アクセス解析 書くほどのこともない日常




書くほどのこともない日常
日記とか、更新とか。

2002年03月31日(日) 幸せ……

ランディと一緒に少し前に近所に開店した串揚げのお店に出掛ける。

マスター兼料理人とその母親、それにバイトがひとり、というところだろうか。
こじんまりしているが、モダンな和風の、細かいところに凝った店だった。
コースを食べると3000円〜と、少し割高かと思ったらとんでもなかった。

桜の花の塩漬けを飾ったおぼろ豆腐からはじまって、酢の物、串揚げ諸々を食べつつ、ゆっくりと飲んだ。
サラダはお代わり自由、十数本の揚げ物を食べ終わったら、豆御飯と漬物と京風の味噌汁が出てきた。
ランディとふたりして、御飯が出る前から、もうお腹いっぱい、でも美味しいからやめられない、というジレンマに苦しんだ。

が、食い意地が勝った。
御飯のお代わりこそしなかったものの、全部残さずに食べた、と思った瞬間、お茶のお代わりと共に、

「少しですが、甘いものをどうぞ」

と、さつまいもやレーズンをチョコレートでコーティングしたデザートが出てきた。

美味しいものの前では限界など無いということを思い知らされた。
しっかり全部食べたとも。



2002年03月27日(水) ウィニングポストの楽しみ方

アリアに電話したら、

「6日も日記の更新が無いからどうしたと心配していたら……いいえ。あなたともあろう方が容易く死ぬはずは無いとは思っていましたけれど……ゲームですって?呆れ果てましたわ」

などといわれてしまったので、とりあえず、日記は書いておこうと思う。

でも、ゲームの話。

競馬場に行ったことはある。
そして、そこで絵に描いたようなビギナーズラックに恵まれて、万馬券など当ててしまった。
しかし、わたしははまれなかった。
福引に当たったような気分で、その日100円玉が化けた1万円で飲みに行っただけだった。
福引に当たればうれしいが、毎週福引を引くために電車乗って出掛けたり、福引を当てるために傾向と対策を練ったり、友達と予想立て合ったりする気にはなれなかったのである。

が、何故か、競馬ゲームにははまってしまうのだ。

「よっしゃぁ!G1三勝目!」

とか叫びながら、一所懸命インブリードだのニックスだの坂路調教だのと必死になってしまう。

それがこの手のゲームの普通の楽しみ方なのだろうが……

わたしは、キムタク似の秘書に己を「マダム」と呼ばせてランディに「馬っ鹿じゃねーの」と言われりしている。

なんとでも言え。
女と生まれたからには、だれもが十代から二十代の未婚の時期には『お嬢様』と呼ばれる経験をするが、『マダム』などと真顔で呼ばれることは一生ない人の方が多いのだ。

その秘書と、キザでタカビーなお金持ちのライバル馬主(男)が妖しいのではないか、とか、いらんことを考えてしまうことについては弁解もしようが無いが。



2002年03月26日(火) 最近

日記の更新が滞っているのは、ゲームにはまったせいである。

ランディが「ウィニングポスト5」なんか買ってきてしまったのである。
こういうものをわたしの手近に置いたらわたしは猿になるというのを判っていながら……

て、ことで、オチもなんもなく、ゲームに戻る。



2002年03月20日(水) 親が帰った。

遠い処を遥々来たのだから、もっとゆっくりして行け、と何度も言ったのだが、帰り道に、伊豆の温泉にでも寄るから、というので、両親と弟を見送った。
一緒にどうだ、と言われたが、旅館までは父の車に同乗して行けても、帰りは電車でひとりである。
ひとりで自宅まで帰り着く自信が無い。
ああ。わたしは方向音痴だとも。

