こんにちは。
あたし、カッカ。
ちょっと内気だけど、ごくごく普通の女の子。
今まで、合コンとかも、誘われたことすらなくって、
ちょっぴり恥ずかしい☆
一度は、
行ってみたい！
て思ってるんだけど、
誰も誘ってくれなかったの。
でもね☆
今日、
後輩が、
遊ぼうって誘ってくれて、
行ってみたら。
・東大院
・ハーバード卒社会人（会社売ったり買ったりしているらしい）
・金融庁勤務
の男の人が居た。
これって合コンっていうのでいいんだよね？
合コンを辞書で引いてみたの。
合同コンパの略。
コンパって？
親睦会だった。
うーん。
親睦会って言われても……。
カッカにはわかんない。



てーかさー、一次会が安いチェーン店居酒屋で二次会でボーリングでもっていう話を聞いた時には帰ろうかって思った。
ボーリングって……次の日肩痛いし←ヲイ。
普通に「誰だよボーリングって言った人」てツッコミ入れちゃったよーボーリング嫌いビリアード嫌い。
無事ボーリングからは逃れたが。
厭だよ「キャー！　ガーターしちゃったー」て女の子ぶるの。まだ酒の席で黙って座ってる方が猫被れるっつーの。
最初に一次会のお金を微量取られた時点で「帰ろうかなー」とか考える。
後で事情を聞いたら院生はお金が無いっていうことで、院生がお金が無いのはとても納得がいくのでまあいいやとか許そうと心に誓ったが（←どこかで許してないらしい）。
うまい具合に相手だけ潰して、「あ！　終電！」て二次会は完全に食い逃げできました。わーいわーい。
女の子がクラシックマティーニを呑んでいると頑張っている男の人って負けじと倍量呑もうとするから、潰れるんだよね、うふふふふふふ。
でつぶし合いしているのを楽しげにみて、「いや、楽しいから全然平気☆」とか言っていると、威嚇しあってつぶしあって何言っているのかさっぱり分からなくなってくるんだよね。あははははは。



それよか、一緒に来てた女子短大生の、普段コンパニオンしてる子の行動がツボだった。
途中でつまんねーなと判断したら「あ、あたしすいません」て日本語になってないような日本語言って鞄持って消えていったし（笑）。明らかに根がおぼこい（すいませんが中高一貫男子校、それも全寮制となるとより一層偏見も増すっていうか遊び慣れてないんだから頑張っているなあという同情の目でしか見られません……）社会人達を滅多切りにして去っていった一人の十代……。斬られた社会人は「ありえねー！　妹より年下なのに！　オレの妹が合コンとか行ってたらケリ！」て酔って叫んでた。いやでもそういうあんたは何？　つーか根が古風な割にあんたの行動は何？　つーか腋臭臭い←失礼。男尊女卑はいけません。
最終的にはへべれけになって何言っているんだか状態で「はい、あなたのおうちどこですか？　それは何駅ですか？　その駅は何線に乗ればいいんですか？」という状態に陥っていた……。
きっとあなたの妹さんはしっかり者だと思いました。



そして中高一貫男子校は、やっぱり生徒に迫ってくる先生がいたんだそうです。
酒の席でそんなことをしっかり聞き出してそれだけ覚えて帰ってくる腐女子。
いいなあ東大。
腐ネタが案外転がってる。
ゼミの席の背後がフランス人マッチョホモだとか。
ヨーロッパのホモってオープンだよねとか。
ヒッチハイクして乗った運転席のおじさんに「舐めさせて」て迫られた、とか。
だからどうして合コンなのに私はそういう腐ネタを引き出して帰ってきたのかっていう。
そして電話番号メールアドレスは一切公開せず、多分全員私の事マジで「カッカ」と覚えて呼んでいるというこの状態は良いんだろうか……。
後輩よ。
そんなあなたがけっこう好き。
これからもカッカとのつき合いでいきましょう。

