Ship Building 船 を 建 て る

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designed by Komachi Yoruno
music by kalas

2006年08月30日(水):突然
なんだか寂しくなった。

だからか、今日から部屋探しを始めている。

いきなり引っ越すとか、コーヒー大丈夫?

2006年08月25日(金):偏見
読売がニートに病名が付いたと受け取れるような見出しの記事を書いたため、ネット上に発達障害者に対する偏見を持つ人が多数生まれてしまった。
現にmixiでひどい誤解をしている人がおり、説得を試みたが無駄に終わった。
「騙り」「夏厨」と勘違いされる始末だ。
この国はこと発達障害や精神疾患に関しては先進国だというのにかなり遅れている。
もっと正しい知識が広く認知され、偏見を持つ人たちの誤解が解ける日が一日も早く訪れるよう願うばかりだ。

2006年08月19日(土):愛されたいな
明日のオフ会はほとんど相方持ちの人が来る。
フリーなのはコーヒーともうひとり。
でもそのひとは2chに名前が挙がるほど評判の悪い人。

出会いの場って、年を取るほど狭くなっていく。

ああ。
理想の人に愛されたいな。
そんな夢ばかり見て現実との落差に辟易する今日この頃。

2006年08月13日(日):甲斐甲斐しさ
親友に、付かず離れずの距離で。
ビールを注いだり、煙草に火を着けたり。
おそろいのライターを持ったり、同じタバコを吸ったり。
そんな彼女の甲斐甲斐しさを、一日ずっと見ていた。

本来彼女とはああ在るべきなんだろうか。

もう他人の面倒を見させられるのはだるいよ。
そんなことを思ってしまうコーヒー。
なんでこう、女性らしさや繊細さに欠けるんだろうな、コーヒーは。
だから誰とも長続きしないのかしら。
長続きさせようと思ったら、また離婚前のようなあんな我慢の日々を続けないとダメなのかしら。

あーあ。
どうしたら棄てられずにすむんだろうなぁ?

2006年08月12日(土):可愛げないのかなぁ
友達が。
女に呼び出されて夜も遅いのに池袋へ。
電話の向こうで、えーっとかやだぁとか言ってる。
コーヒーはああいう子は嫌いなんだけど、やっぱそういう態度って可愛いもんなのかなぁ?
彼女のわがままって許せちゃうものらしいけどね。
そう考えると、コーヒーって可愛げないのかなぁ。
だから、出会いが少ないのかなぁ。
だから、別れようとか言われちゃうのかなぁ。

「誰もがそうとは限らんからな。
 んな我侭なんざ許せるのなんて最初のうちだけだろ?」
親友はそう笑い飛ばした。

2006年08月07日(月):マタニティ
先日おめでただと言っていた会社の人に久々逢う。

おなかが、ずいぶん大きくなっていた。

それを見ると同時に、コーヒーのこころの中に木枯らしが吹いた。

ああ、このひとには、素敵な旦那様がいるんだな。
コーヒーは、幸せな家庭を築けるだろうか。
母親になれる日が来るんだろうか。

なんかもう、幸せが二度と来ないような気さえして。

涙が出ないように堪えるのが精一杯だった。

2006年08月04日(金):笑ってないなぁ
もう、8月か。
あれから3ヶ月が経とうとしてる。
コーヒーは、あの日からずっとまともに笑ってないのに気づいた。
愛想笑いや、状況に合わせて笑うことはあっても。
以前みたいに楽しいときにこころから楽しいと思えず。
こころのそこから笑ったりしていない。
猜疑心ばかりがどんどん強くなっていき、知り合いばかりが増え、新しい「友達」ができることもなく。

笑顔を取り戻さないと。
泣いてばかりいても誰もコーヒーを見てくれないんだから。
空元気でもいいから笑おう。
笑う練習をしよう。

そしていつかきっと出逢うだろう、泣かせてくれる人の前でだけ、泣こう。

2006年08月02日(水):道標
夢を見た。
小さなコーヒーがいる。
誰かに質問されてる。
「コーヒーちゃん、大きくなったらなにになりたいの?」
コーヒーは絵を描きながら笑顔で答える。
『まんが家!』
コーヒーが、どんどん成長していく。
笑いながら、絵を描きながら、大きくなっていく。
同じ質問が何度も繰り返される。
コーヒーはその度同じ答えを返す。
何度目かの質問を受けた時。
コーヒーは黙り込んだ。
「なにになりたい?」
『コーヒーは…コーヒーは』
そこでコーヒーの成長が止まった。
コーヒーはセーラー服を着ていた。
コーヒーが絵を描く手を止めた時、目が醒めた。

……コーヒーの精神年齢は、14歳で止まっている。
夢もそれを証明した。

なりたいものになるために、なにが必要なのか。
あの頃、それをおぼろげながらにでも知ることができたら、コーヒーは夢に向けて頑張ったことだろう。
高校受験の時、コーヒーはもう既に見失っていたのだ。
自分の未来を。
自分自身を。
なぜ勉強しなくてはいけなかったのか?
コーヒーの疑問がずっと解けることはなかった。
その理由が解ったのは、社会人を何年も経験してからだった。

親が敷いたレールの上を歩くことが幸せにつながるかといえば、決してそんなことはない。
しかし、ずっと放置されていても、子供には何の未来像も見えてこないだろう。
親の存在は重要なのだ。

賢くおとなしいが何を考えているかわからない子ほど、危険だ。
人生を見失っている。

カクテル music by kalas