紅い猫の落とす影
生きた記録夕方明け方


2002年03月26日(火) 生まれた場所











初めて見た景色とは何だったのだろう。











母親の腹の中でも僕は何かを見ていたのだろうか。

産み落とされ医者や看護婦に抱かれた時に初めてものを見たのか。

それとも生まれてから何日か経ってから見たのだろうか。




















僕は初めてこの世界を見たとき

広く美しい自由な場所だと思ったのだろか。

















2002年03月21日(木) なりきれない大人



















僕の好きなチューリップが咲きました。



僕はこないだひとつ歳を重ねました。

身長・体重

一年前とはさほど変わっていないのに

僕はまた大人になった。





















僕の好きな桜の花が咲き始めました。


来年またこの花を見るとき

また目に見えない成長に僕は戸惑っているのでしょう。












2002年03月10日(日) 知らぬ間の成長











以前は大好きな人と共に過ごし

一緒に笑いあえたのです。


何にも縛られず

人を「嫌い」と思うこともなく

何にでも興味を持ちました。


何でも知っている今は

何にも興味を持たず

知らないことでさえ

ほっといてしまい

新しい発見などはない。



自由な時間。

自由な発想。



できることならあの頃に戻りたい















2002年03月03日(日) 風景のひとつでもいいから





















君の視線は何処を見つめているのですか?


その視線がたまに僕を見ると


とてつもなく恥ずかしくなるけど


とてつもなく嬉しくてしょうがないんだ。



なんでもするよ。


いつでも味方で居る。


君の好きなように利用して。



だからその視線を


もっと頂戴。
















傀儡

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