としょかん日記
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2004年05月31日(月) 平成の大改革

大改革を行ってやりました
痛みを伴う構造改革をやってやりました
リストラクチュアリングを任じられた人事部長の気持ちが少しわかった気がする
あまりにも小説の棚がきついので
閉架に移す本を抜きに抜いてやった

ちなみに閉架とは、利用者が直接手に取れない状態を表す
書庫なんて呼ばれるところにおいておくこと
昔の図書館は全部これだった見たい
そして閉架の対義語は開架だね

実際閉架に本持っていったらまず借りられることはない
開架にあれば手にとって目で見ることはできるけど
閉架は検索機で見つけて職員に声かけて持ってきてもらって
はじめてその本と対面できるのだから
つまり閉架に行ってしまえばうちの図書館では
ほぼ墓場送りのようなもの
そんな作業を日曜の午後かけて大敢行してやった

志茂田景樹なんざもう誰も読まねーよ
爆笑問題は小説の棚に置いておくとでないんだよ
同じく松谷みよ子もでないよ
平成8年受入の本はもういいでしょ
この厚い本なくなればこの棚すくなー
武川行秀ってゴダイゴじゃん!
小説なんて書いてんのかよ!
読まねーよ!
この本いつ見ても棚から動いてないやん
毒舌の数々とともに本を抱える

抜きに抜いたり約200冊
端末で今までの貸出冊数が分かるので
それをチェックして最終のふるいにかける
ちなみにここでゴダイゴは敗者復活をしたのはまったくの余談である
結局最終的に約150冊の本を抜いてやった

きれいさっぱりだけどやっぱり心のどこかで
「わたしの今やってることは正しいんだろうか?」
「図書館って数じゃなく質だよね」
「図書館において置くべき本までぬいちゃったかも」
なんてことが常に頭から離れない
正しいか間違っているかは現時点では判断できないけど
間違っていないと信じたい
間違ってないよね


2004年05月30日(日) 邦と洋

いまだパソコンが不安定なままお送りしております
今週は普通に終了させた覚えがありません

うちの図書館はCDも貸出してる
CDはわたしの担当なため
収録曲のデータをすべて登録している
これがまためんどくさいめんどくさい
しかしひとつ疑問に思うことがある

洋楽の曲目リストを見ると
和訳されているものと原文のままの2パターンがある
その違いは何?
しかもわかりやすい直訳ならまだしも
どうやってそう訳すの?
ONE WORLDにはそんな訳し方かいてませんでした
てなタイトルがあったりする

実際誰が決めてんだろ
「史上最大の作戦」のように
むかしの映画はすべて邦題にしてたよね
今じゃ『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』って
さっぱりどんな映画かわかりません
そんな流れで音楽も原題のままなんだろうか
ちょっとさびしいね


2004年05月25日(火) 本格

話題のようなので呼んだよってことをここに書き記しておくね
貴志祐介『硝子のハンマー』
『黒い家』『クリムゾンの迷宮』『青の炎』のあの貴志祐介が書く本格ミステリ
監視カメラなどで密室となった部屋で殺された社長
そのトリックは?

あー、これ面白かった
貴志祐介にはずれなし(いまのとこ)
おいおいどうやっても犯行無理だよってのが
鮮やかにパズルを組み立てるように明かされるのですね
今日読んだダビンチにちょっと書いてたんだけど
真相にたどり着くまでの解明も大事にしたみたい
確かにほかの答えでもひとつの物語ができそう
これは評価高いんじゃないの?


2004年05月24日(月) 夜明け

土日の勤務を交代したので久しぶりの3連休となった
昨夜まったく眠れずなぜか朝5時まで起きてた
大学時代はそんな生活が当然と思ってたのに
すっかり体は社会人モードとなってしまい
ちょっと懐かしい気分
もう3時には外明るいんだね
よくその時間までレポート書いてたなー
ちなみに凝ったレポートを書いていたわけではない
開始時刻が11時からだったりするため
そういえば完徹でレポートを書いて
そのまま眠らずに今の嫁さんと小樽までドライブに行ったことがある
うーん、若気の至り


2004年05月23日(日) カレー食いてー

最近市内にあのカレー屋・リトルスプーンができた
CMの通りなべを持って買いに行こうと思うのだけど
いざ持っていったらバイトの兄ちゃんが
「えー!CM本気にしたんすか?」とか
「店長どうします?」とか
「じゃあ今回だけ特別ですよー」とか
薄ら笑いとともにカレーをつぐかと思うと
怖くて行けないのは考えすぎか


2004年05月19日(水) 発見

うちの嫁さんが今日コンタクトを発見してくれた
絶対見つからんと思ってあきらめていたのに
洗濯機の風呂から水吸い上げるホースにくっついていたらしい
やるな、うちの嫁
でもこの時期花粉にやられるから
コンタクトなくてもいいなと思ってたのにね
保存液もぜんぶあげちゃった

大人用の布団に娘を寝かしてみたら
いや、動く動く
小さい足をぴょこんとあげたり
すわってもいない首を左右にがんがん動かすし
ダイエット運動をしているみたい
そのまま寝返りしそうな勢い
こりゃ見てて飽きないわ

