ひみつ日記
脳内漂流日誌もっと前もっと後


2018年12月31日(月) No 煩悩 No life

2018年も終わりを迎えようとしています。今年は年の始めから万端の準備と覚悟とをもって安コに狂い踊った一年となりました。お付き合いいただいたみなさまにはたいへんにお世話になりました。来年も素敵な萌えとともにある一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

安コ年忘れ総決算でなんかやろうと思ってたはずが気づいたら大晦日になってたとかそんな。


ホイミ送ってくださった方々、どうもありがとうございます!
高村せんせいの「冷血」が文庫化との情報くださったかたもありがとうございます。しかし、作品を重ねるごとに研ぎ澄まされていくリアリティを受け止めるだけの気力体力がだんだんついていかなくなってきてるので、高村作品とは現在すっかりご無沙汰してます…すいません…。


2018年12月20日(木) 恋人はデストロイヤー

突如もうれつに安コをちゅっちゅさせたい波がやってきたので更新かけました。
ふつうにアクアパッツァ編とか描いとけばいいんですが、できるだけ頭を使いたくなかったので俳優パロのコナンくん幼女化バージョンです…なんか各所にすいません…。
どういう安コを描くにせよ、相手とのバランスがいいようにそれぞれの性格が決まるとこがあるので、エロでもあからさまに余裕を失う安室さんはこれまで首尾範囲外だったんですが、この幼女コナンくんが相手だったら安室さんがばんばんハートマークとばしてうるさく喘ぐのもありかな…と思います。もう隅から隅までべろんべろん舐めまくりそう。つくづくビジュアルが安室さんだから許される所業だよ…。

回復呪文からホイミくださったかた、ありがとうございます…!
寒さと忙しなさに心すさむ時期、ひときわほっこり癒されます…。


2018年12月15日(土) 俺の妹がこんなに可愛いわけがないわけがない

ネット記事でざっくり読んだ程度なんですがアンドロメダの瞬くんが女性化とな…なんと…目の付け所も発想も画期的とは真逆の改変にあいたたた…って思ってスルーしたんですけど、「ホモ妄想してるようなのがとやかく言うべきじゃない(意訳)」みたいな論調の記事があったのにカチンときたのでちょっと意見を述べさせていただこう…おいそれはちがうだろ…。
こちとら非公式のグレーゾーンに頭からどっぷり浸かってる同人屋ですよ…そういうのが個人でなんやかんや好き勝手妄想すんのと、公式の許可とってでかい金動かして作品創るのとではそもそも立ち位置がぜんぜんちがうだろ…これが個人で同人誌出すレベルでやってる話なら誰もこんなに文句言わんわ…というかそんな設定いまさら同人誌では珍しくもないわ…。

まだできてないものについてああだこうだ言うのもフェアじゃないので作品そのものについての批評はひとまず控えます…。
ただ、聖闘士星矢というひとつの作品をこよなく愛する身としては、瞬くんを女性にすることで生じてくる種々の問題、つまりアテナの守護者は古来から少年(男性)に限られているから女性の聖闘士は仮面をつける設定から派生する魔鈴さんとかシャイナさんとかのエピソードやら、元祖瞬くんの女性版にあたるエスメラルダちゃんの存在についての問題やら、それに伴いいままで笑い話ですんでたはずの一輝兄さんが瞬くんに向ける感情に対して今度は真顔にならざるを得ない件やら、そういうものをうまく処理していただけるのならまあまあ納得もするのですが、ひとつとして、たとえば脇キャラの脇エピソードだからいいだろうという認識でおざなりにするようなことがあったなら、そのときは大手をふってけっちょんけっちょんに言わせていただこうと思ってます。

女性問題がどうのっていう言い訳もなんか中途半端なんだよな…どう考えても瞬くんが可愛くて画面映えするからてっとりばやく女の子にして萌え要素をつくりたかっただけだろ…萌えないけど…。まあ無理矢理いいところを見つけるならこれによって一輝兄さんと瞬ちゃんの男性向エロ同人誌の増加という可能性が爆誕するところくらいですかね。

