世を忍ぶ仮の日記
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2005年06月30日(木) 両立は無理だ

私、割と過剰適応なので母親が来るとスケジュールを合わせるよう無意識下で努力するんです。
10年も別に暮らしているので、合わせるとなると無理が出る。
30日五時まで29日だと勘違いするくらい。
そもそも原稿と、人との過剰適応は相容れない。
8時にハイテンションで原稿出したは良いがそこから直ぐに眠れる程元来器用に出来ていないので仕方なく起きて母が来るまで練習でもしてるかって、母親はマイペースでやってるんで……
……美味い昼飯を食い損ねる。(あ、でも夜は料亭やってるとこかなんかの弁当だって。渚ちゃんを思って食ったぜ、げへへ)
起き続けられる程器用にも出来ていない。
合わせる努力はしたんだが、昨日一日で限界だったみたいだ。晩ご飯まで表向きにしていたのにいきなり裏向き作業だもの。まだ親に何か書いてるってバラしてないもの(なんかバレてんのは何でだ。いっつも「投稿とかしなさいよ☆」と笑顔で言われるのは何故だ。てめえどこでオレの行動見張ってんだ。しかも「まだ投稿とかしたことないよー」て言うと「じゃあこれからじゃね☆」てお母さん良いのか。正気に返れ。もし人に言えないような原稿書いていたら親としてどうするおつもりで)。
昼にうっかり寝ちゃった理由を「だってKが目覚まし5時半にかけて、本人は全然起きないんだもん!」としておきました。間違ってはいない。鳴り続けていたので集中力の妨げになった。


夕飯はママンがどうしてももんじゃ食べたいって大騒ぎする。
明日からママンは中欧に旅に出るのだ。ハンガリー行くならトカイワインをお土産にしてくれと頼む。
「トカイワインって何? ねえねえ何?」
いやあんたワインテイスティングサークル入って遊んでなかったっけこないだ。
もんじゃ屋で大暴走。
「キムチの入ったの食べたいの」
とママンが言うのでテキトーに頼んだら、お店の人が「20年来やってきてはじめての組み合わせで、多分合わないと思うんです。もし出してしまったら今日の夜は眠れない」と変更をお薦めにくる。
「いやあん。もっと早く言ってくださっていいんですよう。んもう☆悩まんでね☆キムチ食べたかったんですう」
もんじゃもやってくれだの今度は自分でやってみるだの大騒ぎする割に「あんたやってや」て全部私に託す。
かあさーん!
「あんた料理上手じゃね」
違う。
変更した後のキムチネタのもんじゃが、いたく母のお気に召したようだった。
「これもう一枚頼むぅう。すいませーん。これ、もう一つ。これね、お気に☆お気にになっちゃった☆」
「……(唖然)(店員さんも唖然)」
「どしたん?」
「いや、改めて若いなあと。希望と夢に胸を膨らませて上京してきたての乙女のようだったのでちょっと胸がいっぱいになった」
母は言われた内容が理解できないようだった。多分、他の人間も全員自分と同じくらいに希望と夢に胸を膨らませて生きているんだと勘違いしているのだろう。基準値が違うっていうか生き様の層が違うよ、血の繋がった親子なのにさあああああああああ!(いきなりキた)
Kと三人で食べ終えた後、「最寄り駅まで送るよ」と一緒に歩く。Kは図書館に勉強しに行くのだがどうしてもデザートが食べたいと大騒ぎをはじめる。
「じゃあ私はダイエットペプシツウィストかん」
一緒にコンビニ行くは良いが、血液型の違いなのかなんなのか、Kは全然決まらない。
それよりコンビニにダイエットペプシついすとかんが無い。しょぼくれていると母がアイスを買ってくれていた。マスターはいずこ。
Kは全然まだまだ決まらない。
「もう! 全然決まらないんだったら漫画立ち読みするよ!
コンビニででかい声で立ち読み宣言したは良いけど、いきなりもーにんぐを手に取ったのでなんかまわりの大人達の空気が一瞬ちょっと変わる。
差別反対。
「あ、ねえねえ。VOGUEあるよ? あんたこれ好きじゃん。買ってあげる」
いたくご機嫌な母上は私の為にVOGUEをレジに持って行った。
かあさーん! 明日からバーゲンだっつーのに何をさせたいのかね? ん? VOGUEは目の潤いにはなってもホイホイ買える服は載って無いよね? あ、テーブルの上に投げてたVOGUEで相変わらず好きって勘違いした? 違う違うあれは単にKOKIAが載ってたから。あ、でも買ってくれて有り難う。好き。
「お姉ちゃんだけずるい!」
Kも買ってもらおうとするがどれにしようか迷っている間に気まぐれママンがもう次に行きたくなっているので買ってもらえなかったのであった。残念だったね。アハハハハハ! 多分俺様が本を隠しに隠しまくったからまだ増えても平気って勘違いされたぜ!(勝利宣言)
その後「はい。小遣い。これで何か食べ」と1000円貰う。
お、漫画でも2冊は買えるぜ。
「食べ物買いよ。あんたすぐ倒れるんじゃけ」
食べてるって。食べてるけどそれとはまた別原因だ。
寄り道をしながら駅まで送る。最後まで「食べろ食べろ」と言われる。
「分かったーじゃあ私、これから駅ビルの本屋に行くわ」
返事になっていない私に「コラッ!」とツッコミ入れるくらいのツッコミ能力はあったみたいだ。
「分かったって。ベーグル買いたいから駅ビル行くよ」
と手を振って別れて漫画買いました。
そういうもんだろ。ベーグル1000円分買っても食べきれないよ。てか、2個買ってみたけど300円行かなかったからせめてノベルスは買えるじゃん(細かい)。


VOGUEを帰ってから読んだらもう秋物で、これがまたヤバく私の好みの秋がやってきそうだ。
母よ。夏物バーゲンに行かずに金貯めろってことか?


2005年06月29日(水) 明日頑張ろう…

紙袋がとても小さかったので5袋詰め込んだけれどもまだ溢れて、普通に本が散らかっている部屋になりました。
今までの部屋ってなんだったんだろう8畳ピアノ付の部屋。
今はピアノが小さいのでピアノの上は楽譜だけです。楽譜だらけとも言うが。
ロベルトが手を痛めたのは自分で作った曲の所為じゃないのかと本気で疑っています。先日まで指が鳴らせないくらいに第4指が痛かったのだけれど、「ハッ! ロベルトの所為!?」と曲を変えたらイッパツで治ったのですよ。
ロベルトをやるときはあれだけ体に気を付けろと言い聞かせているのに(全部ダメじゃん自分)。
私以外の子は大概部屋を散らかしたまま出かけたので母のヤジを浴びてました。10分の頑張りってけっこう効くね! しかし玄関にカートを置いていたら怒られたよ。返せって。
「お母さんがあげるねって置いて行ったんじゃん!」
「だって使わんじゃん。使わんのんなら返してや」
「いやいやあれは本の貸し借りに使うんだから」
本気で怪訝な顔されました。信じてお母さん。一週間旅行用鞄を持って本の貸し借りしてるんだってば。紙袋じゃ、破けちゃうんだってば(言えない……)。
近所のアジア料理の店に行って、気付けば仰山食べている。
アジア料理の店って、入るなり香辛料の匂いがぷんぷんしていて好きだ。どっちかつーとコジャレアジア料理より香辛料ぷんぷん系の方が好みだ。
空心菜の炒め物とフライドエッグのサラダがヤバく美味かった。昼間に1000円食べ放題をやっているのでまた是非行こう。あ、そこの人、一緒に行かない?
お店は本気で無国籍を貫くつもりらしく、お店に仏陀が飾ってあると思いきやふとガルーダが飾ってあって懐かしかったり、御飯の最中にベリーダンスがはじまったりで国は何処に焦点を当てたいのか本気で分からなかった。味としては全体的に、もっと辛めが僕の好みだ。
ピロが遅くやってきたので追加オーダー。気付けばまた食べる私。
デザート食べると騒ぐ頃には親に止められました(いやでも勿論食べる)。お店の人がサービスでチャイくれたのに、コーヒーも頼んだりと親がいるからってもっそケチくさい贅沢をしている気がする。
隣のスーパーでまたしても「あ、おかあさんがいるからこれ買ってあれ買って」ともっそケチくさい贅沢をする。
例えばバターを一番高いの買おうとかさあ。バターって安いのより高いのが美味いんだけど、いちばん高いのをわざわざ買うかってゆうたらちょっと気が引けるしいやいや三分の一しか我が口には入らないしと煩悶しては違うバターを買ったりする訳です。
納豆が前に住んでいたスーパーでは50円安かったけど今のスーパーは高いから納豆無しの生活をしていたけど、ママンいるから納豆買っちゃえとかそういう。
みみっちいのう。