オフ会でした。
なんの？　とか野暮な質問は無しで。
凄い久しぶり京さん、はじめまして上総さん、等々、人見知りがさりげなーく（笑）とても激しい私は、淡々を装いつつプチパニック。
登場して早々
「キューティーハニーは？」
という質問攻めにされる。
キューティーハニーで行くから京さんを引き留め…あ、でも京さんはこちちスキーだったよね、ピロがいなくてごめんなさい、というか、この日余りの寒さに、黒尽くし傘まで黒い人（すいません元ビジュアル系行っていたもので…）になって登場。寒さで頭白くなっていたらしい……。そうすると洋服が黒くなる傾向があります。暑さ寒さが度を超すと黒い服着てます。あは。
「あうー今日は寒いし、それに……ほら、京さんはこちちスキーだから！」
「でもおおぶりなのもそれなりに好きよー」
今日も京さんは最初からナイス発言だった。
人数が多いので、適当に揃ったところで時間になった時点でninjaに向かう。
今日は、人数の手違いにより最初からバーのテーブルで、二つに分かれてだったのですが。
入り口からタクちゃんが、外の客待ち係になっている時点でツボ。
外って……一番下っ端の仕事なんじゃ！　今まで小太郎がやっていたような仕事を何故タクちゃんが？　あああ怖いわninjaの世界。
とタクちゃんに「お久しぶりです」と言われてしまう。ヤベッ！
タクちゃんファイト！　これから来るエセコナンさんっていう人が、きっとあなたをバーに呼び戻してくれるから、それまで、この小雨の降りしきる寒い夏の夜の待機を頑張っていてね！
とエセさんも登場。
エセさんは「こんばんは」と普通に挨拶されて「もう来れないー」と頭を抱えていた。二人とも、青龍さんにも挨拶されてしまった（笑）。あいかわらず嘘くさい笑顔で向かえてくれた青龍さん。皆さん覚えてるのね……。
しかも。
バーだから大人ムード漂っている筈なのに、分かれた隣の席の魔性（ガモ子）さんのお子ちゃまオーラがこっちまで漂ってくる。
「うーわ。大人と子供で席分けようね」
「こっち大人席。潰れた人から罰として子供席に移します。子供席の引率の人から、こっちに来たいと牢獄から手を伸ばす囚人のように伸びてきます！　わー引っ張るなー！」
「うおーこっちから出たいよー厭だよー」
「すいませーん!!!（大声）　一番お腹に溜まるものってなんですかぁ?」
一番下の発言が魔性（ガモ子）さんの発言であることは一目瞭然にしておきました。しかも事実です。
食事は子供チームがたくさん食べてました。
大人げない大人チームは、「野菜……野菜の焼ける匂いが…」「肉も……」「ああ肉食べたい」「牛角……」とひもじさを噛み締めてました。
料理が来なかったのだな（キッチン頼むよ！）。
魔性さんは「西蔵を呼べるかどうか賭け！」といい、西蔵とトミーは「あのテーブルに行くのはどっちのテーブルか真剣に話し合い」をしていたらしい。うーん。辛い気持ちは分かるが、金貰って仕事してんだからさー。
気がつくと魔性が席を移動したりしていた。
料理が来ないから。
「うわーお子ちゃまが大人席に来たよ！」
「大人を勉強して来いって言われたんですぅ!!!」
「大人はね、なれば分かるから。勉強するもんじゃないから」
「えー!!!　じゃあいつなれるんですかぁ?」
「うーん。君は一生子供だよ。ていうかなんで揺れてんの？」
「揺れてなんか無いですぅ!!!」
「と言いながら揺れてるよ、ほら」
なんかさー、お誕生日席用意されてて、バーの向こう側と向かい側になってるんだけど、そこに座ると、たまによくＫバーテンの冷たい視線が来てたんだよねー。ハーほんともう行けないかもしれん。
「ほら、お肉来たよ」
魔性（子供）さんは、肉に釣られて消えていきました。食べたらまた来てたけど（笑）。
京さんは、「お久しぶりですー。お久しぶりなので」と手の構えが、胸を抱え込む手になってました。最近テレビでも見ない手の形です（笑）。
デザートを食べ、お腹が満たされないチーム（主張したのは私）はラーメンを食べに行き、帰路を急がなくてはならないチームは駅に行き、なんだか大量にアンナミラーズに向かっていました。
赤坂のアンナミラーズって、昔マニアにウケそうな可愛いおねーちゃんがいたなあ。
ねぎごまラーメンを食して、一瞬「替え玉……」とか考えました。
流石に食べ過ぎだろう。
ていうか一食食べた筈なのに、何故ここまで満たされないんだninja。
やっぱ若が居ないからだろうか。

