シオの日記

2005年04月16日(土) ささいなこと:名前

大学の時、最後にやっていたバイト先を訪ねた。
まだそのときのバイト仲間もちらほら顔が見れて
ちょっと懐かしくなったり。
声をかけたらすぐに名前を呼んでくれて
覚えてくれてるんだ〜vとちょっとうれしくなったり。

そんな些細なことがうれしい。
些細なことが楽しい。

患者さんが退院して、
「今日外来だったから遊びに来ちゃった〜」
って来てくださるとうれしいのと一緒。

名前を覚えてもらうってすごく簡単で難しいこと。
誰か若手芸人が言ってた。

「『名前だけでも覚えていってくださーい』って
それが一番難しいんだろ!」
まさにその通り。

まあ、『シオの日記』のシオはあまりにもありふれた名前で
あまり実感はないが、
やはり「『シオの』日記読むの好きです〜」とか
「面白い」とか言われるのは励みになる。
ちょっとしたことでも、みんなに伝えたいな。
教えたいなって思う。

名前を覚えてもらうのは大変なんだ。
だけど、
名前を覚えてもらうだけの何かができたら
覚えてもらえる。
そしてそれはお互いに些細なことだと思う。
けど、お互いにうれしいことなのかな、と。

名前は例え偽名であろうがなんだろうが、
その人を示す言葉。
「大好き」とか
「力になりたい」とか
「助けたい」とか
たった一言「あなた」へということば。
あなたが大好き。
あなたの力になりたい
あなたを助けたい

特定の誰か「あなた」

その力って大きいな〜って。

だから、名前を呼んであげたい。
話しているときも、
手紙を書くときも、
名前って大切。
当たり前だけど、
当たり前すぎて、
自分で確認、納得、そして実行。


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2005年04月02日(土) 実は・・・

お久しぶりのシオでございます。


とってもとっても久しぶりなのは
仕事もあったのですが、何よりも実は。。。


パソコンクラッシュ(涙)


ノートパソコンにバシャッとおかゆをぶちまけてしまいました。
マザーボードが大丈夫だったので
データ類は無事だったのですが、
いかんせんキーボードが完全にアウト。
症例研究にあたってこれから一番つめていくぜ!って時に
うわぁ〜自分の馬鹿><


な〜んてことがありました。


そして久しぶりに登場。
実家のパソで。
なんだかな〜。
新しいパソコン買うぞ!



ちょっとへこんだり、
ちょっと楽になったり、
でもちょっとプレッシャーだったり
ちょっと
ちょっと
ちょっとが多いけど、
がんばるぞって気持ちがあるうちは
たぶん大丈夫。

負けない!



























上記のことを詳しく書きますと、以下のようになります。

「さらに実は」

仕事やめちゃいました。
病院を退職。
先輩にも言われました。
一番やる気があったのに、って。
一番早くきて、一番遅くまでかかって、
仕事をきちんとやろうという気があるのはいいけど、効率が悪すぎる。


一番長くがんばりたいって思ってた。
4人新人がいる中でやめたいって思っても、
でも一番やめないだろうなって思ってた。


一人出遅れてしまったときも
それでもがんばろうって思ってた。
努力が足りないんだって思って頑張った。
空回りだったのかな


頑張っても無駄なのかな?
やったことは足りないって言われて、
足りないから増やして出したらダメだしされて。
訂正して出したら、遅い、って。
それでも勉強だから。
『相手の時間を割いていただいていることに感謝して』
してるけど、それが伝わらない。


『相手の負担も考えて』
そう言われたら、迷惑をかけないように、
自分のできる範囲のことで。
そう思って行動したら
『積極性がない』と。
積極的に「こうしたい」って言ったら
『相手の負担も考えて』
どうしたらいいの?
どうしてほしいの?


