Ship Building 船 を 建 て る

index




since Jul.14.2001

designed by Komachi Yoruno
music by kalas

2006年06月30日(金):メモ
ノートPCに無線LAN用のminiPCIカードを取り付けて実家でも使えるようにしたいから、発注をかけてきた。
東京駅でお寿司を食べた。
ダーツバーに行こうと思ってたのに、すっかり忘れてた。
おかげでマイダーツもらい損ねた。
サブPCにチューナーボードを取り付けて、TVを見られるようにした。
カラオケ行きたいなと思った。
歌うのは、まずワールドアパートから。

2006年06月28日(水):早朝覚醒
ここ最近、なぜか夜中や早朝に目が醒めるようになった。
ぜんぜん寝た気がしない。
眠ったと思われる時刻から大体2〜3時間で目が覚めてるみたいだ。
もともと寝つきは悪い。
そのせいか、疲れがどんどん身体にたまっていく。
うーん、ちゃんと病院にいかないとな……。

2006年06月26日(月):昏い影
コーヒーから逃げたのは、彼だけじゃない。
今までも、いろんな人が僕の目の前から去っていった。
わからないことが多すぎて。
わからないからぶつかって。
加減できずに傷つけて。
背後に引きずる真っ暗な狂気……いや凶器を、無意識のうちに振り回す。

昔、親友に言われたことがある。

「お前の話を聞いてやれる。
 お前を見守ってやることもできる。
 でも、お前を助けることはできない」

言われてみると、みんなコーヒーから少し離れたところにいる。
至近距離だとコーヒーの狂気で致命傷を負ってしまうからなんだなって。

「もしかしたら相手にも余裕がなくて、離れる事でバランスが取れるなら、
 その方が相手にとっていいのなら、それでもいいのかなって思う」

と、別の友達に言われた。
つまり……そういうことなのかなぁって。

コーヒーの背後にいる「お化け」をなんとかしようとして、返り討ちに遭った人たちは、結局コーヒーから離れていく。
そうでなくても、背後の「お化け」の存在に気づいて逃げていく人だって大勢いる。
傷だらけになってまでコーヒーと付き合い続ける物好きな人なんてそうそういないしいてもなかなか見つからない。
だったら、相手を傷つけたりしない子になるのを目指して日々努力を積むしかなんだろうか。
そしたら。

「だれも一人前になんてなれる日こないと思うよ。
 コーヒーは目指すところが高すぎだよ。
 もっと手前からはじめて良いと思う。もっと気楽で平気だと思う。
 どうも到達不可能な神様めがけて自分で自分を追い込んでるように見える。
 人一倍出来るところがちゃんとあるんだから何もかも人並みにできなくってもいいと思う」

とか友達に言われると、どうしたもんかなって。

……ここ2日程、そんなことばかり考えてた。
ああ、掃除とかはちゃんとやってるよ。

2006年06月24日(土):逃亡者
「お前が、だんだん育ってきたからな。
 今の俺は、お前が成長していくのを支えてやれるほど強くないんや。
 俺、ちっちゃいなぁって。
 俺は、お前から逃げたんや」

……ああ、そういうことね、と、妙に納得してしまった。

彼は根性なしな一面もあって、すぐに投げ出す悪い癖も持ってる。
でも、投げ出すのと逃げるのは、違う。
彼、プライド高いんだよね。
逃げるのは、きっと彼のプライドに反することだろうから。

「平気そうに見せてるだけで、実際はしんどいよ」

彼のコーヒーから逃げたっていう台詞が本心から出たものだとすれば、彼は逃げるという決断を下すのに、結構辛い思いをしたのかもしれない。
そう思うと、彼をちょっぴり赦してあげられそうな気がした。
それに、投げ出したなら、友達になりたいとか言い出さないんじゃないかなって。

「大事に思ってなかったら、もう速攻縁切ってるよ」

でも、逃げられたことに変わりはなく。

ああ、また、逃げられちゃった。
コーヒーは、あとどれくらいの人に迷惑をかけたら、一人前になれるんだろうね。

2006年06月23日(金):説教、できるかな
今日は、彼がコーヒーの部屋に来るんだけど。
あんまりいい加減な態度だったら、コーヒーは彼に説教すると思う。
今までずっと説教されっぱなしだったコーヒーが、初めて、ね。

彼が部屋に来ることは、たくさんの人から反対されてる。
でも、コーヒーはこの目で確かめたかった。
今現在、彼に対する信用度はかなり低下してる。
友達としてやっていくのもどうなのかと思うときがままある。
けれど、一緒にネットゲームをやっている仲間に事情を話すのが厄介な手前、彼とはまったく口も聞かないわけにはいかない。
極力波風を立てないように、ゲーム上では普通にすごしてきた。
つまらない理由で仲間たちに迷惑かけたくないもの。
まあ、コーヒーと彼のログイン率が05/17以降激減してるから、みんな気づいてはいるだろうけどね?
しかし、別れて以降の彼の態度には疑問点が多くて、普段どおり振舞うことにストレスを感じることも出てきた。
こりゃ、冷静になって、彼が本当はどの程度の人間なのか、きちんと見直さないといけないと思った。
彼が面倒くさがるだろうけど、やっぱり逢ってきちんと話しないといけないなって。
文字で話しても聞きたいことの半分も聞けやしない。
スカイプもつないでくれないんだし、時間をとって話すしかないと思った。