おかんが帰ってから炭酸飲みたいっていうピロが居たので「じゃあ買ってきてあ げ る★」つーてまたコンビニ行って腐女子に魂売ってるアレを読んで「うーん。これはおっしだけで1巻作るつもりかね」と呟きました。腐女子には有り難いけど一般の読み手はどうするんだ、あれ。いや私は腐女子だからいいんだが。
その後「マスター! マスター!」と炭酸飲み物を探したのですが、カロリーオフのが一本しか無かった。グゾー。アイラブマスター……(転ぶの早っ!)
思わず店員に持って来させようと訊ねてみる夜更け。
ああオレはオタクさ! しかもハンパなオタクさ! 踏み越える根性ねえさ!
いや、あの一線は気付けば踏み越えちゃってるね、ね、みんな。


2005年06月28日(火) 基本的にはエコロジー

今日も殺生を致しました。白昼堂々利き手を振り回して叩きのめすのはダメですか。
周囲の人々がいきなり殺気を放った私に放心しておりました。
でも仕事場に武器(殺虫剤)持ってないのだもの。


ちゃんとシャワーはマメに浴びているのですが冷房を付けずに眠ったら朝起きてあせもがガビガビだったので今日から解禁していいでしょうか。
ピロだけうっかりつけっぱなしで眠ったらしくて非難囂々。他の二人はあせも出来てるっちゅーの。あたいがうなじで「夏こそがうなじ美なのに」と嘆いていたらKはふくらはぎだった。ミュールの季節ミニスカートの季節に足がガビガビなのも厭やわあ。しかし何故うなじ。どことくっついて眠ったらうなじがかぶれるの。
もっそい細いことなんですが私なるべく日記で暑いって言わないように心がけてますんでこれからもなるべく暑いという言葉は使わずに熱気が伝わればいいって思ってます。届け私の(部屋の)暑い(って叫ぶ)想い(と一緒に熱気も味わえ)。

基本的に火曜日に腐女子に魂を売ってる雑誌を読むのですが今日いつも行ってる本屋に気合い万全一服水分も蓄えて少年誌のコーナーに行けども一冊も無くて本気で少女雑誌のコーナーを探しました。
真面目に。
カウンターにあったらうっかり買っているところだったのですが、ノン立ち読みコーナーにも無くて、
「近所にどんだけおっしファンがいるんですか」
と呟いてエナジーが早々と切れそうになる。
朝からアホな歌(←誉めてます)を聞いてテンションあげてたのにさァ。メバチコ出来そうや。
結局コンビニで立ち読みされ尽くした感のあるヨレヨレで読みダコ出来ているのを読みました。
感想。
主人公の学校負けたらどうだ(あいつらいっぺんメチャ負けして欲しい訳だ)。部長だけ勝てばいいじゃん。スー@ーサイ*人はほっといて先行こや…。だって校内でマヤvs亜弓戦が行われるならばつまんないじゃん。亜弓さんはお金持ちで恵まれた環境と才能と努力が。あ、だからべったまが無我るのだけは外せんな。無我るべ様にまた眼鏡をきらめかせて「恐ろしいヤツ(白目)」みたいな(ガラカメと同列)。でもラプソディ氷はもう既にガラカメ…?(注:ガラカメ好きです)
ついでに、志としては月くらいの腹黒さを持ってこれから先生きていきたい。
「愛してる☆」と言いつつも腹の底でどす黒く「ヒャッフー! なんて美味しいネタ!」と嘲笑う真の腐女子になる。

と思いつつもコンビニでしをん先生が罵る上京漫画の雑誌を立ち読みして女の子ぶりっこしました。
懺悔。


明日いきなりママンが来るっていうんでこれから部屋中と部屋から溢れだした(誤魔化しで妹達に貸してみたりする)漫画とか本達をかき集めて多くなさそうに見せたいのですが、演出はどうしたらいいんだー。押入に入れるっていうのもあるけどなんかやましいみたいでイヤじゃないですか。
……‥‥・・・。
押入だ……それしかない……。
あと今の私のまわり、つまりパソコン周辺が激しく原稿中なのですが資料は手放せない。
この場合、これはどうしたらいいですか?
洗濯機まわりとかマジ無理だー(クロエミツ法:洗濯機にぶっこみ)。


2005年06月27日(月) 深層心理は分からない

深層心理って本人にも分からないから深層なんだよ多分。


いやさっきKが鍵を忘れて外出してピンポン忍足違うだろ押したり電話かけたりしてきていたんですが私は風呂あがりでくたびれてダウンして体がピクリともしなかったので全部分かってて分かっていながらにしてシカトこいてましたよ23時半。
一応出ようとはしたけれども疲れちゃっててさー。音は聞こえてるけれども体が動きゃしないのふっしぎー。

反省したであろう頃合いを見計らって電話をしてあげたら大層感謝されました。
いわゆる焦らしプレイってヤツですか。
あれ、オチが題名と違うよ違うんだよ深層心理って謎だな!


2005年06月26日(日) 確固と生を言えない

さっきピロと一緒にPVを見ようと近付いたら振り返られた。
何? 私が居ちゃダメなの?
「お姉ちゃんから冷たい気配がする。……生きとる?」
「え? うーん。ちゃんと生きてるって言えないよ」
「ギャー」
むしろ死体と言われた私が叫びたいよ。


2005年06月24日(金) 元気具合

ふわふわと
妄想が
止め処なく
浮かんでくる
わたしは
とても元気だ。
  ↑
 アホの見本。

己のヘタレっぷりに泣いても仕方ないんだ。そうやって吐きながらも泣きながらも倒れながらも自殺未遂しながらも屁放きながらもここまでなんとか生きてきたじゃあ無いか。
葛藤
湯治に行きたい結論。
湯治募金中……誰かこの哀れなヘタレバカ精神虚弱肉体虚弱物に何か恵んで?
      あ、妄想一つぶっ込んでくれるだけで元気になれます! 誰か妄想をくれ!
……自分で生めってか、妄想くらいはな! ああん。


2005年06月23日(木) エマージェンシー

何も考えられなかった。



でも今日は「ああ生の櫻井敦司フェロモン浴びたいどうして生のフェロモンを浴びられないの苦しい死ぬ定期的に生のフェロモンを浴びたいよどうしたらいいっていうの死んじゃうよ」と口走りはじめたのでそろそろ復活するでしょう。
バカだねー自分。
バカな自分大好き→自分大好きとかいう自分が大嫌い→結局自分が嫌い→自分が嫌いな自分は好き→自分大好きとかいう人嫌い→エンドレス。
もう少し生産的に物を考えろや。
まじめ生産的に…!!(何も考えられないので原稿が出来ん・涙)

うっかり『後巷説百物語』一番百介切ないところを読んで本気で泣いて本に涙跡を付ける。
恥ずかしいシミです。


2005年06月21日(火) グラフはいつも右肩あがり

有言実行、病院に行ってきました。
前の日から「聴力検査がイヤだよおおお」とうぉんうぉん泣いていた。検査は高いし絶対引っかからないから無駄に終わるし何よりも聴覚に対する普段は漠然と存在して当然だと思っているものの根底から疑う、孤独な作業で、検査中に毎度鬱になるのだ。鬱になって「そもそも耳に聞こえていると思って生活していると思いこんでいるけれども本当に全て聞こえていると言えるのであろうか」と聞こえないものを聞こうとする誤解全て誤解だ! どうしたんだオレは…どうしたんだ人間は…と考えている内に、聞こえているのにボタンを押し忘れたりします。集中力が無い。
今日の検査もやっぱり「これは酷いです」というようなグラフは無かった。基準値内だ。毎度検査結果を覗いて見ているのだが、高音域は病気中でも基準値より高いのだ。低音域はやや低めだが、生まれてはじめて難聴になった時より全然マシ。
「あなたはどうやら耳が良いようだから過敏に反応するんだね」
えー? 自覚無いよ耳がもっと良いならば、私は……私は……(言葉にならない)。
「内リンパ水腫です」
新しく付いた名前に吃驚する私。
多分、メニエールと良い飽きた医師達が、新しく名前を流行らせようとしているんじゃないかと勝手に妄想(内リンパ水腫の一種にメニエールがある、というのが正しいのかな)。
ドクターの説明に対して、どういう仕組みで内リンパ水腫になっているかについては目を輝かせてきいていた私だが、いざ「原因はストレス」と言いはじめたところで意識不明。
しかし。このドクターは今時珍しい、耳鼻科で、全くストレスや自律神経の乱れに興味の無い御仁であった(ネットで調べたら頭部癌が専門だって。そりゃストレスなんかどうでも良いに違いない)。マニュアル通りに「自律神経の乱れが原因と考えられていて、ストレスを感じると(略)」としゃべり出すのだが、問いかけ形式でさえ「言い飽きた…」「どうでもいいし…」という気持ちが端々から伝わってくるやる気の無い、棒読み口調で大変有り難い。胸ぐらを掴む気持ちは一気に萎え、「そうです。もう聞き飽きました」という私の端々から伝える「はあ…そーですかー」も相手に伝わりええ塩梅。
「じゃあ私の方はシンプルな薬を出しておきますね。どのくらいがいいですかね」
ちょっと生き生きする。げんきんな人ね…くす。


