の鍵をなくしました。

仕事から帰ってきた、地元の駅で、まさに、自転車に乗るときに気が付きました。あれ? ない!

かばんのなかもポッケの中も、ひととおり見たけどないので、あきらめて歩いて帰りました。
家に帰ってもう一度ひと探し、でもありません。予備の鍵すらありません。

これはもう、鍵を壊してつけかえるしかありません。

それで今日、仕事帰り、鍵のかかった自転車をどうにかこうにかひきずって、自転車屋さんへ運びました。

と、文章で書くとたったの2行のことですが、これが本当に大変で、誰も助けてくれないので、わたしはまさに、自力で運んだのです。ひどくみじめでまぬけでした。ちょうど薄暗く、夜が近付く時間帯で、まだよかったです。まっぴるまなら、もうこの上なく恥ずかしいし、すっかり夜なら、悲しさが膨れ上がるから。
鍵のかかったうしろのタイヤを持ち上げて、うんせうんせと一歩、一歩、でもすごく重たくて、何度もその場に自転車をぽいっとしたくなりました。何度も何度も休憩をして、うなだれて、でもあとちょっと、あとちょっとと進みました。
途中、わたしを追い抜いたおじさんが、振り返り、立ち尽くすわたしにどうしたの?チェーンがはずれたの?と声をかけて下さいました。いいえ鍵をなくしたんです、なので自転車屋さんで鍵を壊してもらうんです。と答えると、そうかいそれではいけないねぇと困った顔で少し笑って去っていきました。泣きたくなりました。それでもふんばるいやな根性の持ち主です。わたしは、駅前に自転車屋さんを作るべきだ、と強く思いました、駅に自転車を置いておくと、いろいろいたずらはされるし、トラブルがいっぱいなのです。だから、駅の目の前に自転車屋さんが必要です、そうだわたし、自転車屋さんになろう、駅前に店を開こうなどと、思いがけず新たな夢など抱きつつ、どうにかこうにか自転車屋さんにたどりつきました。もう、肩も腕も手も、だらんです。

すみませーん、鍵を壊して、新しく付け替えてくださーい!

すると、自転車屋さんは恐ろしいことを言いました。

あー、申し訳ないんだけどねぇ、今、防犯上の関係で、鍵を壊せないことになっとるんですわ。防犯登録の証明書と、身分証明書があればまだお受けできるんですけどねぇ、それがない限りは、警察に止められとるんですわ。


えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


え?、え?、え?、え?、じゃあどうすればいいの、あの重たい汚いボロ自転車、抱えて歩いてきたわたしはどうなるの、あのみすぼらしい自転車、あのこの運命はどうなるの、ここに置いていっていいの、また家までひきずっていけというの?え、え、え、え、え?????わかんない、わかんない、全然わかんない!
じゃあどうすればいいのーーーーーーーー!!!!!!


都合により日記はここまでしか書けません。続きを聞きたい方は直接わたしまで。


2007年04月08日(日) 今日はとってもいい日みたい

というのはエンケンさんのうたのタイトルですが、今日はこんなタイトルをつけてみたくなるような一日でした。

今日は、岐阜、やながせ倉庫でのワークショップだったのでした。

やながせ倉庫やながせ倉庫と言っていますが、実のところ、やながせ倉庫の中のbicabooksさんに、お世話になっているのです。bicabooksさんがとても良くして下さって、今日のワークショップは、予想以上にたくさんの方が来て下さりました。
実はわたしは、ひとが来なかったらどうしようと不安で不安で仕方なく、大きくのんきに、だいじょぶ、だいじょぶ、とも思うのだけど、その裏側で、どうしよ、どうしよ、という思いも消えなくて、とても苦しかったのです。それが、こんなにたくさん来て下さったというのは、どう考えたっていっぱい宣伝をして下さった、bicabooksさんのおかげです。ありがとうを言いながら、胸がぱんぱん、泣くかと思いました。

さて、今日なんといっても嬉しかったのは、はじめて、ちびっこのお客さまがいらっしゃったということです。



ひとりは高校時代の恩師の御子息。工作大好き、会いたかった7歳、ひろきくん。
もうひとりは、明日からピカピカの一年生、オレンジジュースに大感動、ひとなつっこい6歳、かずやくん。

どんなのができたかな。
見せて!見せて!



