「今年の汚れっ、今年のうちにっ!」っとCMでも唄っていますが。 みなさん、大掃除は完了しましたかー?
我が家は6月に引っ越してきたばかりなのでそんなに汚れていないのだけど、それでも年末はヤッパリやらないと。 年を越せない気分になっちゃうのよね。
ウチの大掃除は、普段掃除なんて絶対にしないダーリンが大活躍するのだ。 「普段の掃除」と「大掃除」は、彼の中では別物らしく、大掃除になると「掃除マシーン」と化すダーリン。 今年も細かいトコをセコセコ掃除するもんだから全然進まないshonを尻目に、倍くらいのスピードでモリモリとメニューをこなしてくれたのであった。感謝。
っで、夕方にはベランダも台所も窓も床も風呂場もトイレもピッカピカ〜〜♪ これじゃなくちゃね〜。ウフフ〜。 全てが完了して、買ってきておいた正月用のお花をチョコチョコと生けて、玄関には松飾をだした。 正月だ〜!いぇ〜い!正月がやってくるぞぉ〜!
そうそう。 「猫の手」にもならない暴れん坊カブは、掃除の間どうしていたかと言うと。 これがまた大人しくしていてくれたのだ!(これぞ奇跡っ) 途中お昼寝もしてくれたしね〜。ウキキ。 どうやら家中の窓を開けてバタバタと動き回る私たちを見て、「ムムム。このワッショイなムード!」っとばかりに興奮したらしい。 掃除してる間中、お父さんとお母さんの間を行ったり来たりしてはしゃぎ回ってたのでした。 良かった良かった。
そんなワケで明日以降は正月の買い物に行くくらいで、あとはグータラ過ごすのみっ! 去年はカブも産まれたばかりだわ、ダーリンは2000年問題(懐かしぃ〜!)で大晦日から徹夜だったわで、マンジリともしない正月を迎えたのだけど。 今年こそはユックリのんびり過ごすぞー!
2000年12月28日(木) |
* しまのチンチン * |
下痢&嘔吐もひと段落し、今週は月曜日から元気に公園へ繰出しているshon&カブ。 昨日は1週間ぶりに、仲良しのヒロくんと会った。 1歳違いのこの2人はどうやらとても気が合うらしく、奪い合い小競合いをしながらも仲良くつるんで遊んでいる。なんとも微笑ましい光景なのだ。 公園の帰り道、ヒロくんのお家へお邪魔した。 ヒロくん親子も先週はカゼをひいていたらしく、子供達も親達も先週はパっとしない1週間だったので、その反動か子供同士もハイテンション、親同士も話しが弾み楽しいヒトトキを過ごして来た。
ヒロ君はとても観察力の鋭い賢い子なのだけど、そんな知的なヒロくんにも男の子特有の「シモネタブーム」がやって来ているらしい。 オモシロイなぁ〜って思うのは、2,3歳くらいになると女の子は“ウンチ”とか“チンチン”等のシモネタに恥じらいを見せ始めるのに対して、男の子の殆どはそうゆう言葉を面白がって言うようになる。(そうじゃない子も居るケドね)
っで、場面は戻って。 カブとヒロ君がコドモチャレンジの教材、しまじろうの「着せ替えボード」で遊んでいた。 っと、突如ヒロ君がスゴイ嬉しそうな顔で着せ替えボードに描かれた裸のしまじろうの股間を指差し、得意げに「しまじろうのチンチン!」っと言い出した。 ヒロ君ママは「もうチンチンはいいから〜。もう〜。(プンッ!)」っとあしらったのだけど、しつこく股間を指差すヒロ君。 私はテッキリ、チンチンがあるであろうその場所を指差して「チンチン!」っと言っているのだとばかり思ったのだけど。 違ったのだ。 そこにはしっかりチンチンが描かれているのだ! なんか1人でウケてしまった私。 だって、そこにチンチンを描く必要性って無いんじゃないか?! しまじろうはオスだけど、トラで、しかもすごくキャラクター化されたトラなのだ。実物のトラとは大分違う。2本足で立っているし服だって着てる。 その直立不動の態勢で描かれた裸のしまじろうにはオッパイだってオヘソだって付いていない。 なのにどうしてチンチンだけが描いてあるのだ!? しかもそのチンチンは、よくドラエモンとか子供向けのアニメなんかで描かれているような“人間の子供のチンチン”なのだ!! 絶対に変でしょぉ〜〜。
「ナンでナンで〜!?笑えるよ。これ〜〜!」っとウケル私を見て更に喜ぶヒロくん。 「しまじろうのチンチン、しまじろうのチンチン!」っと手を叩いて跳んでいる。ククク。
その後、ヒロくんは「しまじろうのチンチン」を連発し、「カブくんのチンチン!」「パパのチンチン!」「ママのチンチンは!?」っと話しは発展していった。 ヒロ君ママ「ママにはチンチンは無いの」 ヒロ君「なんで?カブ君のママのチンチンは?」 shon「カブくんのママにもチンチンは無いの。」 ヒロ君「どうして!?」 shon「ママもカブ君のママも女の子だからチンチンは無いんだよ。」 ヒロ君「どうして?」 shon「女の子にはチンチンは付いてないんだよ〜」 ヒロ君「どうして?」 ヒロ君ママ「チンチンは男の子にしか付いてないんだよ。だから○○チャンにも付いてないんだよ。」 ヒロ君「どうして?」
ムムム〜〜。 これは確かに難しい質問なのだ。 まさにソレは性教育の第1歩なのか!? 子供の場合、男女の違いはチンチンが付いてるか付いてないかの違いくらいしか無く、実感として「性別の違い」って解って来るのはもうチョット先のことだろう。
ハッ!!もしかしてベネッセさん。しまじろうにチンチンを付けた意図は、性教育の糸口ですか?!考えすぎ?!