ママンは昨日「明日は踊るカリビアンを観に行こうね！」と気合い満々だったのに、私が頑張って早起きをした頃には、既に気が変わっていた。
見事な融合を果たした踊るカリビアン、観たかったのに……。さようなら踊る海賊。流石ピロの母。
朝一番で車が混む前にデパートで買い物をしようと意気込んで行ったら、お盆の午前は余り混んでいなかった。
「うーん。お盆くらいはゆっくりさせてくれよー」
というわけで、昼過ぎからやたらと混み始めたが、私は疲労の余り意識を失っていた。
はたと母が気がついて携帯電話を見やると、ピロから「11時に駅に着くんじゃけど向かえに来てくれるぅ？」という甘えたメールが入っていた。5時間経過（笑）。ピロは高校の同級生と泊まりで海に出かけ、そのまま同窓会に行く予定だったのだ。
慌ててママンがピロ携帯に電話をかけたらブリブリ怒っていた。
理由：空腹。
とりあえず、何が何でもそのまま新幹線駅に行くという予定を変更して一度帰宅をすることにした。
戦利品：ツモリチサトの部屋着♪
冷蔵庫から、従兄弟のお土産のシウマイを暖めて食べつつ、御飯が無いとブリブリ怒りつつアイスクリームを食べているピロ。多分最後まで私が東京に帰る日を把握してなかったと思う。
仮眠をすばやく摂って、新幹線に乗り込む。
行きで、新幹線に関する出会い運全てを使い果たしてしまった私。
乗る前にママンとジョークで「練り物の揚げ物いる？」「クッサー！　やっぱ飲み物はビールかね」「うっわー迷惑な乗客」「やめとこーね」という訳で何も持たずに乗ったのに、隣のおばちゃん（名古屋下車二人組）が、ジ○ロックに入った自宅で揚げた海老の揚げ物（大量）をティッシュに広げ、カフェオレを飲み物に親戚の浴衣の話やら宝石の話やら繰り広げる。
絶叫通り越して発狂寸前。
海老とビールなら分かるが何故カフェオレー！
この日あいにくの涼しい天気で、空調は全くついておらず、空気の循環がなされていない為、籠もって籠もってさあ大変。
耐えきれず、席を立つ。
そして携帯電話でやたらと人に「くさいよーくさいよー」と訴えまくる。
いくら行きで美形を拝ませてくれたからって帰りのこの罰は無いでしょう、ジーザス！
なんとも変な新幹線で、なんとか名古屋過ぎて、弁当の匂いの蔓延も去ったのだが（背後がシウマイか何かだった、絶対）、ふとおばちゃん達の居なくなったその向こう側の席を見ると、挙動不審男性を発見。
首にタオルを巻いて、肌が荒れている。過食傾向ではないのかと見る者の目を疑わせるような行動を取る。
乗り込んだ時にファミリーサイズのポテチをひたすら食い（飲み物無し）その後クランキーアーモンドチョコ、マーブルチョコと再現が無い。しかもマーブルチョコもでかいサイズだし。
耳の端に、今でも彼の、マーブルチョコを食す「ボリッボリッ」という厭な音が残っている。
厭な車両に乗ったな……。
次からは自由席で帰ろう……。

朝、ドルビーシステムのある映画館までママンに送ってもらう。
ちなみにひったんは昨日の昼寝に対して、家で「寝るんじゃありません！」と叱られたと報告。
「なんで〜？　昼寝ええじゃんねえ。ひったん、あっしと気が合うねえ」
昼寝を理由に気が合うと主張しまくるママン。ヤツの主軸は昼寝にあると言っても過言ではない。
映画館は盆の影響とレディスデーの影響で混んでおり、初回のチケットは取り損ねてしまったので、次回の指定席（全席指定）を取ってから、時間潰すことにする。
ゲームセンターもどきに行ってみたら、画面の見えないHouse of deadとか音の聞こえない太鼓の名人とか、どうしようもないゲーセンだった。アブノーマル度チェックで、私の方がよりノーマルだったのでいたく満足しました。ざまーみろざまーみろ世間！　アッハッハ！　俺様人生のノーマルだぜ？
普段「あたしって、アブノーマル？　マイノリティ？」と後ろ暗い気持ちで生きているので、人より少しでもノーマルだと異様にはしゃいでしまう。
まだ時間が余ったので、占いのブースを見つけて、二人で占ってもらうことに。
そして友人に流されて私も結婚運を選んでしまう。
結婚願望無いのに、何故だ。
辞書を引きつつ占いをする危うさ満点の占いのおばちゃん曰く。
私はどこを突いても大吉迎春、何もかもから恵まれて何不自由無いんだそうな。
ねえ、それって相談する意味無くない？
「あなたはここが欠点だから直すときっと良くなるわよ」とかそういうのを望んで占いに行くんでしょう？　
しかもさー、どれもこれもが降ってくるくらい恵まれてんのに、こんな私でごめんなさいっていう気分になっちゃったわよー、っったく。
ま、占いって余り信じてないからいいんだけどネ。
むしろ、人から見て、私がそんなに恵まれているように見えるのなら、それはそれでいいのかな、とか。不幸そうに見えるより幸せそうに見える方が良いのかしら、と自分で必死に良い方向に思考を変えてみたり頑張る。
だがひったんの
「確かに恵まれてるって言われたらそれまでだけど、なんか、なーんか違うよね。裏目に出てるっていうか……」
うん。
ええ。
そうなんですけど。
はい。
さ、『踊る大捜査線』を観に行こうね。