昨晩アホほど作ったおでんをボックス型のジップロックに詰めて、おにぎり、ペットボトルのお茶と共に弁当代わりに母に渡す。

「もし、何処かで渋滞に巻き込まれたら、ご飯どころじゃないだろうから」

とは言ったが、三日三晩のおでん地獄が嫌だった、というのも、多少、ある。


「また近いうちに」と、遠ざかる車に手を振った。



2002年03月19日(火) 親と観光。

うちの親が、故郷の特産品を手土産に東京のランディの実家に行く、というので同行。
お茶飲んで、お茶請けに豆煎餅と漬物食べて暫し談笑。
身内だというのに、硬すぎるほどの父に、脳天気なほどの母。

その後、川崎市内で父用のサイズのでかい靴を見に行った後、暫し観光。
母が疲れた、と言い出したために一旦うちに戻ったが、父はまたパチンコに出掛けてしまった。
つくづく、それしか楽しみがないんだなぁ……と、思いつつ、大量のおでんを煮込んでいると、父から電話。

「せっかく横浜まで来てるんだから、中華街で晩飯でも」

と言う。
アホほど作ってしまったおでんを置いて、両親、弟と一緒に中華街へ。
横浜に住んで数年、なんだかんだで、中華街でちゃんとしたコースを食べるのははじめてである。

美味しかったー!と、母と話していると、父は、

「いまひとつやな。北京ダッグも鯉の飴煮もなかった」

などと言い、以前、満漢全席を喰った話などをはじめる。
いっ…嫌な親父である。



2002年03月18日(月) 親が来た。

前以て、「18日の朝、こちらを発つ」と聞いていたので、8時ごろ実家に電話をしたら、留守だった。
もう出たのか、と思って、9時過ぎに、父の携帯の方に電話をしたら、

「朝早く家を出て、今、沼津」



なんですと?
父よ、あなた、ポルシェかGTRにでも乗ってるのか?
朝、うちの実家を出たって……未だにまだ朝ですが、それでもう静岡?
と、思っていたら、家を出たのは、午前1時だと言う。
……父よ。午前1時は朝とは言わない。明け方でさえない。とっぷり真夜中の時間帯である。
やばいやばいやばい。夕方か夜だと思って暢気にしてたが、昼前に着いてしまうのではないか。
とにかく、近くまで来たら、迎えに行くから電話くれ、と言って、掃除機をかけた。

遅いなー、と思いつつ電話を待っていたのだが、かかってこないので、ベランダで洗濯物なんぞ干しかけてると、父が眼下で近所の住人に道を尋ねているところだった。

「おとーさん!?」

驚いて声をかけると、何度も電話してるのに、何故電話に出ないといきなり怒られた。

「嘘!こっちも待ってたのに……」

電話を見ると、思い切り受話器が外れていた。

あいやーーーー!!!

一年四ヶ月ぶりの再会で、しょっぱなから思い切り説教を喰らった。
はい、はい。わたしが悪うございました。

家に迎え入れるなり、台所に洗いものがたまっていることと、風呂場の黴についてまた説教される。
台所の洗いものは、下水管の老朽化で階下に水漏れするようになっていたため、工事が終わった前日まで水が流せなかったせいだし、風呂場に関しては、スチームクリーナー・パワフルシュシュでも手こずるほどの頑固なもので……と、言い訳する。

昼飯を食べに外に出た。
昼時だからしょうがないと言ってるにも関わらず、父が並ぶのを嫌がるので、空いている店に。
関西から遊びに来たというのに、関西に本店のあるお好み焼きのチェーン店に入ってどうするんだか。
父はそのままパチンコに行ってしまい(だからどうしてこんな遠出してまでパチンコを)、母と弟と共にうちへ。

