:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2007年02月27日(火)  継ぎ目

何もかも忘れて僕らは抱き合って眠った
そんな過去が本当なんて 誰も知らないで
僕らと言えば老けていくばかり
 
ポケットの小銭が音を立てて僕を笑う
まるで昨日が嘘みたいだった
たぶんいつかは君を忘れるんだろう
だから今は抱き合って眠るよ
寄り添った未来は隠れるんだろう
だとしてもきっと思い出すから
 
僕らが歳を取って
いつか互いの顔も思い出せなくなったとしたら
そのときやっと 呪縛は放たれるかな
 
抱き合った過去を現在を未来を
今の僕らは知らないから
 
いつかは僕を忘れるのかな
きっとずっと覚えていないから
貫いている 背中の向こうに


2007年02月06日(火)  赤い月の青い涙

何もなくなって
わたしは忘れた
新しい何かを手にして
あなたに蓋をした
 
まるで 悪い癖
黒い雲重なって なくなって消えた
張りぼての未来は
きれいに消えて行く
時間がすべて 嘘みたいに
 
本当も正解も
それらはすべて何処にもなかった
ただ 居ただけの答えを忘れよう
 
赤い月の青い涙


2007年02月05日(月)  アガナイ

誰カ私ニ許ス力ヲ下サイ
 
渇いた空に消えた
道の上には雪の軌跡
痛覚はわたしを呼び覚まし
赤信号で走れば
冷たい空気を体に浴びて
泣いても そこには何もないから
 
あやふやな理由をかけて
月は空を覆う
空耳は妄想だろうか
 
盲目になっていたわたしを
取り換えして
もう 戻らないあれも
もう 返らない私を
知っているのはあなた?


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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