平凡な日々
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2011年11月28日(月) 『采配』を読んでみる。

シーズン終了直後に発売された監督の著書『采配』を読んでみました。
まあ、予想してた通りの「正論」の数々。
そしてあくまで野球選手は契約に基づいて
球団に雇われている「個人事業主」というスタンス。
ちょっと世知辛くはあるけれど、会社員も「個人事業主」だ、
と思って読めば、ビジネス書ともとれる内容でした。
オイラはちょっと訳あって、もう会社への信頼感を失ってしまったので、
それでもそこで働いていかざるをえない、という今、結構参考になったり。
ドライにいくよ。ドライに。

それとは別に、
ファンとしては嬉しいことが書いてあったりして。
たとえば、荒木のセカンド→ショートへのコンバートの件。
この先、例え荒木がセカンドに戻ることがあったとしても、
彼は以前の「上手い」セカンドではなく、
「凄い」セカンドになっているだろう、というくだり。
理由はショートの経験が必ず生きるから、だそうで。
GG賞からも遠ざかってしまった今、まさに「THE地味」な荒木だけど、
監督がきっちり評価してくれていることは素直に嬉しい。
だって、監督の評価は根拠のある評価だから。
見てる人は、見てるんだぞ!
だから荒木には自信をもって、ショートに精進してほしい。
てか、荒木は監督大好きだからなぁ。本、読んでるか(笑)。

最後に、俺用に印象に残ったフレーズをば抜粋。
・一度きりの人生に悔いのない采配を振るべきではないか。
・自分を動かすのは難しい。
 それは「こうやったら人にどう思われるか」と思うから。
・「今の自分には何が必要なのか」を基本にして、
 勇気を持って行動に移すべき。

とりあえず今は、「今の自分には何が必要なのか」を考えるかなぁ。


2011年11月24日(木) まだ立ち上がれないけれど。

選手たちは動き出してるようなので、
オイラもぼちぼち動かねば、と
布団の中でもそもそしています。
…だって寒いじゃん。

あ、シゲさんと浅尾きゅんと大島君が
GG賞をとりました。
みんなおめでとう。

荒木井端は…
大丈夫、俺が「俺GG賞」をあげます。
誰にも文句は言わせねえよ。
うちの二遊間がセ界一。
来年もさらにレベルアップしたプレーを見せてよね。
よろしく。


2011年11月20日(日) 2011年シリーズ終了。

3勝4敗。
ソフトバンク8年ぶりの日本一で今シーズンは終了となりました。
同時に、落合政権も終了。
まあ、当初はソフトバンク圧倒的有利!な下馬評だったので
(いや、真実なんだけど)
第7戦までもつれこんだのが大健闘。であります。
…とはいえ、名古屋での第4戦が1打出てれば勝てた試合だったので、
ちょっと、いや、猛烈に悔しくはありますが…
やっぱり、1番荒木。以下下位打線。な状態だとキツイやね。

正直今日は勝てる気しなかったんですが、
7回荒木のレフト前ゴロな当たりを無理やり捕って投げる!やら
8回浅尾のセーフティバントを無理やり捕ってアウトにする!やら
9回の井端の投手強襲ヒット!とか
(ファルケンボーグ、大事でないといいなあ)
もう、敗色濃厚の中でのみんなの意地の見えるようなプレーには
涙がとまりませんでした。
悔しいよな、みんな。
監督、もう一度胴上げしたかったよな。
俺もみたかった。

見たかったよ…

でもできなかった事実。
これは受け入れて、
来年、監督の置き土産を大事にして、
3連覇。それから日本一を勝ちとって、恩返ししよう。
OB監督?OBコーチ?関係ない。
他人のためじゃない。自分のために野球をやる。
強くなるために、上手くなるために、何をどうすればいいか。
それを落合監督は8年かけて教えてくれた。

実践できるかどうかは選手達次第。

もういつもの場所にはいないけれど、
チームの外から、落合監督は見ていてくれるから。

がんばれ、選手たち。

そんな君達を、これからも応援しています。

今年はスタートが遅かったから、すぐ次が始まっちゃうけど。
ひとまず今は、体を休めてください。
お疲れ様でした。

それから落合監督。
濃くて楽しい4年間をありがとうございました。
落合野球、俺は大好きだったよ。
また、元気な姿を見せてください。
それでは、また。


2011年11月06日(日) CS制覇!

CS何とか突破!
お互い投手が足りなくなって
中3日とかでやりくりしてたけど
何とか4勝2敗で日本シリーズへ行けることになりました。
初戦を吉見で取ってから、
2連敗からの川井&平田の奮闘で盛り返し、
3勝2敗で迎えた最終戦はまたまた中3日の吉見。
対するヤクルトは中継ぎ登板を挟んで中2日の館山。
「お互い、今日、勝負かけにきたな」
とわかる采配。(まあヤクルトは当然だけど)
ってか今日負けたら明日は石川で押し切られると確信。
たまたま前日にあった東京の知人に紙テープを託されてたので
なんとしても投げさせてくれ!と念を込めて試合へ挑んだのでした。

で。
試合はといえば投手戦。
「祭りだと思って投げた」という吉見が見事な投球で抑えるも、
うちも初回のチャンスを逃して以降、
打てる気配ねえなあ・・・なんて思ってた、6回裏でした。
1アウトで迎えた荒木の打席、館山に異変が。
もともと血行障害と戦いながらの投球だったのですが
明らかにコントロールを乱しての四球。
久々の、チャンスです。
ここで容赦のない荒木の揺さぶり。
「走りますよ」とリードMAXで牽制球を投げさせること5球。
それに連動してバッターボックスの井端も「なんかやるよ」と
言わんばかりの所作。
で、カウント2−2からの5球目。

パコーン

と井端が打った球は予想以上に伸び、ポール際、レフトスタンドへ。
年に3本、出るかでないかのHRです。
なにしろ打った本人が「(予想外の手ごたえに)パニックになった」
というぐらいですから、ライトスタンドもお祭り騒ぎ。
正直期待してなかった展開です。
しかし…アライバで2点!これは燃える!

この後も7回8回と吉見の力投でヤクルト打線を抑え、
9回は1点を返されヒヤリとするも岩瀬→浅尾のリレーでゲームセット。

紙テープ、無事投げることができました。
5階席からも、内野席からも投げられて、
紙吹雪も降ってきて、とってもきれい。

もう一度、この光景がみたいなあ…
と思いながら、ホテルで1人祝杯をあげたのでした。



しかし。
もつれた分だけお財布が痛いね。


APRIL