じゃじゃーん!わぁ!スゴイ!!
かずやくんは、わたしが用意していった動物の型紙を、ぜーんぶ切りとって、作ってくれたのです!とても上手に切り抜いて、好きな位置に並べて、ぺたぺた。型紙以外にもお星さまも飾ってくれたり、ねこちゃんなんて、イチゴ柄です。お部屋に飾ってくれるって!感激です!ありがとうね〜!



どどーん!わぁぁ!こっちもスゴイ!!
ひろきくんは、型紙は使わずに、全部自分で作ってくれました!一生懸命考えて、たくさん作ってくれました!すごいなぁ〜。何も見ずに、よくこんなにもと、驚いてしまいました。へびの柄もかわいいし、ヒョウもいます!あぁ〜、なんて胸キュンな!ありがとうね〜!

他のみなさんも、それぞれ個性いっぱいの楽しい作品を作って下さいました!今回もまた、感心しきりのわたしでした。わたしの発想なんて、まだまだ小さく、乏しいものです。というか、できあがった皆さんの作品を見せて頂くと、ひとの数だけ、違う形、違う色、あるんだなぁって、つくづく実感します。わたしは何も特別なことをしているわけではないと、こういう時本当に思います。なので、わたしはワークショップというのは、やればやるほど、感謝の思いでいっぱいになるのです。逆に学んで、感動することばかりです。
ワークショップって、もしかしたらわたしが学ぶためにあるのかも!なんて言っててよいかしら。

それでもそんなわたしの作品を、良いと思って下さる方がいるということは、もっと自信を持たなきゃとも思うし。。。まだ、自分がどんなふうに立っていればいいのか、正直わからないのです。いいのかなこんなんでっていうのは消えないし、消しちゃいけない気もするし。迷い迷いまーよいよいって、あいまいちゃんたちのうたが聞こえてくるので、とりあえずこのまま、ふわんとしていようと思います。
さわらないで!!
でもさわって!!

参加者の皆さん、こんな絶好のお花見日和にもかかわらず、わたしの切り絵なんかにつきあって下さって、本当にありがとうございました。


こちらの素敵ご夫妻をはじめ、着物ガールちゃん、眼鏡の青年さん、
雑貨屋さんのかわいこちゃん、みなさんとても、素晴らしかった。
ちなみに上の輝くシフォンケーキは、bicabooks堀江氏の手作りなのでした。
感謝して頂きました。おいしゅうございました!


会場に向かう途中で電車の中から見えた、笠松の満開の桜や、ひとが集まる前にやってきた3歳と5歳のちびっこと格闘したこと、夜は夜で、またもフラカンを見に行ったことも含め、今日はやっぱり、この上なく、とってもいい日、でした。


2007年04月07日(土) すずめがチュン!

たしか一年前の冬は、本当によくみかけた雀によく似た小鳥を、今朝久々に見ました。しかもかなり間近で興奮しました。

その小鳥は、雀と大きさや形は同じようなのに、羽根やしっぽにレモンイエローが入っていて、とてもきれいなのです。近頃めっきり見ないし、何人かのひとに訊いてもわかって頂けないことばかりで、幻だったのかとさえ思っていました。

今、堤防の上は菜の花がとてもきれいで、菜の花に隠れて雀がチュン!わたしも一緒にかくれんぼ、かくれんぼしながら、菜の花ちぎってむしゃむしゃ食べたいね〜などと思って、ほくほくのんきに観察しながら自転車をこいでいると、雀でなくて、その子たちがパタパタ飛び出てきたので、わぁ!いるじゃん!と嬉しくなりました。

そんな春うららな良いお天気の朝だったのに、みるみる曇って、雨がいっぱい降った一日でした。ずっと職場にいたけど。

それにしても冴えない一週間でした。でも明日はやながせ倉庫でワークショップです。お客さまはいらっしゃるでしょうか?なんでも柳ケ瀬は、今日明日とお祭りで、大変な賑わいのようです。お祭りにいらした方をどう呼び込むか、ワークショップ、道ばたでやってもいいんじゃないのかとさえ思いますが、あぁ、みなさんどうか、遊びにきて下さい。


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