処方箋薬局で出された薬は水薬だったのだが。
これが、一昔前に大病を患った人が飲む為に枕元に飾られている瓶に入っているかのように仰々しい。効能も仰々しい。
余りにも仰々しくて吹き出してしまう。
しかも大量で更に私の笑いのツボを刺激してしまう。
「す、すいません。予想以上のものが出てきたもので……」
冷蔵庫に水差し2個分の薬が収まりました。邪魔やで。間違って飲んだら死ぬよー>妹達。
薬剤師さんが「この薬は、飲みにくいというか。甘いというか、苦いというか、酸っぱいというか」というので更にツボる。
飲んだのですか?>薬剤師さん


帰って飲んでみたら本当に甘いというか苦いというか酸っぱいというか、という味だった。
飲んだんだ、味見したんだ、薬剤師さん。


2005年06月20日(月) 助けてください…

助けてください…助けてください……‥何ていうかアアァァ!(叫)
MKさんの日記が激しくツボっている今日この頃です皆様如何お過ごしですか私は瀕死です。


朝早くに起きて一応練習をしてから学校に行こうとして自分を殺したい衝動に駆られる。
・「明日携帯電話で連絡取り合おう!」てメールしたのに携帯電話を忘れた。
・着いて直ぐに合わせでもしようかって言うたのに楽譜コピーすんの忘れた。
・でもって滅茶苦茶慌ててコンビニ行って、繋ぎページを逆さにコピーした。
先生に「何背負ってるの?」と聞かれました。
「罪です」
「何の罪だよー」
「え? 今日も早から色々と…タハッ☆」
ようやく罪Tを着ていったのですが、ツッコミ入れてくれたのは先生一人だけでしたよ? あとはみんなスルー? 新宿でウィンドゥショピング(バーゲンで何買おうかなチェキ)していると、面白いくらいに誰も声をかけてくれません。
そんなに私の罪は端から見ても重たそうですかーーー。
発声練習中も先生から
「性格的に無いものを言うけど、明るく声出して」
と、言われ、いやいやエンドルフィンの一つも出せば一気に明るくなりますぜよ自分と言いたかったのですが歌っている最中なのでしゃべれません。しゃべる前に歌え。
次にフランス歌曲をやったのですがこれもまた陽気な曲。
「じゃあここは先取りして絶叫してみよーう」
と言われたので指示通りに絶叫したら笑われた。
「君さ、男役みたいだよ」
「だって女の子やった事ないですもん。ていうか女の子になりたいの! 女の子!(錯乱) も、可愛い少年! すらやったことないもん! プン!」
「それにしたって立ち姿からしてそりゃないよ…ブフッ。こんな感じだよ」
見せてもらった私の真似は大層雄々しかったです。
そりゃないよ。しかし女らしい立ち方なんかしらないよ。教えて佐藤さん。
次はドイツ語。無駄に大天才アマデウスの魔笛からmoll(短調)の曲。
歌の説明を大まかに意訳しちゃうと「あれだけ愛を誓い合った中なのに何故口を聞いてくれないの? 私の事嫌いになったの? そうなのね! 私の事なんて大嫌いなのね! もう駄目生きていけないわ……死んじゃう!」というような哀しくも美しいメロディにのせた名曲なのですが、あれ、歌ってる人間の勘違いなんだ。本当は相手は「口聞いたら生き返れないぞ」系(黄泉平坂みたいな)になっているので口をきけないだけなんだけど、彼女は口聞いてくれないだけでもう死んじゃえって歌ってる訳。もう棺桶に勝手に足を半分突っ込んだからね! みたいな歌。バーカバーカ。練習するたびに必ず「はー良い曲だー、でも勘違いだけどね☆」と言わずにはいられないという。
マジで瀕死な感じで歌えって言われた。
それもまた面白!(悦)
そのテクをマスターした暁には私の欠点が一つ消えるらしいと聞いて思わず子供のような無垢な瞳で先生を見ました。いや、欠点が消える? あまたある欠点の内、最もフラストレーションが高まる欠点が一つ消える日が来るかもしれない。イヤッターイ!
しかし先生、笑顔でさらっと人が一番言われたくない一言を口にするの上手いね。とても傷つくよアハハウフッグ……。



まあ元気だったのはこの後少しまでで、帰りがけに具合悪くなってそこからはまた屍だ。
テレビ見てたら「今日の健康」で「これらの症状がある方は病院に行ってください」と言われた。
ワァ。でもそれ絶対ストレス性だって言われるんだけどストレス性だって言われるのが一番のストレスになるんだよねえ知ってた? とドクターの胸ぐらを掴みたい衝動に今から駆られているのだがどうしたらいいんだろうな。



Kのように真夜中(今日記書いてる間いきなり)「素振ってくる…」とでもやってストレス発散すればいいのかないいのかなアハハ。でも私はいきなり左手逆手持ちれふちーで持って遊んだし……(笑)。


マジでしんどい明日とりあえず病院行こうそうしよう。ストレス性とか言われたらマジでキレよう。
ストレスの目測は大体ついてる気もする。みっともないから日記には書かないけど。
あ、原稿じゃないですよ。こんな状態で書けないの、とか、こんな私でヘタレ原稿なの、とかそういうのはストレッサーです、それは勿論。でも、やっぱり、好きなことはしたい。


2005年06月19日(日) 目覚ましは食い物話

日曜日の仕事程、憂鬱な気持ちにさせられるものはありません。
電車に乗るまでの道も歩行者天国になり、駅を降りてからの道も歩行者天国になるのです。
携帯電話の写メに「天国 開始」という謎の写真があります。
よじれた頭の私の産物です。
基本的に屍になっていた私ですが、食べ物の話をされると俄然起きあがります。後、旅。脳内でトリップしないと生きていけないよ。ママン……僕もう疲れちゃった。←口癖。
食べ物の好きなお兄ちゃんとお姉ちゃんがいて、延々どこの何が美味しいかっていう話をしていた。
オーナー来てもまた食べ物の話を。
誰にきいても全員がマルコリーニのパフェは絶品だっていうんだけど、畜生!
思わずオーナーに「ずるい!」と叫んでしまった。
だってもう場所も克明に説明できる程に行く気満々でいるっていうのに、行く暇が無いんだもの(昼休みっていうのが無い)。
食べ物好きの兄ちゃん(ずっと「ダメだ…今すぐしょうろんぽーが食べたい」と言い続けていた)が、パフェの説明中に言葉を失っていた。「何から何まで全てが美味すぎて…ていうか…も、食べて!」て言うた。絶対食うたる。


