かえるの日記&雑談

2003年03月31日(月) あの人は今?

マンガの修正に時間がかかったりアレヤコレヤで結局ナポソロおえかきはできなかった…

ファンジン用のセリフに一箇所訂正があったので、これならすぐ直せるなとファイルを開いてもう一度画面を確認したら、しまった、裏焼き(水平反転)したコマはスーツの上半身まで入ってるから、バッジの位置と打合せまで逆になっちまってるだよ〜。

これはダメだと反転解除したコマの位置を左側にずらし、セリフを(かなり強引だが)上下に並べて右端につけることにする。はー、少年ジャンプが日本版ママの綴じにして海外版発行した意味が身に染みてわかりましたー。

指輪の新着サーチにslash翻訳サイトが載ってて、ああやっぱり出たかー(^^)でもカプ違いだしな、と思っていたら作者名のところにNyssaさんの名前が。
へ、じゃあFile40でも色々作品載せてた&私も翻訳させてもろーたあの人??と思い、とりあえずそのサイトに飛んでみる。

で、結構な長編はーどこあNC-17話をざざざーっと(すみません愛がなくて)読んでみたけどどうなんだろう。少なくともNevermoreやVeritasみたいな、ほんわかしたユーモア感覚は皆無だったんだけど。それは読んでる私がBoromir/Legolasにカラキシ興味が湧かないせい、だけだとは思えない。やっぱ単なる同PNさんなのかそれとも……まあいいか要らんお世話だ。



2003年03月30日(日) べっくり。

この日記は「夜の雨蛙」(結局何のひねりもないサイト名)からも繋がっているわけですが、ご覧になってる方はいらっさるのでしょうか…

などといきなり要らん心配をするのは、008リングとLG同盟に加入しただけだというのに、既にチョボチョボカウンターが回っているからで。
こっちの方を見てくれてるのは、今までぜーんぜんご縁のなかった人たちなんだなーと思うとやはりトテモ不思議な気分。ついでにナポソロも見てねーって言うのは無理かしらん。(私もサイゼロやレゴギムを求めてサイトに来て、全然知らんジャンルのコンテンツがあってもわざわざ見るかとゆーとごにょごにょ)

しばらく萌えを抱えたままうじょうじょしていた状態だったので、これでちょっとスッキリした気分。さて明日はナポとイリヤのslashyなイラスト描かなくてわ。
構図は幾つも幾つも頭に浮かぶんだけど腕が追いつきませぬ〜〜ひゅるる〜〜(落涙)



2003年03月29日(土) MFUファンジン&二次創作サイト

MFUファンジン用に、冬コミに出したコピ本の1ページマンガをセリフ翻訳して、例によってフォトショでハーフトーン加工してClareさんに提出したらば、案の上綴じ方向が違うのでセリフの流れが変ですよ、とアドバイスが来てしもうた。

やっぱりフキダシに高低差をつけただけでは誤魔化せないか、と諦めて画面を裏焼き、というか左右反転する。デッサン狂いが目立つからやりとーなかったにー。しくしく。
そして一番の問題点は、このマンガがNS/IKではなく、ソロさん課長スキスキ漫画であることだ。いちおーClareさんは勘弁してくれたけど。

ずーっといじくってた別館サイトを本日仮オープン。とはいえコンテンツがまだ少ないので、指輪のサーチ&リング登録は保留にし、身内運営の008リングとレゴギム同盟だけに加入してみる。ああそれだけの事が小学生のように嬉しい〜〜。

まだ【とらんすふぁ】からは全くリンク貼ってないですが、一応URLはコレ>
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mizukaki/index.html



2003年03月28日(金) れーごーぎーむー

頭の中でたわいも無い指輪SSのネタが溜まってしょうがないので、いっそ【とらんすふぁ】の中のゴチャマゼコンテンツを独立させて、二次創作サイトを作ってやろうかと今月から密かに画策中だったわたくし。

そしたら念願の(またなんつーたわいもない念願)同盟とか同人系サーチリングに参加して、バナーやナビバーぺたぺた貼ったりも出来るわけだ。
しかし指輪はいわば旬ジャンル、ひたすら季節感ムシでジャンル砂漠上等!なことばっかりやってた私にやっていけるだろうか、探せばお絵かきやSS投稿するだけの場もあるみたいだし、かえってこうゆう所の方が反響がスグ返ってきたりするらしいし、とウロウロ行きつ戻りつうっとおしく迷ってはみたものの、やっぱり自前でサイト一から作ってみたい!との欲求には抗えず…。

てなわけで自サイト(予定)用に、Legolas/GimliのSSを2本書いてみた。これがまたほんまにどーおということのない話で、知り合いに読まれたら呆れられること必死…じゃなくて必至。
そして一番困ったことに、そーいう話でも書きながら本人わりかし楽しかったりするわけで。

ジャンルがどーこーというのではなく、現時点ではhard-slashの神様が寝てしまっているのと(どうせすぐ起きだして来るわいなあ)こんなのでもいーから自分でオハナシ考えて書きたいな〜〜と思っているのではないか、と推測中。



2003年03月27日(木) 原子力せいぶげき

出ました最初から「作品の一部に不適切な表現がありますが、オリジナリティを尊重するため云々」のメッセージ。
しかし一部どころか全編通して不適切と失礼の連発なんですけど。そして個人的に一番ムカ入ったのは、日本人科学者の変な大阪?弁だったりするんですけど…。