大喜びのヒロ君とは別に、その後母の話題は性教育へと移って行くのであった。 ちなみにしまチャンのチンチンは、別の教材の裸にもチャンと描かれていました。 ヤッパリ意図的って事なんでしょうか。ナゾです。
2000年12月27日(水) |
* 悲しき母の現実 * |
銀行のCD機が物凄い混んでる。モノスゴイ。 ディズニーランドみたいにグルグルとトグロを巻いておる。 ウチの給料日は28日。 週末の散財のせいで、サイフにはあと2千円(25日時点)。 キビシぃ〜〜!!っと思い銀行へ小金をおろしに行くも、そんな有様なので敢え無く退散イカの塩辛だった昨日。 そして本日。 クリスマスは過ぎて行ったって言うのに状態変わらず、相変わらずのトグロ巻き巻きディズニーランド状態。 そして本日ウチのサイフの中身は560円。 キビシィ〜〜ッ!!(財津風に)
まったく、トグロの先がハニーハントって言うなら我慢もできるけどよう。 CD機だぞ。 カブ片手で抱いて、その列を完走したら。 その片腕は半日くらい使い物にならないであろう。 11キロだよ。重いんだよっ。 子供生まれる前は3キロ以上の荷物は絶対に持たなかった自信があるのにっ。 この腕の筋肉は一体…。 あぁ〜悲しき母の現実。 明日は空いてておくれ。と切に願う午後であった。
2000年12月26日(火) |
* 夕焼け小焼け * |
子供の目ざとさにはビックリさせられることがよくある。 2、3歳くらいになると男の子は飛行機とか車輪が付いた乗り物に興味を示す子が多いのだけど、例えば飛行機。 公園の砂場で砂を掘ってると「飛行機!」っと空を指差す子供。 その子の母が「飛行機?どこ?」っと探しても暫く見当たらない。 つられてshonも空を探してみるものの、全然見つけられない。 っが、子供はガンとして指を指す。 その子の母も懸命に探す。 そうゆう時は必ずどこかに飛行機が居るのだ。 しかも物凄い遥か彼方にウッスラと飛んでいたりする。 視力0.04のshonには、メガネを掛けていてもコンタクトをしていても絶対に探せないくらいに小さな小さな飛行機を、「飛行機ブーム」が訪れている子供は絶対に見逃さないのだ。 同じようにマクドナルドが大好きな子供はスナップ写真の片隅に写る「m」マークを絶対に見つけるし、アンパンマンがブームな子はどんな思いがけない場所にアンパンマンが付いてようと見逃す事は絶対にない。 それはまるで「キカイダーのレーダー」の様な恐るべき嗅ぎ分け能力なのだ。
で。今カブの「気になること」は空を飛ぶ鳥。
ウチのマンションは玄関のある廊下側が西側で、廊下側がググっと高台になっているのでスゴク見晴らしが良い。 丹沢の山々や富士山が見える。 買い物の帰り、カブをチャリの補助椅子の乗せて廊下をカラカラひいていると、カブの目の色が変わる。 夕方になると西の空は巣へ帰る鳥達がタクサン飛んでいるからだ。 遊び疲れてオネムの時は別だけど、元気な時はその視界から1羽の鳥も見えなくなるまでズット西の空を見てる。スゴイ遠くの鳥も絶対に見逃さず。
夕焼けの空はキレイだし海なんかでボンヤリと眺めた事はあるけれど、そんな風に家の裏から見える景色を真剣に見つめるなんて。 そんな日常の景色に感動できる子供ってスゴイな。って。 カブがあまりにも真剣に見つめるから、最近は私まで一緒になって鳥を探してしまう今日この頃。
いつの間にか「日常」は「ただの日常」になって行くし、キレイな景色も「非日常」じゃないと感動できなくなってしまう。 そんな風に「いつの間にか」な事ってあまりにもタクサンあるんだよなぁ〜っと、子供と一緒にいると思い知らされるのでした。
エレベータに乗ったら、吐き気を催すくらい物凄い勢いで香水の残り香が!!いやっ。「残り香」という表現がふさわしくないくらいキョーレツな匂いだったんだけど、でも香りの持ち主がスデに去った後だったんで、ソレはやっぱり「残り香」!? 香水は決して嫌いじゃないけれど、アレはもう嫌がらせの域だね。 っとブツブツ思っていたが、ハっと我を振り返る。 20才くらいの時、そんな自分も大人ぶって香水をバンバンふって会社に行ってた時期があったんだよな〜っと思い出した! 当時その香りがスゴク好きで布団にまで撒いて寝ていたんだった! しかもその香水は爽やか系じゃなくてネットリした甘ったるい夜の香り…。 今思うとちょっとイカレタ行動でした。
10年以上も経ってるのに「同僚の皆さんすみませんでした。」と心底誤りたい気分にさせられた「残り香」事件でした。
そんな訳で(どんな訳だ?!)昨晩はちょっとブルーな出来事もあったのだけど。 いやいや。イヤなことの後には良い事があるモンなのね〜。 土曜日だし、公園行っても大きい子供に占領されてそうだしなぁ〜。どっしようっかなぁ〜なんて思いつつ、カブをチャリに乗せて繰出そうとエントランスまで来たトコロで、ふと「ちょっとポストでも覗いて行くか」っと開けてみると。 1通の手紙。エアメール。 ムムム。海外で暮らす友達は3人。 クリスマスカードかなぁ〜。っと思い、取り出してみると普通のお手紙だった。
最近はメッキリ電子メールがコミュニケーションの主流になってる私なのだけど、その手紙の主、美香ちゃんともやり取りは電子メールがほとんど。 「ナゼに手紙?」っと思うも、やっぱりお手紙ってナンか嬉しいんだよね。メールと違って「幸せがポストに〜♪」って感じで。
実は、この間パソコンが壊れた時、メールアドレスのアドレス帳が1部破損してしまって、美香ちゃんのアドレスが解らなくなっていたのだ。 っで「メール来ないかなぁ〜」っと思うこと2ヶ月間。そうこうしてるウチに年賀状の季節になり「ま、年賀状に書いておけばイっか〜」なんて思っていたのがつい4、5日前の事。
手紙を開けてみると「たまには手紙も良いかと思って」と、彼女の几帳面な文字がびっしり並んでいた。 特別何があったとか、そんなことは無いのだけど、何て言うか。 活字と違ってドラマとかで良くある便箋の上に顔がオーバーラップしてその人の声が聞こえるみたいな、そんな気がした。 そうゆう「普通のお手紙」をあえてメールでなく手紙で送ってくれた事が、妙に本日の私の心に染み入ったのでした。
多分メチャ暑い情緒もクソも無い季節と派手なイルミネーションの中、今ごろ「メリークリスマス!」なんてやってるんだろうな。
いやいや。じぃ〜んとしました。どうもありがとう。メリクリ。
昨日はナンだかツイてない1日だった。 カブも夕方からずっとグズリっぱなしで、ようやく0時過ぎに眠った頃ダーリンが帰宅。 はぁ〜やっとこれからユックリと1日の疲れを癒すんだわ〜なんて思っていたのに、些細なことから忘年会でスッカリ酒が入ったダーリンと何となく気まずい雰囲気になってしまった。 私はケンカやわだかまりを翌日に持ち越さずに、ちゃんと言いたいことはその時に言うことにしているのだけど、翌日休日出勤のダーリンは私の「文句を言うぞムード」を察知して、さっさと寝室へ行ってしまった。 翌日休みなら寝室から引きづり出して来るところだけど、もう2時を回っていたしソコまで強行な手段を取る事も出来ず…。 リビングに残された私は「ひどい〜〜!ひどすぎる〜〜!卑怯者〜〜!」っと毒づき「やっぱり今日ってツイて無い…。しかも明日は土曜日だって言うのにカブと2人だし。どうするんだっ!このムカムカ、イライラはっ!」っと洗い物をしながらブツブツブツブツ…。
専業主婦をしてると「切り替え」が難しい。 ONもOFFも同じ場所で、しかも大人同士と違ってグチの相手にもなってくれない子供と2人きりなので、イライラしてる時に上手く切り替えられないと結局子供に八つ当たりしてしまうハメになる。 しかも子供に八つ当たりなんてしようもんなら、その後もっと嫌ぁ〜な気分になってしまうのだ。 「このまま寝ても明日はダーリンも居ないし、きっとまだ私の事だからナンだかイライラした朝を迎えちゃうんだろうなぁ〜。イヤだなぁ〜。」 っで、ワタクシ突然閃いた。 「出掛けてやるっ!ちくしょう〜!」 思い立ったらそうするのが一番の良策と思え、もう夜中の2時も回ってるって言うのに“深夜の外出”を決行することにした。 寝室を覗くとカブとダーリンはすやすやと眠っている。 まぁ、もしカブが起きてもダーリンが面倒見ればいいのさっ。そのくらいは自分だけ勝手に寝た罰なのだ!っと言うわけで、レッツゴー!ゴー!