『踊る大捜査線』は大層面白かったです。
日本人で良かった！　て思った。
内輪ウケする映画って大切だよ。小さく小さく笑える内輪ネタはハリウッドのどかんぼかん映画には無いもの。ニューヨークに隕石落ちたりしないもの。地球が壊れそうになって海がどっぼんざっぶんしてアメリカが流されて地球ごと滅んだりしないもの。
最初、キャリアグループが階段を降りるシーンで、誰かが転ける為、何度もNGを出す中、真矢だけは一度も転けなかったとか、後に羽根が見えた！　という噂通りの階段のシーンでした。羽根だけで無く、一瞬私は宝塚大劇場の客になった気分だ。カメラだけじゃなく、どこに向けてのその笑顔だ、真矢みき。降りる瞬間、他のみんなはなるべく下を見ないようにしつつ、つい下を見ている中、真矢みきだけは全く下を見なかった。
階段を降りるのは矢張り経験と技術のなせる技だな、と感心しきり。
深津絵里は、肌が白くて白くて、血管が透けて見えました。
美しか。
て、おなごしか見てないのか私は。
「誰かが撃たれないと踊る大捜査線はなりたたないのかな」というひったんの言葉に
「次は室井さんが「青島ぁ！」って青島を庇って撃たれるんだよ」と返しました。
清らかっても腐れ魂。



受験生Kがテンパってきて非常に嬉かです（鬼）。
敵は矢張りS藤さん出身校学生達らしい（とても楽しい争いだ）。
「ありえん！　絶対無理だってライン引いてる向こう側にあの人達はいるんよ！」
絶叫寸前のK。
「あっはっはっはっはっは！　だってそういう人達だもん」
そして深夜、やっとこ重い腰を上げて勉強をはじめたKの部屋へ邪魔しに参上し、
「ねーねー、カント（哲学者）の顔ってさ、（S藤さん出身校）の学生っぽくない？」
「ぎゃはは！　……おねーちゃん偏見はいけんよ！」
「でもさー、っぽいじゃん」
「まあねえ。確かに塾にもおるけど……十把一絡げはいけんよ」
十把一絡げとはこれまた文系な理系志望な発言だな。
「それより、なんでおねーちゃんがそういう人知っとるん？」
「……（墓穴掘ったか）おねーちゃんの四次元ポケット人脈サ☆」
おもむろに倫理の問題を出して誤魔化してみた。
この妹を哲学に向かわせたくて仕方のない姉。

昼前に友達が遊びに来るけどママンは朝からエアロビクスの為に出かけてしまったので、家で待っていたら、11時まで寝ていたということで友人が慌てて電話してきて、それからうちの家のリビングでずーっとずーっとケーブルテレビを見ていた。
同じ中学の同じクラスだったのに、世代の差を感じる。
winkで踊るのは分かるのよ、流行ってたっていう記憶あるし……でもなんか、おかしいよ、お互い。
そして、空腹を訴えまくった頃、ママン帰宅。
異様に芸能人ネタでうちのママンと盛り上がる。
大竹しのぶの子供の名前、とか。あと私が把握出来ないような話ばかりだった。
やっぱり大地の子で盛り上がる。
ママン、ここのところ毎日大地の子を見ているが、見始めた途端に涙出来るという芸当を持つ。
「上川隆也っていうこの人が、こんだけ頑張って中国語やったねえ、と思ったらそれだけでもう……（感極まり）」
泣き所が違うよ、ママン。
昼飯（うどん等、これまたおふくろの味である）を食した後、しばらくケーブルテレビで遊んだ後、ママンが昼寝の時間に入った。話がループしはじめたので、「寝なさい」と命令をしたのだ。
「ひったんも寝てええんよー」
とママンは言って消えた。
「寝ないよー」
と言っていたひったん（友人）だが、Kの理系受験生の部屋に入って二人で
「こ、これは明らかに文系受験生の本棚とデスクだよ！」と仰天しつつ、
「倫理の教科書って面白いねー。青年期の人の事を「マージナルマン（境界人）」て言うんだって」
「マージナルマンって……スパイダーマンと同じっぽいね」
「ねえ。イスラム教が、ムハンマドになってる。マホメドが！」
「勝手にそっちの学会だけで納得して変更するのやめてほしーよねー。ちゃんとこっち（どっちだ）にも報告してほしい」
そうこうしている間に、ひったんは熟睡していた。
私も少し昼寝をして、ひったんが起きると言った時間に起こしに言ったら、金縛りに遭って体が動かないから更に1時間寝てた。
無事にすっきり起きてから、ママンとすっきりして良かった良かったと笑顔。
「つぼ八行って来んさい」
ママンは居酒屋に行きたくて仕方ないお年頃らしく、娘にも薦めてくる。
変な親。