この作品で女性問題に本気で取り組む気持ちでキャラ改変を行うなら、わたしの好みはおいといて、まずはサガかカノンに白羽の矢をたてるのが筋だと思うのだがどうか…ポセイドン編までやらないならサガかな…あのひと女性化したらけっこう面白いことになると思うぞ…高潔なアテナとは真逆のどろっどろの葛藤抱えた等身大の女性になるはず…アイオロスとの関係も断然深みが出てくるぞ…教皇に選ばれなかったのは自分が女だからなのではないかという疑惑や同じ女性であるアテナへの無意識の嫉妬とか可能であればアイオロスが自分に向ける感情に恋愛的なものがあることを感じ取った絶望とか失望とか怒りとかもうフルコースてんこ盛りでやっていただきたいと思う…。

それはそうと今日たまたま機会があって女性向中古同人誌を扱うお店に行ってきたんですが、聖闘士星矢棚が双子座受とか水瓶座受とか歴代の守護星座ごとの区分になってたのが斬新すぎた。


回復呪文からホイミくださったかた、ありがとうございます…!

魂の協力者さま、略して魂協さまにおかれましてはいつも拙作につきましてあたたかいお言葉と描いた人間以上の深い考察をありがとうございます…!
時を経て今、魂協さまに楽しんでいただけたなら本当に描いた甲斐があったとしみじみと喜びを噛み締めております…。


2018年12月08日(土) 盤上で愛を語れ

と、いうのが15年と少し前、ヒカルの碁およびヒカル佐為を描くうえで、いつもわたしの頭のなかにあった定型文でした。
あのふたりのあいだで碁を打つという行為は無意識にせよいつだってセックスの代替行為だったと思ってるし、佐為ちゃんが消えてからのちにあの男が打った棋譜はすべて、綺麗な言い方するなら今は亡き美霊に捧げるラブレターだし、見も蓋もない言い方していいならひたすら美霊を思っての自慰行為だと思ってます…。
わたしは進藤ヒカルという男を愛してますが、その愛はどう見てもいささか歪んでいる事実を否定できませんし、またヒカル佐為を信奉しているものの、このカプの真価は後半の佐為ちゃんの消失にヒカルさんが半狂乱になって東奔西走するところからと信じている類の人種なので、おそらく語っても共感を得られるところはごく少ないのではないかと思いますが、せっかく機会をいただいたので少し思い出話でもしてみます…。

わたしが思うところのヒカル佐為真骨頂の後半部、佐為ちゃんが消えてしまってヒカルさんが罪悪感と絶望に苛まれてゆく様をリアルタイムで見守っておりました際、ヒカル佐為を支持する身としてはなんとか佐為ちゃんに(この駄目亭主のもとへ)戻ってきてもらいたいと思う一方で、けれどそれは決してありえないと心のどこかで確信していたように思います。あの物語は囲碁の幽霊が登場するというファンタジー要素を持ちながら、それ以外は冷徹なまでのリアリティをもって描かれていたので、そんなおとぎ話のような素敵な展開はこの作品のすべてを台無しにするものだと理屈でなく感じたのは、わたしもまた拙くも物語を作ることに腐心する人間であったためかもしれません…ただそれだけに読者視点と物描き視点のはざまで悶々とすることになってしまい、精神的にはよけいにキツかったです…。
しかし佐為ちゃんの復活こそなかったものの、最後の最後、ヒカルさんに対する救いはしっかりとあって本当によかったと思います…。あれが例えヒカルさんの願望の見せたただの夢にしかすぎなかったとしても、ヒカルさんがあれを信じて救われたのであればもう小難しい理屈解釈などおととい来たらよろしいのです…。
そんな風に少し切ない余韻を残しつつ見事に幕を下ろしたヒカルの碁ですが、本編終了からさして間をおかず(多分に大人の都合で)番外編の連載が告知された際には目を疑いました。あれだけ緻密に組まれた物語にあとから何かを付け加えることはほとんど不可能に思えたからです。けれど高確率で蛇足になりかねないそれを、ほったせんせいは見事にさばいてみせてくださいました。あの時の感動は今でも鮮やかに思い出せます。余分なものはなにもなく、足りないものもなにもない、必要充分のまさに完璧な物語でした。

あれからずいぶん月日が流れましたが、十年たっても二十年たってもあの男が相変わらず碁盤を前に「佐為…」とか狂気じみて愛を貫いていると思うとそれだけで萌えという名の戦慄が背中を走ります。
進藤ヒカルという男とその愛を思うとき、なんだかいつでもお通夜気分になるのも相変わらずのようです…。


以上、魂の協力者さまへお返事とお礼をかねまして。いつもありがとうございますだいすきです(どさくさに告白もぶっこんでいくスタイル)

ホイミ送ってくださいますかたがたもどうもありがとうございます…!
少しでも気に入っていただけるような何かがあったならなによりです!