私に足りないのは何だったのかな?
愛嬌?
努力の姿勢?
責任感?
「自己主張」
「自分への厳しさ」
「成長」
『社会人としての自覚』
『常識』

係長や経験の長い人は
『仕事、楽しくなってくるから』
『もうちょっと頼っていいんだよ』
『抱え込まないで、吐き出しなよ』
そう言ってくれた。
楽しくなんてなってこない。
どんどん追い込まれていくばかり
頼れない。
相手に負担になるし、
何でも依頼したらいいわけじゃない、とも言われた

吐き出せる相手がいない。
友達も同期もシフトが合わない。
寮だから実家に帰るのも面倒


休みも病院に行って、
それは当然なのに、
先輩からしたら、
『休みなのに病院に来て、病院がすきなの?』
って、冗談じゃない。
その日しがあなたの都合と合わないんです。
なのに、準夜勤の前に30分ほど時間いただけませんか、って、
それも負担なんでしょう?
いつ、どうお願いしたらいいの?

怒られてばかりいたら、
次第に自信もなくなるし、
声は小さくなるし、
遠慮がちになるし、
声もかけづらいし、
怖くて怖くて、小さくなって。

笑顔だってなくなるさ(開き直り)

「こういう風に考えたんですけど、どうですか?」
『なんでそういう考えになるの』
私の考えは間違ってたんですね、じゃあ、どうしたらよいですか?
『自分で考えて』
私の考えは間違ってたんですよね??
今すぐ対応することではないんですね??

でも
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ。



『聞こえない』


でも
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ。



「すみません、今いいですか?」
『今忙しいから後にして』
後から、この後いいですか?
『状況みてわからない?』
(わかんないから聞いてるんじゃないか。
この後でいいって言ってるのに。)
「すみません、いいときに声かけていただいていいですか?」
『いつになったら声かけてくるか待ってたのに。もういいよ』
・・・すみません。

でも
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ。


『暗い声で仕事してたら一緒に仕事する人がいやな気になるでしょ?』
必死なだけ。必死な分、表情が硬くなる。

でも、
頑張らなきゃ。

頑張らなきゃ。


10教えたら13理解しろっていう先輩。
やったことを片っ端からすべて否定していく先輩。
やったことを知らないから、
「私あなたたちが○○やってるの見たことないんだけど。
次の人のこと考えて行動するならやってもいいんじゃないの?」
私はやってるのに。


『できることを少しずつ増やしたらいいよ。』
そう言ってくれた一番お姉さんの先輩。
『できること増えてきたじゃない。それでいいのよ』
そう言ってくれた係長。
遠まわしに「早くやめろよ」っていったプリセプター。
頑張らなきゃ。

頑張らなきゃ。

でも、もう頑張れない。


病棟が嫌だったわけじゃない。
患者さんともうまくやってた。
自分の能力不足と、急激なプレッシャー
プリセプターとの関係がうまくいかなかったのが原因か?
やめたくなかった。
でも、辞めざるを得ない選択を迫られた。

と、私は感じる。
例え相手が「私はそういうつもりじゃない」と言っても
「あなたに考えてもらわなきゃいけないわ」

問題児だったとは思うけど、
笑顔もなくて、
仕事どころか、
病棟に行くのすら、
病院に行くのすら、
白衣に着替えるのすら嫌になって、

休むこととか、
気分転換とか、
そんなことできなくて、
結局やめる選択をしました。


かなり急だったので周りも驚いたていた。
でも決めたら少し楽になった。
あるDrからは「向いてないとは思わないんだけど」と言って貰えた。
勤めてた病院だけが病院じゃないし。
血液内科ってちょっと特殊だし。
看護師の仕事、それだけじゃないし。

で、やめちゃいました。
寮だったけど、大至急引越し屋さん手配して、
明日大きい荷物の引越し。

自分の限界を感じて。
限界は乗り越えるものだという人もいるけど、
なんか、今回は「無理」って思って。

正直、今まで仕事ができないとかなくて、
そんな自分が信じられなかった。
人間関係で躓くこともそうそうなかった。
世渡り上手のAB型ですから?(謎)

逃げだと自分でも思うし、
でもそれでなければ徹底的に潰れてた。
完膚なきまで叩きのめされてからじゃ、きっともう立ち直れない。
ただでさえ、今もすっかり自信喪失なのに。
自信と運だけでやってきたのに。(ゑ)

一年、けして無駄だとは思わない。
けど、有効に使えたとも思えない。
ただ、まだ若いし?(笑)
やり直しはきくと思う。
今回のことをバネに、次にいける。

何度も看護師向いてないって思った。
けど、せっかく勉強してきて、
せっかく持ってる資格。

大丈夫。
ちょっと一休み。
そして、再スタート。


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