赤く光るライト車輪が砂利とケンカする音その人はトレードマークの帽子で顔をそっと隠したいつも夜になると車椅子でスーパーの中をスピード違反ぼんやり歩いている人を怒鳴り散らしているその姿は淵になった寂しさが見て取れた寂しさがつのった時、報われない時、人はその深い傷を修復しようと心が無理をするそれが無意識に怒りに代わる人に向かう怒り、自分に向かう怒り孤独だと人も追い詰められるのだ心がそう考えるから癖の強いがんこ者と笑いあうのかもしれない