でも副音声で聞いてみたらふつーの英語だった(少なくともイリヤのナンチャッテインディアン喋りよりは)と思うんだけど、どうなんでしょお。

前回のコウモリ男といい今回のといい、学芸会みたいなシナリオだなーと思いつつ、騎士道大作戦の時のようにホホエマシイ目で見られない、多分そう何度も喜んで見るような話ではないだろうと思えるのはなんでだろう。それなりにソロもイリヤもカワイイシーンあるのになーと考えていたら、どうもそれは最初と最後以外で、あまり二人揃って出てきてくれないから・らしい。

別ルートの話でも、分かれた先で老スラッシュの事務屋のおとーさんとか(アラビアのクリヤキン)ロバ連れた山師のオヤヂとかと(敵まで愛して)愉快に仲良くしててくれたらそれなりに面白いのだが…って結局行き着く先はただの年寄りスキーか。

でも本当に最後のシーンだけはちょっと好き。「アラビア」でロレンス姿のイリヤを褒めてたくせに、今度はイヤガラセ言ってイリヤのインディアンカツラむしり取らせてしまうところが。
あんたそんなにイリヤがブロンドでないと嫌なんか〜!(ワカルワカルゾ、ソノキモチ…)



2003年03月26日(水) 見仏記・親孝行編

どうもまたどこかで風邪菌を拾ってきたらしく、ここ数日チョーシ悪い。

ボンヤリと図書館で借りてきた上タイトル本を読む。たしか1と2が本棚のどこかにあったかもしれないが、それとも実家の蔵の中の開かずのダンボール行きになってるのだろうか。

みうらじゅんイラスト・いとうせいこう文のこのシリーズ、仏像巡りをしているうちに日常生活でははづかしくてとても意識できなかった友情を感じあってしまう、という記述があちこちに散見していて、その意味でも面白く読めたりする。
そして男性二人の観光地巡りというのはそれなりに大変なものらしい。女同士だとその点全然ヘーキなのにねー。

本編では二人が順番に両親を伴って出かけてもいるのだが、その中でみうら氏が、いとう氏のおとーさんの仕草を見ていて、なんだかやることがいとうさんに似ているぞ、こういうのもDNAに組み込まれているのだろうか、としきりに感心し、
「遺伝子が歩いていると思うと感無量だよ」
と、いとう父の背中を見ながら呟いて、
「いや、俺のオヤジだから」
とツッコまれるというくだりがあった。

何故だかそれがツボに入って、このネタどこかで使えないかなあとしばらく考えてみたのだが、あまり親が関わってきそーなCPは手持ちの(何だ手持ちって)人たちにはいない…ザンネン。



2003年03月25日(火) 007/Die Another Day

こないだは気が進まないといいつつ、michinoさんの誘いでほけほけ見に行っただぶるおーせぶん映画。
だって今回の黒人のボンドガールが「008を女にしたみたいだ!」なんて言うんだもの。

そういえばハル・ベリーってX-menでストーム姐さん役をした女優さんだった。あの時はカツラのせいか、そんなに美人だとは思わなかった(ストームにしちゃガキっぽい雰囲気だったので)のだが、ベリーショートにすると額や頭の形がよろしくて、確かにこりゃアニメピュンマだなーっとか、マドンナのテーマソングも、なんかサイゼロぽいぞーっとか思考が横に滑りっぱなし。

実は密かにドキドキだったのが「14ヶ月監禁拷問されるJB」だったのですが、レイティングの都合でか、そのへんはオープニングのところでファンタジックに誤魔化されていた。(ついでにJB血色よすぎ。ちょっとはエフェクトかけるとかして窶れさせろ)
ついで興味シンシンだったのが「北朝鮮・韓国で上映ボイコット」という北朝を仮想敵にしたとゆう設定。

うーんうーん、確かに敵サイドに回されて気分がイイはずはないんだろうけどー、
将校役の俳優さんはみんなめっちゃくちゃ男前で、なおかつ本当に韓国の俳優さんだからきちんとしたハングル喋ってる(だろう)し、将軍様は平和主義者で思慮深いイイ人だし…一体何が不満ナンデスカー??と日本人としては畏れながら申し上げたい…

それとも日本人が今までのハリウッド映画におけるエテ公扱いに文句をつけなさ過ぎたのかしらね(そして、これからも多分そうだろう)。

映画そのものはノンストップでGOGO!な感じで娯楽作品として大いに楽しめた。うぉー格好エエ!と思ったのはもっぱらJINXちゃんでしたが。



2003年03月24日(月) おーでぃなりーでいず

おとといの分に書いたぷちねた、ぷちねたと言いつつやっぱり長い気がする。
特にタイトルが意味不明〜〜♪
やってみたら予想以上に時間がかかってしまったが、けっこう楽しいのでまた日記に書くようなことが何にも無い日にやってみよう。これで無為徒食の日にも何がしか意味があるというものだ(ないかも)。

毎日毎朝新聞一面は戦争記事なのだが、
1.アカデミー賞の授賞式は予定通りだった。
2.DCでのフィギュアスケートの世界選手権も開催するらしい。
(これでまたオリンピックの時みたいにアメリカが首位独占かも!と友達はゆっていたけど、どうかな。今回は加害者だしさー)
3.灯油が18リットル890円にポンと値上がった。
4.実は5月終りにサイパン行くつもりでもうエアチケ買ってるんですけど。