愛車のママチャリ(補助椅子付き)にまたがり夜中のコンビニへ。雑誌を1冊買って、さてどうしよう。 ファミレスでちょっとお茶でもして帰るか〜。なんて思っていたんだけど、その道すがら最近新装OPENしたBARがあって、中をチラリと覗いて見ると結構良い雰囲気。 「ジョナサンよりはコッチの方が気分転換になるかもねっ。」ってなワケで、その店でちょっと飲んで行く事にした。
カウンターの端っこで雑誌を見ながら、他のお客さんの会話を聞きながら、外の景色を眺めながら、カクテル2杯分。時間にして1時間ちょっと。 バーテンダーの人に「お仕事の帰りですか?遅いですね。」だの「お仕事は何日までですか?」なんて話し掛けられて、まさか「子持ち母の気分転換です」とは言えず…。 成り行き上「会社帰りのOL」になってしまった私。トホホ〜。
ケンカって、ホントはその場でキチンと話して解決できるのが最良なんだろうけど、相手が翌日仕事だったり、子供が居たりするとケンカもままならない。 そんな間が悪いとき、たまには思い切って家から出てみるのも悪くないな…なんて思ったよ。 たった1時間ちょっとだけど、この「不良母行動」は気分転換になったもの。 まぁ、こんな事しょっちゅうやってたら問題あるんだろうけどね(^^;
家に帰ってパジャマに着替え寝室に入ると、家を出たときと同じポーズで眠りこける父子。 今回は私も反則技を使ったんで“何も無かったことにしよう”と思いつつ、眠りに落ちたのでした。
2000年12月22日(金) |
* 寿司食いねぇ * |
カブが産まれる前は「ボーナスが出たら寿司!」だった我が家。 っが、カブが産まれてからはマンジリと寿司を食べられるワケも無く、この慣わしは一時中断されていたのだ。 っが、今回、ヒサビサに復活!! 先週末、寿司屋へゾロゾロと行ってきたさ。 前みたいにカウンターで好きなネタを頼みながら日本酒をチビチビやって、お話に花が咲く〜なんて事は夢のまた夢だけどね。 もう最初から何食うか!って決めてカブがグズリ出す前にガンガン食う!食いまくる〜(^^; ダーリンと2人でシッポリとカウンターで食べに…なんて一体何年後になるのだろうか。 でもまぁ。美味しかったからいっか! やっぱりたまには贅沢しないとね。うしし。
ところで。 懐かしのあの唄『寿司食いねぇ』もよくよく聞けば相当笑える歌詞だけど、最近スーパーの魚売り場に流れる『魚サカナさかな〜!魚を食べるぞぉ〜♪』の唄も、よくよく聞けばスゴイ変な唄。 多分あのたからかな歌声は西村知美だと思うんだけど…。 正式な曲名は何て言うんでしょうか。アレ…。
いやぁ〜。参ったよぉ。 一昨日の夜、カブが大腸炎(赤ちゃんが冬にかかりやすい病気)にかかってしまい、ゲボゲボ吐くわ、下痢ピーだわでマンジリとも出来ずに夜が明けたと思ったら。 なんと私にも伝染ってしまったのよぉ〜(ToT) 大抵の大人は免疫が出来てるらしく、殆どうつったりしないらしい。 っが、症状が全く一緒。病院へ行ったら案の定…。 子供と同じ薬を処方される情けない母shon。トホホ〜。 思えばムカムカして口に入れてもスグに吐く…なんて大人になってからあまり経験が無い。ツワリとか二日酔いもムカムカはするけれどゴンゴン吐いちゃうって感じでは無いし。 いやいや、ホント。結構参ってしまいました。
それにしても子供って強いなぁ〜ってつくづく感心してしまったよ。 発病してスグは吐いてグッタリしていたのだけど、症状が落ち付いて来たと思ったらヤッパリ遊びたがるんだもんね。外にも出たがるし。 一方私はそんな元気はモチロン無く、「こんなダルイのに!カブだってダルイ筈なのに!!なんでヤツは元気に車なんて乗ってるんだ!?」っと恨めしい気持ちで布団に寝転ぶ1日でした。
やっと夜になって薬のおかげかパソコンに向かう元気も回復。 でもヤッパリ今日は早めに寝よ。
皆さんも年の瀬です。クレグレも体を大切に。
2000年12月19日(火) |
* 「カァーカン」 * |
カブがついに「カァーカン(おかーさん)」と言うようになった! 私以外の人からすれば「だからどーした。それれがナンだ。」ってな事だろうとは重々わかってるものの、書かずにはいられないくらい嬉しいモンなのね〜。 1週間くらい前に「おかーさんって言ってみて?!」って言うと「カァーカン!」ってヨワヨワしくマネするものの、呼びかけてくる訳じゃないんで「これはただマネしてるだけなんだよな〜きっと。」なんて思っていたのだけれど。 自分で「言ってみて!?」と催促しておきながら「かーかん」と呼ばれると嬉しくて、満面の笑みで「なぁ〜にっ!?」っとシツコクしつこく返していたら、3日くらい前から遂に呼びかけるようになったのだ。 デヘヘヘヘ。 今日1日で「カァーカン!」「なぁ〜に!?」(デレデレ)を何度繰り返したことか。アホすぎる光景。
「おかあさん」は「ママ」に比べて格段に言いにくいらしく、周りで聞いてみても「ママ」のウチは大抵最初に出る言葉が「ママ」なのだ。 それに比べて「おかあさん」のウチはワンワンとかマンマとか、そうゆう単語にドンドン先を越されてしまうらしい。(カブも同じく。) そんな事まで考えもせずにウチは「おかあさん&おとうさん」にしてしまったのだけど、そうゆう事ならウチも「ママ」にしても良かったかなぁ〜なんて、たった目先の数ヶ月の差だって言うのに、自分達の考えを曲げてまでチョット後悔したりして。 そうなのだ。そこまで自分のことを呼んでくれる喜びを夢見ていた私。 そして遂に念願かなった!っと言うワケなのです。うしし。
