右腕のブレス
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2005年02月26日(土) 未来を考えたい

2週連続グミと会った話は後日します。

今日は同期と飲みに行った。
寮にいる週末はほとんど同期とのみに行っている。

気の許せる相手。
過去の僕を直接知らない相手。
思ったことや本音を言ってしまう。

まだ・・・
リンゴのことが頭の中で大きく存在していることを痛感するとき。

どんなにグミが大事な人でも。
どんなに大切にしていても。

忘れられない感情がある。

普段は押し殺している。
普段は思い出してもすぐにかき消すようにしている。

それでも,お酒で誇張された気持ちを抑えることは出来なくて。

どうしてあの時。
どうしてあんなことを。
どうして,どうして・・・

そんなネガティブなことばかりかんがえてしまう。
どうにもならないなんて。
誰よりもわかっていて。
どうにかしたいと。
誰よりも思っていて。

もう一度会いたいと。
どうにもならない。
どうにも出来ないとわかっていても思ってしまう。

きっと。僕の思い出す過去,想い出は。
すごく美化されているのかもしれない。

それでも,捨てようと思った写真やプリクラの存在を確認するたびに,
胸が締め付けられるようにつらくなる。

間違いなく,リンゴが特別過ぎたのだと思う。
うまく伝えられない感情。

リンゴが離れていくとは思っていなかった。
リンゴが変わっていくのが楽しかった。
リンゴのために。僕のために。

重苦しい表現をしたけれど。


書きながら思う。
リンゴのことを思い出すのはやめよう。

押し殺さなきゃいけない感情があって。
思い出しちゃいけない感情がある。

自動再生し続けられる想い出は今の僕には必要ない。

今僕にはグミがいる。

たった2回返したメールだけで,
いつもと違う僕を気遣ってくれる。

僕の話す言葉伝える文字。
たったそれだけで変化を感じ取ってくれる。

僕がどんなにいつもどおりの返事を返しても,
ばれている。

いつもは「こいつ本当にバカだな」って思えるのに,
重要なことだけには敏感に気づいてくれる。

今僕は彼女に助けられていると本当に実感する。

グミは離れていても必死に僕を守ろうとしてくれている。
僕のことをすごく思ってくれている。
僕はそれに甘えすぎている。

そろそろゲィムじゃなく彼女のことを想わなきゃいけない。

そして,自然とグミのことを想う時間が増えてきた。

それは負担であり,幸せな時間。


不思議と不安はない。


2005年02月20日(日) 水族館デート

バレンタインの直前。
世の中は3連休。
俺とグミは普通の2連休。
それでも,特別な2連休。

1ヶ月ぶりにあう。
何ヶ月ぶりかの名○屋デート

二人の距離から考えたら,
名○屋か東京がちょうどよい。

それでも,お金が掛かるから基本は会いに行っていた。

約束通り土曜のお昼に待ち合わせ。
そのまま,水族館へ。

たぶん小学校以来の水族館は思った以上に面白かった。
子供がかなり邪魔だったけど。
それでも,子供最優先は仕方ないこと。カメラの前に突然割り込んでこられても,叩いちゃいけないガラスを叩いていても仕方がないのかもしれない。

むしろ,親!!
お前がガラスを叩くなよ。
大人だろ!!
日本語理解できるだろ。
あんな親にはなりたくない。

歩き疲れて展望台のソファーで昼寝した。
夜はデパチカで美味しそうなゴハンを買って,
ケーキとワインを買ってバレンタイン。

ちゃんと普通のチョコも用意してくれていた。
去年と同じウィスキーボンボン

「あれ?チョコもあるんだ」
「当たり前でしょ!」
「じゃぁ,おれチョコレートケーキにしなくてもよかったなぁ」
「いいんじゃない。去年と同じアレだから。
まったく変わったの注文してくれるよね」
「安くついていいだろ」

スパークリングワインで乾杯。

なんだかんだで1ヶ月に1回は会ってる。
それでも,「遠い」ってことだけで,
その時間は近くにいたときよりも何倍も大切な時間にしたい。

会う前は・・・
リンゴのことや仕事のことで精神的にもしんどくなってた。
八つ当たりしないように心配させないように。
楽しんでもらえるように。

そんなことばかり考えていた。
別れる前からあんなにリンゴのことで悩んで苦しんで,
結局今の今まで忘れることが出来なくて。
もっとがんばれた。
もっと違う未来が見れた。
もっと一緒にいれた。
そんなどうにかなりそうでならなかった後悔を初めて味わった。
大好きだったのに別れた。
大好きだったのに別れようと言った。

