読んだ。東川篤哉「密室の鍵貸します」

仕事上、読書の幅を広げるために「第２回いままで読んだことない人の本を読もう期間」を決行。第１回では石持浅海を掘り当てたからそれは褒めて。というわけで東川篤哉。

ばりばりの密室モノ。意外にいい。軽妙な語り口がいい。トリックも嫌いじゃない。軽さがよかったんだね。その軽さゆえ薄く見え、ちょっと物足りないところもありましたが、まあ許容範囲と思われる。もう一冊読んでみよう。

ちなみに第２回の今現在抱えている作者は笹生陽子・川端裕人。これあり？

ちょいと最近いろんなことにやる気が見られない。やる気のなさが何も生み出さないことに３０になって実感した。一応きりのいいところで８月からがんばります。

先日小学６年生相手にブックトークを披露した。テーマは定番ですが原爆。とりあえず手当たり次第本を読む。やる気のなさの原因をつきつめればここにあったのかもしれない。原爆や戦争の本を読むのがつらい。こんなひどいことを人間がするのだろうか。そして結局弱いものから倒れていく。か弱い子どもの屍の上にたつ国家ってどんなもん？幼稚な意見だということはわかっているし、全面的に戦争や国を否定したいわけではないのですが、なんか一概には説明できないものを抱えました。言いたいことはいろいろありますがもうちょっと知識を詰め込んでからにします。

そん中でも一番好きだったのは「広島の母たち」という本。「広島の姉妹」という本の続編に当たるもので、「広島の姉妹」では被爆した姉妹が助け合いながらも姉が死んでしまう話で、生き残った妹が母親と会ってからが「広島の母たち」の話。何がいいかというと、体に不調が表れた妹が、死を覚悟するのだが、母親は「わたしは死んでもいいので娘を助けてください」と神様に祈る。娘はそれを聞いて死んではいけないのだと思いなおす。

そこには広く、深く、重い母親の愛情と強さがあるんだよ。どうやっても男は女に敵わないとも思った。嫌な思いをしながら戦争の本をたくさん読みましたが「広島の母たち」に救われたような気がした。

やる気がないときに長文書くとダメだね。というわけで今日はおしまい。校正もしないで登録しちゃえ。

イタリアの話

セリエＡの強豪チームユベントスがセリエＢへ落ちた。日本で言えばえーと、鹿島でいいだろうか。セリエＡとセリエＢ、字面でいうと一つの違いだけど、そのステージには雲泥の差がある。当然、セリエＡでサッカーをしたい選手が多いのは当然である。それがプロだろう。

当然のオファーが来て他チームへ移籍した選手もいるし、勝ち点がマイナス３０であってもＢでもいいのでこのチームにいたいという選手もいる。ともに今回のワールドカップで世界一になった選手である。どちらが正しいとも言えない。どちらも正しいとも言えない。

さて、あなたならどうする？普通の仕事をしていると一部だの二部だのちょっと想像がつかないかもしれないが、最高のステージで働く自分と、愛着のある会社で働く自分。単純に言い切れるものではないが。

仕事と自分と環境と評価。それと家庭。付け加えるならば趣味。この世には考えることが多すぎる。

思い込むと柔軟な考え方ができなくなるといういい例

芥川賞に伊藤たかみが決定したが、その名前から簡単に女性だと思っていた。新聞やネットの報道を見ると、「角田光代と夫婦で直木・芥川受賞」とある。伊藤たかみは女性という図式が頭から離れないものだから「え？角田光代って男なの？」なんてあほなことを口走る。

固いなぁ。

なんと今日の日記は１８禁です。

朝、ブックポストを開ける。大体どこの図書館にもありますでしょ、ブックポスト。昨日は図書館が閉館だったため。ブックポストには結構本が返却されている。

ふと異変に気づく。「だれだ、ぼろ雑巾なんざ入れた輩は」とそれをつまむ。節電のため電気をつけていなかったのが運のツキでした。ぼろ雑巾に見えたもの、それは女物のパンツでした。「うわ！パンツ！？」火曜日の朝の閉館前の図書館にそぐわない単語が施設内に響く。

これがまー叶姉妹が持っているであろうすごいパンツ（はい想像して）ならその後の仕事もはかどるというものだが、それはいかにもオバちゃんがはいているようなくたびれたもの。正直違いはわからんけどたぶん「ショーツ」とかいったほうが合ってそう（そうでもない？）。そんなん触っちゃったよー。

