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書くほどのこともない日常
日記とか、更新とか。

2003年03月30日(日) 結婚式

わたしは行かなかったのだが、ランディが『親分』と呼ぶ人が、華燭の典を迎えた。
独身主義と聞いていたのだが、めでたいことである。

高校時代に、バイトしていた店の経営者であるらしいのだが、今は数年に一度程度しか、お店にも行かないのに、披露宴に招待してくれた。
しかも、家族の席で、新郎の御母堂の隣だったらしい。

「あなたは結婚して何年?お子さんはまだ?実は、うちのお嫁さんのお腹には、もう赤ちゃんがいて、七月に生まれる予定なの。追い越しちゃったわねー。お宅も早くできるといいわねー」

と、幸せそうに言われたらしい。
夫婦で招待されなくて良かった。

で、帰ってきてランディが言うには、

「いやー、感無量だよー。結婚なんかしないって言ってたからさー。やっぱ、あの辺に住みてーなー。高校時代思い出したよ。あの頃は楽しかったなぁ。いやー、なんか、泣いちまったよー」


……ちなみに、ランディとわたしとの神社での結婚式では、祝詞をが終わり、神主さんに「以上で滞りなく終了しました。おめでとうございます。お幸せに」と言われたその瞬間にランディの携帯電話が鳴った。
しかも、用件は、「今日のメインレース、どうよ?」だったらしい。

「悪ぃ。今、結婚式やってんだ」

と言って切ったが、「おう。6流しで決まり。一応2枠も押さえとくけど」とか言わなかっただけまだマシと思うべきか。



2003年03月29日(土) 歯医者

以前、友達が、「近所の歯医者は殆ど全部行き尽くしちゃった。だって、合うところがなくて」と、言ったことがあった。

実はわたしもそうである。
こないだの「ぱきっ」のあと、暫く放っといたのだが、いい加減これはまずいだろうと思って、かかりつけの歯科に予約しに行ったら、

「今痛いですか?痛くない?じゃあ来週木曜日。今ほんといっぱいなんですよ」

と、言われたのだが、昨日あたりから、ひどく痛みはじめた。

こないだの「ぱきっ」の歯医者は近いし、空いてるだろうが、もう行きたくないし、かかりつけの歯科の方は、急患で行ったとしても、死ぬほど待たされるだろう。

と、いうことで、今日行った歯科医は、まだ開業して間がないらしい。
医師はマスクした顔を見る限り、若く見えた。治療中、ちょっと眉を顰めるだけで「ごめんなさいねー、ごめんなさいねー」を繰り返すのには却って笑ってしまいそうになったが、小児歯科の看板も掲げてるから、子供相手のときの口癖なのかもしれない。

現在の状態を丁寧に説明し、次回の治療の予定も詳しく教えてくれた。
ふむ。この歯医者、当たりかも。



2003年03月24日(月) 【未納料金お知らせ】というメールが来た。

噂には聞いていたが、ついにわたしのところにもメールが来た。

要するに、わたしが、プロバイダ料金を踏み倒し、アダルトサイトを見ておいてその料金を払っていない、と。
で、その債権を、譲渡された、と。


合計お支払い金額:27550円
 サイト運営業者:エロ●●●21
  未納利用料金:17800円
   遅延損害金: 4450円
 徴収代行手数料: 5300円

を、支払わなければ、

『集金専門担当員を御自宅などに訪問をさせて頂きます。その際には上記の合計支払額に交通費と人件費を加算して約10倍の請求させて頂く場合が御座いますのでお忘れなく必ず御入金して下さい。』

と。

堂々と、電話番号、FAX番号記載して、送ってきた。
ちなみに、検索してみる限り、この「エロ●●●21」というサイトは存在しない模様。
無論、そんなサイトを利用した覚えもない。
集金専門担当員とかいうものを見物してみたいので、放置してみる。





身に覚えは無いが、ついびびって確認に走ったサイト
国民生活センター

参考までにこちらも紹介しておこう。
苦情の坩堝



2003年03月15日(土) 甜茶

いろいろと試してみたが、甜茶は、冷やして、レモン果汁を入れるのが一番飲みやすい模様。
が、ランディは、

「べつに、そんなもん入れなくても、普通に飲める」

と言う。
あの甘さと、独特の臭いも割と平気らしい。
べつに、花粉症の症状に苦しんでいるわけでもないが、ランディひとりに不味いものを飲ませるのは如何なものか、と思ってつきあっていたのだが……その必要もなかったらしい。



2003年03月09日(日) あーーーーーまーーーーーいーーーーーー

昨日、最近、悪企みをしているお友達と、中華街に行った。
以前、日記に書いたトルコ料理店に行くはずだったのだが……休みだった。

何故だ。何故なのだ。
HPにも、店の看板にも、休日は日曜日と書いてあるのに。
思えば、前に、別のトルコ料理店に行ってみたときにも、HPはしっかりあったのに、その店自体が無くなっていた。
このメンバーは呪われているのか。

気を取り直し、茶藝館、中華料理、茶藝館のコンボの合間に、お茶屋さんと雑貨屋さん巡り。
花粉症に良いという甜茶を買って、三人で分ける。
茶藝館の隅っこの席で、緑色の乾燥した葉っぱをこそこそと山分けする怪しい三人組であった。

