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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG


メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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この胸の痛みが 2006年05月30日(火)


この胸の痛みが
空に描いた嘘なら
君の後ろで眠る人など
気にしなくてすむのに

この胸の痛みが
海に沈んだ真実なら
君の言うべき事なんて
いくらでも並べられるのに

勇気をもてずに
傷つく君を見て
僕は怒りをどこに
僕は焦りをどこに
時は流れているのに
君だけが鳥篭の中


LIGHT 2006年05月29日(月)


人生のきらめきをありがとう
THIS IS NOT A CRIME
一瞬の光に包まれて
THIS IS NOT A DREAM

君の姿を抱いて
解き放たれた
きみの笑顔を抱いて
飛び立てた


BACK TO YOU 2006年05月28日(日)


受け止めてくれるの
許してくれるの

時の流れの中で
めぐり逢った僕らは
いくつもの波を越えて
ここで名のりあった

雨の中で
風の中で



受け止めてくれるの
その日には来てくれるの

時の流れの中で
めぐり逢った僕らは
少ない時間を飛び越え
深く愛に嵌った

雨の中で
嵐の中で

眠れぬ夜
眠れぬ夜
不思議な確信のなかで

いつか君の元へ帰る
帰るところへ
帰るところへ


遠距離ミルクティ 2006年05月27日(土)


夢で逢えなかった朝
君は声だけ聞こえたって
遠く隔てられた僕たちは
携帯で手をつなぐ

寂しいときにも
たとえ週末でも
逢いたいときすぐに
逢えないから夢の中へ持ち込む

  朝のミルクティに
  君の唇に
  飲み込まれるように
  狂ったように君を抱く

  かきむしるように
  強く抱きしめる
  妄想の夜明けに
  切なさに絞られて逝く



どんな時だって
過去の記憶とか
感情が入るからって
君が笑うから

禁じられた明日
また一つ増やし
増えてく秘密は
部屋に散らかした

  朝のミルクティを
  君の奥深く
  受け止めてこの言葉を
  体の声も

  すべてを忘れて
  強く抱きしめる
  君だけ見ていたいなら
  記憶なくせばいい


  朝のミルクティに
  君の唇に
  飲み込まれるように
  狂ったように君を抱く

  かきむしるように
  強く抱きしめる
  妄想の夜明けに
  切なさに絞られて逝く




THIS IS MY LIFE 2006年05月26日(金)


僕の意思で生まれてはいない
THIS IS MY LIFE
君の意思で生まれてはいない
THIS IS YOUR LIFE

二人で出会って
二人で決めた
空を見ればいい

誰も彼もが口にする言葉は
僕は君に送らない
わずかな言葉も覚えているから
それを束ねて呑み込もう
THIS IS MY LIFE


僕が君に嘘をつかせて 2006年05月25日(木)


君の重ねた嘘は
僕の無責任な言葉の数
君の胸の奥の
傷は僕のエゴの数

いつでも同じ
言い訳をして
いつでも甘く
囁いていて

深い穴の底に落ちては
届かない光に
感謝していた
手探りの愛に
無理やり飲ませた
冷たい水の匂い
こうして口移し

君の重ねた嘘は
僕の無責任な言葉の数
君の胸の奥の
傷は僕のエゴの数

いつでも同じ
笑いを浮かべ
いつでもそっと
腕を抑えて

終わりない物語など
初めて聞くように
とぼけていた
かすんだ記憶に
無責任な針
気づかれぬよに刺し
血の色確かめる

君の重ねた嘘は
僕の無責任な言葉の数
君の胸の奥の
傷は僕のエゴの数

君の重ねた嘘は
僕の無責任な言葉の数
君の胸の奥の
傷は僕のエゴの数


いつのまに 2006年05月24日(水)


いつのまにか
始まっていた
誰も知らない
僕も
きみも

いつのまにか
深くなってた
誰も知らない
僕も
きみも

いつのまにか
仕組まれてた
誰も知らない
僕も
きみも

いつのまにか
信じあってた
誰も知らない
僕も
きみも

いつのまにか
ここに立ってた
ただ見つめて
僕と
きみと


脳内麻薬遠心分離 2006年05月14日(日)