本気で心にゆとりがなくなってきたのでしょうか。私にゆとり教育を施して下さい。
今、意味もなくエスケープキーを押した。
どこかにエスケープしたいのです。


2005年06月18日(土) 人のコロコロ鞄を笑うな

今月の朱雀会では『愛がなくても(以下略)』のお店を食べに行こう企画です。
先に言うと、たらふく食べましたが。前日までは本当に胃痛だった。けど悩むのを意図的にやめるよう心がけたら割と治ったみたい。
悩んでも仕方が無いのになー。どうして悩んじゃうんだろうなー。バカだよなー。
と電車の中で悩む自分のバカさ加減に悩んでいたら電車で本も読まずに駅に到着しました。
あ、悩んでんじゃん。大した悩みじゃないので胃も落ち着いてますとも。
到着早々、カート軍団に私のカートを指さして笑われたんですが、酷いよ、みんなも凄い荷物じゃないの!(重たそうな!)
「駅から近くで無いと、荷物が重いもの」という訳で比較的駅から近そうな14話のお店へ。
前日からずっとユーリンチー! と叫び続け胃薬を飲んで復帰をしようと意気込んでいる私はメニューも見ずにユーリンチーと叫び、それぞれが各々好きな食べたいものを叫びあい、ガモ子に至っては「水餃子水餃子水餃子ー」と連呼したのがトイレまで聞こえる程の声でオーダーをかますという恥ずかしい事をあいかわらずやっているというのっけから五月蠅い集団。
五月蠅い集団だが料理が来ると沈黙する。
食べ物が消えるとまたしゃべる。愛を叫ぶ。
広東麺を食べ忘れた気がしなくもないけれども麺類も食べました。全部美味かった。味付けがしっかりしている。味が濃厚なんだけれども、濃いという訳ではなく「うちの店の味はこれ」という方針のもと、きっちりした味で出してきます。後味が良いというより、つかみはオッケー!! という味かな。でも、濃厚な味だけど後味がくどいものが一つもありません。一品一品がとにかくしっかりした味なんだな。
個室だったので、食事が落ち着くとバーレーン土産のあやしい乾物(持ってきた本人も食べた全員も何なのかが分からない)が出る。食べる。分からん。
ニューヨーク土産は食べ物ではないのでガシガシもらっておきます。テーブルでミニカーが走っていた(走らせた子は勿論ガモ子)。
追加のオーダーを頼む頃(本に載ってないもんも頼もうぜ!てな)にはお店のお兄さんに向かってバーレーンのお土産を食べさせていました。
だって彼面白いんだもん。荷物が足に当たっちゃうたびに
「ごめんなさい。大切なお荷物を…」
て言うのだもの(その度にものすごい「そんなことはないんですよ!」「ある意味大切?」「ギャー!」とか反応返ってくるからな…)。
ノリの良い彼ならばきっとこの謎の食べ物でも臆さず食べてくれると差し出してみたら、本当に食べてくれた。やや挙動不審になりながらも、大丈夫かなとビビりながらも……。彼はいい人だ。
挙げ句、デザート(チャイのアイス美味かったなー)の後に私が取り出したバター飴も差し出してみたら食べた!
バター飴は魚住君シリーズという訳で買ったので、やったるか? やったるど? てな具合で一触即発(うそーん)だったのだが、彼が食べて去っていったところでリーサルウェポンクロエが言う。
「下から男をもう一人呼んでやってきてもらおう」
違うよそれ! 直ぐにそんな鬼な事を思いつくなんて、矢張り恐ろしい子!(白目)
オチは「下で「え、ずるいよお前だけバター飴」と今やってる最中だ!」と落ち着いた。
今気付いたけど、明後日辺りからクロエ宅に遊びに行ってやろうと会話していたのだけれども原稿どうするのよ私……。えーんえーんぐすんぐすんひっくひっく。
しかし人数も多くてもの凄くはしゃいで騒いでしゃべっているけれども気付けば会話はいくつかに分断されているので半分以上の情報は聞き逃してるんだろうなあ。
オーダーが全てやってきてから恒例の本の交換をした。
誰かが「市? たたき売りみたいよ?」と言っていた気がする。
味も良いが、お店の感じがとても良かった。というと味がどうでも良いみたいだな。まずは味ありきですよ。美味しくて、感じが良い店。値段もお手頃ですが、大人数で行った方がたくさん頼めて楽しいだろうな(取り分けるのが大変だったけど)。食べたもの全部記そうとしていると忘れていたものが出てきてキャー! となりそうなのでやめます。


店を出て2分。
道端で悲鳴を上げるおなご衆。
「あれ……あれを見て!」
「あんな時間までやってるケーキ屋さん」
「え? し か も お と こ 二 人…」
横断歩道を渡ろうと言っている間に信号の無い道を勝手に渡ってました。
本能に(妄想に)忠実だよね、淡々と勢いよくね。
いやマジでヤバかった。シフォンケーキをお土産に買っていったのだが、レジのお兄ちゃんが可愛かった。暮さんとクロエさんが「ここでバイト……」と煩悶していたのだが、出来るだけ彼らだけの世界を見ていたい(見に行くの?>自分)ので、女子は入るな!
そこから徒歩3分、今度はハチクロの「ダンディハウスワダ」としか思えない店を発見。
「看板が…そっくりですよ…?」「確かパイプくわえてたよね」「ええ、パイプくわえてしまえばこれはダンディハウスワダですよ」
なんて楽しい駅なんだ…ここ…ドリームワールドか?


2005年06月17日(金) いっかいやすみ

起きたら本格的に胃が弱ってしまっていたので今日はもう悩むのをやめる。
九割九分九厘空転している思考回路だというのは分かっているので、回転をやめてしまえばいいのだ。
あ? やめられるのになんで悩むのかって?
多分悩むのが好きだからだろう。
体壊してまで悩むのが大好きなんだ。
でも、悩むのより、食べるのが好きだから。
胃はカンベンってことで。

胃を駄目にした場合ロベルトからフランツに乗り換えるのが最高の処方箋なのを夜思い出した。
じゃ、明日からチェンジで。

いやでも原稿は悩んだ方が(あ、ループしてきた)。
断ち切ります。
では!


2005年06月16日(木) 明日はせめて空を見よう

今日も天気を知りません。気合い入れて見たのは楽譜とこのパソコンの画面と、30分間息抜きでやった無双くらいだ。
あとは御飯作る時に野菜と肉と鍋とフライパンと包丁とまな板ね。けっこうあるじゃん(違)。


いつまでもKが家に居る気配がするので、部屋の扉をノック。
「ハァーイ! これから八つ当たりをします。おいこらてめえ、人が譜読みしてイライラしてんだから家から出ていきやがれ。私がもうどうしようもなく弾けて弾けてブリリアントで素晴らしい演奏で、聞いてほしくて仕方が無い時ならいくらでも家にいてもいいだろう。だがしかしそんな日は来ないんだ、さっさと学校行け、行きやがれ! 私は機を織る鶴なのよ! 見ないで聞かないで!」
最後の方がやや意味不明です。最初から意味不明か。
学校行くだけだっつーのに足の指の毛を抜いたり、通りすがる度に洋服が替わっていたりと、私には彼女のような人間が理解出来ません。
学校に行くのに何故洋服を選んだりする心のゆとりがあるのか。在学中からずっと謎だったのだが未だ解けず。

いつまでも北海道話で浮かれて、一人でチーズを貪り食って、ピロもKもチーズが嫌いなのを分かっているからこそ「これマジうめえよ、食ってみな」とか言ったり何かと北海道の話をしていたら、そういえば君たち二人は修学旅行で北海道行っているんだよね、というオチ。生まれてはじめてだったのは一番上の姉だけだったとさ。めでたしめでたし。
K:「あっしなんてさー、丁度合間じゃったけえ、中高両方北海道じゃったんよ、バリ冴え〜ん」
ピロ:「何それ自慢? 両方北海道だったって自慢?」
私は最近仲介役に徹するようにしています。
楽だから。
「ちょっとやめなよ、いがみ合うの。そんな、中高両方の修学旅行に行ってない私の前でやめて!」
思った以上に哀れみの沈黙になりました。
私が想定していたのは
「そうだよね、それよりゃマシだよね」
程度の反応だったんですが、そんなに哀れか、わし。
修学旅行に行けなかったことよりも譜読みと原稿という、自分を見つめる作業のコンボで具合悪くなりそうだ。
指を鳴らしたらうっかり腱鞘炎になった。指の付け根の腱が外れてるんですよ。
まあ、この程度なら生きていけるさ。