夜は牡蠣鍋(と、いうより寄せ鍋になってしまった)。
考えてみれば、ランディは、父とゆっくり話すのは、

「お嬢さんと結婚させてください」


と申し込みに行ったとき以来である。
そのせいか、落ち着かず、十分余りでビール二本を空にしてしまった。

「もう一本」

と言うので「あかん。減らすと約束しただろう」と言うと、うちの両親が揃って「ビールくらい飲ませてやれ」と言うし、ランディは隅っこの方にわたしを呼んで、

「頼む。緊張して落ち着かないから今日だけ飲ませて。頼むからー」

と、ぼそぼそ泣きつくし……
しょうがないから、節酒はうちの両親がいるときだけは中断ということになってしまった。



2002年03月16日(土) 親が来る。

去年から延び延びになっていたが、どうやら今度こそ親が来る。
一年以上も逢ってないから、うれしいのはうれしいのだが……それは間違いないのだが……

己の親であるのに、こんなに緊張するのは、偏に、喧嘩したくないからだろう。
前に帰省したときも、旅行したときも、一緒に暮らしていた頃と違って、滅多に逢えないんだから、お互いに気持ちよく過ごしたい、と、考える。
少々のことは飲み込んで……などと自分なりに気を遣うことだけでも消耗した挙句、親が自分に気を遣ってくれない、とか考えてしまって、結果、やっぱり喧嘩することになるんだろうなぁ……

うん。

離れていても家族は家族なんだから、平常心で迎えよう。

などと思いつつ、あちこち掃除しまくるわたし。



2002年03月13日(水) 灯台もと暗し――美味しいものは結構身近にある

今、わたしが住んでるあたりも、結婚当時、越してきたばかりの頃よりもずっと開けてきたので、いわゆるグルメ雑誌に載るようなお店の支店もぽつぽつとある。

最近、ランディと一緒にはまっているのは、近所のデリショップ。
そこは、サラダを中心とする洋風お惣菜のお店なのだが、サラダだの、キッシュだのパスタだのではなく、クロワッサンを買って帰ることが多い。
これが本当に美味しくて、翌日の朝食用に買ってあっても、ランディの酒の肴や、夜食に消えてしまうことが間々ある。
気分によって、チーズを添えたりするが、そのままでも勿論美味しい。

その店は、そこそこ名前の通ったお店なので美味しいのは、まあ当然だろう。
が、わたしは、最近、本当に身近にあって知らなかった美味しいものを発見した。
近所のスーパーの前に出ている屋台のたいやき屋。
スーパーの中の軽食コーナーにあるたいやきは買ったことがあったが、このたいやき屋では何故か買ったことがなかったのだが……ふと、店仕舞いする寸前に買ってみたら、これがめちゃくちゃ美味しかったのである。
やはり、御近所で、昔からやってるお店には改めてチェックを入れてみなければ、と思った。

ところで、「とうだいもとぐらし」を灯台の近くで住んで暮らすことだと随分長いこと勘違いしていたのはわたしだけだろうか。
わたしだけだろうな。

タイトルを書いて、ふと思い出しただけなので、あまり気にせずに流していただきたい。



2002年03月10日(日) アブトロニック

今、アブトロニックというのを中心に、いわゆるEMS理論とやらに基づいた健康器具がブームのようだ。
細かいことは、判らないが、腹とか腿とか、気になる部分にジェル塗って、巻きつけて、スイッチを押すと、いながらにして、筋肉がつくのだとか。
エクササイズも、ジョギングも、ウォーキングも不要。ただジェル塗って巻くだけ。
痛みはないが、低周波治療器に似た使用感があるらしい。

これがテレビ通販に出はじめた頃から、ランディが、

「なぁ、これいいじゃん、買おーぜー」

と言いはじめた。

「……スタイリーは何処に行ったんだろうね。ぶら下がり健康器は?つい最近まで流行ってた寝ながら金魚運動できるあれは、今は何処に行ったんだろうね?」

健康器具で、一時的なヒットに終わらずに、飽きられることなく、定着してるのと言えば、フットバスとか、座椅子型のマッサージ機とか、実際に『効果があって、気持ちいいもの』ばかりではないか。
アブトロニックは、気持ちよくなさそうなので、きっと一時のものだろう、とわたしは思っている。