決してブックポストには下着は入れないように。

今年嫁さんに言われて一番傷ついたこと

「中田英ってパパより年下だよ。なにこの差」

嫁は鬼嫁度が１８０あがった。

こんにちはヘタレです。

先日、あんまりしたくないけど残って仕事をしてみる。だって棚から本を抜かないと新しい本が収まらないんだよ。今年に入って何度も抜いているのに３日したらまた棚がきつくなるんだよ。なぜ？

というわけで閉館後、お客もいない時にがっつりと棚から出なさそうな本を抜いて回る。抜いた後はそれが本当に出ない本なのかどうか端末で確認。今回は数を多く減らしたいので基準を厳しくして敗者復活は少なめに。

さて、節電のため使わない電気は消しておく。棚から抜くときは開架のみ電気、端末チェックはカウンターのみ、のように。しかしさー、夜も８時を回ると暗いんだよ。そして広い場所に明るいところと暗いところがあると怖いんだよ。一度開架の電気が暗いまま棚まで行って見ると暗すぎて棚の本がわからない。うっわー、こういうとき背後になんかいそう。小走りで電気のついている場所へ移動。

怖いけどこんな中途半端で帰れないよー。やるんじゃなかったよー。と小学生のような言い訳をしながら黙々と作業をこなす。「黒い家」を思い出してさらに怖がる。そしてそんな時に限って電話が鳴るもんで、まんがのごとく「びくっ」と体をのけぞらせた。これ本当。

こんな歳のおっさんが暗闇が怖くてすいません。ええ、ヘタレですいません。

お、いかん。自分で問題だしといてすっかり忘れてた。としさんにいわれるまでまったく気づかず。クイズってなんのこと？とか思ったわたしはかなりな無礼者に違いない。

正解は
ワンピース
↓
のだめ
↓
デスノート
↓
ガンダム←いまここ

ワンピースは丁度１巻から読み返していたところで、この前、最新巻を読み終えてたのですぐに続きが読みたかった。そげキング最高。

のだめは借りたそばからちょっと読んでしまったことと、デスノートを読んでしまうと２時間はかかるので睡眠時間が削られるのでのだめ優先。結局デスノは読まずして就寝。

そこまでがんばってサッカー見たのに、ここ何日かの睡眠不足がたたって結局前後半はまどろみながら見る。延長に入って目がさえて来たと思ったらうちのかわいい愛娘ちゃんが起きてきてかまってくれかまってくれと朝の５時半に泣き叫ぶ。それでも延長後半ラスト３分見れたから満足。今日もがんばって起きたいけど危険キケン（わたしも愛娘ちゃんも）。

買っちゃった。まあ正確に言うと買ってもらったのですが。
今日の収穫。

１．ワンピース４２巻（カクの実がなにか早く知りたい）
２．デスノート１２巻（最終巻だってよ、これ）
３．ガンダムＯＲＩＧＩＮ１・２巻（これ使ってみたかったの。ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!）
４．のだめ１５巻（同僚に借りてきた）

さて問題です。ドイツ対イタリアを見るために４時起きのわたしが寝る前に読むのは何でしょう？

ヒント　５．阿部寛のドラマを見る

こんなことってあるよねー

カップラーメンを食べながら水を飲んでいます
水を注ぎ足そうと冷蔵庫からペットボトルを持ってきます
コップに入れるつもりがラーメンへ水を注ぐ
おまけにたっぷり５秒は間違いに気づかず

え？ない？
今日のお昼の実話です

「まどろむベイビーキッス」小川勝己
キャバクラ勤めに居場所を求めるみちる
また同様にネットの世界にも自分の居場所を置いている
しかし、その居場所はどちらも侵食されていく
キャバクラでは同僚にネットでは荒らしによって

怖いもの苦手なくせに「葬列」や「彼岸の奴隷」を読む前のワンクッションとして
こちらを手にとって見ましたが
こえー、小川勝己こえー

さりげない時刻表トリックやもう一個のトリックなんかが
ミステリ風味をきかせている
でもそれは付け足しみたいなもんでやっぱり人間の怖さだね
「壊れていく人間」を書かせると小川勝己はいいらしいよ

人間が一番怖いって事だけどその際たるものがネットのようだ
なぜなら顔が見えないから
ネットでは違う人間になれるから
正義を気取って多勢の力を借りて遠くから石を投げる
人間ってだれでもそういう卑怯なことができてしまうってのが一番怖い

あと２ちゃんねるにどっぷりつかっているわけではないが
「小一時間ほど問い詰めたい」てな表現に笑った

要潤！キンタが要潤とは･･･・
大抜擢。

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