お気楽★DIARY
自由気ままでお気楽な管理人の
・・・喜怒哀楽日記デス。


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2003年11月28日(金)  淋しい日

この日で私が前に勤めていた会社が移転をすることになった。
少し遠くへ行く。

最終日ということでいつもの店で集まることになった。
いつもの店・・・そう、いつもの中華屋『白楽天』だ。
ここでは様々な宴会をした。
観劇会・送別会・新年会・忘年会・決起大会・・・。
ランチ・・・から仕事帰りにゴハン・・・。
いつもいつも利用していた。

最大25名までという小さな店でこの日も30名集まった。
すでに退職した人、出向している人・・・などなど。

この日は去年退職した人が狩猟を趣味にしているのだけど
解禁になってすぐにカモが3羽獲れたから・・・といって
メインはカモ鍋だった。

いつもはそんなに獲れない。
なのに3羽・・・すごい大猟だ。

なんでも解禁明けでかももボケているらしい。
シーズン終わりに近づくとカモも必死になっているらしく、ほとんど獲れないらしい。

でも今回は3羽・・・。
あるおっちゃんが
「3羽のうち、一羽は事故や。
こう、まっすぐ飛んでたところへ弾もまっすぐ飛んできて鉢合わせしたんや。
そしてもう一羽は自殺願望があったんや。だから弾、目掛けて飛んできたんや。
だけどもう一羽はEさんのウデやな。」こう言っていた、そうずっと言っていた。

カモ鍋を中華屋で・・・。しかも貸切。

途中、今までの感謝の意を込めておじちゃんとおばちゃんに記念品を渡した。
今まで笑顔しか見たことがなかったおばちゃんの目に大きな涙が浮かんでいた。
おばちゃんは「淋しくなる。淋しくなる・・・。」って泣き出してしまった。

私の送別会もこの店で3回やってもらった。
それからも何度も通っている。

ホントにみんながとても大好きだった店だった。
みんなこの店に今までみたいに来れなくなる・・・ということがとてつもなく淋しかった。

私たちはワイワイ騒いでいた・・・。
そこへエビ天、春巻、から揚げ、焼きそば、野菜炒め、餃子・・・と
私たちがいつも頼んでいた大好きなお料理がヤマほど出てきた。
誰も注文していなかった。
おじちゃんとおばちゃんが「今までのお礼や。どんどん食べて。」と言ってくれた。

会社が移転するのをきかっけに何人か女の子も退職した。
結婚した子、結婚を控えている子・・・たちだった。

会社が移転・・・これは私にとってもなんとも淋しいことだった。
11年通った事務所がなくなる・・・というなんともいいようのない、淋しさ。
翌日、元同僚だった営業のおっちゃんからメールが来た。
「はる、なんか淋しいなぁ。」って。
初めて涙が出た。