そして,初めて失恋した。

今まで多くはないけれど恋をして,
恋人が出来て別れてきた。

それなのに毎回毎回。
苦しくもなく切なくもなく寂しくもなく。

初めてわかった。
こんなに辛いものだったと。

初めてわかった。
こんなに人を悲しませていたんだと。





全部話す必要はない。
無駄に悲しませる必要はない。
ただ,グミが必要だと伝えればいい。

自己満足な告白はしなくていい。
悲しませるだけ。


だから,気持ちをただ伝えればいい。





僕たちの会話に少しだけ未来の話が増えてきた。


2005年02月12日(土) ゲィム

今日はいつものように同期と飲みに行った。

リンゴのことを少しだけ話した。
ただ,連絡したこと。
ただ,リンゴとはどうにもならないことを。

でも,みんなは言う。
“っていうか,彼女おるやん。明日あうんやろ?”

笑ってお酒を飲みたいから笑われるようにしか言わない。
笑われるようにしかいえない。
実際,笑われることなのかもしれない。

すごく好きで,
すごく切なくて,
すごく寂しい。

たまに眠れなくなるほど。
考えたくなくても,
忘れたくても。

そんなときほど,グミに優しくなる。
きっと,それを知ったらグミは悲しむ。

それでもね。
リンゴを求めてグミと一緒にいるわけじゃない。

グミを好きだから一緒にいるんだよ。

ただ,ちがうだけ。

ものっすごくわがままで,
ものっすごく甘えんぼで,
ものっすごく寂しがりや,
だけど,そうしないようにがんばってる。

それは,僕がそれを拒否し続けてるからなのかも知れない。
わがままも,甘えてきても応えない。
怒っても応えない。

だけどね。
寂しそうなときも辛そうなときもがんばってるときも,
僕はグミを応援してる。
支えになろうとしてる。

出会ったときから,僕はゲィムをしていた。
ひどいゲィム。

グミが僕のことを好きになるように。
どんなことでも,どんなときでもそれはゲィム。

でも,今の僕にはそれがいいのかもしれない。
もうこの日記には載せていないけれど。
リンゴといたときの僕よりも,
今の僕の方が僕は幸せなのかもしれないと思う。

今はつらい思いをしたくない。
させたくない。
まだ長い人生。
楽しいと思えた時期を作るためなのかもしれない。

貴女を喜ばせたかった。
貴女と一緒にいたい。
貴女と会いたい。

今の僕はいい男ですか?
今の僕は優しいですか?
今の僕は楽しいですか?
今の僕のこと好きですか?

今僕と一緒に居たい?


明日,グミと出会ったらきっとグミを抱きしめる。
グミを思って抱きしめられない。
罪と罰と独りよがり。

それでも僕を愛してくれる。
助けられているのは僕だ。


2005年02月10日(木) あれから2年・・・

昨日で別れてから2年がたった。
そして,もしまだ隣にリンゴがいたら今日は4年3ヶ月目だった。

「もし」という言葉を否定できる人はすごいと思う。
有り得ないから「もし」と言う。
どうにもならないくせに「もし」を考えてしまう。

そこに浸っていたらダメなのかもしれないけれど,
今の僕は「もし」を捨てられない。

今の僕だけじゃない。
今までの僕。

たまに言葉が繰り返される。
離れないものは仕方がないのかもしれない。

どんなに考えても,


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ちゃんとわかってるから。
ダメなものはダメなんだと。


グミからメールがきた。
どんなに返すネタがなくても,
毎回返していたけど。

少しサボらせてもらおう。

“あとで電話するね”
メールを返さなければ電話は掛かってこないのだろうな。


2005年02月08日(火) 予定が未定

仕事の合間,少し1人になりたくなって,喫煙所に行っても
結局そこでも打ち合わせ。
ありがとうございます。

グミがいながら失恋中。
そういえば,今月は2回会うんだった。

1回目は今週。
僕もグミも祝日は仕事。
土曜日に久しぶりに名古屋集合。
最近は僕が会いに行っていたから。

そういえば,デートの予定を立てていない。

日曜日はいつもどおり買い物メイン。
でも,春物も結構買ったし。
アクセも買いすぎだし。
特に何もないなぁ。

土曜日はどこへ行こうかな。

土曜日に泊まるホテルだけ予約した。
いつもは行き当たりばったりのラブホテルだけど,
週末って高いよね(x_x)

