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書くほどのこともない日常
日記とか、更新とか。

2005年03月15日(火) 寝た子を起こすな

ある日、ランディが、お土産と称して、本の入った袋を差し出して来た。

中身は、古本の、

「おらが丸」全1巻
「ラシャーヌ!」1巻、6巻
「妖怪始末人トラウマ!!」3巻、5巻

懐かしい魔夜峰央の作品である。
かつてはまって、今は手放してしまった。
しかし。
なんだ。このラインナップは。
通して読めるのは「おらが丸」だけではないか。

「5冊まとめて100円だったんだ」

わたしが魔夜ファンであるというのを覚えていてくれた上に、それを買ってきてくれたことには感謝せねばならないのだろう。
なんだか、素直に感謝できないのは、ランディ自身が、つづきもの漫画のコミックスは揃っててナンボ、と思っている節があるからだろう。
うちの収納スペースには、「ドカベン」だの、「はじめの一歩」だの、「ジョジョの奇妙な冒険」だのがみっちり揃っている。
なんというか、この中途半端さというか、適当さというか、いかにも『ついで』っぽいというか、細やかさに欠けるというか……
値段に拘りはしないが、5冊100円だけあって、えらい状態悪いし……

「なんで、こんな飛び飛びで買ってくるんだ」

「物凄く安かったから。いらなきゃ読んで捨てれば?」

「こんな……こんな買い方……全部読みたくなるじゃないか」

「自分で買って来て読めば?」

「全巻揃ってしか売ってないよ。同じ巻がだぶるじゃないか!」

「いーじゃねーか。だぶった分は捨てれば」

「だーかーらー!」

とか、言いながら、読み耽ってしまう。
嗚呼!(感嘆符)面白い。
「おらが丸」は、松本伊代や、薬師丸ひろ子がアイドルだった時代の作品だ。
「ラシャーヌ!」第1巻なんかは、かつて数え切れないくらい読み返した。
それでも、やっぱり、ラシャーヌの手紙の破壊力には爆笑してしまう。

もう、白旗揚げてしまうしかない。
そういや、ランディに、まだ御礼言ってない。


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