紅い猫の落とす影
生きた記録夕方明け方


2003年08月20日(水) 大好きと言ってくれた貴方へ


















貴方から貰った手紙

受け取ったあの日以来

読むことができません


大好きでした

意味のない時間でも

貴方と居ただけで意味がありました


あの時も

もっと一緒に居たいと思いました

でも明日が来れば

また一緒に居られると思いました

だからたいして深く考えなかった

別れの悲しみも

後の寂しさも


とても楽しかったです

大嫌いな場所だったけど

大嫌いな人間ばっかりだったけど

貴方が居ることだけで

全て受け入れられた


もし今あの時に戻れるとしたら

またあの時と同じように

楽しむことが出来るでしょう


貴方はどうでしょうか

楽しかったと言ってくれた

もし今戻れたとしたら

また馬鹿なことで笑ったり

他愛のない話で盛り上がったりしてくれますか


人のことなんてどうでもいい

でも貴方が苦しそうなとき

どうにかしてあげたかった

どうにもしてあげられなかった

ごめんね


人の幸せなんて大嫌い

でも貴方の幸せを聞いたとき

自分のことなんかよりも

たくさん嬉しかった

貴方はずっと幸せいっぱいで居てください



泣いてしまいそうで

あの時のことは

思い出すことすらできません


これから先

貴方以上の人間に会えるのでしょうか

会えなくて良いです

貴方が大好きです



貴方が大好きです












傀儡

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