2005年06月15日(水) 修正

酔っぱらって書き殴った日記だったので書き換える事にします。
椎名さんとこの日記を受けて、ふと
「あー、そんな人はどうせ誰かのところにヘイコラ金の無心してるんだからほっといてあげなさい」と自分の体験談と重ね合わせました。
どこの世界にも名乗らない人はいるんだな。
ヘルベルト(指揮者)もそういえば名乗らずにタクシーに乗って「うちまで」と言い切って、運転手に「は?」と言われたとか、逸話となって流れている。まったく私の人生に関係無いのでゲラゲラ笑って終わりだったのだが、その昔私も働いている最中に、椎名さんとよく似た体験をした。
バブルを味わい尽くした人間ってどうして自分の設定が全てに高いんだろう?
あ、ちなみに私は
「失礼ですがお名前お伺いしてもよろしいでしょうか?」
と言ったところ
「○○出せっつっとんのが分からんのかゴルァ!」
と電話越しで怒鳴られたんですけどね。
アッハッハアッハッハ!
そんな人とは顔見知りにもなりたくないわ、と思ってまあワンパスです。
こないだその御人からまたお電話を頂きました。
誰この人? というくらい丁寧な口調で、お金を送って欲しいとの旨をお伝えしたいんだそうなそれは一応手紙を送ったんだけど受け取ってもらって読んで頂いているでしょうかっていう何こないだてやんでえべらんめえ口調だったけど関西の人だったのアッハッハアッハッハ! やめてよこっちは仕事中で顔は淡々としてないといけないのに腹だけよじれちゃってんだけど何それすげえダサいよ武士は食わねど高楊枝、ゲイジュツやってりゃ威張りちらしても金に困ったら直ぐに泣きつける体勢でそれでカッコついてるつもりなのギャハハハハ!
結局その一時間だけで手をかえ品をかえ3回程電話に着信があって、ようやくオーナーが帰ってきたので
「あー、オーナー、○○の○○先生からお電話です」
とニンマリしながら繋ぐ。
電話切って二人でゲッラゲラですわい。
「まあこうやって笑えるようになったのもつい最近やで」
10年やってやっとですって。
私にゃ無理だで。
オーナーの携帯電話の着信履歴がその御人からの着信だけで埋め尽くされていた。
ヘー、高い品ばかり売ってらっしゃるのにねえ。
高々その程度のお金が入らないと具合が悪くなってしまわれるのねえ。マアたいへーん。くす。



これで結構毒素を薄めて文字にしているのだから、普段働いている最中の私は相当毒素を振りまいているのかもしれないな。
普段、当たり前のように毒素振りまいていたみたいで、気が付かなかった。


2005年06月14日(火) 計画通りうまく運ぶ訳はない

予定通りいかない番狂わせ〜♪
面白い! ハンッ! 
予定が狂うのはオレじゃない! 妹達の体重だ!
全て、汝の意志であることに、間違いはないか?>妹達。
後で体重計に乗って後悔しろ! してしまえ! 脂肪に向かって「どこかでお会いしたことがありますけど…」とでも言え! 最後のダンスはオレのものだ(足をくじいている今現在)。
妹達がレーズンが嫌いだった筈とホクホク自分用に六花亭のバターサンド買ったのに二人ともバターサンドが好きでやんの! ギャー! 食われちまってるー! ムッギョー! 歌ってる場合じゃねえと思いつつ窓が開いているのにずっと鼻歌を歌う真夜中ギャハハ(錯乱)。
あと原稿も全然進んでませんわ。14日っつったら六月半分くらいじゃねえか、え? あん? 一つ終わってる筈なんだよおい、終わってないどころか片方の資料も揃ってねえよ正気に返りたくねえ。


通りすがりの人を捕まえて「日記って毎日更新しなきゃダメ? ねえ?」とか、誰も読んでねえよこんな日記なんてよー、という思いとが0.5秒おきにやってくる、文字切れエンプティな今のわたくしです。
道化師Aだ。
誰もお前を 気にしちゃいないさ
ただ俺だけが 殺したい程愛している


2005年06月13日(月) 古書といふ魔物

何を旅先でも魘されているのか一時間しか眠れず、しかしもう既に苦悩しながら書く作業が出来る体力も精神力も使い果たしてしまって、朝までぼんやりするしかない。
少し仮眠を取っておこうと日が昇ってからうとうとし、目が覚めたらチェックアウト30分前だった。
目覚まし機能できうちんの声を入れておいたのだが、一分間彼に言われ続けてしまってそれでも爆睡していたらしい。それよりも頼りになるのが体内時計のようだ(うそー!>自分)。
まだ食べていない北海の食べ物は無いだろうかと昼食で「にしん」を発見する。
にしんは私の中で勝手に絶滅危惧種に認定されており(数の子食べてるのにアホだな)にしんという魚を見たことが無かったのだ。
うきうき頼んでみたら、余りにも普通過ぎる味の大きな魚が出てくる。
「にしん。普通だ……」
にしんファンタジーを勝手に抱き、にしんの味にファンタスティックなものを想像していた私はショックのあまり友人にメールを送ったら「ああ。私は普通すぎるから食べないよ」と返信された。
度肝を抜く大きさのにしんでしたが、気にせず食べました。海は違えど海育ち、骨の多い魚でもちゃっちゃと骨をどけて食べられます。
ジンギスカン食べ忘れたけど、まあいいや。もろこしも食べ忘れたけど、まあいいや。
……よくなーい! いつかリベンジ!
今日も天気良く、パソコンもロッカーに入れてしまい、もうこれ以上悩んでは何もかもが破壊衝動に向かってしまう(7000字程度をデリートしてしまうな)と、リフレッシュしようと散歩に出かけました。
北大に行こうかな、と思う。その前に、ご当地ならではの古書店を探している。
「大学あるところに古書店あり」
確信を持って歩くと、本当に素敵な古書店を発見。錯乱して佐藤さんにメールを送ってみたり。
昔神保町で見たとある有名な初版本が、相場よりも200円安い、良心的な古書店。大きな大学の近くにあるのもあり、ジャンルは問わずに色んな本が、丁度良い配置で置かれている。
嗚呼、私が見てみたかったのは、これに近いのかも知れない……!! ジャスト「これが!」というのは怖いですから。一時間以上上から下まで何を見ていたのか覚えていないくらいに夢中で古書の海に浸りました。
いけない! これは海では無く沼なのだ。底なしの恐ろしい古書の魔界。
北海道の古書店はアイヌ文化の本が充実しまくっていて、恐ろしいです。
手、手をつけたらいかんよ? 明らかに量が多すぎて気付けば危険な世界にいるよ?


正気を取り戻して、外の空気を吸い、北大構内に入る。
白詰草やタンポポが咲き、新緑も眩しい校舎。芝生の上に寝ころんだりしながらテキストを開く大学生達。ベンチでパソコンを広げている、先生ぽい人達。
構内に川が流れているような大学の奥まで歩き倒して見学してみたいと思ったところで、いきなり捻挫が悪化。
い、痛いです。
どこで休むかってそれは図書館です。
まるで少女漫画の絵に出てくるかのような、理想の図書館館内と自習スペースに驚きつつ、中に入れてもらって速効本を選んで読んだり、しかめ面で勉強したりしてました。
何やってんだろ……。ベトベンの四和音がどうのこうのって……難しいようえーんえーん。ちなみに友人とベトベンの話をしていたら、友人は「あいつマジでダメだな」と、まるでシャツが半分だけ出ているマダオに向かって言う口調で言った。いつベトベンと知り合いになったんだ、お前。確かにマジでダメなオヤジだった臭するけどねえ。
足の痛みがやや引いたので即刻古書店へ引き返す。
3階にまた別のタイプの古書店があって、拘りがあってとても良かったし、品揃えの趣味も私が読みたい本と似通ってはいたのですが。
古書店店主が本を愛しすぎるあまりに、値段が妥当とは思えない高さだったので買うのやめました。どうも好みが似ているらしく、欲しい本に限ってちょっと高値設定なんだよね…(苦笑)。新古本までが、ハトロン紙に包まれているからといって高いのはなあ…。白本じゃなくて、黒本でもなく灰本ぽいのまでが高いのがなあ。まあ、全部初版なので、初版好きにはたまらないかもしれないんだけど……、売る気が無さそう……。独占欲強いなあ(にんまり)。
古書店店主、そんなに売りたく無いならばずっとハトロン紙に包む作業に勤しんで目録作りに勤しめばいい(というような古書店も好きなのですよね……結局はね……)。
やっぱり一階が好きだああああ! と時間が無くなってきているにも拘わらず再度舐めるように古書店に居座る。ちゃんと生原稿も飾ってあるし、記念切符も飾ってあるし、アイヌ関係も充実しまくっているし値段はガラスケースに入っている類以外は良心的かつ雑本も捨てずに安値で売るところも愛します。
私が、一冊の『江戸年中行事』という題名の本に惹かれて、箱から出そうと頑張ったのだが、意固地な本が出てきてくれず苦しんでいたら、お店の人が二人がかりで(笑)出してくれる。
大正時代に書かれた、うっかり木版刷りじゃないのかという味のある文語体と口語体の混じった江戸文化の紹介の本。
た、たたたたたまんない……! ハトロン紙に包まれた箱入り娘もとい箱入り本でめっちゃ綺麗だし、大正時代の本なのに「御意見書」(←今でいうとノベルス等に挟まれているアンケートハガキ?)みたいな紙までが大切に保管されている。
欲しい。欲しいけれど4500円。買えなくは無い。だがしかしこれを買ってしまったら、私は古書の魔物に魅せられ、身を滅ぼしていく道を辿ってしまうのだろう。
此処に、線が引かれている。私にはこの線を越える勇気が無い(勇気じゃなくて金だよ。金と置き場所だよ)。
10分以上本棚の前で懊悩し、諦めて箱に収め直していると涙が出てきた。
旦那がいる相手に惚れたはいいが自分に自信が無くて相手に手を出せない男、といったところか……。
1150円で2冊買って(うち1冊が50円だったし)、未練たらしくカウンターの横に置いてあった北海道の古書連盟(ニマリ)の目録200円を思わず手に取ってしまったら
「どうぞ。ごらんになって下さい」
と優しいおばさんに言っていただいたので、ガン読み。
余りにも吸い込まれていた姿が哀れだったのか、200円も払えずにお返ししようと思ったら
「どうぞ。差し上げますから」
と。頂いてしまったよ目録を! 
浮かれていいですか?