はたと気が付くと、「カァーカン」「なぁ〜に?!」のやりとりを横で寂しそうに羨ましそうに見つめるダーリンの姿が…。 そうだよねぇ〜。いやいや。ごめん。 そんなワケで今、「とーたん」の特訓中です。 トーチャンは君の一言で3ヶ月分くらいの元気が出るのだよ!! カブトよ。がんばっておくれ。(笑)
2000年12月18日(月) |
* 21世紀 ! * |
気が付けば、あと数日で21世紀を迎えるのだよ〜。スゴイよ。21世紀。 世紀をまたぐ瞬間に立ち会えるのは100年に1回。1000年紀をまたぐ瞬間に立ち会えるなんて1000年に1回だもの。 そんな特別な瞬間を2つも体験できるなんて、なんてお得な私達。うふふ。 イベントと「お得」に弱い私は断然ウキウキしちゃうよ。 思えば「21世紀」と「1999年ノストラダムスの大予言」。 この2つは子供心に「未来の自分」を想像するキーワードだったなー。 「1999年になった時、その時わたしは31歳」なんて計算してみるものの、その時感じる31歳はすごい遠くの想像もつかないくらい先のことの様に感じていたんだよな。 実際1999年になって、31歳になって。 1999年は妊娠してて、しかも7月は9ヶ月のデカイ腹抱えて暑くて暑くて、ノストラダムスどころじゃなくて、人に「ねぇねぇ、ノストラダムスの予言って信じてる?」みたいな事言われても「ど〜でもイイ感じ。」って思っていたんだよね。トホホ。 あんなに子供の頃「1999年に地球は無くなってしまうのか?!」なんて想像してたのに。
同じく子供の頃想っていた「21世紀」とは、すごいドラエモンな世界が展開されている時代だったよなー。 空中にガラス張りのパイプが張り巡らされてその中を飛行機みたいな乗り物が超高速で飛び交い、街は全て超高層ビル。お家にはお手伝いロボットが居て…みたいな。 でも実際はそんな事なかったね。
とは言え、もしも私が子供だった20年前から一気に現代へタイムトリップしたら…っと考えてみると。 新宿とか渋谷とか表参道とか、その辺りにポンと20年前の人を置いてみたら。 それはソレで、結構「21世紀っぽい景色」だったりするのかも。
みんな携帯持って歩いてるし(ソレが電話だとは気が付かない位小さいに違いない!)、モバイルしてる人なんて見たらそれこそ「ドラエモンっぽい!!」って思うのかも。 昔から比べたら車の形なんかも流線型で「未来っぽい」感じだし。 髪の毛も今や黒髪の人のほうが圧倒的に少ないもんね。その昔は“髪の毛茶色にしてる人=ヤンキーorお水”だったもん。 ギャル系のコのヘアメイクなんて、見様によっては宇宙人ぽく見えなくもないし(笑)。 あとはテレビ。CMから何からCG炸裂でコレにはビックリ仰天すること間違いなしだね。
う〜ん。 そう思うと、やっぱり21世紀中に「ドラエモン的時代」がやってくるのかな。 20年でこんなに違うんだもんね。 あと50年くらいしたらそうなるのかな〜。 その時まだ生きてる可能性もあるんだもんな〜。不思議。ドラエモンに会えちゃうのかしら。
とは言え。 「新世紀の幕開け」なんてスゴク明るい響きだけど、実際はそんなに明るいことばかりじゃないのかもしれないけど。 地球レベルで言えば、もう弱っていく一方なんだもんね。
うん。でも、まぁ。 とりあえず今年の正月はメデタイメデタイ!!で迎えることにしよっ。 だって100年に一度のイベントだもの〜。ウフフ。楽しまなくちゃ損なのだ!
ようやく作ってますっ! もうマキ入っちゃって、昨日は気がつけば朝の5時っ! ねむぅ〜〜〜いっ!!
カブが産まれるそのまた昔。 私は年賀状ってあんまりチャンと書かないヒトでした。 会社勤めてたクセに。 来た人にだけ、テキトーに書いてお終い〜って感じで。 それが25歳を境にちゃんと書くようになった。 キッカケは、勤めていた職場が組織変更によって来春には解散するコトが決まって、サスガに「今年は職場のみんなや上司にも年賀状くらいキチンと出さねば!」っと思い、ウン年ぶりに100枚近い年賀状を書いたのだ。(しかも手書き) やらないとなるとサッパリやらないクセに、ヤルとなると結構ハマってしまうわたしの性格。 その年も「どうせ書くなら版画くらいは行っときたいでしょ〜」っとダーリン共々盛りあがり、書道の隅っこに押す自分の朱印みたいなヤツまで作っちゃって、相当楽しんだのだ。 っで、結局、翌年から年賀状作成は年末のイベントになってしまった。 その後カブが産まれるまでの5年間、絵心も無いクセに芋版だ、水彩だ〜って夫婦2人で結構盛りあがって年賀状を作ってた年末。
っが、カブが産まれ。 芋版やら水彩やらも良いのだけど、やっぱり子供の顔を入れてしまいたくなるのが親心。(親バカ心とも言う) 去年はパソコンでカブの写真入りの年賀状を作成した。 そして今年も同じく…。 せっかくパソコンで作るンだからチョットは凝ってみようかなっと思っていたのだけど、色々レイアウトしてるうちに「やっぱりカブが大きく写ってないとダメでしょ〜」っと、作るモノ作るモノ、自ら次々とダメ出しし、結局最終的に満足したモノはカブがド〜ンと真中に鎮座する「普通の子供年賀状」になってしまったのでした。 えへへ。
こんなにアレコレやったって、人様はそんなに年賀状の子供の写真をまじまじと見る訳じゃ〜ないんだけどね。 解ってるんだけどね。 でもやめられない止まらない、悲しき親バカ根性。
そんなワケで無事レイアウトは決まりました。 あとは刷って一筆書くのみっ! 20日投函めがけてがんばるぞぉ〜〜〜。おぉ〜〜っ!