ほんとに自分に関わる問題って今のところコレぐらい。現実だといいつつもあまりに遠い…



2003年03月23日(日) TVハンニバル

原作読んでなんじゃこりゃー!とむかついた話ではあるが、とりあえずタダで観られるんだしフィレンツェロケだし、と雑用しがてらTV朝日をつける。

が、話が進むにつけなんだかおかしい。確かに映画化されるときに原作から割引されたところもあるんだけど、それにしても全体に印象がウッスウスなのはどうしてだろう…と首をひねりつつ、人喰い豚のシーンで確信。
そうかお茶の間ゴールデンタイム放送だから、ヤバイ所スパスパカットしてるんだ!そりゃまあしょうがないかなー、でもこれ、クライマックスのところでどーにも小細工出来ないシーンがあるのに(クラリスを陥れた人物をレクターがとっ捕まえて、食卓にしばりつけて脳味噌を頭蓋骨開けて取り出してソテーし、その本人に食べさせる。原作では確かレクターとクラリスが仲良くユーガに食べていた。<キモチ悪くなった人はごめんなさい)どないすんねやろと思っていると、なんとなんと映画のコアとも言うべきそのシーンがまるごとカット、なんかいつの間にかレクターが逃げ出して飛行機に乗ってる!(この飛行機の中でも機内食代わりにのーみそを食し、子供にもおすそ分けしてやるというシーンがあったらしい

な、な、な、原作読んだ時とは違う意味でなんじゃこりゃ〜〜〜!!!
別にそんなにグロイシーンが見たいわけではないが、これではぜーんぜんストーリーに決着がついておらん。あそこで縛られてたオッサンが居た意味さえわからない。
そもそも何で、ここまでぶった切っておいて地上波で放映したのか。つまり要するに、視聴者を消化不良にしておいてDVDを買わせようというボッタクリバー並みの手段なのか?

やっぱりもお地上波で映画は観るまいと思った連休最後の日。お茶の間でテキトーに観る分には吹きかえって便利なんだけどなあ。



2003年03月22日(土) ぷちねた:亜細亜の夜の青い鳥

指輪の同人系サイト巡りをしていたら(最近こればっか)BBSや日記に、ちょこっと妄想トークやワンシーンSSを書いているところがあった。
ふっつーの日記のつもりで流し読みしてたのでちょっとお得な気分。それに書くほうも正式な更新より気楽でいーかもと思い、ちょっと真似してみる。

***
「僕は出かけないよ。あんたはお好きにどうぞ」
 ホテルのソファにどっかり足を組んで、イリヤはそう言った。
 泥と虫まみれになりながら二週間を過ごしたジャングルから這い出て、ようやく辿り付いた人の住む町。指定のホテルは予想外に上等で、ついでにブッキングのミスでスタンダード・ツインから追加料金無しでスィートルームに入れてもらえることになった。
 高層階の窓からは、遠くには黒々としたジャングルがうずくまっているが、すぐ目の下は極彩色のネオンのまたたきに車のヘッドライトの流れ。ソロが早速命の洗濯をと勇みこむのも無理はない。
「ようやく屋根と壁のあるところに落ち着けたんだ。また外をウロチョロするのはごめんだね」
 イリヤは鞄の底から、汚れた分厚いペーパーバックを取り出した。取り付く島なし、と判断し、ソロは肩をすくめる。
「わかったわかった。無理にとは言わない」
「ありがたいね。あとは明日の飛行機の時間までに戻ってくるなら、多少ハメを外しても黙ってやるよ」

 ソロがドアを開けて出て行くのを耳の端で聞いて、イリヤはふっと息をついた。任務の後で一息つきたいのはどちらも同じ、そのやりかたが全く違うのはどうしようもないことだ。それにこれで何にも邪魔されず、ゆっくりと読みかけの本が読める。
 ぱらぱらと本のページをめくりながら、相棒の気配をどこかで感じているのが本当は一番落ち着く時の過ごし方なのだが、そこまで贅沢を言っても始まらない…。

 数センテンスも読み終わらないうちに、ソロが再び戻ってきた。顔を上げると、ホテルのブティックの紙袋をいくつか手に下げている。
「下の店にいいドレスシャツがあってねえ。ジャワ更紗って上等の生地で、君向けにノータイでもいいんだとさ。安くしてやるっていうから、君のぶんまで買っちまった」
「……ああ、そりゃ、どうも」
「さて着替えようかな。この汗じみた背広はもう限界だ!」

 賑やかにまくしたてながらバスルームの扉を開く。勢いよく流れ出すシャワーの音。身体を洗い、髪を洗い、髭を剃って、清潔な衣類に着替え、髪を整えてお気に入りのコロンを振って…ナポレオン=ソロの厳粛なセレモニーだ。
 ほどなく姿を現したソロは一部の隙も無い男振りで、イリヤを半ば呆れさせ半ば感心させられ、その両方ですっかり彼の目を奪ってしまっていた。
 本を膝の上に置きっぱなしにしてじっと視線を注ぐイリヤに、ソロはいっこう出かける気配を見せない。

「羽根を伸ばしに行くんだろ?こんな口止め料なんか必要ないから…」
「いやあ、」
 優雅な足取りで、ソロが反対側のソファに近づき、ゆったりと腰を下ろした。窓の外に広がる異国の夜景を一瞥する。
「青い鳥はいつも家の中にいるんだって気がついたのさ」
 にっこり笑って、机の上の受話器を上げ、ルームサービスのボタンを押す。
「スコッチか、何かカクテルでも頼んでみようかな。君は?」
「…ヌードルと鶏の串焼き、それにウォッカ、無かったらビール」
 早口に言いながらイリヤは、シャツの包みを片手にそそくさとバスルームに向かった。