夕方にまた友人と待ち合わせ場所で一人、目録をニマニマニヤニヤ悦に浸った顔で読みふけってしまった。
友人は既にこんな私に慣れているのか
「ああ、良かったね」みたいなあしらいで、有り難いです。あと、楽譜有り難う。
もう今日にはお別れなので、なんだか寂しくなってしまい、しゃべる話が我ながらブツブツと途切れては意味不明になってみたり、変に会話を繋げようとしてしまったり、ぎこちなくなってしまう。昨日は会わなかった間を全く感じさせない時間の流れだったのに、別れが伴うといきなり自分で自分が分からなくなってしまう。
空港から見える、電車からの北海道の風景は、どこまでも山が見えなくて、圧迫感が無い、良い景色だなとしんみりした。
何処も住むとなれば別なのであろうが。ええ。
空港着いてうっかり浮かれ過ぎてしまい自分用のお土産で死にそうになりました。
西洋風とまではいかなくとも、せめて荷物を上に上げられなくて苦しんでいる人を助けるだけの心は持っていて欲しいな。
私だって、非力だけど、辛そうな人を見かけたら手伝おうとするよ?(メイビメイビメイビ)


ああ、良い古書との出会いをした……(悦)。
原稿頑張るぞー! おーう!(目録に資料が一杯あったの…・照れ)


2005年06月12日(日) トリプルカウンター!(悦)

朝七時までパソコンに向かってました。六時に眠ろうとしたのだが、気になって眠れない。
深夜分からない事があってネットサーフィンをしたり、唐突にメッセで訊ね事をしたり相変わらず人に迷惑をかけながら生きています。
七時開始の朝食バイキングの頃には頭がグルグルして大変になってきていたのでとりあえず一度眠って昼前に起きてまず気になる箇所を直し、それからシャワーを浴びて書けるところまで書いたら空腹でいたたまれなくなったので外出して、コンビニで雑誌を立ち読みしてエナジーを補給して再度パソコンに向かってます。ずっと缶詰になって書き続けるのも居心地がよくてたまりません。
将来、文豪になりたいです(←無謀な夢ですね☆)。

けれど原稿が、起承転結で言うと起までなのが怖い……(ガクガク)。

夕方、友人と待ち合わせしている間にずっと書いた場所の違和感について悶々と考えていたけれども、人と会うと清々しく気が晴れます。
嗚呼、良い天気、良い日々だ。
まずは当初の希望通りにうにいくら、それに甘エビをつけたトリプルカウンター丼を味わいまくってゆっくり食べて、地元の人はガツガツと平らげていくのを羨ましく思う。私は北海の美味を食べられる機会がほとんど無いので一口一口を大切にしてしまうのだが、地元では「毎日どれかは食卓に乗ってるんだもん」と。うおおお、うにかいくらか甘エビが。モフー! ウラヤマシカ!
もたもたと北海美味を味わって、それから散歩しながらワッフル屋へお茶をしに行く。
そこで、時間の感覚がゆったりと流れる中、なーんか面白い話を色々聞いた。
もんどりうって笑った事。
「外国に行った時に出会った人に嘘を教えるの。楽器店の人に「うちのお父さんは忍者なんだよ」と言ってみたら「オオウ! オーウ!」と感動されたの。あとは、日本語勉強中の韓国人に「親しい友人間では語尾におじゃるをつけるんだよ、と教えて、疑問型ならおじゃるか? とか。一週間くらい言わせ続けてみた。おはようございますでおじゃる、て」
笑いすぎで涙出ました。
やっぱ現実の方がのだめの世界よりヨジレ度が高いです、この業界。


二人とも睡眠不足なので早めに解散。
別れ際の「パソコン頑張ってね!」
という言葉に、アウチー! パソコンつーかおおまかに括るとパソコンと言えなくもない、けれどもこの違和感はどうしたらいいのだらふ、しかし早く転結に辿り着きたいのは山々だ、と悶々。
しかしもう疲れているのか偶然流れていたドヴォコンを聞いただけで泣いてしまふ。
根を詰めすぎたらしい。


2005年06月11日(土) 最北の地

しをん先生。結局「倒れこんで終わり」というのは神奈川で彼らのトラウマになったのかならなかったのか札幌では全く倒れ込む素振りも見せずに終わりました。


というわけで札幌からおはこんばんちは。
ようやく本州を抜けて北の大地を踏むことが出来ました。
まさかB-Tのライブという理由で札幌の地を踏むとは思ってませんでした。いや、友人に会いたかったのだ!
「ほっかいどうーはでっかいどーう」
と昨日うっかり荷造りもせず眠りそうになっていたら、友達が「君が路頭に迷う姿が見えた」と電話をくれた。予知夢か。当たりそうだぞ、それ。
ものっそい丁寧に札幌の説明をしてもらったら、生まれてはじめて何一つ迷わずに全てにたどり着いた。「人生も路頭に迷っているから平気だよ」と笑っている場合じゃない。
大切なのは事前調査と道を教えてくれる人、だ。
ホテルに無事に着いてすやすやと仮眠をとり、いざ会場へ。
「絶対に歩いていける距離なんだけど、君、絶対迷うから」
うん。でも案内通りに行って地下鉄出口を出たら目の前が会場だった。今までで一番古風な(古い)建物でちょっと動揺した。
しかも札幌は踊りの祭の最中+6月は結婚大シーズン。
栄えている街では結婚式から帰る人々が「何? 今日は何やるの? え? バクチク? なっつかしー」とかほざいているので、20メートルくらい離れたところから「なんだよお前らだって懐かしいとか言ってる時点で昔のバクチク好きだったくせによー」と小さく叫んでみたりした。踊りの祭の人達は踊り終えた達成感で、周囲が全く見えずに晴れ晴れとした表情で歩いている。そして黒い一群。
カオス。
しかし私は本日うっかりビューラーを忘れた都合、化粧をする気が無くなってしまい、ものっそ中途半端な人間が出来上がっている。
あー、先週反省したばっかりなのになあ。
そして札幌のファンは清しかった。熟れた果実(B-T)に清しい水(札幌ファン)が注がれていく。
最初「ユータ!」という絶叫に「お? いきなりユータからくるか」というどよめきはあったのだが(いいじゃん。ユータでもさ。有りじゃん)基本的に、これぞ美しきロックのファンの典型であろうという姿を保っている。
広島っていったい…。
首都圏っていったい…。
広島=濃ゆい。露悪趣味丸出しで変態風味満載をエンジョイ。アンコールのコールは「ウォラ! 出てこんかーい!」的ノリ。
首都圏=完成系。やや淡泊。アンコールは当然だと思っている。
札幌=格好いいロケンロール。アンコールは熱心、ていうか立ち上がってコールしている人もいる。
あっちゃんの「てへ。失敗しちゃった」ヘタレっぽいオーラとか全くありませんでした。ごっさ格好良かった。普通に。何あれ? 演じてたの? 他ではヘタレを演じていたの? 恐ろしい子!(白目)
あっちゃんがしゃべる時もキャー! となった後に「何をしゃべって下さるのかしら」とばかりの沈黙。そして拍手。
新 鮮!!
首都圏では毎度おなじみのデヘヘという笑い、広島では濃く「うおおおしゃべったしゃべったよこいつ!」的どよめきだったのが……。だから彼もカッコつけてしゃべる。面白い。会場と一体化してワンモア会場歌え! その後ちょっと手を動かしただけで会場歌うのやめる、とか凄くロックっぽい。わあ。すごい、ロックみたいだ。
ユータ君が最後去る前に会場の前列と握手していてそれがとてもジェントルマンで感動。
ユータ君が、メンバー紹介で、あっちゃんがしゃべらずに居たら(つかまた今井君と煙草ちょうだいとかそれっぽい会話とその後の仕草をしていた)「あっちゃんがこれから名乗るよ? あっちゃん! ゆって!」という動きを一人で一生懸命にマイムしていた。
あまりの愛らしさに涙が溢れる。
個人的にどうしても見ておきたかったシーンっつーか仕草があって、それは達成されたのですが、はしたないので書きません。はしたないっていうところから読み取れる人だけ読み取って下さい(ごく一部だ)。悦。あたしこれ見る為に札幌来ただよ。は、はしたない。