今日カブと2人でマックに入ったら、店員が例のごとく愛想良く笑顔満載で迎えてくれた。 いやいや。どうもありがとう。 ポテトの塩抜きも快く対応してくれるし。 席まで品物を運んでくれるし。 バリューセットにしてないのにダイナソーの組立てるオマケくれるし。 いやいや。 ホントにそんな笑顔でどうもありがとう。 子連れに優しいマクドナルド。 恐縮です。
品物を席まで運んでくれる道すがら。 店員「お子さんおいくつですか〜!?」 私「1歳とちょっとです。」 店員「随分シッカリしてますね〜」 私「…そうですか…?!いやいやいやいや…」 店員「大変ですね。お子様連れだと。」 私「いや。はぁ。まぁ…。」
ナゼ私がこんなにも歯切れが悪かったのか。 それは。 この店員、どう見ても女子高生なのだ。 どう見ても子供を持ってるようには見えない。 女子高生がこんな会話振ってくるのって、愛想が良いにしたってなんか不自然じゃないか?! それともこの女子高生に見える店員さんは、実は子持ちのパートママだったのか…。 いやいや。 そんな筈は無いに1000点だね。
私は心の中で思ったさ。 「いや、君こそシッカリした娘さんで…。」
おそるべし、マック。 笑顔ゼロ円。
2000年12月14日(木) |
* プチ・リゾート気分 * |
この間の週末、ヒサビサに親子3人でカラオケに行ってきた。 3ヶ月くらい前に行った時、ヒサビサのカラオケだったので声が出ず、シロウトでも久々過ぎると唄えなくなることが判明。 あまりにもトホホだったので、その後カブと一緒に「おかーさんと一緒」なんかを見る時は鼻歌ではなく、真剣に大きな声で唄いリハビリをしていた私。(マヌケ) その成果かどうかはナゾだけど、今回のカラオケはまぁまぁ気分良く唄えて大満足の1時間だったのだ。うしし。 ※ちなみに元々唄が上手い訳ではありません。あしからず。 カブの限界は判で押したようにキッカリ1時間なのだ。 フロントから「あと5分です〜」のコールが入る頃になると、丁度飽きてきてグズグズ言い出すので、今回も1時間と決めてLET'Sカラオケ熱唱タイム〜〜! 最初はカブもノリノリで3人で楽しくやっていたのだけど、案の定ラスト10分くらいでグズリ出したので延長は諦め、予定通り1時間でカラオケ屋を後にした。
その後、プチ・イベント気分を盛り上げるべく外食をして、その後近所のスーパー銭湯へ。 カブが産まれる前はチョコチョコ行っていたこの銭湯。(銭湯&温泉好きな夫婦) カブは9月に初めて温泉を体験したものの、銭湯は初めて。どうかなぁ〜っと思いつつも、ダーリンの「オレがカブと入るからshonはユックリ漬かっておいで〜」の優しい言葉に甘え、カブを置いてイソイソと1人で女湯へ向かったわたくし。
一方、その頃男湯では…。 最近ようやく、初めての場所、暗い場所、大きな音…などの「危険信号」に反応するようになったカブ。 今まで人見知りも殆どせず、そうゆう事にあまりにも鈍感だったので「大丈夫かコイツは!?」と思うくらいだったのだ。 まぁ、人並みに知恵が付いたって事なんだろうからソレはソレで喜ばしい事なのだけど。 っが、場合によっては鈍感であったくれた方が助かることはタクサンある。 例えば「父と一緒に銭湯へ入る」この日とか(^^;
まず素っ裸にひん剥かれて浴場に入ると、ケゲンな顔つきで辺りを見回し、ちょっとオドオドするも、とりあえず父の腕に抱かれ、体を洗い、風呂に入ったまでは良かったらしい。 (っが、緊張状態は変わらず。) ずっとケゲンな顔つきをしてるので、気分転換に!っと外にあるナンチャッテ露天風呂に連れて行ったダーリン…。 外は暗い。そして急に寒い。お風呂の湯も真っ黒に見える。まわりは知らないオッサンだらけ。そして一番肝心なのは「安全地帯」であるオカーサンが居ないっ! 急に挙動不審になり、その真っ黒に見える湯に漬けたその瞬間、カブの緊張の糸が切れてしまった!! 「ビエェェェェェ〜〜〜〜!!アウゥゥゥ〜〜〜〜!!!」 号泣。 そしてソコは男湯。女湯と違って、号泣する子供に対する周りの視線は結構冷たいらしい。 アワレ、ダーリン。 しかもまだ髪の毛と顔を洗っていなかったので、号泣するカブとその後も格闘しなんとか一通り終えたらしい。
そんな事とはツユ知らず、タップリジャグジーやら何やらを堪能し、ホッカホッカで風呂から上がって待ち合わせの場所へ行くと…。 そこにはグッタリした父と子の姿が。 その姿は事情を聞くまでも無く、格闘の後の様であった。
そんなワケですごい近所で「プチリゾート気分」を満喫した週末だったのだけど、ダーリンは「お出かけ後の疲労感」までも、こんな近所で味わってしまったのであった。 ダーリン、お疲れサマでした。 おかげで私はリフレッシュさせてもらったぞ。
子供の成長はホントに目覚しい。 子供が生まれるまで「子供は成長し、大人は衰えていく。」という現実を忘れていた。 以前は子供に全然注目していなかったせいもあるとは思うのだけど、実際子供と毎日一緒に過ごしていると痛感するのだ。 「育っていく」って事はホントに驚異的にスゴイ事だな〜って。 我が家では老猫(まだら)が1匹いるのだけど、この猫から見たカブとは・・・。っと考えてみた。 大人としか接したことが無いこの猫が新生児を見てどう思うか。 恐らく人間とは思わないのではないだろうか。 ある日我が家におとづれた「生き物」は、最初は殆ど動かず騒々しく泣くのみ。 愛しの飼い主はどうやらソイツに掛かりっきり。面白くない。なんだアイツは。ナンなんだ…。と思ってるウチにモゾモゾと、次第にゴロゴロと動き出す。 メキメキ大きくなっていく。 その内ハイハイして自分目がけて進んでくる。スピードもアップして来て、気が付けばトコトコと2本足で歩き出し、尻尾を握られたりしている。 言葉を喋るようになる。 あれよあれよと言う内に「ミニ人間」に育ってしまうのだ。 “まだら”からすれば「意味不明」ってなモンだろう。 脅威のエイリアンだ。 たった1年でこんなに変化してしまうのだもの。 大人になってしまえば1年経ったって何も変わらない。 変わらないどころか、細胞レベルでは萎びて行ってるんだもの。 子供は育っていくのが当たり前。 当たり前かもしれないけど、育って行く事、育っていくサポートをしているって事。 それってスゴイ事なんだ…と寝顔を見ながら改めて思う今日この頃なのであった