つぼ八に行って2杯目くらいに入った頃、隣の酔っぱらいのオッサンに絡まれる。
元カープファンっていう風貌の人達がサッカーの話に話を咲かせていた。明らかにカープファンな風貌なのに。
「わしん家すぐ近くじゃけぇ来んさい」
「いやあ、私の家もすぐ近くなんで」
あんた、私の事、どこの誰だか知ってナンパしてんの？　という顔はしないでおく。
日焼けした軽いマッチョで子持ちのオッサンだった。
居酒屋でのネタが「カッカ、どうして日当とかの筋肉系ばかしから声がかかるのか。私が好きなのは学者肌オヤジ！」というネタだっただけに、嘆き倍増である。
去り際に子連れオヤジは電話番号を教えてくれた。近場の電話番号なので、きっと電話帳を引けば出てくること間違い無し☆
阿呆め。
しかも私達の伝票を持っていって払ってくれるならまだ考えてやってもいい（偉そう）ものを、私に対する先行投資無し！　許せない。
公言します。
私（とピロ）に対しては先行投資が手っ取り早いです。
餌付けとか餌付けとか餌付けとか（笑）たまに貢ぎ物とか。すぐ懐きます。
まずは先行投資してネ☆
その後、家で酔いを醒ましている間に、『踊る大捜査線』を観に行きたいねええ、とダラダラ言う。
行きたいねー、のまま会話が進まない私達を見かねて、ママンが全部せかして、ママンが全部計画を立ててくれたので、その通りに次の日の計画を進めることにして解散。

早起きは三文の得とは誰が言ったものか、寝坊した所為でブリブリ怒りつつ、1時間で旅の準備まで済ませて高速で新幹線自由席に向けて並ぶこと15分、無事窓側の席にありつく。
最近は帰省ラッシュといえども昔ほどでは無くなっているのか、3分前からおもむろに人が増えてきて、座れないとデッキからの携帯電話で嘆く人が出ているのが不思議だ。本数は増えているのだから次の新幹線にすればいいのに……と哀れむ視線でデッキの人々を眺めてみたりする。
とそこへ、私の席の隣に向けて
「ここ空いてますか？」
のような視線で訴えかける金髪碧眼美青年登場。
「ええ空いてます、空いてますとも貴方の為に！」
というアイコンタクトで会話した。
一目惚れをしたことの無い私、惚れ過ぎて言葉を忘れる。
馬面でもなければ寸詰まり（例：レオナルド・ディカプリオ）でもない適度な配置。目は青すぎないブルーグレイ。青すぎる目は苦手だ。そして笑顔がかーわーいーいー。
余りにもすがすがしいフェロモンっぷりに、携帯電話で3人に「寝坊ってば3フェロの得だったんだよ！」と訴えかけてしまう程の美形っぷりだった。
唯一話せる英会話「Would you take a photo with me?」と携帯電話の写真でツーショットしようかと思うくらいだった。
今まで長い新幹線人生、余りにもアタリが少なく、いつもビールくさいとか脂くさいとか、
新幹線で痴漢に遭った人よりはハズレも無いがアタリも無い新幹線人生、これほどのアタリの為に今までのハズレがあったのかと思わせる美形君、名前はトムとかそういう無難な感じ（笑）。
観察してたら目が合って、微笑んでくれた。
あんた最高！
しかも私が勉強用の本を広げたら（読書用は東京で読んでしまつた）負けじとプリント出してきてやがんの。記号の種類からして（英語は読めねーよプゥ）物理学と見た。
だがしかしお互い広げた為に眠くなって寝てやんの……カッカのバカ！　もったいない！　もっとフェロモンを吸うべきだったわ。眠るなら眠るでうっかり肩にもたれかけちゃうとかっ！　でも首が固くてそんな器用なこと出来なかったわ。一生の不覚。
京都で降りていった彼は、去り際にもとびきり上等の笑顔をオレにくれました。あ、なんで一人称がオレに変化したのだ。
そんなこんなで無事に着いた実家、あいかわらず電気の付け方すら分からず、かろうじて家から出る方法と家に入る方法は身に付けた。
新幹線での出会い（そして別れ）を誰よりも喜んだのは、元祖ミーハー腐れ母であった。
「ええよね！　そういうの！　あっしも大好き！　癒されるんよね！　美形っていうのは存在そのものが癒しなんよ！」
私よりも美形好きであった。
ピロは塾のチューターで、自称季節労働者。
「あー。最近わりかし逃げ方分かってきた。分からない問題は『大丈夫これは出ん！』とか『これから覚えてね』て言えばいいん。でもさー、解答集を持って来ずに質問来られると辛いんじゃけど、回答集が無い問題集が学校指定な学校があってさー、つらいんよー」
難解な問題集を学校指定にしているのはS藤さんの出身校であった。偏見を強める。
末妹Kに新幹線での出会いを言うと、その人が外国人であるということを理解してもらうのに数分間かかった。まずヤツの話す滑舌の悪く早口で、そのくせ要領を得ない話し方に慣れるのに軽く10分かかる。
「てめー、大学入ったら演劇部入れ！」
「アナウンサー部にするもん」
「キィ！　この身の程知らずめ！」
演劇部とどっちが身の程知らずかっつー話だが、演劇部はとりあえず基礎練で体力も付けてもらえるし、一石二鳥だよー（てここで主張してもなー）。



