おおみち礼治のてくてく日記
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2008年08月20日(水) オリンピック

 勝つのは1人(1チーム)。
 それ以外は全部負ける。
 勝つと幸せ。負けると不幸(悔しい)。
 自分が幸せになるには相手を不幸にしなくてはいけない。

 勝った負けたの繰り返し。
 それだけ。

 世界記録が出たり、金メダルをとったら、「すごい」のだろうか?

 ちょっとまてよ。
 他人と競争するための生なのか?
 どーだ、オレはすごいだろう! と知らしめるために生きているのか?

 そんな程度なのか、人生は?

 力比べに過ぎぬ。
 平和の祭典などと嘘ばかり。勝ち負けを争っているのである。しかも国同士で。そうでなければ、勝ったときに国旗を持って走り回ったりしない。

 スポーツという次元で楽しむのは構わないと思いますけど、それが「すごい」わけではまったくない。洗脳されてますね。


2008年08月17日(日) 目的と手段

「オレはいつか社長になるのだ!」

 目を輝かせながらそう言い切る若者がいた。
 ワシにはそういう感覚がよくわからない。

 ある程度以上の規模の会社組織で社長を目指すとなれば、なかなかエネルギーがいる。さて、何年後か何十年後か、めでたく社長就任したとして、それって、会社内のことですよね。周りからは尊敬されたり一目置かれる存在になることは間違いないでしょうが、それが、わざわざ肉体をつけてこの世に生まれてきた目的なのだろうか、と思ってしまうのだ。

 自らの責任において何をしてもいいと思うけれど、多分、この世ですることはすべて手段であって、目的は別のところにあるのではないか。人間は誰でも死ぬ。どんなに金持ちになっても、地位・名誉を得たとしても、それが目的ではなんだかむなしい。要するに、私は永遠に通ずる何かを求めていたのだと思う。社長になるのも手段としてならわかる。

 仕事は自分を生かすために必要だ。自分に合ったもの、やりたいことが見つかって、それを仕事に出来るのが理想的だが、人生、仕事さえしていればいいのだろうか?
 繰り返すけれど、それが目的とは思えない。

 永遠に通ずる何か。
 その道を歩んでいくのが目的だと思うのであります。


おおみち礼治 |MAIL

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