この間“小心者がゆえに冒険が出来ない”私の性分を書いたのだけど、読み返していたら更なる私の小心っぷりな出来事を思い出した。 それは10年近く前の出来事。 shon、うら若き20歳の冬。 初めてスキーに行った時の出来事である。
相変わらず新しいことに興味が無い私は、スキーなんかよりもダーリンと2人でシッポリ温泉旅行にでも行きたかったのだけど、姉の友人で強力に推しが強い「M」が当時スキーにハマっていて「絶対面白いからshonも行こうっ!」っと半ば強引に引きずらるような感じで初スキーに行く事に。 行った場所は蔵王。 参加者は、私・ダーリン・私の友人「N」・姉・姉の友人「M」・「M」の彼氏…の6人。 みんな金が無いので激安バスツアーでの初スキーだった。
そしてコレもいつもの事ながら、新しい事を始めるまではノリが悪い私なのだけど、やってみると大抵楽しんでいる。 このスキーにしても多少の事件はあったものの、初日から相当ノリノリになってしまった私。 子供のような物凄い腰の低いボーゲンしか出来ないクセに、ゴンドラで頂上まで登り部活のように滑りまくった。
そして大満足で宿へ帰り、夕飯を済ませ、温泉に繰出し、寝る・…ワケが無い。酒だっ! ウノとかやりつつ、酒飲んで語っていたらアっと言う間に時は流れ、深夜になってしまった。 気が付くと、若いハングリーな6人はフモトの店で買ってきた貴重なおつまみ類を全て食い尽くしていた。 腹が減ってきた。モーレツに減ってきた。 その中でも特に「M」と「M」の彼氏は元々大食いで、1人が「腹減った」と言い出したら居ても立っても居られなくなって来たようだった。 そうは言ってもソコは蔵王の山の中。泊まっていたコテージは街中から離れていて自販機すら近所にない。 全員シタタカに酔っていたので、しばし「だからあの時もっと買っておこうって言ったのに」と罪の擦り付け合いをしていたものの、そんな事を言ったところで埒があかない。 そんな中、現実的な私は「これはもう寝るしかないね」なんて思っていた矢先、「M」の彼氏が嬉しそうに提案した。 M彼「下の台所へ行って食糧をシッケイして来ようぜっ!」 ちなみにキッチンはオーナー夫婦が住んでる部屋のすぐ隣りだ。 絶対にムリだ。…って言うか、本気な筈が無いと思って笑ってた私。 っがっ! この6人中、小心者なのはナンと私1人だったのだ!! マイッガッ!! みんなノリノリ。しかも酔ってる。 いや、酔ってるからノリノリ?! どっちもで良いけど、どうやら本気な5人を相手に「やめようよ〜。我慢しようよ〜。絶対バレるよ〜。バレたらどうすんのよぉ〜。やめようよぉ〜。」と説得するも、5対1。 もはやダレも私の気持ちを察する人は無し。 最終的にダーリンに「君は行かないでオクレ〜」と哀願するも、意気地なし扱いされて聞く耳持たず。 5人はどうやって食糧を盗むか作戦を練り始め、見張り役とか盗み役とか、合図はこうだ、とか本格的な作戦会議に入ってるし。 そこまで来て「ぢゃぁshonも見張りくらいは…」と言い出すがスデにヘタレ扱いで相手にもされない。 ちくしょう。 そして作戦は決行された。 「いざっ!」って時はもうドキドキしちゃって結局布団の中で様子をうかがっていた私。 情けな〜〜。 5人は「チーム・ルパン」よろしくウッキウキで闇に消えて行った。 し〜〜ん。 そして数分後、ドタドタと笑い転げながら部屋へ戻ってきた5人。 布団の中から「バレたの?!バレたのっ!?」っと尋ねる私をソッチのけで笑い転げる5人。 実行犯だったM彼と姉がバカ笑いをしながら「ダメだ〜〜っ!生肉と野菜しか無い〜!ゲラゲラ〜〜!」 「炊飯器の中の米は異様に平らに馴らしてあって取れなかった〜〜!ゲラゲラ〜〜」
結局そこまでやってキッチンに潜り込んだのに、何もゲットできなかったらしい。 それなのに、な〜〜んか5人は達成感でイッパイだし、スッカリ私はヘタレ扱いだし。 オマケに愉快に笑う5人の傍らで、まだ「バレてるんじゃないか」っと思ってドキドキしてスッカリ酔いも醒めてしまった私。
結局この悪さにオーナーは全然気が付いて居なかった様で、翌日もオーナー夫婦は爽やかに出迎えてくれたんであった。 そこまで来てようやくホっとしてる自分に、チョット情けない気分になった私。
帰り際、バスの時間が来るまでおでん屋で飲みながら「こうゆう性格の差ってドコで出来るんだろう…」っと5人の顔を眺めつつ深く考えてしまった。(あ〜、なつかしや。)
そして言うまでも無く、今だに私の小心者っぷりは微塵も変わっていないのであった。
2000年12月10日(日) |
* 恐るべし、NHK教育 * |
「おかーさんと一緒」の唄は子供のツボをググっと捕らえて離さない。 っが、冷静に冷静に一歩下がって見てしまうと、相当ヘンな唄が目白押しだ。 ダジャレのオンパレード。 変なカブリモノを被らされて、それでも吹っ切った笑顔で唄い踊るお兄さんとお姉さん。 ♪いるかっ。イカイカいるかっ♪イルカとイカの唄。ナゼにこの2つを一緒に…と思いきや、ただ単に名前が似ているという理由。 ♪タコ焼きナンボでマンボッ!♪子持ちのママなら皆知ってる“たこ焼きマンボ”。大阪弁の「なんぼ」と「マンボ」をかけたダジャレ…。 この唄の衣装なんて頭にデッカイたこ焼き被るんだぞ。 辛いよね、お兄さんとお姉さん。 オマケに出てくるキャラクターは揃いも揃って可愛くなぁ〜いっ! 初めて「おかーさんと一緒」を見たときの違和感と言ったらスゴイもんがあった。 それが今では一緒になって唄う私。踊る私。唄もいつの間にやら覚えてる私。 全然可愛くないキャラクターにもすっかり馴染み、トイザラスへ行ってNHK教育シリーズのキャラの前でフと足を止めてる私…。
恐るべし、NHK教育。 子供のみならずいつの間にやら母も洗脳されているのであった…。
2000年12月09日(土) |
* リピーターな性格 * |
私は相当「リピーターな性格」だ。 「冒険が出来ない」とも言う。 子供のころからそうゆう傾向があって、遊びに行くところも「馴染み」の場所に行きがちで、冒険好きな友達が「今日はアソコへ行って見よう!」っと言い出すとチョット躊躇し、でも結局付いて行ってソコが“当たり”だったりするとスゴク得をしたような気分になったものだ。 この行動パターンは割と生活の些細な事にまで及んでいて、例えばナケナシの小遣いでアイスを買う。その時私は絶対に冒険をしない。 経験上「ウマカッタ」お気に入りの銘柄を買ってしまうのだ。 冒険好きの友達は新発売のアイスが出ていたりすると迷わずソッチを買ったりして、子供心に「すごい勇気のあるヤツだ」なんて感心したりして。 この性格は大人になった今でもあまり変わらず、例えば飲みに行く店、友達と食事をする店、そして注文するモノ・・・もう「いつもの。」状態なのだ。