初日の晩餐は、350円のラーメンだった。
漫画が読めるラーメン屋。
「替え玉してもええよー」
ママンの有り難いごちそうである。
おふくろの味に加えよう。

煙草でも吸わないとやってられません。



台風一過の雲一つ無い天気。
「晴れると良いお天気って言うのは何故？　どうして晴れが良い事なの？　曇りが好きな人にとっては曇りの日が良いお天気よね」
とは十年前のさらこさん妹の口癖でしたが、まさにその通り。
前の日から予想天気予報で最高気温が30度を激しく超えており、前日から萎えておりました。
一応、外出の予定があったので、出られるかどうか甚だしく不安で、陰摩羅鬼で関口君同情（同調では無いらしい・笑）していた私。



随分前のような、数日前だったような不思議な感覚ですが、背中兄さんとどうのこうのっていう話がありました。
私、感情を自覚出来なくて体に出る人なので難聴とか起こして寝込んだような気がします。
カウンセラーに「それ、イヤ！　ていう気持ちが出てるよ」と言われて「うーん厭なのかなあ厭なんだ、ああそうなんだふぅむ」とか言ってました。
まあ、離人症で乖離性障害で抑うつスキーマなんで自分が悪いって抱え込むんですね。しかも自分が悪いと抱え込むのが厭だから自分からも逃げて感覚を失って挙げ句の果て記憶を無くすという最悪のパターン。


今日もやっぱり家から出られなくて待ち合わせすっぽかしましたよイエーイ。
「だってこの季節に迂闊に外出たら記憶無くすもん」てメール送ったら
「じゃその間に拉致っちゃえばいいんだね！」
ていうから
「絶対家から出ない」て返信したんだもーん。
キレたんだもーん。
本気で（本気と書いてマブと読む）。
勿論フォローのメールが速攻入ったけど信用出来ない。
「家行くから」
ていうメールでしばし怯えてましたが、家の前まで来たから番号教えてっていうメールあたりからこっちもキレて、相手が逆ギレしてきたのでメール指定着信拒否かけました。
あー家の位置嘘ついとくんだったぜ（どこに帰るんだ）。
ムガー！　明日ののぞみ1号に乗るの！　絶対！
邪魔したら……呪う。



だーかーらどうして夏ってどーしょーもない男ばかり吹き出してくるんだろう……。
もっとオヤジとかオヤジとかオヤジとかお金持ちとかお金持ちとか大金持ちとか来てくれないんだろう。
もっと女を磨けというお告げなのだろうな。
「来るならリンカーンかセンチュリーで向かえに来い」って言ったじゃん。ベンツやBMWレベルに落とす気なんか無くってよ、私。
白い手袋した運転手つきじゃないといやよ。
国産車で向かえに来る時は「他の車は車検に出しているから」という理由でも無いと乗らないわ。

先程テレビを見ていたら、元巨人現ヤンキース（でしたっけ？）のゴジラ松井のお肌がつるつる輝いて唇がピンクでした。
あの、別に松井が好きだとか嫌いだとか萌えの対象だとかそういうことでは決して無く、私自身が肌に対してものっそコンプレックスを抱いているので、人を見るとつい肌から見てしまう傾向があるようなので、つい「松井って肌汚いよなニキビ痕がくっきり」と思っていた筈の人がある日突然つるっつるのぴかっぴかになっているとびっくりするのですよぅ。ニューヨークって案外食べ物良いのか？　しかし唇はピンクでグロスを塗ったようでした。
松井よ、どこへ行く。
コンプレックスがあるところから見るよね、ガハハ。
私は肌かなやっぱ。
私は胸ー。
てゆーか下から上へ舐めるよーに見ちゃうキャハー！
あれは確か卒業試験の全日程が終わった日、ピアノ科が４人程、まったりとお茶をしばこうではないかと茶を飲みながら、何を語るかと言えば初対面の人のどこから見るかっていう話を大声で放っておりました。
気がついたら横でお茶をしているお婆さま方から
「若いっていいわねえ恥じらいがなくて」
という生暖かい視線で見られていて、謝りつつもやっぱり変な話題してました。
つ、疲れてたんです、卒業試験ってたいへんだからサ！　アハ！