通い続けた事務所とお店。
あって当り前だった空間と人々。
お店はまだまだあるけど、集った人々がいない。
この寂しさは本当になんとも言いがたいものだ。



2003年11月27日(木)  駐車かと思ったら、

会社の前にキレイなブルーのスポーツカーが停めてある。
しかも品川ナンバー。

私の会社の前はずーっといろんな車が駐車してあるので、
そのブルーの車もそうだと思って疑わなかった。

その車の異変に気がついたのはほんの2週間前。
・・・・・・タイヤがなくなっていたのだ。
「ありゃりゃ、売り飛ばされるんかな。」と思った。

それから2日くらいしてから今度は・・・ナンバープレートがなくなっていた。
「うわ、一大事や。ナンバープレートなんて犯罪に使われるだけやん。」

タイヤとナンバープレート・・・これだけなくなれば、あとは取る物はないだろう
・・・そう思っていた数日後今度はボンネットがこじ開けられていた。

「おっと、ここあいたら、また取れるものは山ほどあるやろな。」

そしてボンネットの中身が歯抜け状態になったまた・・・数日後・・・
今度はトランクがこじ開けられていた。

普通に駐車してあるだけだと思っていた車は今や、
ボンネットとトランクがあいたままの・・・廃車を待つだけの“カタマリ”となってしまった。



2003年11月25日(火)  女性専用車両

私が毎日通勤に使う地下鉄には“女性専用車両”が設置されている。

だけど、毎日、必ず、1人は“男性”が乗り込んで来る。
一応、出発前のホームを駅員さんが巡回しているけど、
なぜかなぜか、女性専用車両にいる男性には気がつかない。

停車する駅のホームにも要所要所に駅員さんが立っている。
…でも気がつかない。

時々、ホームの駅員さんとドアのところに立っている男性と
背中合わせ…ってこともあって、なかなか滑稽。

乗り込んで来た男性に…近くの女性が
「ここ女性専用車両ですよ。」って言う場合もある。
でも近くの人が言わない場合もある。
言わないもんだから気がつかないその“男性”は
他の女性乗客のなんともいえない視線にさらされながら、
気がつくまで…ずっとそのまま。

「なんで気がつかへんのやろう?」って思うこともある。
どう考えても…どこを見渡しても女性ばかりでおかしいと思わないのか?とか。

一応、ホームのドアがあく場所にでっかく“女性専用車両”と書いてあり、
閉まったドアの兆度目線のあたりにもシールが貼ってあり。
電車車体にもドアの真横にシールが貼ってある。

それでも気がつかない。
10両の中で女性専用車両だけ色が違ったり、絵柄車体だったりしても…気がつかない。
いや、時にはあまりにも車体の絵柄がハデすぎてシールが全く目立たないこともあるけど。

一番、気の毒なのは書け込み乗車してきたおじさん。
書け込み乗車だけでも注目をあびるのに、
飛び込んだ車両が女性車両。
ホッと一息ついて、かばんをおいて…さらに注目をあびる。
気の毒だ…。ホント気の毒だ。

でもそんな中、珍事がおこった。

見るからに男性が…つり革を持って立っていた。
そこへ…駅員さんが「すみません。ここ女性専用なんで。」と言った。
「ああ、」と言いながら慌てて降りるかと思いきや…
「ええ、わかっています。」と彼は答えた。
いや、答えた彼の答え方は…“彼女”だった。
そう・・・ニューハーフちゃんだったのだ。

そう言われればどこか物腰がやわらかだった。

「およ?」って思っている乗客達の目をよそに駅員さんは
「そうですか。失礼しました。」と降りていった。

“彼”ではなく、“彼女”の…わざわざ女性専用車両に乗る…という勇気に
なんだか小さな感動をおぼえた。
そして動揺することもなく、スマートに降りていった駅員さんにも…。

女性専用車両…そんなのがあるなら、男性専用車両もあっていいだろう。
化粧や香水のにおいにウンザリの男性なんてヤマほどいるだろうから。



2003年11月23日(日)  一気に秋深まった・・・

急に寒くなりました。

「11月なのに暑い。」と言いながら秋物カットソーを買い込んだ。
その矢先に寒くなった。
あわててセーターを出してきた。

なのに・・・・・・もちろん、風邪をひきました。
この風邪、うちの会社で蔓延しまくりの風邪で、
まず営業マンSが風邪をひき、彼と同行した部長が車の中で風邪をうつされ
その部長と同行した営業マンKが風邪を引き継ぎ、
そのまん前に座っているMさんが風邪をひき、
Sの前に座っている私が風邪をひきかけた・・・けど、すぐ治った。
そのあと、すぐ治った私の風邪をまた、Sがうつされ、Sと同行したKが風邪をぶり返した。
そしてSが治らないまま、私がまたうつされた。
そして2週間になる・・・。

風邪には注意しなくてはならない・・・って思っていた矢先。
食欲はないし、おなかはおかしいし、咳は止まらない。
でも熱は出ない・・・。
咳が止まらないおかげで腹筋と背中が筋肉痛。

風邪には注意しましょー。

さあさあ、冬支度。
ストーブも出した、ホットカーペットも出した。
あー。冬かぁ・・・。
またしもやけになるのかなぁ・・・やだなぁ。



2003年11月07日(金)  あの〜11月なんですけど。

カレンダーは11月・・・巷の暦も11月。

・・・なのに、気温は20度を越える。

いったい、どないなってんねや?
温暖化現象か?異常気象か?