さて、それを入れてランディに飲ませ、残りを自分で飲んでみたのだが……いや、以前、飲んだことがあったので、知ってはいたのだが、やはり、これは、限度を超えて、


激甘



少しでも飲みやすくなるレシピ捜索中。



2003年03月06日(木) しばいたろか

朝飯を作ろうとして、チルド室に、鯛の切り身があるのを発見。
あー…いつのだっけ。
まあ、いつのでも、チルドだし、大丈夫だろう。
と、思って、丁度、米を研いだばかりだったので、醤油と昆布入れて、鯛飯にしてしまうことにした。

大変美味しくいただいている最中に、口の中で、


ぱきっ


と、音がした。

骨かと思って出してみたら、欠けた奥歯だった。
ありゃー……

しょうがないので、歯医者に行こうとしたが、いつものところはまだ開いてない。
出かける予定があったので、開いてる歯医者に入ると、朝一番で待っている患者もいなかった。
待ち時間殆ど無し、問診票書いて、治療。
簡単に説明しつつ、ちゃっちゃと削って、詰めて、カチカチ噛んで、なんかあっためて、終わり。
これで終わりで、もう来なくていいと言う。

おお。早い。早いぞ。うれしいぞ。

と、思っていたのだが……出先で、遅い昼食を食べようとしているとき。
わたしが注文した海鮮丼がなかなか来ないので、ランディが、雉焼き丼の上の肉を一切れくれた。
おお。美味いではないか、と思いながら普通に噛んでいると―――


ぱきっ


そして、朝、歯に詰めたばかりのものが、口の中でじゃりじゃりと……
そんなに硬いものは喰ってないぞ。

なーにが、「これで終わりです」だよ。
まあ、確かに、二度と、今日行った歯医者には行かないが。



2003年03月05日(水) 春。

ランディの実家に出かけた。

陽射しがあたたかくなっていた。
風は冷たいけれど、住宅街の庭の梅は満開で、木蓮には蕾がついていた。
風よけのある日当たりのいい場所では、野良猫たちがひなたぼっこしている。
まだ、お雛様を飾っている家なんかもある。

ああ、春だ。


だいぶ前から、ランディの花粉症の薬が必要になってるんだから、判ってはいるんだけどね。



2003年03月04日(火) おそらく、此処は見ていないだろう彼女へ

何故、と問うのは文字通り愚問なのだろう。

外に出られなくても、薬物に依存しても、人と話せなくても、自分を傷つけてもいいから、どうか生きていてください。
いろいろなことを考えに考えて、死を選びたくなるのだろうけれど、それでも、生きていてください。
食べて、寝て、呼吸していてください。
それが、あなたにとって一番辛いことであろうとも、どうか、この世にとどまってください。



2003年03月03日(月) ブリリアントな愛

もう何度か書いているが、わたしの初恋のスポーツ選手にして、最愛のサッカー選手は、ドイツのオリバー・カーン選手である。

既に、あちこちで取り上げられているが、彼が浮気したらしい。
奥方は妊娠中で、あと数日で二番目の子供が産まれるというのもあって、非難囂々らしい。
相手がまた、水商売系の、一回りも年下のおねーちゃんで、お店でナンパ、自家用機でニース、モナコへと旅行してるところを撮られたっていうから、かなり舞い上がってたんだろうなぁ……

最初にこれを聞いたときには、「嘘っ!」と叫んだ。
今までにもあったガセだと思った。
しかし、マスコミに向けて「事実だ」とあっさり認めたと聞いて、更にぶっ飛んだ。

そして、この驚愕を分かち合ってくれそうな、カーン愛好家まめこさんにメールした。
まめこさんも、少なからず驚いていたらしいのだが……
その夜、チャットで語ったことをかいつまむと……


カーンにそんな度胸と甲斐性があったとは!

そんなおねーちゃんに引っかかるカーンって可愛いっ。

男前だぞ、カーン!

「妻の許に帰らなかった夜が数回あった」って、家に入れてもらえなかったんじゃないのか、カーン!


……わたしら、ほんとにファンか?

「サッカー選手としての能力は、些かも損なわれない」

でもなく、

「カーン様に限ってそんなことあるはずがない!嘘よっ!嘘なのよー!」

でもないのである。

「わたしたちが、カーンに関して悲しむことがあるとすれば、負傷か、病気か、引退するってときくらいだろうね」

と結論を出した。

「あのカーンが浮気!?」と、ショックは受けたが、それはイメージダウンでは決して無いのである。
カーンの私生活に興味が無いわけでも決して無い。
寧ろ、妻や娘に対する愛を語るカーンを素晴らしい男だとミーハーに思ってきた。
まんまとイメージ戦略に乗せられて、「男の中の男」「良き夫」「理想の父親像」なカーンの幻想に酔っていた。
が、今回の騒動で「しょうがない男」になってしまったカーンをいとおしく思ってしまうのだ。
綺麗なおねーちゃんの色香に迷い、いいかっこしたくて自家用機でニースに飛んでしまうカーンも、嫌いじゃないのだ。
あの「不屈の闘将」が、実は趣味が「株式投資」で、普段は「子煩悩な良き家庭人」という多面性が好きだったのだ。
で、そのブリリアントさに、今回「しょうがない男」という面が加わったのだ。
なんというか「いやー、やってくれるね」って感じである。
とことん意外性がある男だ。


え?ランディが同じことしたら?
無論、石抱かせてしっかり泥を吐かせた後で、逆さ磔。


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