〜おしまい



2003年03月21日(金) 桜はまだかいな♪

すいかさんが「旧近衛邸の早咲桜が観たい」とおっさるので、今日は一日京都見物。
しかしここ数日の寒さのせいか、まーだまだ梅が残ってますぐらいの状態で、御所やら壬生寺やら八坂塔やら清水寺やら…回ったけど、そうだねー桜が咲いてたらさぞ綺麗だったろうねーと想像して楽しむのみ。

壬生界隈はやっぱり新撰組グッヅがいっぱいで、どーもあのダンダラ模様はさんざんあちこちでパロられているせいか、並んでいるだけでハズカシイ気分になる。ああこれで大河ドラマが始まったらどうなるんだろうねえと話し合う。三谷脚本で香取○吾の近藤勇。そして聞くところによれば隠しタイトルが「ブランニュー・ボーイズ」<爆死<これ以上に相応しいネット表現がありません。
隊士塚の手前に「嗚呼新撰組」の歌碑があって、居合わせたおっちゃんが私たちのためにか、ひゃくえん入れてミッチーの歌を聞かせてくれた。そして帰りしなに、コドモ向けの小冊子があるなーと思ったら、それと一緒に同人誌と寄せ書きノートが。
アイタタタ〜〜★とか思いつつ思わず手にとって、エンピツで描かれたキラキラした沖田総司(だと思う)を見て更にイタタタ…いや、きっと描いたお嬢さんたちはマジメに純粋にお慕いしてるんだろうから笑っちゃァ失礼だ…

八坂の庚申塔では、絵馬の代わりに「くくり猿」という手足を縛られたお猿をかたどった(北陸の猿ボボみたいなの)人形にお願いを書いて奉納するシステムになっている。
説明書によると「願い事を叶えるために欲のこころを抑える」姿を象徴しているらしい。
うーんそれは難しいなあ…おんでいばやきしゃ・ばんたばんたかかかか・そわか
欲望が起こった時に合唱し、唱える真言だそうです。



2003年03月20日(木) 帰って来たらば、

郵便受に大量の不在配達表がつっこまれており、発送元を見たらあまぞんで注文した「指輪物語愛蔵版全3冊」であった。
で、夜中に再配達してもらったのですが想像以上にデカイ!重い!
でも活字おおきくて読みやすいしカラーイラストは綺麗なので買ってよかったと思う。これで普段読む用に文庫でも買っておけばノープロブレムか……??

とか言っているうちにイラク攻撃が始まってしまった。いかに言い逃れしようが最初からヤル気満々だったのに、今更言い訳しなんさんな、というカンジ。



2003年03月19日(水) 「二つの塔」さんかいめ

おばちゃんに3月いっぱいの松竹系招待券を貰ったので、新京極で『戦場のピアニスト』を見ようかな〜と下調べもせずにでかけたらやってないでやんの★
上映作品はハリポタに007にワンピースにたそがれ清兵衛、あとは全部LOTR。
なんか気分的に007も見たくないしなあ、と結局LOTRの字幕版をマタ見に行くことにした。最初っから心の片隅にそうなるよな気はしていたのですが。

1時間前に来たのにもうおおかた席は詰まっていて、座れたのは思いっきり最前列の中央列左端。画面はどーにかなるしお馬さんのシーンが迫力満点で良かったけど、字幕が読みにくいの何の!!
もういい加減セリフの内容は判っているので、あまり字幕は見ずにセリフだけ聞いておく。ああやっぱりサルマン様の声はクリス・リーにしくものはない。ベランダでの演説のシーンなぞ、思わず自分もウルク=ハイになって「ウラーー」とか吠えたくなっちゃうわー。



2003年03月18日(火) つくしごはん

今日は伯母さんおとっときのポイントで取ってきたつくしを料理する。
まずハカマを三人がかりで剥きまくって、軽く水洗いしたあと煮付けとミソ汁の具と、あとは炊き込みご飯に使う。
まだ穂の硬いつくしで作る炊き込みご飯は、ほろ苦い黄緑色の胞子がゴハンに混ざりこんで絶品のお味。なんでこんな美味なるものが一般には知られていないのか不思議になるほど(天ぷらや卵とじはよく聞くのに)おいしーと思う。ああ感動。



2003年03月16日(日) 民族気質

昼過ぎからぼたぼた雨が振り出したが、宇治川疎水の川下り観光船船着場で、新酒と糟汁のおふるまいをやるらしいと言うので父親と出かけてみる。
冬の間ずっとほとんど流れのなかった疎水がたぷたぷと緑色の水をたたえていて、柳の新芽も延びていてなかなかイイカンジ。

なにしろ雨の中なのでそんなに人は来ておらず、テントの下で糟汁をいただく。魚や野菜がいっぱいはいってておいしかった。
そのあとぬかりなく新酒を飲ませてもらったが、こっちは木の香りがして新鮮な?感じはしたがちょっと好みの味ではないので私は一杯で遠慮する…というかふつうそうするものなんだが…
おとーさんは3杯目も堂々とお代わりしにゆき、すっかりよっぱらって家に帰るや、マッサージ椅子の上で昼寝をこいていた。

思いつきでエスニックジョーク(人種の優劣やら社会程度やらをあげつらう、無意味で程度の低いものでなければ…ちょっと線引きがむつかしいかもしれないけど…私はこの手のネタが大々々好きだ)をネットで検索していたら、イギリス(UK)のジョークの基礎は
イングランド人:紳士だがゆーずーが効かない
ウェールズ人:歌が好き
アイルランド人:短気で喧嘩好き
スコットランド人:ケチ
となっている由。
スコッツがケチってネーデルランドやユダヤ系に比べてどっちが…あわわ、なんとなくこっちゃ日本人だもので、スコッツというと何故だか王子様〜vvなイメージを抱いてしまうのだが、西欧圏での印象はでんでん違うのだろうな。