そんな私の性格とウラハラに、ダーリンは物凄い「新し物好き」な人。 だからダーリンは私のそんな保守的な性格を見ると「ナゼナゼ?!」と思うことがあるらしい。ダーリンが試してみて面白かったことを私に勧め、私が渋々付合って、ソレが私にとっても面白かったとき。 私は「得した〜♪」と思う。 っが、ダーリンは「それって、今までやってみなくて損してたんじゃないの?!」と思うらしい。 違うのだ。だって、私は「コレは必ず当たりなのだ!」っと確信してることをして「やっぱり当たり♪」っと期待を裏切られなかった事は常に満足なのだもの。 だから、たまにそうやって外側から新しい提案があって、しかもソレは提案した人が「当たり」と思ったことで、そう思うと私は「外れ」をするリスク無く、新しいことに出会ったことになるワケで、ヤッパリそれは私にとって「得をした〜♪」っと思うワケなのだ。
面白いなっと思うのは、新しいことに挑戦する事が好きな人って、自分が試してみて「吉と出た事」を人に勧めたがる傾向がある。 特に食に関して言えば、男より女の方が強力に勧めてくる。 「これ美味しいから食べてごらん〜」と勧められて、私が「あんまり好きじゃないモノっぽいからいいや・・・。」なんて言おうものなら「うそ〜。一口でイイから食べてみなよ〜。ねぇねぇっ!」っという勢いだ。 私の友人でホントに新しいモノに貪欲で、そして強力にお勧めする子がいるのだけど、コレはもうホントに面白い。 彼女の「発掘の戦利品」をムゲに断ろうモノなら、彼女は相当ブルーになってしまうのだ。 一度、こっちも強力に断ったらどうなるのかやってみた事があるのだけど、最終的に「なんでshonはそうやって、いつも同じモノばかりを食べてるの〜〜っ!まったくリピーターにも程があるっ!プンッ!」みたいな事になってしまって面白かった。 書いてみると相当くだらない会話なんだけどね。フフフ。
自分のこんな性格は多分、小心者なところから来ているのだろうなぁ〜と思うし、いかにもケツの穴の小さいヤツという感じで気に入ってはいないのだけど・・・。
こんなに環境の変化を苦手とする私なのだけど、引越しや転職の回数は人並み以上に経験している。 引越しは生まれてから今まで10回ちかく。 転職も8回くらい・・・。 それぞれに理由はあって、決して「新しい事を求めた結果」では無いというのが皮肉なモンだな〜って思う。
きっとこうゆう性格って変わらないんだろうな。 あくまでも相当小心者な私。 でも、ダーリンをはじめ親切な「冒険好きな友達」のみんながいる限り、たまに「得した気分」を味わわせてもらってるのよ。 どうもありがとぉ〜。 これからも強力にお勧めしてね。ウフフ。
2000年12月08日(金) |
* 「おりこうさん系」の芸 * |
最近名前を呼ぶと「ハッ!」(ハ〜イのつもり)っと言って手を上げるカブ。 「おりこうさん系」の芸だ! ※芸を「おりこうさん系」と「非公開系」の2つに勝手に分類している私※ そしてカブの持ちネタは圧倒的に「非公開系」の方が多いので、「ハーイ!」の様な「おりこうさんな芸」が増えるとチョット嬉しい母なのであった。 そして昨日。 いつものようにカブがテレビを見てる間に夕飯の支度をしていると、「ハッ!」「ハッ!」っとリビングの方から声がする。 まさに名前を呼んだときに言う「ハッ!」の連呼だ! ナゼナゼ!?っと手を止めて、そのナゾの解明にリビングへ。 画面はモチロン「オカーサンと一緒」。 そして高らかに歌うオネーサンとオニーサン。 (多分、小さい子を持つ「オカーサンと一緒視聴者」ならばこの時点で「ピン!」と来るであろう!) そのとき唄っていた歌は「誕生日の唄」という歌だった。 この歌は歌の大半が「1月生まれ〜。ハ〜イ!!(挙手)2月生まれ〜。ハ〜イ!!(挙手)・・・」っと12月まで延々と歌いつづけるのだ。 そしてご丁寧に2番もある。モチロン2番も1月から12月まで「ハ〜イ!」っとやるのだ。 そう、TVを見てこれをマネしていたのだ。 「いやぁ〜ん。カワイイぞぉ〜〜(*^-^*)」っとメロメロになった私は、もう1回その歌を巻戻してリピートっ!(親バカすぎ。) 2回目ともなるとさすがにこの単調なリズムを覚えたのか、次第に「○○月生まれ〜!?」の後、ジャストのタイミングで手を挙げて「ハッ!」っとやりだした。面白すぎ。可愛すぎ。(親バカにも拍車がかかる。) 「さ〜ぁ!乗ってきたところでもう1回〜〜!今度はビデオに撮るぞ〜!」っと更にリピートっ! っが。サスガに飽きたらしく、素っ気ない態度で滑り台のほうへ・・・。 ビデオを構える自分がちょっと虚しかったのであった・・・。
そんなワケでやっぱり本日も“「オカーサンと一緒」様様”なウチンチ。 でも親バカも程ほどにってコトなんでしょうね。きっと。
赤ちゃんの肌ってプリプリ〜。スベスベ〜。そしてホンワカ良い香り。 むむ〜。毎日嗅がずにはいられない魅惑の香り。 毎日毎日カブを至近距離で見ているんで、フとダーリンの顔をアップで見ると「ウワッ!肌キタナァ〜〜!」って思ってしまう瞬間が幾度となくあり・・・。(ダーリンすまん。) そしてお風呂上りの裸体を見ては「ウワッ!デカっ!」っと思ったり。(いや、もちろん体がね) そうは思ってもなかなか口には出せないもんで、そっと胸にしまっておいたある日。 ソファーに座るダーリンにふざけて乗っかると「ウゲッ!オッモォ〜〜っ!shonってこんなに重かったんだっけ?!」オマケに「shonって小さい小さいと思っていたけど(実際おとなの女にしては小さい私)カブと1日一緒にいるとスゲェ〜でかい感じがするな〜〜!」とのたまったっ! ちくしょう。体重は戻ってるんですけど・・・。
そうなのだ!ダーリンもshonが感じていた事と同じ事を感じたってワケなのだ。 ってコトは・・・。 shon「ねぇねぇ。ブッチャケタ話し、私の肌見て“ウワッ!キタナっ!”て思ったこと無い、無い?!」 ダ「ハッハッハ〜〜(^O^)。ある。」 shon「私もよく思ってたんだよ〜〜(^O^)」 2人「ハッハッハ〜〜〜(^O^)」
悲しい発見なのに、ナゼかチョッピリ嬉しい発見のようなノリになってしまったんであった。