そんなわけで,普通のホテル。
チェックアウトは12時。
一人3000ちょっと。

こっちのが安くていい。
風呂が泡泡じゃないくらいだ。


2回目はその次の週。
出張でグミのいる町へ行く。
宿はグミの家。
グミは仕事が不規則だから。
3日間いるのに,あまり時間が合わない。

そのおかげで久しぶりにいろんな人と会うことにした。
周りはなんだかんだで結婚する人が増えてきた。

そろそろ,のらくも?
なんてよく聞かれるけど,ないだろうな。

なんかまとまりの文章になってしまったな。

何書いていいのか。
何書きたいのか。
まったくまとまらない。


2005年02月07日(月) 自動再生

ある所で
女の恋は上書き保存で
男の恋は名前を付けて保存
っていうのを見た。

その通りだなって。
少なくとも俺は名前を付けて保存してる。

それはリンゴだけじゃない。
その前も前の前も・・・初めて付き合った人からずっと。

そして,もちろんグミも。

だけど,それはファイル検索をしなきゃ見つからないような所にある。
2人を除いて。

ずっと,ウイルスなんかよりもずっと立ちの悪いことに,
消そうとしても消えない。

しかも,勝手に自動再生。

「おばか!」といって微笑みかけるリンゴが出てくる。

春になったらグミと横浜に遊びに行く。
でもそれは,リンゴとの思い出を辿っているだけなのかも知れない。

想い出は上書きできない。

今グミに会いたいのは自分を慰めたいだけなのかな。
“元気ないね”
電話の向こうでグミが言った。
“仕事大変だもんね”

そういったグミを裏切ってる。

ごめん。この1回だけ。
許されないこととわかってるけど。
慰めてくれ。

“いつも助けてもらってるから,たまには私も頼って”
そういってくれるけど,頼っちゃいけないこと。

ごめん。

そういえば,リンゴにはたくさん謝られた。
ごめんって。

僕は“謝るなよ,気にするな”
そういっていた。




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後ろに3つ文字が付いているだけでも遠く感じる。


2005年02月06日(日) かっこ悪いフラレかた

あなたを忘れてしまう程の
恋が胸を焦がす日まで
この道は誰とも歩けない
あの日のように
(風:コブクロ)

高速道路を走りながら歌ってたら,
いつの間にか涙が出てた。

もうすぐ,別れてから2年になる。
2年間,結局忘れることができなかった。
こんなに人を好きになれるとは思わなかった。

今僕にはグミが居るのに忘れられなかった。

2年間,たったの2年間。
それはあっという間で。
もうそんなに経ったのかと思う。

だけど,その刻は長くて,僕らは変わっていった。
想い出も沢山忘れていった。

きっともうこんなことはないのかもしれない。
どこかでまた出会えるのかも知れない。



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どうにもならない結末。
おめでとう。
おめでとう。
おめでとう。
文字を打ちながら,なきそうになった。

どこかで,希望が1%でもあると勝手に思っていたから。
結婚するの。
結婚するの。
結婚するの。
読めるけど,理解するのに時間がかかった。


朝,起きてもまた,メールの言葉が頭の中で繰り返される。
雪の中での花火。
駐車場で交わしたキス。
最後に交わしたキス。
別れようと言ってしまったあのときの電話。

思い出せるものが思い出したくもないのに溢れてくる。

とんでもなく惨めで,どこにも誰にもぶつけられなくて,
ただ,惨めやなぁと言ってもらえるだけで,救われる気がして。

寮に帰ってきたとき,シートの下からヴィヴィアンのライターが見つかった。
もう無くしたと思っていたのに。
22歳のクリスマス。
タバコが大嫌いなのに買ってくれた。


リンゴを忘れられるくらいの恋ができるのかな?
「そんな気持ちやのにようグミと付き合っとるなぁ。
しかも,月に1回は会っとるやろ。」
そう言われて,理由がうまく言えなかった。

グミのことを大切に思ってる。
傷つけないように大事にしてるし。
だけど,ただの自己満足につき合わせてるだけなのかも。

「はよう結論出したらなあかんで,ダラダラと後4,5年も付き合って
はい,さよならってしてみ?あんた鬼やで。一番傷つけるで。
だいたい,そしたら30やろ?出会いも減るしなぁ」

分かっているけど,結論が出せない。
結論っていうのは別れるかどうかってこと。
「もう裏切られたりして,傷つきたくないの」
そう言った,グミを少しずつ傷つけているのかもしれない。

ごめん。もう少しだけ考えさせて。
いつになったら忘れられるのだろう。
いつになったら恋をするのだろう。
いつになったらグミの目を見て愛してるといえるのだろう。

答えがわかれば楽なのに・・・


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