それにしてもウェールズ人=歌が好き(それだけ)って、実は一番馬鹿にされているような気がするぞ。私は「やっぱエルフか!」などと連想してしまって嬉しかったけど。



2003年03月15日(土) すぷりんぐいずかみんぐ

母親インド旅行中のため、今日からまた木曜まで実家に滞在予定。
おとーさんは前からワインとウィスキーと日本酒とブランデーは飲めるようになっていたのだが、今回来てみるとビールもOKになっていた。一体これが3ヶ月前に喉とハラをかっさばいた人のやることだろうか…いいけど…。

暖房の無い店先に座ってPCをいじるのも、ダウンジャケット着て腰に毛布をぐるぐる巻いてウィスキーのお湯割を舐めながらだとどうにか出来るぐらいの気温になったので、ちゃっとにも参加出来(といいつつ最近集まりがさびしい…ぼそ)、サイト巡りもやったし、こうして今日の記録も書ける。ああ、春が来るってなんて素晴らしい。



2003年03月14日(金) 妖精事件(またはトラウマ)

封も切らずに溜め込んでたDM(カラム氏にあらず)や支払い明細書をバリバリ開いてたら、クレジットカードのポイント交換締切が明日までだということに気がついた。
うわー危なかった〜〜そしてhpでも受付出来るようになっててよかったー。

ヒストリーch.で1920年代に起こった『コティングリー村の妖精写真』事件をちょっとだけ取り上げていた。
今も続いてると思うけど某「ムー」という超常現象雑誌に大昔コレの特集をやっていて、「ムー」があやしい雑誌だと気がつかなかった(ニュートンみたいな科学雑誌だと勘違いしていたらしい…)コドモの私はすっっっかり「妖精の写真」事件を事実だと思い込み、夢とロマンとファンタジー♪どころか薄気味悪くてその晩は怖くて眠れなかったという強烈なトラウマがある。

おかげで古本屋でサー・アーサーが(大マジメに)お書きになった「妖精の出現」を見つけてつい買ってしまったり、映画の「フェアリーテール」(女の子二人は可愛かったし、ヨークシャのロケ風景がすごいキレイだったのでまあ見て良かったと思う。コナン・ドイルの役はピーターオトゥールだったし〜)をミニシアターに見に行ってしまったりした。
おかげでだか何だか、結局は女の子二人のイタズラに大人たちが散々乗せられてさわいだだけ、という事実も知ってるのだけど、もはやコトの真偽は私にはどーでもよく、このネタを目にすると「うわ」と思ってしまう。

多分ハリウッドに対抗して、妖精写真のオリジナルプリントとカメラ競り落とした地元の人も同じ心意気?なのだろうなあ。



2003年03月13日(木) 騎士道だいさくせん

英会話きょうしつのCrisせんせとRosaせんせが、夏から長野の教会に転属になってしまうとお知らせをいただいた。
絵や写真やダイビング好きなところが(あとマンガも)話してて面白かったのになあと大変残念なのであるが、新任の先生はCrisせんせー達より更に年配の方と聞いて、密かにわくわくしている私。

さて今日のMFUは、『すんごいチープな話なんだけど不思議とお気に入り』な1本。場所はドイツのバイエルンかチロルあたりを想定しているようで、復活カットシーンは(多分)二人が牢屋の中でビールで乾杯に付き合わされているところだった。二人がやたらのんびり構えて飯くったりビールばっかり飲んでるのが妙にカワイイ。お城に忍び込むシーンだってガイドブック片手に観光スポット回っているようだし。

騎士の鎧も馬車も何もかもが安物のテーマパーク並みの作り……の割にお姫様のドレスと髪飾りは結構キレイに見えた。これは要するに優先順位でしょうか。



2003年03月12日(水) TTT吹替え版

封切り日に行った「二つの塔」をU野さんとYさんと共に、今度は吹替え観賞にゆく。
去年の春出来たばっかのシネコン梅田ブルクも入ってますe-MAビルは大変きれえであったが、腹ごしらえに入ったアジアン食堂のベトナム麺はまぁまぁまぁ…の味。ああ、渋谷のベトナム料理屋でブン・ボー・フェとゴイ・クンが食べたい。

入り口でU野さんとDVDのオマケパスポートの交換。人間用パスポートだったのがエルフ用パスポートになったので嬉しい。ご贔屓が違うとこういう時には助かるものだ。

吹替えも強情張らずに観てみると、セリフの情報量が多いので分かりやすかったりするのだが、そしてこの映画は総じて(第一部の時は特に)吹替えの方が評判がいいのだが、やっぱり私は生役者の声がそのまんま聞こえる方がいいなあ。特にサルマン様のクリス・リーの声はいかな家弓大御所様でも太刀打ち出来ないわー。
なもので吹替えセリフの記憶が新鮮なうちにもう一度字幕を見に行きたくなる。うわあこれがファンの間で噂の『LOTR無限ループ』の罠か。
さいわい松竹のタダ券があるのであと4回ぐらいは見に行けるけど<そんなに行きません。DVD観る楽しみが無くなってしまうもの。

なんやかんやで実際に映画見てるとついジジイばっかりにうつつを抜かしている私。セオデン王はあまり好きなタイプではない(頬がふくふくしてるから)のだが、夕日をバックに墓所に佇むシーンのブロマイドが欲しいなーと思ってしまった。や、アラゴルンやレゴラスがかっこいいところの写真は、ちょっと探せばweb上でつくだ煮にするほど見つかりそうだし。