松井がもしお肌の手入れをしたのだと仮定する。
すると何故かという問題が生じる。
ニューヨーカーのファンに更なるアピールをする為と答を導き出した。
ではピンク色の唇は。
雄々しさとかけ離れたあの唇の色は。
そしてはにかみ笑顔は。


松井よ、何処へ行く。

いい加減いい歳こえてきた為、母親からある日突然前置きも何もなく、
「あんた結婚したいタイプってどんな？」
と直接的に尋ねられる事が御座います。
数秒考えた後、
「……お金持ってる人…？」
と直接的に即物的に返したところ、絶句返しされました。
電話代がもったいないですね。
「あんた、ハゲでもデブでも老けててもいいん!?」
差別です。酷いです。そんなハゲとかデブとか老けているのがまるで悪いことのように言ってはなりません。
「いや……ハゲは別に…デブは苦手だけど、むしろ老けてたほ…（ハッ！）」
「はあああああ（深い深い溜息）。あんたーそういやそうじゃった」
「すいません」
思わず謝ってしまいますが、親公認（？）でオヤジスキーを貫き通させていただいております今日この頃。目下の悩みは勿論好みのオヤジが釣れない事です。ていうかなんで私ってプーとかフリーターとか無所属の人ばっかり寄ってくるんだろう、そして遊び人ばっかりなんだろう、一応私堅気なのに何と勘違いしてるんだろう、悩みの種。今日が誕生日なのにヘルニアで動けない友達と二人でメールでグチグチ。
「大丈夫！　悪魔トリオのリカちゃんは得意のう○こトークで大抵の男を投げ捨ててるから！　其れなのに『男女二人きりで車に乗ったのに何もされなかった』て凹んでるから。凹みどころ違うから」といううん○トークの人よりマシかないやそうでもないか○んこトーク出来るだけ大物だよなとか下らないことをマジマジと考えてしまう。暗い。
今のところこの年にしてまだ成人式の写真を撮っていないので（あの頃よりは若返ったのでそろそろ写真を撮ろうと思っている）まだ話は持ち込まれていませんが。幼稚園の頃から「結婚は見合いでいいから安定しててお金のあるのがいいな」と言っていたくたびれた幼稚園生。当たり前の話ですがそれから20年経つと「けっこんって、利点はなに？」と言い兼ねません。利点は……相手が金を（もういい）。
『大地の子』の再放送を大騒ぎしてみたのもつかの間、徳志父との再会で満足したっきり上川隆也を拝んでいないあたりが、既にジジコンの域に達してます。
だってジジイ好きなんだもん。
「老け専はかまわんけど、相手に早死にされるんよ？」
というピロの言葉に
「遺産」
とキッパリ返したらピロにもひかれました。
ああ、ピロ、彼氏とは別れたけど（笑）まだ愛とか恋とかに浪漫があるんだもんね。
萌えとか腐れじゃないもんね（遠い目）。
でもジジコン魂は遺産目当てじゃなくて、心の底から爺が好きなのよ？（それもどうかと）


くたびれた本日、幻水を３のfinの文字が出てくるまで終え、深い溜息。
柚かあちゃん、これ、クソゲーだよ、おかあちゃんの言うとおりじゃよ。
メッセで「和が無いからかな。黒髪で長髪が欲しいね」と言って、「長髪率低！」ということで、ふと考えてみました＞柚さん。
・オーギュスタン（チームナルシー）
・ユーバー（血に飢えた人）
・ジョーカー（和風のおっさんヨ☆あはははははは←乾いた笑い）
ヤバイひからびるこのままじゃ危険。
慌てて陰摩羅鬼を手に取り萌え轟々を取り戻す。
エノさんとメイドが眩しい☆

