『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2007年03月29日(木) 桜の季節



 
あわただしい日々の中、
ふと開いたSNSのTOPページに、大きな『Happy Birthday』の文字。
 
あれ? なんで今頃誕生日?
 
 
……ああ、そうでした。
 
 
そこで設定したのは、主従が始まった日。主従の誕生日。
 
 
夜桜の中、人混みを避けるように暗い道を選んだご主人様が
私の手を取ったあの日から、丸4年。
しかし、5年目の主従は忙しく、いつ会えるのか未定です(笑)
 
 
 
 
     ***** 
 
 
 
4年目終了少し前。
ご主人様から頂いた言葉は、
数回の「ごめんな」

「一度だけしか言わないぞ…………愛している」。
 
 
 
「ごめんな」の言葉には、
「なにが?」
「……全てに対して」
「よく解らないよ」
って少し笑って会話できたけれど、
 
「一度だけしか言わないぞ」と前置きされ
何を言われるのか、どんな辛辣な言葉が投げかけられるのかと
身構えていた私の頭の上からそっと降りてきた言葉は
「愛している」
絶対に、一生ご主人様から聞くことはないと思っていた言葉で
なおかつ私が思っていたのとは逆方向の言葉。
 
泣かされました。
もちろん、その前にいろいろな会話があったから余計に。
 
 
やっと言えた言葉は「バカぁ……」。
奴隷の返事じゃありません(苦笑)
 
 
「そういうこと、言っちゃだめでしょ」
「そうかもしれないな」
「……これから、どうしていいか、解らなくなる……」
 
 
何かを、全てを、割り切ってやっていこうと決めた時に
なんでそういう言葉をいうのかなぁ、ご主人様は。
ずるい。
 
ずるすぎる。
 
もちろん、そのずるさに対しても「ごめんな」であることは
わかってるのだけれど。
 
 
ただ泣いてる私にキスをして、抱きしめて
「ほらもっとしっかり抱きつけ」というご主人様。
でもね、鞄も荷物も持ってるから、両手でしっかり抱きつくことは出来ないの。
ってとまどいながら、でもなんとか片手はご主人様の腰をぎゅっと抱きしめました。
 
 
 
 
ということで、
離れられないような言葉の鍵をかけられ、主従は5年目も続くのでした。

 
 





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2007年03月17日(土) せつない




画像は、2月逢瀬のお部屋。
新しくブラックライト付きのお部屋なんて言うのが出来たので、
入ってみたら……ディズニー部屋だった(ディズニーあんまり好きじゃない、涙)
ブラックライトは使わず仕舞い。
そのほか、がっかりすること多数。リニューアル反対〜(涙)
  
  
 
:::::::::::::::
 
 
あれから1週間。
 
 
 
今年の初めから、もめたり、私が「さよなら」と言い出したりと、
いろいろあった主従ですが……。
 
 
メルマガ・サイト休止宣言
秋篠殿下とはネットでは別行動宣言
AMDS-SNS退会
……などがあり、
 
秋篠ご主人様と麻瑚は、主従関係解消したと思われてる方も多い様子。
「彼氏と別れたんだって?」なんていうメールも届いたり(苦笑)
 
彼氏じゃないってば、
ご主人様だってば。
私には彼氏はおりません。まったくねぇ(苦笑)
 
 
 
別れてはいません。関係解消もしておりません。
残念ながら(苦笑)
 
 
 
ご主人様が大変忙しい状況となった3月。
逢瀬は当分無理そう。
その中、ゴハンデートならば出来そうということで、お誘いがありました。
 
会社終わってから3時間待ちして、ご主人様と合流。
2時間くらいだったけれど、お会いしてゴハンしました。
 
ゴハン中は普通です。今まで通り。
でもたぶん、お互いに、
どちらかが何かを急に言い出すんじゃないか!?
というおびえはあった……かな?
 
私は、
「次の逢瀬の時には、今までの生意気な麻瑚はもう行きませんよ〜。
 もっと従順な奴隷が行きますから」
や、
「次の場所によっては、私はバイバイですね〜。お近くで新しくて
 可愛くて年下な奴隷ちゃんを見つけてください」
などとは言ってたけど。
 
 
お店を出て、駅とはちょっと違う方向へ進むご主人様。
路地裏の暗がりに連れて行かれ、
少しお話しをしました。
 
 
特に、ちゃんとした話とかではなく、
なんというか、
核心から少しずれた場所を話は進んでいるというか、
大切なことには触れないよう、進んでいるというか。
そんな感じで。
何が分かったわけでも、何が決まったわけでも、これからどうしたらいいか道が見えた訳でもなく。
 
 
ただ、気持ちだけは、私に伝わってきていた……と思う。
 
 
それだけ、かな。
 
 
 
なんかよくわからないけれど、もういいや、と。
何も考えず、何も決めず、何も不安を抱かず、何の希望も持たず。
今までと同じように、ただ今だけを一緒に過ごして行こうと思いました。
何が変わるわけでもなく、ただ今までと同じように。
 
駅まで、何となくさりげなく、という感じで手を繋いで歩きました。
 
 
4年前のあの日、こうやって夜の道を手を繋いで歩いたときと同じように。
あのときのような、ドキドキはないけれど
なんというのかなぁ……もっと穏やかな、何かを得たのかも知れない。
 
 
 
どーにもならない。でもどうにもしない。
抗わず、ただ流れに身を任せ。
 
 
後日、ふと思ったのは「もしかしたら、結構せつない関係なのかなー」ってことぐらい。
せつなさの理由は、私には分からないのだけれどね。
 
 
 
あの夜の会話は、今はナイショです。
せつないし、書いている方も恥ずかしいし、だからといって本当に何が判明したわけでもないから。
 
 
もうすぐ満4年です。主従はまだ、5年目も続きそうです。
 
 





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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