「いいじゃん。テレビ観ながら腹筋鍛えられるんだし」

「あったら使うのか?すぐ飽きるだろう?」

「使うよー」

そこで、ネットを検索。

名前や形状がよく似た類似品多数。

「アブトロニックは1万近くするが、安いのは3千円代からあるぞ」

「類似品はやだ」

「そういうが、理屈も、使う電池も同じらしいぞ」

「やだ」

更に、実際使ってみた人のレポートを検索してみる。
ふむ。
使用するのに苦痛らしい苦痛が無いものだけに、割と飽きずにつづけてる人は多いらしい。
が、発売から数ヶ月経っているのに、「効いた」と断言する文章を見つけられない。
「効いてきているような気がする」というようなレポートは見受けられるが、未だ、「腹筋がくっきり割れてきた」とか、「ウェストが何cm細くなった」とかいう文章が見つけられないのである。

「あと……アブトロニックが本物で、他のが類似品、というわけでもなさそうだな。一番高いEMS機器とやらは100万超えるらしい」

寝たきりで運動できない患者の体力維持や、オリンピック選手の強化に使われるような高性能で高価な機器を、お求めやすくしたものが、アブトロニックを筆頭とする腹巻型の機器であるらしい。

が、まあ、『理論は同じ』であり、数千円で買えて、スタイリーやぶら下がり健康器のように場所をとることもないから、買ってみてもいいかも……と思い、近所の家電店に出掛けた。

健康器具の売り場に、アブトロニック及び、その親戚のような器具や、ジェルが載っているワゴンを見るなり、ランディは、何故か、腹抱えて笑い出した。

「……おい」

何故笑う。
なんか知らないが、ランディはえらく受けている。

「どれを買うんだ?アブトロニックは9980円だが、こっちなら4980円だぞ。安い方でいいか?」

ランディは、とりあえず、笑うのをやめ、

「いい。どっちもいらねぇ」

店を後にして、なにをあんなに笑ってたんだ、と尋ねたら、また笑い出した。

……今日はまだ一滴も飲んでないはずだが……まさか、節酒に耐えられず、わたしに隠れて飲んだか、と疑ったが、どうやらそうでは無いらしい。

「いやー、まさかあれが、近所で売ってるとは思わなかった」

「……そりゃ、売ってるだろう。通販でブームになったものは店頭でも売るようになるし、東急ハンズじゃ売り切れてた」

「なんか、ちゃちいし、あんなちっちゃいボタン電池で動くようなもんが1万とかするし、類似品いっぱいあって、全部露骨に色も形もそっくりな奴が半額だし、本体が4980円なのに、腹に塗るジェルが2000円もするし、しかも、売り切れそうなくらい残り少なくなってんだぜー」

「……それがなにがそんなにおかしいんだ。それに、あなたも、それを欲しがってたじゃないか」

「それがまたおっかしくってさー。いやー、笑った笑った。久々にツボにはまった」

どうやら、実物を見て、購買意欲は失せたらしい。

しかし、こいつの笑いのツボは判らん。



2002年03月09日(土) 結局、敗北。

昨晩のランディとの攻防の結果。

「『超合金魂・ブラック大空魔竜ガイキング』は、買う」

「晩酌を1日1本は余りに惨いので、3本を主張するランディとの間を取って1日2本。その代わり2週間つづける。但し、土日は3本までOKとする」

仁義無き鬩ぎ合いの結果、そういう約束になった。
ランディが、この超合金魂シリーズを我慢できるはずはない。
と、なれば、出来るだけ、家計とランディの身体にやさしい交換条件を取り付けよう、ということで、ほぼ成功をおさめた。

しかし……ランディに取っては鬼のような交換条件だろうが、ランディが節約する酒代より玩具代の方が圧倒的に高い……
が、あのランディが酒を減らすと言うのだ。
取り敢えず、勝利と見て良いだろう。

ということで、『超合金魂・ブラック大空魔竜ガイキング』を買いに、近所の玩具屋に出掛けた。

が、土曜の午後の子供いっぱいの玩具売り場でランディが言うには、

「無いだろうなぁ……やっぱ、電車乗って探しに行かなきゃなぁ……」

……以前、わたしは、電車に乗って、『超合金魂シリーズ』を買いに行かされたことがある。
お菓子屋さんで『仮面ライダーチップス』を大人買いさせられたこともある(もちろん中のカード目当て)。
下手すると、また、平日にわたしが秋葉原あたりまで行かなきゃならんのか。