そして最近、鏡を見て更に思う・・・。 「カブと比べるからくすんで見えるのか、それとも実際に出産をはさんでくすんだのか・・・。」 いやいや。あまり深く考えないようにしよう。うん。
ちょっと前、ある人から「小さなウソ」をつかれた。 そのウソに気が付いてしまった私はちょっと「ドキッ!」っとしてしまって、とっさに「ウソに気が付かないフリ」をしてしまった。 その後、そのウソを取り繕うために、その人は更なる小さなウソを2つ程つくハメになった。 そして最初に「気付かないフリ」をしてしまった私はその後も「気が付かないフリ」を通してしまった。 そのウソ自体、別に誰に迷惑が掛かるでもない、ホントに些細なウソで、よく童話に出てくるような「小さなウソのせいでドンドン窮地に追いやられていく」なんて事もゼンゼン無く、小さなウソは小さなウソのまま過ぎて行ったのだけれど。 っが、あれから大分経っているにも係わらず、何となくフに落ちない。 「なんでそんなウソをつく必要があったのか・・・?!」って事。 考えても考えても、特にウソをつく必要が無いことに思えて仕方がないのだ。 だからこそ「ナンで!?」っと気になってしまうしアレコレ勘ぐってしまう。
私自身、相当な小心者なのでウソをつくときは余程の心構えを必要とする。 だってウソってばれた時、相当気まずいでしょう。後ろ暗い気持ちになるし。 だから私がウソをつくときは絶対にバレない様に神経をピリピリさせてしまうのだ。 落ちつかない・・・。 だからこそ「些細なウソ」なんて私だったらつかない。
そう思うと「私が知らなかっただけで、実はこの人は些細なウソを何とも思わないタイプなのかもしれない。今までももしかしたらウソをつかれていたのかもしれない。」なんて、少しだけ暗い気持ちになった。
今思えば、最初に「アレ!?」って思った時に冗談っぽく軽く突っ込んでおけば良かったのかもしれないなぁ〜なんて思うのだけど、その時は咄嗟に相手の「ウソがバレてる時の気まずさ」と「気まずい空気が流れそうな予感」を思ってしまい気付かないフリをしてしまったんだよね。 結局いくら考えても真意については「想像」の域を抜けず、解らずじまいなのだけど。
それはそうと、思えば随分長いことウソをついてない。 それって多分、とても幸せな事なんだろうな。
「ウソは良くないこと。ウソをつくと暗い気分になるし、ウソをつかれた方もウソをつかれたって解った時に同じくらい暗い気分になる。」って事は、ある意味「基本」。 悲しいかな大人になっていくと「ウソをついたほうが良い局面」ってのも出てくるには出てくる。 だけど、やっぱり「ウソって良くないことなんだよ」って事はちゃんと子供には教えていかないとイケナイ事なんだよな。って改めて思った出来事なのでした。
チャリンコ親子の冬場の必須アイテム。 それは「耳当て」。 shonはOLで通勤してる時から「耳当て」をコッソリ使っていたのだけど(会社に到着する前に外していた)、本日カブの耳当ても購入。 「ヘッドホン型」のヤツだとゼッタイに外されるな・・・っと睨んだわたくしはフリースの「ハチマキ型」の耳当てを購入。 っで、早速装着してみたら・・・。 ユルユルのサイズを買ったせいか、帽子みたいに「即外す!」っと言う事なくやってくれた!大成功〜〜! しかもデカイ頭が隠れて「小顔BABY」にっ! いやぁ〜ん。カワイイじゃないのさ。 嬉しさ余って、寒い中とちょっと遠くのディスカウントストアまでサランラップを買いに行ってしまったのであった。(近所でも安く売っている。) あ〜本日も人知れず親バカのわたし・・・。
2000年12月04日(月) |
* 子供のハナクソ * |
この間の土曜日、じいじ&ばあば家(ダーリンの実家)へ遊びに行って来た。 夕方突然電話して「遊びに行ってもよい?」ってな具合で遊びに行ったのだけど、じいじ家の近所に暮らす義兄一家(義兄+義姉+カブのイトコの蓮くん)も来てくれていて、思いも掛けず「楽しい集い」になった。
このコラムにも何度か登場しているカブのイトコの蓮くんは、カブより半年遅れの同学年。 現在8ヶ月だ。 赤ちゃん時代の半年ってのはホントにビックリするくらいの差があって、蓮くんを見るたびに「カブも半年前はこんなんだったんだっけ・・・?!そうなんだっけ?!」みたいな気分にさせられる。 だってホントにまだプニャプニャしていて「赤ちゃん」そのものなんだもの。 カブと蓮くんが並んでいると、もうカブは明らかに「赤ちゃん」では無く、表情にしても蓮くんは赤ちゃん特有の「無垢」な感じがマダマダ残っているのに比べて、カブはスデに「欲」の塊なのだ! いつも欲望を満たすために頭の中はグルグルと回転していて、赤ちゃんのように「ホギャ〜」と泣いて欲求を伝えるんでは無く、表情で、声で、仕草で、アクションで・・・とにかく抜け目が無い。 思えばカブが「無垢」な顔をしているのは今となっては眠っている時だけになっちゃったなぁ〜なんてシミジミ思ったりして。 まぁ、それを「成長」と呼ぶんだろうけどね。
それはそうと、私はカブのハナクソをほじくるのが好きで、毎日お風呂の後、嫌がるカブを押さえ付けて鼻クソがふやけて来たところをクリクリとほじくっている。 「ゾロリ」と出て来た日にゃぁー妙な達成感があるのだ! カゼをひいていたりするとハナクソも固まらないので「ゾロリ」な感触では無く「ズルズル」と際限ない感じになっちゃって、これはこれで達成感が無い。 これは「ウンチしたなっ!?」っとオムツを開けた時に、固すぎず緩すぎずの「良いコンディションのウンチ」がモリモリ出ていたときの喜びに似ているのだ。 しかもハナクソの場合子供が出すのでは無く、うまくゾロリと出すキッカケは母の方にあるのだ! っで、土曜日たまたま蓮くんの母(義姉)とそんな話しになった。
私「子供のハナクソがゾロリって取れると嬉しくない?」 姉「嬉しいっ!嬉しいっ!私なんてスゴイのが取れるとデジカメに撮っておいちゃうよ〜。そのハナクソが付いてる綿棒もすぐに捨てれないし〜(^O^)」 私「デジカメ〜〜!それはスゴイ〜〜!!」
いやぁ〜。私もいい加減ハナクソ好きだと思っていたけど「負けたっ!」っと思ったね〜。 それとも、もしかして母はみ〜んなハナクソ好きなんだろうか!? 笑ったよ、ホント。
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