2003年03月11日(火) 黎明

タイトルは爆風スラ○プの初期の曲から、というのは嘘。英語タイトルにするとつい『ダウン』と読めてしまうので邦題にしてみた。
実際発音すると『ドォーン』でなかなか響きがいいんだけども。

そんなことよりどうだろうこの、夜明けと云うよりもいずこも同じ秋の夕暮れ〜♪のようなお約束な展開。とりあえずENDマークつけたところでやっぱりアップすんのは止めとこうかと考え込んでしまった。終りの辺から妙に青臭くてこっぱずかしいしぶつぶつ。

中に出てくるシェルター作りと、低体温防止に心臓と両脇と首筋を暖めるのは(番組の中では電熱パック付きスーツだったが)ディスカバリch.の番組の内容そのまんま…というより北海道から帰ってすぐ、この番組観てて思いついたのだった。

さて次は、やっぱり自作より翻訳モノのほうが訪問者様も私も幸せかしらん。



2003年03月10日(月) やっつけhtml

『寒いよ〜』話のコンテンツを作るのに、まずはカット用のラフ画取り込み加工から初めて、そのあとろくに本文出来てない先からページのレイアウトを作っていた。
そんなことしているうちに新しく素材を作ってみよーかなと、使うのか使わないのかわからんような部品やら壁紙をこしょこしょ作ったりして…早いところ続きを書け私。暦の上ではとっくに春だ。

しかし当初の予定ではページスクロール三回ぐらいで終わりそうな小ネタのはずだったのに、実際大して内容もないのに打ち込み始めると妙に長い。
これは冗長って事なんだろうなあと思いつつ、まあ字数制限があるわけでなし、とたらたら文を書き連ねていく。

ほんとにほんとに目指したのはポエムな感じで、行間いっぱい空けてて文章は全部センタリングで〜〜だったのに何故かしらーー。




2003年03月09日(日) ファンジンの打ち合わせというか。

冬ごもりしている間にMFUファンジンの締切が来月になっている。自分の分はまだしもお友達にイラストお願いしといて最近連絡取ってない!
もーもーホントに最近の私はダメっぷり無責任っぷりに拍車がかかっててアイソが尽きてしまいそうだーーっと頭抱えてても何にも問題は解決せぬため、とりあえずお電話などしてみる。

とりあえず話はしておいたのでそれなりに画像チェックしたりしてくれていたそうで、いやー彼女の(うちからリンク貼ってるU野さん)絵でソロとイリヤが見られるのかと思うと自己批判もどこかへ行ってしまいそうなほど(あかんがな)ウカレた気分になっちゃうわーvvv

打ち合わせが終わったところで指輪物語の話をする。お互いご贔屓が違うので萌え萌え〜とはいかないのだけど、話聞いてると私も原書買おうかなあとか、BBCのラジオドラマのCDセット欲しいかなあとか、そっちのスラッシュノベルも読んでみるかなあとか、まるでサルマン様の声のように誘惑パワーが一杯であら大変。



2003年03月08日(土) 脇道にそれる。

『続く』のままの自前話がストップしたまま。要するにあとはやるだけ(身も蓋もない…)なんだけど。それともだからこそ取り掛かるのがおっくーなのだろうか。

それと舞台設定が南国リゾートなので、またもや寒が戻ってしまった現段階では、あのほにゃらかな南洋の夜が想像しづらいのだ。
なので今ちょこっと寒い方のネタ(いろんな意味で)を準備中、だったりする。

毎日指輪の同人サイトをあれやこれや、トップに『期末テスト終わりました(^o^)』などと挨拶が出てくるのからオフライン情報に『聖闘士セイヤ本』が出てたりするのまでそりゃあもう色々回っていると、不意にこういう同人っぽーーい事がしたくなる。
出来るものなら○○好き同盟とか○×受けサーチリングとかのうっとお…もとい、可愛らしいバナーをトップに一杯張ったりしてみたい!…かもしれない!

しかしそれはうちでは今んとこ出来ない相談、というかお知り会いのリンクページだけで事足りてしまうものねえ。



2003年03月07日(金) 追補版まで読んだ。

「指輪物語」終に最終巻追補版まで読了。
アラゴルンとアルウェンの物語とか、ホビッツのその後とか、レゴギムのその後(何でこれだけカプ表記になるかというと、そおいう展開だったから)など、既にけっこうネタバレを読んでしまったのでそうびっくりはしなかったけど、確かに実に興味深い内容でした。

こちらは物語というより歴史的な関連事項を順次述べる形式の内容なので、それだけで1巻分の話になりそうなことがらがサラっと1行で書かれていて、これは確かに二次創作意欲をそそられる。手をつけてからが大変そうだけども。

さてとりあえず最後まで図書館で借りて、かなり面白く読めたので自分でも買うことにするとしてどの版で手に入れようか、としばらく考えたのち、一番値の張る愛蔵版(B5版ハードカバー本文にカラーイラスト・全三巻)をあまぞんで注文してしまう。

なんかこーいう話は昔ながらの本で読んだほうが雰囲気出るし目にもやさしいし、アラン=リーのおさしえはファンタジックで魅力的だし、だいいちウッカリナマモノ(役者さん)ハマリしてお金つぎ込むのに比べたら、活字の本なんて全然安いわヨ!とどんどん自分を納得させる。あと5千円チョット出せばJAL●空でサイパン往復できるのだが(^^;