回せ 
俺を回せ
足首縛って
ぐるぐる大車輪
脳内麻薬を遠心分離

エキスを抽出
それを注射で
あの空を飛ぶ
鳥に与えよ

回せ 
俺を回せ
足首縛って
ぐるぐる大車輪
脳内麻薬を遠心分離

妄想の中の
不条理を殺せ
現実に生きる
己を支配せよ

出来ぬのなら
出来るまで壊せ
出来ぬのなら
出来るまで作れ
出来ぬのなら
出来るまで寝るな
出来ぬのなら
目覚めて全てが崩壊したのを
その眼でしかと確認するまで
眠り続けろ

回せ 
俺を回せ
足首縛って
ぐるぐる大車輪
脳内麻薬を遠心分離

全ては行動
やりつくして逝け
愛は押し通し
一瞬で全て忘れよ

回せ 
俺を回せ
足首縛って
ぐるぐる大車輪
脳内麻薬を遠心分離

多分それは虚勢
そして大方嘘なのだ
心の中を見て
自分の中身のなさを思い知れ

満たされぬなら
満たされるまで愛せ
満たされぬなら
満たされずに消えろ
満たされぬなら
満たされるまで紡げ
満たされぬなら
空も海も大地も木々も
何一つ自分の味方をしない
その理由を今一度知れ

険しい瞳で睨むだけで
真剣だと思ってないか
自分の思いを貫くのに
ただ自己陶酔してはいないか
エゴの上の押し売りソウル
エゴの上の押し売りソウル
店先で熟れすぎて黒ずんで臭い発した
バナナのような自己満足ソウル

出来ぬのなら
出来るまで壊せ
出来ぬのなら
出来るまで作れ
出来ぬのなら
出来るまで寝るな
出来ぬのなら
今まで自分が自信もって作り続けた
莫大な数のものを一瞬で全て捨てて
ゼロから新しく作り始めるだけの
タフな心をいつも持て

脳内麻薬遠心分離


妥  協 2006年05月06日(土)


妥協を許さないのは
完璧主義者ではない
出来の悪い自己満足で
完璧と思い込むだけ

真実を見極められる人は
心を並べ替え
適応させる術を知っている

僕はアホーのままで
僕はアホーのままで
ダキョーと罵られて
へらへらと街へでてゆこう


しあわせの引き戸 2006年05月05日(金)


幸せになれない人は
幸せだけを追いかけているから
他に逃げてゆくものが見えない

幸せになりたいという人は
自分の中に生まれるはずの
幸せを上手に育てようとしていない

目的が違うと
行き着く場所も変わって見える
幸せという名の終着駅は
この世に存在しない

振り向いておくれ
笑っておくれ
君の笑顔が見えたとき
僕はそれを幸せと呼ぶ

とても狭い部屋の扉を押して
中に人がいたら
扉はその人に当たるだろ
扉を引けばほんのすこし
狭い部屋から開放される気がするだろ

ちっぽけなこと
けれど単純な積み重ねで
時は過ぎてゆく

振り向いておくれ
笑っておくれ
君の笑顔が見えたとき
僕はそれを幸せと呼ぶ

振り向いておくれ
笑っておくれ
君の笑顔が見えたとき
僕はそれを幸せと呼ぶ







新  種 2006年05月03日(水)


依頼して
お願いして
自分でやらないで
依頼して
お願いして
自分でやらないで

キレてしまう
新しい種族

依頼して
お願いして
自分でやらないで
依頼して
お願いして
自分でやらないで

キレてしまう
新しい種族


殺人玩具 2006年05月01日(月)


可愛らしさで
誤魔化してる
可愛らしさで
誤魔化してる

嘘の優しさも
つくられた微笑も
計算どおりの男
計算どおりの男

奴の名前は
KILLER TOY

にっこり笑って
腹黒い仕掛け
にっこり笑って
腹黒い仕掛け

偽の友情も
汚れた愛情も
計算どおりの男
計算どおりの男

奴の名前は
KILLER TOY


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