I think so...
Even if there is tomorrow, and there is nothing, nothing changes now.
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2005年09月23日(金) 髪を切ったんだね

あたしは長いほうが好きだけど
あなたには短い方が似合うと思っていたから
とても素敵だと思うよ










どうしてそんなことわかるの、と驚かれてしまいそうだけど






















きっと理由を言ったらもっと驚いてしまうだろうから

これは聞かなかったことにしておいて































































あたしの髪はもうすぐ腰まで届きます
切ってしまいたいけど今はまだ切れないかな



ちょっとした願掛け



というか罰かな



あなたが聞いたら笑い飛ばすでしょう






















こうして言葉を置くことだけが唯一の繋がりだから
とても一方的だけど許して下さい















生きていればいつかまた会えます






たとえそれが今じゃなくても
























そうそう、今ね
日之内絵美を聴いてます

よく一緒にいる時に聴いた歌



























新しい場所があなたにとって居心地の良い所でありますように。
















あなたに幸せが舞い降りること 祈ってます


2005年09月21日(水) うちの彼女の言うことは

何度も何度もここに言葉を綴ろうとしたのだけど
いつも何故か思うだけで終わってしまう

気がつけばもう9月も終わりに近づいているし、
やはり時間の経つのは早いものです。

今年は年末にいろいろと行事があるから
その為に今動いておかないと、という感じかな。

なんだかんだ言っても振り返れるだけの過去があるというのは
いろんな意味で良いことなのかもしれないな。

あんまりここにこうして普通の事を書くことはないけど。

去年の暮れから今年の7月あたりまで
毎日毎日あれだけの量の文章を書いて
で、8月からパッタリとそれを全部やめて
半年近くずっと垂れ流していたからなのか
最近はもう文章を書くってことから程遠い毎日を過ごしている。

今になって思えば
きっと精神安定みたいなものだったんじゃないかな

今みたいに好きなことをして好きなように暮らしてる毎日とは
程遠い生活をしていたから
だから余計に何かを生み出す作業に縋っていたのかもしれないね。


何かを始めてそれを実行している時、
他人に認めてもらおうと躍起になるのは
自分が納得出来るだけの結果を出せていないからかもしれないね。

自分自身が満足していれば他人の評価なんてきっと気にならないはずだから。

まぁ普段から誰かの言葉なんて気に留めていないけれど
そういうものなのかもしれないな、と思った。


夢をどんどん実現していく人を間近に見ている。

尊敬はするけれど
憧れはしない。

その人がいかにストイックな毎日を送っているか知っているから。

だからこそ発言に重みがあるのだろうけど。













秋に会おうね、と約束した。


その前は夏だったし、その前は春だったし

そんなことをしているうちにきっとまた1年なんて過ぎてしまうんだろう。

約束だけがどんどん積み重なっていく。







そうだな。
11月に会うと思うよ。







遠く離れているけれど



会えない理由はそんなんじゃないことも
わかってるわけだし。










飛行機に乗ればすぐなのにねぇ。


























次会う時は
空港まで迎えに行くよ。




















あの時みたいに
3人で食事をしようね




















何も無かった頃みたいに



















その時の為に頑張るから















遠く離れていても








いつだってそばにいるよ


2005年09月03日(土) Don't ask me what it means.

ベルが鳴り終わるより少しだけ早く通話ボタンを押した。
液晶に表示された番号は見慣れたものだったけれど
電話帳に登録はしていなかった。

理由は簡単だ。
いつか過去になってしまった時きっと悲しくなるから。

今考えればそれはその時の僕が出来うる精一杯の抵抗だったのかも知れない。

薄っぺらい携帯越しに麻生の声が聞こえる。
もう何度もその声を聞いているはずなのにいつだって麻生は別人みたいだ。
まるでいくつもの顔を持っているみたいに。

電話を切ると僕はひとつため息をついた。

さっきまでキッチンにいた母親がリビングボードの前に立ってこちらに視線を送っている。

僕は努めて明るく話しかけた。
「どうかした?」
言いたいことの半分以上はその目が物語っているのを知っているけれど。
虚ろな目が宙を描きながら喋りだした。
「今のあの子でしょう、こないだ家に来ていた…」

この時ほど女の勘にたじろいだことはない。

「やっぱり母さんはさすがだね。そうだよ、こないだの子。でも大した用じゃない」
「大した用じゃないのにこんな時間に電話してくるの?」
「こんな時間って別に家に電話してきた訳じゃないんだから」
「感覚を疑うわ」

僕はこの人の事は嫌いではない。
だけど時々気が遠くなるような発言をする。
例えば今のような誰かに対しての嫌悪感を露にする時、
彼女と同じ血が自分に流れている事に僕も同じように嫌悪感を持つ。
果たしてその事に気づいているだろうか?

「育ちってね、知らないうちに出るものなのよ」
何回聞かされたかわからないその話に相槌をうつ気力も無い。

「母さん」
ソファから立ち上がった僕をすがるような目で見つめている。
はるかに背が高い僕を見上げるような形で。
「僕は大丈夫だよ」
そう唇を動かしながらドアに向かって歩き始めた。

一体何が大丈夫なのか教えて欲しいぐらいだ。

「わかってる。あなたは私の自慢の息子よ、今も昔も、そしてこれからも」
「ママを心配させるようなことしないでちょうだいね?」

ドアが閉まるのとほぼ同時に声は消えた。



いつだって信じてるは裏切るなとイコールだ。


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