ライブ終了後、悦りながら待ち合わせ場所で月魚文庫本を読み、けっこう書き換えられている衝撃に悦。
悦ってばっかりですが悦っていいじゃないですか。
文庫も単行本のも良い。両方好き。
愉悦の表情でにまにまと友人が仕事を終えるのを待ち、それから居酒屋へ移動。


北海道って居酒屋でも美味い。居酒屋にホワイトアスパラがある。ライブが終わる時間なのでメニューの目玉の品(美食家の友人お薦めの一品)がけっこう無くなっているのがくせ者。多分祭の人々が食らいつくしたのだろう。うぬう。
敵だ!
明日は決勝戦らしい。くそう、食べられる前に食べてやるぅうう。


明日はうにとかいくらとか北海の魚介を食べる予定。
そういえば友人と会うの2年ぶりだったっけなあ。まったく違和感ねえや。


2005年06月10日(金) ごめんなさい。

とりあえず命日ということでじっくりダウナーな人になっています。
毎年思うに、命日も実ははっきりした日は分かっていなくて、じゃあ目の前で死を見れば私の中で死が入り込んだかというとそうではなかろう、きっといつまでも受け入れられずに、いつまでも私の思い出には居続けるんだろう。
けれども、まわりの人が死んでいって命日が分からないことに慣れていったりするのが老いの一つでもあり、私もいつかその輪のどちらかの中に入るんでしょう。


えと、またコマンドオール+デリートで白紙です。
単なる遅筆な人だねえ。しみじみ。
眩暈はおさまってきたけれどもちょっとエンタテイメントに日記を仕上げる気力が無いのです。
ごめんなさい。


2005年06月08日(水) 今日は愉快に

久しぶりに夢を見ずに眠りが終わりました。
こんなに爽やかなのは何時ぶりでしょう。
爽やか過ぎて朝からヨーグルトを食べるなど、普通の人ぶったら即刻お腹痛くなりました。
正直、三日前に「あやしい味がするなあ」と思いつつ食べたベーコンを食べて以来腹の具合があまりよくないのですが、知らない振りをしてやり過ごしています。足に貼った湿布の所為かな。何かあると直ぐに捻挫の所為にするのに限界があるな、とは分かっています。
けれど体調はいい筈だ。
何故ならば最近虫に刺されるようになったから。
その昔は虫に刺されないのが自慢だったのです。それが最近やたらと虫に刺される。
クォノヤロゼッテエミナゴロシ!
と息巻いていたら、Kから「健康なんじゃん?」と言われて、いっきに博愛主義になりそうですが、そうは問屋が卸しません(私の心には問屋があるらしい)。基本はミナゴロシで。ピロに「一寸の虫にも五分の魂」と言われて吃驚したのですけれども。なにそれ? 諺をいきなり出してきたと思ったらいきなり一寸の虫にも五分の魂だ?
ふざけんじゃねえよ! ケッ。


今日は陽気におかしくなっていたので、昼過ぎに携帯電話をいじくりだしてしまって、いつの間にか携帯電話がしゃべりだしていました。
仕事中ですが誰もいないです。
体が正直者なので、退屈だからといってしゃべりたがり屋さんのおしゃべりに付き合っていたら本気で耳鳴りがしてきたのです。オッサン、話が長い(滞在時間長い)から下のお店の人が心配して見に来てくれたじゃんよー。
だからストレス発散☆て…ねえ…きうちんの声は家に帰っても再生不可能だよ?>自分。使用する場面なんかないと思うの、あの声。
何がしたいのかサッパリ分からないのですが「ケータイがしゃべったー☆」と言ってははしゃぐ自分には半分ママの血が流れているんだなあと気付きました。
苦心惨憺の果てに母の姿が見えるのか。うーん。そゆ時はあっちゃんのお歌でも歌うがいいよ、己。
雨の日も楽しいみたいなのも無料で落とせたので落としたのですが、「も」じゃなくて「が」がいいな。「雨の日は無能日和で楽しいよっ」てな。しかし落とした台詞達の字面がキモい。


昨日夜半に読んだ漫画についてKが語り出して余計おかしな家になっているのですが(まだ5巻までだから色々大丈夫なのだが…は? 何が…?)。
「あの、なんだっけ? 神奈川の。モデルになった学校っていうのがあってさ」
「ああ。R海ですか」
「なんか、その学校が××××っていうらしいんだけど」
「えー。こっちで読んでんのと違うんだねー。字面で判断すんなってことか」
「うちのサークルにその学校の部長だったっていうすっっっっっごい上手い、漫画レベル?」
「え? あ り え な い!!! 正気に返れ!」
「あ、うん。流石にそれは無い……無いけど……うん。全国制覇を二年制覇してて、ていうところの部長だったんだって」
「ていうか部長だったんですか。えーえーえー。正直あの漫画の面子には君の大学には行って欲しくないですよ。むしろデスノ方向でやってほしいッス」
「あー。それもあり。そんな感じかも」
「ありなのか! 有りかもな! いかんせん愛読書が五輪書だし! 風林火山ですしね、副部長が。部長はなんだろなー」
「ん? なにそれ?」
「はやきことかぜのごとしー」
何か私の中で新しい妄想が生まれました、妹よ。姉はまだまだまだまだ浅い場所に居るので、妄想三千世界に引き入れるような発言はしないでおくれたまえ。

一般人がうっかり口走る一言って面白いな……。サークルにモデルがいるだってアハハアハハアハハハハ!(錯乱)


2005年06月07日(火) そしてまた白紙

コマンドオール+デリートはとても危険なボタン。
そのうちこのボタンが爆弾になる気がするけれども、今のところは気にせずに何度も消していけばいい。
ウフフアハハ。


私が起きたら何故か朝なのに電気が付けられまくっていて、冷凍マグロになりきったKの姿が見えた。
電気くらい消して寝ろよ、とイラついていたら、リビングに、置いてなかった場所に、漫画が移動。
「あー、これか。これの所為か」
なんかニンマリ。
外は今日も工事中ですが、今日は家に居ないからいいか。騒音のある場所から逃げてしまえばいいのだ。



精神状態が激しくマズいんですがどうしよう。
足に貼った湿布薬の所為だと良いのだが。


2005年06月06日(月) 休日か

Kと二人で深夜ずっとテレビ東京で全仏オープンテニスの男子決勝を観ている。
その後、まあ原稿に取りかかっていたら寝付けなくなった。
寝付けるか。くそう駄文だぜ。
自分の駄文にうなされて朝を迎える。
眠たくて昼間に布団に入れば外が工事中でド五月蠅く、ブチキレていたらピロが「風邪っぽーい」とのそりと起きてきてつられるようにしてKも起きてくる。
……君ら、学校は?
頼むから一人にしておいて欲しい駄文日和である。
ピアノに触れていると眠たさ倍増だろうと思いきや、それでも工事の音が五月蠅くて寝付けない。
家の中でクダを巻いていたら
「駄目だよー。ちゃんと布団叩いて攻撃しないとー」
とヨレたピロに言われたが、なんかそれは違うよ。やっちゃ駄目な事だよ。