うんざりしていると、棚の一番上あたりを見て、ランディの目の色が変わった。

「もう絶対に見つからないと思ってたのに……まさか此処にあるとは思わなかった……」

そこにあったのは、『超合金魂ブラックシリーズ』の、『ガイキング』ではなく、『グレンタイザー』だった。
ランディはくるっと振り返り、

「『大空魔竜ガイキング』はいらないから、これ買って」

「いいけど……『ガイキング』はどうするんだ?」

「自分で探して買う。今日、競馬勝ったし」


………………なにも言うまい。
「だったら家計費から買わせようとするな」とか、「両方とも自分で買いやがれ」とか言ったってはじまるまい。

ためいきをつきながら、レジに『超合金魂』を持って行き、

「御自宅用ですかー?」

と、店員に、にこやかに尋ねられて、

「………………はい」

と応えるやるせなさ。

そして、同じ『超合金魂ブラック』シリーズだが、『グレンタイザー』は『ガイキング』より4000円も高い15000円だった。



二週間、意地でもケツは割らせんからな。ランディ。



2002年03月08日(金) 攻防

「春眠暁を覚えず」と言った人は、実は花粉症だったんじゃないだろうか、などと思う。
くしゃみも鼻水も出ないけど、やたらと眠くて目が痒い。
元々、余り出歩かない方でもあるし、この時期は陽が落ちるまでは外に出ないことにしているが、それでも、しょっちゅう目をこすっている。

わたしの場合、症状が軽いせいで、花粉症相手なら割と与しやすいのだが、別件の攻防がある。

ランディが今、限定版の「超合金魂・ブラック大空魔竜ガイキング」が欲しいと言っている。
子供の玩具と侮る無かれ、これは対象年齢15歳以上、値段が11000円である。

「アホか」

と、ひとことで却下――したのだが、粘る粘る。
少しでも安く買えないかと密かにヤフーオークションも検索かけてみたが、最低金額が定価である。
発売されて間もないし、プレミアつく可能性も高いものだけに、安く買えないのも仕方ない、というか、これから高くなることはあっても安くなることはないらしい。

そこで一計。

「やめろとは言わない。酒を控えろ。晩酌を500ml缶1本で我慢しろ。ビールでも酎ハイでも他のカクテル類でも、なんでも好きなもの飲んでいいから、1日1本に抑えろ。そしたら買ってもいい」

現在、ランディの節酒の努力目標は1日3本(守れたことの方が少ないが)。
1本200円として、1日400円×7で、2800円家計に貢献すれば買ってもいい、と提案してみた。

酔っ払っていても、と、いうか、酔っ払っているからこそ、「それは無理」と言い、

「せめて3本!」

と、既にその倍以上の数の空き缶を並べた前で言う。

「あかん」

「限定だぜー。プレミアつくんだぜー」

「ついたって絶対売らない癖に」

その系統の雑誌のページを開いて、その素晴らしさを説いたって、わたしには理解不能な世界なのだ。

とりあえず、保留。
明日、ランディが素面になってもから更にこの攻防はつづくであろう。



2002年03月06日(水) だから、なんでわたしの無意識に忍び込むんだ?

わたしに安息の地は無いのか?
いつも利用してる一番近いスーパーに、閉店間際に滑り込んだら、かかっていたのだ。


さかなさかなさかな 魚を食べると
あたまあたまあたま 頭が良くなる


記憶する限り、いつものスーパーで聴いたのは、今日がはじめてである。
ボニーキャニオンからCDが発売されるのは3月20日のはずなのに、何故今なんだ?
わたしが安心して買い物できるスーパーは、もう無いのか?