2003年03月06日(木) わんこ話

某消費者金融CMの影響で、目下「チワワ」が大ブレイク中との事。
子供の頃犬のずかんで写真を見たときは、眼ばっかりでっかくてヨボヨボしてて、小さいったってサルか未熟児みたいで全然可愛くねーと思ったものだが、それなりに品種改良も進んだのか確かに結構可愛いらしい。

こういう『流行犬種』の話になるとつい、シベリアンハスキーやラブラドル・レトリバーがもてはやされた挙句どんどん殖やされて、やな言い方だけど『質の悪い』ハスキーがあふれかえり値崩れを起こし、ついには野良犬になったりした過去のことを思い出して暗澹たる気分になる。幸いというかなんというか、ちわわが野良犬化して生き延びるのは無理だろうけど。

似たよな事考える民の声は多いのか、大本のアイ●ルのちわわCMに「ペットは生き物です。責任を持って飼いましょう」というサラ金にはあまりにも不似合いなメッセージがくっつくようになって更に滑稽。

なおかつ私は数年前から『マクベス巡査』に出てきたウェスティ犬、正式名称ウエスタン・ハイランド・ホワイトテリアが飼いたいなあぁーと思えて困っている。
そしてやっぱり名前はジョック(『ジョン』がスコティッシュに変化した名だそうだ)にして、とか夢は膨らむのだが、いかんせんテリアはアーニーちゃん(シェルティ)に比べてかなりご機嫌取りが難しく、そうそうほっぽらかしにしては居られない犬種らしい。
やっぱうちのアーニーちゃんは健気でとってもとっても可愛いイイコだからなあ、と結局飼い主バカになってしまうわたくし。



2003年03月05日(水) おーでぃおこめんたりー

指輪物語第1部SEE版DVDについてるオーディオコメンタリーを、役者>監督&脚本>制作ときてデザインチームのまでやっと見た。
流石『デザイン』のぷろへっしょなる、私が映画館で見てボーゼンとした『魔法使いの老人二人でガチンコ肉弾戦』のシーンでも、延々オルサンクの塔の造形の話を続けている。スゴイ。

ああなんかしつこいようだけどナポソロのセルDVDが出て、NG集…は流石に無理としても、こうやって映像流しながら役者や制作者がなんやかんや喋るバージョンがついていて欲しいなあ。
この話を某所ちゃっとで振ったら「もう憶えてなかったりして?」ととても冷静な意見を頂いてしまったが、別にそれならそれでいい!RV&DM氏が、フィルムを見ながらあーだこーだとりとめもない雑談を(今朝何を食べたとか)してくれるだけでもいいし、お互いトンチンカンな話をしてても構わない!あちこちごっそり記憶が抜け落ちてても気にしない!!

だっておとしよりだもの、そういうやりとりさえ想像するだけで萌えちゃうし。それにおとしよりは今日のご飯のことは忘れても、昔のことはキッカケさえあればすぐ出てくるって言うし!

…なんか私がすごい失礼の連発のような。とにかくおふたりが元気な間にお願いします〜。二人揃ってなきゃイヤン。



2003年03月04日(火) 心のこり。

書き忘れたけど昨日の北海道から帰りの便も、羽田行きのは2便キャンセルで前か後に振り分け乗車、伊丹行きのも40分ほど遅れが出た。
もう帰るだけだし多少の遅れは気にしないけど、折角ロイズの生チョコ買うの諦めてチェックインしたのにと思うとやっぱり悔しい〜。

とか思いつつ今朝の新聞チラシをみてたら、梅田大丸の北海道物産展で、ロイズの生チョコを売っているらしい。こういうのを江戸の敵を長崎で取るっていうの?<全然違う。

そして札幌より遥かに暖かい筈の大阪は、今日一日めっちゃ寒かった。
寒気が戻ったせいもあろうしコチラの心構えが違うせいもあろう、でもやっぱり都会の寒さのほうが身に凍み入る感じがする。
はー、半袖でもぬくぬく♪だった札幌モン○レーエーデル○フのホテルのお部屋が懐かしい…PCは無かったけど。



2003年03月03日(月) さよなら札幌<大急ぎ

寝る前にもう一度スパに行って、簡単に荷造りして、正午まで部屋は使えるというので目覚ましも掛けずに寝たら、二人して目が醒めたのは9:30過ぎだった。
朝食は10:00までだがランチにもシフト出来るので、窓から横殴りに降っている粉雪を眺めつつ、部屋でTVを見ていた。
チェックアウトと昼食の後、フロントで貰ったマイセン美術館の無料券を持って、(雪道)歩いて10分ぐらいのサッポロファクトリーに行く。
気温はそーんなに寒いとは思えなかったが粉雪混じりの風を正面に歩くのはきつく、途中で傘を差す。

ファクトリーが見えたあたりで私はついに、滞在中絶対一度はやると思っていた、道ですってんころりん☆をやらかした。
タイツの上に靴下履いてもおっけーな、ヒールの無いごっつい皮のブーツを履いては来たものの、これは裏に滑り止めがついてなかったのだ。
幸い新たに積もり始めた雪の上なので服は濡れず汚れず、腰も打たなかったのでめでたしめでたし。これも北国の思い出だー<負け惜しみ。

ビル内に入ると北海道の常なのか今度はやたらめったらに暖房が効いていて、荷物とコートをロッカーに押し込み、マイセン美術館(新人作家のが多くてやや拍子抜け)見てティールームでお茶して、お土産屋をひと回りして空港に向かう。
最後の雪景色(そーいえばあったかいとこばかり行ってたので雪景色はものすごい久しぶりだ)は美しかった。あったかい室内から眺めていればの話だけれど。