コートはいつ着んねん?
ジャケットの下、カットソー1枚っておかしくないか?
去年買ったセーター早く着たいやん。

今年は冬・・・来るんやろか。



2003年11月05日(水)  涙もろい・・・私

今日、地元の駅前で拉致被害者の家族、横田さん夫妻の演説があった。
聞いていたかったのだけれども、急いでいかなければならない用事があって
足早に通り過ぎてしまった。

でも走りながら、演説の声のほうを見てみた。

いつも・・・テレビで一生懸命訴え続けている・・・少し笑い顔のお父さんが
マイクを握り締めて演説をしていた。
その横でお母さんがうなづきながら立っていた。

テレビで見ていた時と違う感情が押し寄せてきた。
やるせない憤り。

お父さんとお母さん・・・。

走りながら・・・涙が出た。たまらなかった。

いて当り前のはずの娘が突然、いなくなった。
長い年月をかけて探し続けて、訴え続けて・・・
ようやく届いた・・・あまりにも哀しすぎる知らせ。

真偽は定かではないけれどもどちらも哀しすぎる現実。
そんな現実に立ち向かって、全国各地に赴いているお父さんとお母さん。

駅に着いて電車を待っていても涙が止まらなかった。

***

その約1週間ほど前に『THE BIG ISSUE』という情報誌を買った。
街頭でホームレスが売っている情報誌。
1部200円で、90円が出版社へ、110円が売っている人の収入となる。

前々からテレビでやっていて、「どんなのだろう?」とは思っていた。
そんなある日、目の前で・・・あまりキレイではない身なりのおっちゃんが売っていた。
「BIG ISSUE・・・1部200円です。」とおっちゃん。
誰も見向きもしない・・・私も通り過ぎた。
気になった・・・気になった・・・気になって仕方がなかった。
200mくらい歩いて・・・やっぱり戻った。
「おっちゃん、1部200円?・・・1部ちょうだい。」
するとおっちゃんはファイルの中から新しくキレイなのを取り出して
「ありがとうね。」と手渡してくれた。
「今度は6日に売りに来るから、読んでみてよかったら、また来てな。」
「おっちゃんが来るの?6日ね・・・。ありがとね。」
「姉ちゃん、ホント、ありがとね。仕事がんばってや。風邪ひかんようにな。
 ありがとね。気ぃつけて帰ってな。」

仕事がんばってほしいのは、おっちゃんや。
風邪ひかんといてほしいのはおっちゃんや。

会社の周りにホームレスのおっちゃんはたくさんいる。
やはり少し警戒してしまう・・・。

でもなんだか切なかった。
時々・・・まるで普通のサラリーマンの休日スタイルのようなホームレスも見かける。
ただ、散歩に出てきた・・・会社の部長・・・のような人。

私が・・・ナニができるワケでもない、ナニを取り立ててするワケでもない。
偽善者ぶるつもりもない・・・。
でもただただ・・・なんだか切ない気持ちになる。

6日・・・おっちゃんに・・・会えなかった。



2003年11月01日(土)  うれしかったこと。

今日は宙組公演を見に行った。悪友Tと2人で。
 (実は宙組4回目・・・)

なんやかんやゆーて、ショーに・・・
ショーでのすしおさんとシーリアにハマっている私。
そしてともえちゃん(珠洲春希ちゃん)からも目が離せない私。

そうやって、4回目を見に行った。
ブラブラと花の道を歩いてたら、前方から「あっ!!!」と声をかけてくださる方が。
1年ぶり(?)にお会いする・・・すしおさんファンの方。

まさか会えると思っていなかったから、めちゃめちゃうれしかった。
いつもボ〜っと歩いてる私なので、私が先に誰かを見つける・・・なんて
滅多にあることじゃない。
だから声をかけてもらえた時にすっごくうれしい♪

今日もすごくうれしかった。

すしおさんのお茶会の時に大変お世話になった方。
あれから、『ピエール』もあったし、博多もあったし、
そしてこの公演もそろそろ終盤・・・。
まさかまさか・・・だった。

ウキウキ気分がさらにウッキウキになって、そのまま観劇。
そして「うひゃ〜、うひゃ〜。」と言いながら見終わって、
悪友と神戸へランチをしにいった。

朝、9時半に待ち合わせして・・・悪友と別れたのは8時半・・・。
半日近く・・・遊んだ。

いーっぱい遊んだし、懐かしい人にも会えたし・・・
今日はとーっても充実した1日だった。


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春吉

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