日記でもなく、手紙でもなく
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2005年09月22日(木) 広めのお部屋

 6月に京都に来たときは、三条の橋に近いRというホテルに泊まりました。少し古いホテルですが、何しろそこそこ広い部屋が1万円でした。しかもこの時は予約していたタイプの部屋がまだ掃除が終わっていないということで、その値段でとても広いツインの部屋に泊まれてしまいました。

 今回やはり同じホテルでも良かったのですが、午後9時過ぎに駅に着いて三条までだとちょっと遠いということで、駅前のCを予約しておきました。

 シングルで予約すると、(確かにそこそこのホテルで)7〜8千円出せば泊まれるところは山ほどあるわけですけど、最近はネットで予約すると、かなり水準の高い(シングルが少ない)ホテルでも、(平日もしくは翌日が平日の日曜だと)ダブルやツインの部屋が京都や大阪なら1万円ちょっとで泊まれるということもわかってきました。(東京だと残念ながらかなり高くなってしまうようですけど。)
 もちろん夜比較的遅く着くし、寝るだけだろうと言われれば確かにそうなのですが、歳をとってくると、やはりシングルのせせこましい部屋だと、部屋に入った時の気分がイマイチなのですね。
 気分良く寝られることの値段というのは、ひょっとしたらお金に換えにくいようなところもある、そんなふうにも思ってしまいます。
 20代くらいまでの若いときなら、そんな感覚は絶対持たなかったでしょうね。疲れて横になればぐっすり眠れてしまいましたから。

 で、Cホテルへ9時過ぎにフロントへ到着。チェックインの時に、本日は広めのお部屋をご用意させていただきました、なんて言われてしまいました。
 ベルの女性に案内されてその部屋の前まで。
 何と、スイート・ルームです。内心、ひぇっ!と驚いてしまいました。

 ホテルも時空間を切り売りする商売です。ある商品はその日限り。客が埋まってなんぼの商売です。ありがたく使わせていただくことにしました。

 さすがに、広い。
 入り口のドアを開け、さらにもうひとつのガラスのドアを開けたところに、ソファとTV、それに2人がゆったりお茶でも飲めるテーブルと椅子が置かれた部屋。ビジネスホテルのシングルよりずっと広い部屋。その部屋のドアを開けたところにWのかなりゆったりしたベッドルーム。その部屋のドアの先にバスルーム。
 一人で使うには本当に広すぎるくらいです。


riviera70fm |MAIL