実はADSL回線が切れて久しく、ネットに繋ぐ気になれませんでした。
回線工事するから一時中断するって連絡があった日から以後、PPPが赤ランプのままなのですが、矢張りここはきちんと連絡すべきなのでしょうか。すべきだろうなあ。
一昨日くらいまで、ピロ部屋の余りの乱雑ぶりにこちらの責任では無いという確認作業（電話線が繋がってるかどうか見るっていうそれだけの作業）すら出来なかったのですが、駄目だった。
というわけで非常回線はとても重たいです。こんな時に感じる最近のネット環境の良さというもの。
8月に入りあつもなつく（←毎度言う事なので突っ込まないように）、夏なので私には死亡説がお似合いということで長らく引き籠もっているだろうというおおかたの予想を裏切らない私は最寄り駅より先は道の世界、太陽照ったらお休みで、雨が降ってもお休みで、夜になってもこれまたお休みという生活をしていましたが、曇りの日というのも空がもっさりしていて萎えます。だから曇りの日もお休みなのです。
そうして今日は首が痛くて萎えてました。お休み。
お休みなのですが最寄り駅付近とか最寄り本屋とか最寄り図書館には行きますよ全部最寄りですが。今日なんか1ヶ月延滞してた本返して来ちゃったもんね、えっへん。
ついでに京極新刊を借りてきて読了しちゃったもんね、ごちそうさま。
なんだろ……こー、京極で萌えたりとか、バクチクで萌えたりとかすると、気がつくとみきさんにメールを送っているんだが……「ハッ！　みきさん！」て思う習性があるんだな……ねえみきさん。だってエノさんメイドはべらせなんだよ、関君がエノさんにいってる間に京極が青年に浮気しててね、妖怪バカップルでね……←完全に萌え読みしている。
久々に、本を、萌え読み致しました。
駄目ね、原点とか突かれると途端に元の自分に返ってしまうわぁ。
ふう☆生き返るね☆（ピチピチ）




日がな一日関口的生活を営むわたくしめが、突如「ここにいる」と確認する瞬間。
萌え。
やっぱ萌えやね。
人間萌えが無いと駄目だわ。
生きてるっ、て感じが無くなっちゃう。
幻水３、いくらやっても萌えないし（そこかよ……）。つまんないよーあーあと1人。
姉妹で「やっぱジョウイかねジョウイやね」とか頷いているんですけど、ピロ、気がついたらこっち側（笑）に居たらどうしよう、団に紹介しちゃったし……。一応、堅気の子なんで頑張って引きずり込まないようにしないと（半貞子）。



てゆーか友人は首と腰がヘルニアで熱出してるんですが私は二の舞にならないだろうか。
いてーよ首。回らない。
いくら軽い軽いと言い聞かせても矢張り体にキッツイっすよ1500円のノベルスの重さを。
そして今日コンタクトを買いに行ったら眼科に「結膜が炎症起こしてるんだけど自覚無い？」とか言われたけど、自覚なんて無いーていうか眼科が怖いんですけど子供の頃から未だにこの医者スキーの私が！　眼科だけ（じゃないかもしれん）は怖い。前通ってた眼科なんて松本幸四郎の顔を縦に潰した後正面から叩いたような顔してたんだよ（誰も分かってくれない比喩なのだが……）怖いったら無いわよしかもものもらい（めぼ、めばちこ）は3ヶ月治らないしもうイヤ！
だってまだ小野不由美新刊読んで無いのに！
五感は大切にしよう、と抗菌目薬差しつつ、首ストレッチしすぎて痛めるんじゃないかというくらいにストレッチしつつ酷使する。

風の噂で関東が梅雨明けしたとかなんとか聞いたので、そうか太陽の光を浴びたら灰になっちゃうから太陽の光が無くなってから家を出ようと思い、日がな一日早く太陽が沈まないかと、今か今かと窓を眺めて過ごしていたのに、直射ではない太陽の光でも駄目なのか、沈んだ頃には眠っており。
気がついたら日付が変わっており。
１日何も食べて無かったりしており。


起きあがった時に死ぬかとおもったり。

紀伊国屋で用事を済ませ、新宿伊勢丹欲望デパートメントでコスメを買おうと思ったのに、
何故か体は気がつくと2階のジルスチュアートに存在してました。
ジルマジック。
ジルは秋もピンクなのねーでもやっぱり少しくすんでいるわ洋服ではずむならばやっぱ春夏よね、でもお洋服お洋服とはずんでいて、ふと同じようなコーナーにいる女性を見ていると、どうも高校生の同級生にそっくりでした。
余りに似ているので、ぽろりと名前を言ったら本人でした。
違ってたら恥ずかしい結末になっていたこと請け合いです。
偶然会ったのでそのまま立ち話をし、立ち話も過ぎるというのでお茶をした。
どうしてか、学校関係者と会うと大抵「澱んでる〜沈んでる〜」という話になるのは、私の所為なんでしょうかもしかして。
「ピコ２さんは元気？」
と尋ねられて
「ん。今日夢で会った」
と答えたら、それはやめれととめられました。んーでも止めようが無いですしー。
夢でもピコ２さんはピコ２さんでした。ウフ。

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