2002年03月05日(火) 今日は酒じゃなくてお茶に酔った。

昨日付の日記をアップしてすぐに、それを読んだ、えむせぶんさんにまで、


「ランディとラブラブー(笑)」


と言われた。

「うちの日記の何処を見てランディとラブラブだと思うのだろう…その点は今も謎じゃ」

と言ったら、

「ラブラブやんけ」

と、言い切る。

「どこらへんが?」

と尋ねると、

「そこら中」


……そうだったのか?
て、いうか、具体的に何処がだ?
思い当たるのは……

「ねえさんたちに100の質問」の中の、

その77 今の彼氏(ダンナ)のこと、愛してますか?


と、いう質問に

「はい」


と答えたことくらいのものだが、これは、訊かれたから答えただけだぞ。
それとも、「のろけない」ということは、不仲でもないのに、不仲であるかのように振舞うことなのか?それは違うと思うぞ。
或いは、「不仲でない」=「ラブラブ」なのか?

自棄になって、明日からの日記のタイトルは

『ランディとらるごのらぶらぶ夫婦日記』


にでもしてやろうかと思ったが、そんなことをしたところで、自分以外だれも困らないのでやめた。

さて、今日は、本当に久々に中華街。
茶藝館でお茶を飲み、『毛蟹』と『凍頂烏龍茶』を購入。



2002年03月04日(月) 「モヘジ偽りの夜 in東京」

久々のオフである。
しかも、わたしが毎日更新を楽しみにしている方々がいらっしゃる。
此処は、気合入れて女装して行くか、と一瞬考えたが、やめた。
服装に気合入れるより、飲む方に気合入れねばならんオフであろう。
ドイツ軍のフィールドシャツに、レプリカのN3-B。
下は、ブラックジーンズにエアマックス、という、本当に夜の銀座に相応しくないスタイルで出掛けた。
そういえば、かつて、銀座三越前でこいつと待ち合わせたときも、わたしは小汚いミリタリーウェアであった。

お店に着き、右も左も知らない人ばかりだが、主賓の謎美女モヘジさんはすぐに判った。
と、いうか、寧ろ判ったのはこっぱげさんの方で、こっぱげさんの近くにいるから、あの方はモヘジさんなんだろうな、と見当をつけたわけなのだが……

乾杯の後、斜め前にいた綺麗なお嬢さんが各務優有さんだと知り、感激。
しかも、優有さんが実は隠れ乙女ゲーマーであることを知り、ランディのハンドルの由来を正確に言い当て、うちのアンジェコーナーの作品を読破したと聞き、うれしはずかしであった。

自己紹介兼ねたモヘジさんへの質問が進むうち、シャイな大人たちは一気に酔っ払い集団へと変貌を遂げた。
わたしも久々に痛飲。

なんか……異様な盛り上がりだった。
時が経つに従って、全員のキャラが同化していくのである。
全員が「酔っ払い」という、同一キャラクターへと変わってゆくのである。
自分の周囲にいる人が、次になにを言うのか、なにをするのか、判るのである。
そんな中、わたしは、自分が次になにを言うのかだけが判らなくなって行った。
呂律が回らないまま、周りの綺麗な女性たちに向かって、


「みんな美人さんでうれしい!愛してるよ!」


などと言い、手近にいた女性にセクハラしまくった……ような記憶がある。
思い出すだに、自分が怖い。
初対面の同性に求愛したのは仕方ないとして(おい)、『愛してる』……そんな関西人にあるまじき言葉をこのわたしが口にするとは……
そんなわたしを成敗に来たのであろうか、モヘジさんが、いきなり、わたしを指差して、

「こいつ、ランディとラブラブだーーーーー!!」


と叫んだ。
この日記の何処読んでわたしとランディがラブラブだと仰せなのか、いや、そもそも、法的にも社会的にも夫婦として認められているはずの、ランディとわたしがラブラブだとして、何故わざわざ大声で指差してまで責められなければならないのか知らないが、とにかく、そう叫ばれたのだ。
そして、周囲にいた人たちも、一斉にわたしを指差した。