糸井重里『オトナ語の謎』
こりゃおもしろいわ
オトナが使う奇妙な言葉
どうして初めて電話する相手でも
「お世話になっております」って言っちゃうんだろう
「〜する旨」とか使っちゃうよね
5年前の自分が読んでもわからないと思う
下手なビジネスマナーの本よりお勧めですよ


2004年05月18日(火) 聖なる

昨日携帯の機種交換をした
あいかわらず携帯は電話とメールと目覚まし代わりにしか使わない上に
説明書を読まないので(読みたくないので)
今朝は寝坊した
しかしまあ人生とはうまくいっているもので
遅刻しそうになっても必ず間に合う時間に一回起きるよね
今朝は嫁さんが起きてくれたので遅刻はしなかったけど
結局弁当作れなかった

知人の誕生日プレゼントを買ったら
「MERRY CRISTMAS」とプリントされた
包装紙で包んでくれた
なんかあるだろ!


2004年05月17日(月) 塞翁が馬

約10日ぶりの日記であります
子どもの相手がそんなに忙しいのか?
なんて声も聞かれますが
第一にパソコンの調子が悪い
もう寿命かも・・・
パソコンの調子はよくないわ
携帯の調子もよくないわ
コンタクトは片方落として見つからないわ
仕事ではしょうもないミスするわと
散々な毎日を過ごしている模様
宝くじ買ったら当たるかも・・・

ちなみに第二の理由に
「飲み会に行っていた」という崇高な理由があるが
この理由はなんとなく声を大にしてはいえないのである


2004年05月07日(金) バスケの神様

アホな大学時代、バスケ好きの先輩が冗談で次のようなことを言っていた。

「うちの父さんはダンボールを作ってみんなのためになっている。その点、マイケル・ジョーダンよりえらいだろ」

多分深い言葉なんだと思う。いや、深すぎる。


2004年05月06日(木) あなたの言うとおり

お前の日記のジャンルは「育児」だろ!
というお便りを全国からいただきましたので
↑当然うそ
本日はお仕事のお話を一つ

図書館には予約というものがあって
読みたい本を確保して予約者に渡すシステムがあります
貸出中ならば返却されてから渡すようにしてるし
他館にあるものは回送としても持ってきてもらってお渡しする
当然図書館にない本にも予約が入ります
そんなときは以前書いたように相互貸借で対象の資料を利用者にお渡しします
新刊や話題の本はリクエストとして新たに購入することもしばしば
そう、これが本題

そのリクエストの本が良書だったり貸出の見込みがあるならば
じゃんじゃん買ってもいいと思う
しかし、最近来るとある利用者は
毎週土日に来て3冊ずつ予約していくのだが
これがまた営業の本とか仕事のアイデアの本とか
そんなんばっかり
最初のころは正直にリクエストに応えるべく
購入として対応してたけど
同じような本を予約していくので
営業関係のジャンルがあつくなっていく
他のお客さんの目にとまるようならまだしも
残念ながらそんなジャンルの本はあんまり貸出がない
結局その利用者一人のために2万も3万も使っているようなもの
これってどうっすかね?

利用者の知的欲求には応える
というのが図書館の仕事なので
予算が限られているのでもう買えません
っていうのはちょっと違うかなーと思うんだけど
かといって実際問題毎年予算が削られていく中で
利用見込みのない資料にお金をかけていくのも
全体的な視点から見ても偏りが生じてなんだかなーとも思うし

いまのところ打開策も見出せないままと言ったところが現状です


2004年05月01日(土) 五月一日、晴れ

世は11連休だと浮かれていますが
(実際11連休の人にお目にかかったことはありませんが)
わたしの場合は
今日休み
明日仕事
その後2連休
子供の日特別開館で仕事
あけて代休と
文字通り飛び石連休であります
まだ休みがあるだけいいのですが

そんな飛び石連休初日
我が家では一大イベントがさりげなく行われていました
題して「父と娘、はじめてのお留守番」

嫁さんがちょっと買い物に行きたいと言う
残るは生後3週間の女の子と
生後28年の男の子
ぐっすり眠っているから大丈夫かと思えば
郵便屋さんのチャイムに目覚める
起きてもおとなしいなーと安心しきっていたら
突如、まさに火のついたように
顔を真っ赤にして泣き始める
抱っこしてもだめ
あやしてもだめ
おもちゃもだめ
彼女は何がそんなにつらいのか
ただただ泣き崩れるばかり
傍らで男は己の力不足を嘆きつつただ立ち尽くすのみ
なんて三流ドラマをやってる暇もなく
結局は最終手段を使うことに

携帯を取り出しプッシュプッシュ
「あー泣きやまないんだけど・・・」
と結局は嫁さんだより
嫁さんも気になっていたのか
「すぐ帰るね」と一言
はぁーやっぱり男はだめだよー・・・

帰ってくるまでせめてもと思い
抱っこして部屋をうろうろ
するとすると
あれ?泣きやんだ!?
ていうか寝ちゃったよ!
再度嫁さんに電話して
とりあえず終戦宣言を告げる

嫁さんはゆっくり買い物できたと思ったら
やっぱり気になるらしく
気もそぞろだったらしい
「本日の特売品」と書いてあるものを
とりあえず手にとってかごに入れてきたもよう
そんな精神状況の中
新作のプリンだけはしっかり買ってくるとこは
母は強しってことだよね


信々 |MAIL

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