と、いいつつ実はおいしいものの旬をことごとく外してしまっていたので、今年12月のNHK杯に合わせてカニイクラリベンジがしたいかなーと思ったり。どうでしょうかすいかさん。



2003年03月02日(日) 今日も札幌<お気楽

フィリップのショーはおおむね新横浜で見たのと構成は一緒だったが、あの時欠場してたスルヤ・ボナリーとヴィクトール・ペトレンコ、新しく加わった(いつまでかは知らんが)アニシナ&ペーゼラが出ていたので豪華さは勝っていた。
なんかコメディ路線に走っていたペトレンコがきちんと正統派プログラムをやってくれたのが一番嬉しい。そらまあ体形はかなりふくよかになってるとはいえ、滑りが大変うつくしく、今はもう男子シングルでは使えない表現『氷上のバレエダンサー』と呼ぶにふさわしいなあと思う。

それと真駒内会場はアリーナとスタンドの間に通路があって、15000円の席と25000円の席の間にはかなりの差があった(涙)。といっても2まんごせんえんはなあ…。

偶然だけど泊まったホテルが出演者の宿舎になっていて、1万円でバンケットにも出られたのだけど、朝からの騒ぎで昼抜きだったわしらはもうそんなんえんりょしときますわー、とばかりにススキノ飲み屋街に直行したのでした。私の中のオッカケの血は阪急ブレーブス球団譲渡の瞬間に9割方燃え尽きて干からびてしまったらしい。(その後も目減りを続けて、今残ってるのは2デシリットルぐらいかなあ)

一晩寝て起きた翌朝、朝食に降りたところで電話中のマリナ・アニシナとボナリーちゃんに遭遇。カメラもペンも持ってないので(だからオッカケ血は一応5デシリットルぐらいは残っているのだ)「昨日のショーはとても楽しかった!」とめっちゃかんたんなゴ挨拶だけする。いやー小柄でかわいかったな。ほくほく。

ショーは昨夜1回きりなので、今日は一日札幌市内観光、といっても時計台と北海道庁と、北海道大学を歩き回っただけ。
北大キャンパスはまだどっかりと雪が残っていて、カラスを見ては「あのカラスが漆沢教授をつっついた…」とか「この理学部の建物は二階堂君の従妹が勘違いをした…」とか『動物のお医者さん』ロケ地気分を楽しむ。
しかし有名な『ポプラ並木』は本当にキャンパスの外れの外れにあり、たどり着くまでにミゾレ雪で靴の中までぐっしょり濡れてしまった。
という訳でさらに反対側の端っこの獣医学部は断念し、お昼にラーメン食べて、ホテル内のスパに入って、ラウンジでビール飲んで(レディスプランでスパ券とドリンク券がついてる)あとはぐーたらしてました。はからずも正しいリゾートホテルの過ごし方に。



2003年03月01日(土) 今日から札幌<大変

朝起きてニュースをつけたら、所沢の航空管制局システムダウン、のニュースが。
しかし『今のところ欠航便は出ていない』とあったので、そうかもう復旧したんだ。ラッキーラッキー、と例によってスィートな心構えで空港へ。
結果はご承知の通りその日一日ダイヤ狂いまくり、隣の搭乗口のJAL長崎行きはキャンセルされ、札幌便の前の便は搭乗は始まったものの機内であてどなく待たされている状態。

羽田からのすいかさんと携帯で連絡を取り、アチラも状況は同じどころか便数の差でまだチェックインも出来ていない状態だと知る。
とりあえず相手と連絡は取れた、ショーは夕方からだしのんびり待つしかなかろう・さぁここはマニラ空港で今から乗るのはフィリピンエア、それともグアムからポナペ往き8時間トランジット中?とかイメージトレーニング(違うか)で心を落ち着かせ、売店でマンガの立読みしたり、なんやかんやで11:00出発の予定が、搭乗が始まったのは14:50であった。

すいかさんの搭乗時間は14:20、じゃあ当然アチラの方が先に着いてるよね、と15:50ごろ到着した札幌新千歳空港の待ち合わせ場所に行ったら彼女の姿がナイ。
何しろ私は自分に自信がないので、アレ場所間違った??と突然慌て始める。そしてこういう時に限って、待ち合わせ場所の地図とホテルの予約確認の打ち出し、羽田便の便名を(到着時間以外)控え忘れていたりするのだ……。

頼みの携帯も通じず(今思えばこの時点で『ああ』と納得しててもよかったんだけど)JALとJASとANAの到着ゲートをうろつき回った挙句、呼び出しアナウンスを頼んだところで携帯に連絡がー!
何のこたないアチラは、搭乗したはいいがそのまま機内で1時間半待ち、結局到着時間はこっちの方が早かったというわけだった。

てなわけで無事邂逅を果たしたものの既にショーの時間は迫り、大急ぎで札幌行きエアポート快速に乗車、ホテルにチェックインして室内説明もクーポンの説明も断って、ミゾレ雪の残る市内をダシガシ歩いて真駒内アイスアリーナへ。
会場入りしたのは18:20だったが、やはり今日のアクシデント故か開演も遅れていて、結果的にオープニングセレモニーが始まる10分ぐらい前に席につけました。

そんで肝心のフィリップキャンデローロ・ファンタジーオンアイスなんですが、今日の記述は到着するまでの経過説明に全力投球したので明日の分に持ち越し〜。


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える夙川