夕方からKが珍しく晩ご飯を作ると息巻いていたのだが、みず菜じゃなくてほうれん草を買おうと思ったら小松菜であった、とか、豆腐の水切りってなあに? とか塩もみって? とか色々大変だった。
ピロが横でアボガドを2個分練っていたので「てめえは脂分をそんなに取ってどうする気だ。家族全員丸々させる気か」と問いただしたらキャハ☆て笑っていた。アボガドにマヨネーズって危険な食べ物だと思うのだが。
Kが晩ご飯を作り終えた頃には何故だかピロも、工事が終わったので騒音が無くなった私も寝付いてしまっていて、私とピロが起きたらKがいなくなっていた。
何処に行ったのかは教えてくれなかったのだが。



一日中家に人がいたので思わず「ひきこもりたい」と呟いたら、Kに「えーどこに?」と言われたんだが。
静かなところに行きたいんだよ誰もいなくてシーンとしていて、それでいて自分だけの場所!
とは言わずに「いい……いいよ、もう」と言った。
弱ってる。


2005年06月05日(日) 公害

捻挫などきちんとしたのがはじめてなので、どうにも対処の仕方が分からずに日がな眠ってます。
こ、心の闇が、心の闇が私を巣喰っていくよ……。
原稿にはまだ手を付けず、調べ物をしては結局更に煮詰まったところが分からなくなって人にメールを出し始めました。
そろそろ、分かんないと速効メールする悪癖が出てくると思う。
公害だ公害。ヲタクという名の公害が浸食してくるよー。
・音楽やってる
・ヲタク
・弱い
この三重苦を乗り越えるにはどうしたらいいのか…。
え? お母さん? そう安易に音楽捨てろっていうの、やめて? ね? 金をかけたのはあなた達よ? そのお金をパァ?
ママンはパパとデートだったのが人混みによりキャンセルーキャッキャとはしゃいでいました。
何があっても嬉しいお年頃なのだろうか?
デートではしゃいでんじゃなくてキャンセルになってはしゃいで娘に報告するのってどうかと思うの、見合いの話の進行具合の報告と一緒にそれですか御母様。
ヲタクの方を見逃していていいのかな…アハハアハハ。


家で根しばいていたら夕方、オーナーから「鍵閉めた?」という電話がありました。
えー!!??


2005年06月04日(土) テンションをあげておくれ

ここのところ眩暈吐き気頭痛で倒れて、それを忘れて動いたら足元が間違った位置に着地して家の中で足をくじいた。
そりゃ散らかっているけれども、何も無い場所で思い切り転けましたわお。水もこぼしていたりして何かおかしいなと思ったらそりゃ回っているからか。回る回る世界が回る。

痛い足を引きずってでも行くのがライブです。
多分これ仕事だったら「病院行ってきまーす」と元気満々に病院行ってるんでしょうけど。
最寄り駅についたら、「ライブですよね?」みたいな感じでタクシーを見知らぬ人と一緒に乗ることになった。
着いて、みき姉さんに
「匂いしない洋服にしたつもりなんですけど駄目ですか」
と問うてみたら
「駄目ですね。にじみ出てます」
と言われた。
駄目アルカ? 王子『蝶狩り』おめでとう記念シャンハイタンシャツは駄目か?
単に足をくじいてテンション低かったので黒づくめにする気合いが無くて下駄履くしか無かったから下駄履いてたりちょっと洋服に気合いが無かったのがいけなかったのか。
「半端に滲ませてしまうくらいなら徹底的にコスった方がマシ!!」
自分に対して駄目出しをする。
半端に滲んでる人って一番痛々しいわい。
そういえば自分が弾いた場所を巡るシリーズ2番目だったのですが、なんかライブのテンションが低め? じゃねえのか? コルァ? と思っていたら終わりました。そういえばクラシックでは音響が良いとか言われているホールな割に意外とフツーな音響だったあのホール、ライブの場合は目の前に片側爆音スピーカーでもややマイルドになる程度だなあ。無駄に音響が良いらしく雑音が出ないから余計にスピーカーが爆音になっている気がしなくもない。
しかも二階一番前の席は座って下さいってどゆこと? ねんざしてるから座ってもいいと最初は思ったけど、ノリが下がるわいテンションが下がるわいもうイヤやわー。立たせてくれやー。誰がダイブするかっちゅーの。でもねんざが悪化しなくて済んだかな。
ようやく喉に脂が乗ってきた感のヴォーカル(というと必ず「遅いっちゅーねん」とツッコミ入れられます)。ようやく肩の力が抜けてきた感(以下全略)。
しかしお衣装はタキシード。
窮屈そうにしてると思ったら、直ぐ脱ぐな! いっしょよいしょとシャツを中に入れるな可愛いからちくしょう。帽子を被って前に乗り込んだは良いけど落としそうになって慌てて拾ったりとかかわい(以下略)。ユータ君は可愛すぎですね。あの愛らしさは奇跡です。大切にしよう。
しかし大概が落ち着いた大人になってしまっていたヴォーカルだったので、しゃべらねえ。メンバー紹介くらいか。メンバー紹介にも慣れたっぽいね、一ヶ月。
こう、はじまる前にブツブツとみきさんと二人で「しをん先生は来てるかな」「来てるといいね」
「しをん先生ー!!」と余所に向かって叫んでました。白紙だ……。
明らかに濃密な露悪趣味が減り、淡泊なライブになってしまっていたので、来週の北のファンの熱さに賭けます。
とりあえず北を買っておいてよかったよ。これで終わりじゃオレは不完全燃焼だ。
いや、ちゃんとフェロモンは浴びましたけどね。寝技をメンバーが全員放置するっていうのは案外はじめて見たかもしれん。
最後、彼は力尽きて終わりました(注:演出)。
いい力尽きであった(美味)。ごちそうさま。


終わって電車乗ってしばらくまつたりしていたらどんどこ空腹になって渋谷に到着の頃は完全な空きっ腹が出来上がってしまっているけれども夜はもう遅く、何故かセンター街に入ってみた。
私がペンネやらリゾットやらかっ込んで、二人で「ちょっと黒々しい最近…」と呟いているような感じで声を潜めようと思っていたら隣の女の子達が、ツッコミどころ満載なおしゃべりをかましていて、
渋谷っていう街は一体何の話題で声をひそめて、何の話題ならおおっぴらにしゃべれるのかな? とすごく疑問に思った。
のをお店から出て、みきさんとあらためてツッコミ入れたらスッキリした。
半端な夢を見るよりはまずは目の前から実行してしまう脳内幸せの不実行の方が案外幸せだ。
資金一千万円要らないしな!←笑いのツボにハマっている。



帰りがけに雨上がりのツルッツル地下鉄みちを歩いていたらまた転びかけてねんざが悪化したっぽいのでいい加減Kに「ちょっとねんざが遷ったんだけど〜?」と八つ当たりしておいた。ちゃんとねんざした事なんか無かったので腫れた足に途方に呉れる。


2005年06月01日(水) 何事もまずは体験だ。

静かな場所でひたすら鉛筆でメモを走り書きしていたら、本当に鉛筆で物を書く音だけが響く空間というのが出来上がってフムフムと鉛筆をカッターで削ってみる。
古風なものでね、鉛筆は手で削るが一番です。鉛筆削りは直ぐに短くなる。
体験勉強。



あー。ふぇっちのお犬をちょっと飼い慣らせるようになったかもと思ったんですが(更新はしてないが。これからしようという意志を持てた)、

誰か、誰かMacで二段組にする方法を教えてくれ…!!(当方切実)
Wordに詳しい人でもいい……。【でもいい】なんていう言い方は失礼にあたる。
「出来る」という確信がゼロなのに行動にうつせる程行動力に満ちあふれていないので、出来る保証をくれるのが必須なのですお願いします切実です。
それかデータで受け取って下さいと言いたいのだがそれでは独り立ち出来んぞ。
なにの独り立ちかな。アハハハハアハハアハハアハ←壊れて誤魔化す。


今日は仕事の終わり際、私のヘタレっぷりがオーナーのツボにハマったらしくえらい笑われましたが、それって笑って済まされるのだろうか。
まあ、明日しっかりした人が全部やり直すんだそうな。
え? 凹んでないよ。全然凹んで無い(いや寧ろ凹めよ)。凹んでたら妄想が止まっちゃうもの。
ただでさえ何もないのに誰もが飼ってる心の闇が毎日毎日ナイトメアアフターで闇が膨れあがって朝からダークネスで大変だっていうのにサ☆
今日の夢は(彼岸と此岸を渡ってきて☆笑って言われる夢。何故…死ぬのかな、わし)流石に立ち直りに30分かかっちゃったYO! 朝っぱらから泣いちゃったじゃないか! 私の心の闇のバカ★

枕に呪符が入ってる気がしてきた(ノロイーゼ)。


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