2018年12月02日(日) こっそりアナウンス

更新履歴に堂々記載するほどの度胸はなかった。

魂の協力者さまのリクエストにより旧作を少しJUNKに復活させてみました…。
ヒカルの碁、ヒカル佐為です。
なにしろ15年以上前に描いた作品なので、どんな手直しも受け付けないレベルの画像の悪さ汚さにもう頭抱えて呻き声しか出ないんですが、こんなのでよろしかったら薄目で見てやってください…。
これでも内容的にはまだ可愛いげのあるのをピックアップしたつもり…です…。

今でもヒカル佐為の最もよい描きかたはヒカルさんに勝手に愛を語らせとくことだと固く信じています。(イコール原作に勝るものなし)


2018年12月01日(土) 最後の絵面が完全に子育てに奮闘するゲイカップルだった

録画整理しながらあれっ…て思ったんですけど、もしかしなくてもわたしまだシャーロック4の感想を述べて…ない…?
メアリさんがジョンシャロに寛容すぎてつらいとかジョンがなかなかにクズフェチのツボをついてくるとかシャーロックは当初のツンデレキャラから健気なピュアっ子に完全にフルモデルチェンジはたしてるとか回想でも過去映像でも安定のうざさのモリアーティ再登場ありがとうとかマイク兄ちゃんのポカめちゃくちゃ多くないかとかここにきての新キャラがオリジナリティあふれすぎてる件とかハドスンさんのこの物語における癒しの最後の砦感とか、
そういうことを全然語っていなかった…という…。
なんていうか…もうたいがいいまさらなんで、感想も短くひとことでまとめると、シャーロックはやっぱり変態にすごくモテるんですねっていう…。
そういうわたしのとなりでもしジョンがしたり顔でうなずいてたりしたら、おまえも含めてだよって超低音で突っ込んでやりたい気持ちです。

以下、回復呪文のお返事です!

甘露煮さま>こちらこそ毎回たいへん楽しませていただきありがとうございます…!楽しすぎてこれ本当にわたしだけが楽しんでていいものなんでしょうか…なんか世界的な損失じゃない…?って読みながら時々不安になります…。
「ねがいましては」と「くたばれハッピー·エンド」の舞台のモデルとなっている場所は同じなんですが、「くたばれハッピー·エンド」の方はとくに降谷さんの故郷という設定はございませんのでお気になさらず…!むしろ島流しの関係上あちらは誰も知ってる人がいない前提で描いてます…。
俳優パロにもご感想ありがとうございます!こっちのコナンくんは全力で愛らしく描くことを己の命題としております…やりすぎてコナンくんが時々5歳児くらいになってる気もします…。
そして安室透はとうとう名実ともに百億の男になりやがりましたか…ひゃくおく、って打ったら10000000000って予測変換が出たんですけどゼロが多すぎてちょっとドン引きしますね…ゼロったら主張キツすぎじゃない…?
わたしのほうはごくささやかにこれからも安コを主張していきたいと思います…よろしければまた時折覗いてやっていただけるとうれしいです。

東さま>俳優パロ更新へのあたたかいお言葉ありがとうございます…!
そうですね、コナンくんは基本安室さんを全面的に信頼しきっているので、自分を罵倒する(ように聞こえる)台詞を安室さんが言う、という事態があまりにコナンくん自身の認識してる現実から解離してるため、あっけにとられるというかちょっとよくわからない…という誤解が作動する以前の感覚だったと思います…。
おまけのバンバンもお気に召していただけてうれしいです!
俳優パロはこれからも思い付きでちまちま描いていきたいと思いますので、見守ってやっていただけたら幸いです。


津島 |MAIL