「ランディとラブラブだーーーーー!!」


モヘジさんと優有さん以外は、恐らく、わたしの日記など読んでいないと思われるのに……
わたしの反応もめちゃくちゃで、

「ええええええ!ひどい!どうしてみんな、そんなこと言うの!?」

などと必死で抗弁していた。
法的にも社会的にも認められた配偶者であるところのランディの立つ瀬は何処にあるのだろう。
が、そのときのわたしの心理は、

「この日記では愚痴とのろけは書かないことにしてるのに、みんながラブラブだなんて言うってことは、無意識にわたしは禁を犯して、のろけを書いていたのか!?一体どの部分だ!?ああ!どうしよう!もう日記をつづけちゃいけない!?そしたら、もう二度と、こんなオフがあっても出席しちゃだめ!?」

だった。
……我がことながら、酔っ払いの思考は判らん。

一次会がはねて、二次会に参加する予定だったのに、気がついたらひとりだった。
手の中には、参加者に配られてたスタミナドリンク。
ラベルには、
「モヘジ16歳。ひとりぼっちの夜は嫌」

わたしも嫌だ。
気がつけば、空を眺めても、星さえ見えない、知らない街を歩いてた。
それでも、いつもの電車は終わっていたのに、別のルートを使って家まで帰れた。
鞄も財布もいただいた記念品も失くさずに無事に自宅まで辿り着けたのは、我ながら上出来であった。

……でも、一次会はねてから、三時間分の記憶が無い。



2002年03月03日(日) 祭の後

2日は、謎美女帝都襲来オフに参加した。
酒に弱くなったのか、それとも、気づかないうちに限界を超えたのか、とにかく、今までにないほど酔った。

気づかない間に日付が変わっていて、最寄り駅までの電車がなくなっていたので、タクシーを使った。

飲み会での出来事をだらだら語ったり、畳で寝込んだり、いつもランディが酔って帰ってきてすることをやったが、ランディのように絡みはしなかったつもりである。
が、機嫌よく酔ってれば総て許されるものでもないか。

ランディが布団をかけてくれていたものの、寒くて目が覚めた。
ベッドに入っても、飲みすぎたせいで却って寝つきにくく、一時間ごとに喉の渇きで目覚め、枕元に置いた冷たいお茶を飲みまくった。
殆ど寝ないまま朝になり、腹が減ったのでレトルトお粥を食べたら勢いがついて、ビスケットも喰ったらなんか気分が悪くなり、調子に乗るんじゃなかった、と後悔した。
風呂に入ったらやっと眠気がきた。

爆睡して、起きたら整体の予約時間。
例の如くランディと一緒に出掛け、何処がお辛いですか?と尋ねられ、

「全部。あと、昨晩飲みすぎた」

と応えたら笑われた。
月に一度の整体の日をずらして今日予約しておいた自分を褒めてやりたい。気持ちよかった。
ほんとに気持ちよかった。



2002年03月01日(金) スチームクリーナー購入

随分前からテレビ通販見る度に欲しかったスチームクリーナー『パワフルシュシュ』を購入。
年明け早々、定価の半額以下だったのを見て、いいな、とは思ったが、結局買わなかった。
店頭から無くなって、後悔したが、それと同じ値段で売ってたので、買ってきた。
帰って早速使ってみた。
やかましい。物凄い音がする。
が、台所の壁の油汚れには効いた。
調子に乗ってあちこちに吹き付けてると、突如、周囲が暗くなった。
……ブレーカーが落ちた。
うちは、エアコンと電子レンジを同時に使うとブレーカーが落ちる不便な家だが、これひとつでそんなに負荷がかかるとは思ってなかった。
ブレーカーを戻し、説明書を読む。(最初に読めって)
『連続使用は13分。一日一時間の使用を目安に設計されています』?
ブレーカー落ちなくてもこんなもんなのか。
まあいい。使いではありそうだ。
次は風呂場じゃ。




今日の更新。
Ki-tan
CG
をアップ。
モヘジさんの日記この国の春を描いてみたくなって描きました。


 < 過去  INDEX  未来 >


らるご [MAIL] [HOMEPAGE] [BBS] [blog]

↑エンピツ投票ボタン
My追加