:::排出系列:::
| 2006年07月24日(月) | ツイタ |
誰かのために
きれいな言い訳を作って繋いで
あたしが吐いたのは ウソ
紫陽花の花の色が濃くなる雨上がり
もう止まらない歯車が回り出してる
嘘だ嘘だ嘘ダ嘘だ
…違う
理由なんかいらないと呟けたのはもうずっと昔
歩み寄れない ずっと古い記憶のお話
もう厭だと 声に出せなくなったのは
幾つの頃だろう
もう大人だからと 自分を追い詰めたのは誰
窓の外に 何か見えるかな
| 2006年07月16日(日) | 空色 |
雨を降らせた
月の裏側に点在した存在のかけらを照らす様に
差し延べられた手を
あの優しいまなざしを
ねえ まだ覚えて居て
長い月日を漂うように泳いで居たの
たどり着く場所を探して居たの
やっとこの場所に辿り着いたから
もう 離れはしない
誰のためにじゃない
あなたのために 強く強くいたい
空があって 光があって
あなたが息をしている
蕾は芽吹いて 風は吹き抜け
言葉はここにつもりはじめた