彼は、自分のことはなにも話さない人。
もっとたくさん話す機会を持つべきだったと思う。
単にふたりで楽しく過ごすだけじゃなくて。
真面目な話をする機会を、たくさん。
なにより大切に想ってて、この先もずっとずっと続けていきたい仲なら、なおのこと。
コーヒーたちには、そんな機会がほとんどなかった。
あるとしたら、コーヒーが説教されてるときくらいだった。
彼、辛いこと大嫌いだから。辛気臭いのも大嫌いだから。
コーヒーは彼の嫌がることをしたくなかった。
結果的に、真剣に話し合う機会をコーヒーから避けてしまったんだと思う。
それが結局納得のいかない結果につながっていったんだなって。
たった1時間ちょっとで突然別れるとか言われたり。
その後もコーヒーから頼み込んで話し合ってせいぜい2〜3時間だったり。
コーヒーたちにはコミュニケーションってものが不足しすぎてたんだ。
前の彼氏のときと同じだ。またやっちゃったよ。
でも、もう終わったことを話しててもしょうがない。
今日のコーヒーが話したいのは、いまのこと、これからのこと。
うやむやなままなのはよくないや。
もっとしっかりしなきゃ、ハッキリさせなきゃ、この先につながらないよ。

……つまり、彼に利用されてるだけに思えてくるのが嫌なんだ。

2006年06月22日(木):コーヒーだけじゃない
相手の気持ちが冷めて、友達に戻ってといわれるのは、コーヒーだけじゃない。
mixiのコミュニティに同じような状況で彼女をふった人の懺悔話が書いてあった。
自分のせいで彼女が泣いてて辛くて自分も泣いたとか。
あなたの笑顔が大好きでしたとか。
嫌いなわけじゃないとか。
そういうことがたくさん書いてあって、賛同者がたくさんいた。

なんで賛同できるんだかわけがわかんない。
そんなの美談でもなんでもないじゃん。
勝手だよ、ホント。
ちゃんと最後まで責任取れよと思う。

……コーヒーは、彼の心の中に、何を残せたんだろう?
コーヒーは彼に泣かれてもいないし、彼はコーヒーのことを単なる友達としか思っていない。
彼からの「ありがとう」なんてなくて、残ったのはただ一言「ごめんな」だけ。
コーヒーって、そんな空気みたいに軽い存在なのかなあ。
この書き込みを読んだ直後は、自分という存在の薄さに涙が止まらなかった。

「自分も同じようにふられたけど、心変わりを責めてもしょうがないし」
とか書いてる人がいた。
そういうものなのかなあ?
やっぱり納得がいかなくない?
でも、彼はコーヒーが今まで出逢った人の中でおそらく一番理想に近い人だったけど、
それでもコーヒーと彼とは合わないところがありすぎたのは確かで。
ベターハーフにもなれなかったコーヒーたち。
だから、早くこの熱が冷めていってほしい。
彼のことを微塵も気にならなくなるまで。

誰か彼を嫌いになる方法を教えてください。

2006年06月21日(水):週末
この土日は、関東で開催のオフ会に参加するのだけれど。
ちょうど彼が金曜に関東出張らしくて、金曜に1泊して彼も参加するっぽいことを言ってる。
ふとん2組あるし、金曜は泊めてあげることにした。

まあ、別にウチを宿代わりに使ってくれるのはかまわないんだけどね。
だけど、やっぱちょっと、まだ切ない。
ほんのちょっと前なら、久しぶりのお泊りだねって2人で楽しく過ごせただろうに。

はぁ。
なんでコーヒーは彼の大事な人じゃなくなっちゃったのかなあ。

2006年06月18日(日):オフ会にて
久々に彼に逢った。
相変わらずかっこよかった。
自己紹介タイムでは彼の過去についての話を少し聞けた。
コーヒーの知らない過去の彼。
思えばコーヒーは彼のことよく知らなかったな。
彼は自分のことをあまり話さない人だったもんね。
めいめい好きにオフを楽しみ、これといって個人的に話したりはしなかった。
こんな席でも鬱陶しい子でいるのは嫌だしね。
何度か、彼の楽しそうな姿を目で追った。

オフ会にいた女の子から、三度別れても何度も復縁し、今では同棲もしているという話を聞いた。
そういうことも、あるんだなあ。
趣味がトコトン合わなくても、何度も別れても、また続く強い絆。
ちょっぴり、うらやましかった。
うん、コーヒーたちもそうだといいなと一瞬思ったけど。
今は未練たらしく彼を思い続けるより、自分を見つめ直して磨きをかけるのに時間を使った方がきっといい気がする。
他人のためじゃなくて、自分のために自分を磨くんだ。
前に進むために。

2006年06月15日(木):今日はいろんな言葉をもらった。
司さんとのメッセより。
「何かやるときに誰かのためにやるのはだめ。
 自分のためにやらないと。
 自立から遠のく。
 確かにやる気出すには人のためにするのが早いんだけど、
 人依存してることにしかならんからね」
「マイペースな人にあこがれる。
 人がどう思おうが自分が好きなことをやってるのは偉いと思う。
 人に迷惑かけないのが前提だけどね(爆)」

とある人からのメールより。
「例えば夫婦とかで、相手がダメだと感じてしまった場合、だから即離婚ってならない場合もありますよね?

 そう言う時に使う方法なんだけど、ノートの左と右に分けて、毎日相手の良いところ(左ページ)悪い所(右ページ)に書いて、よーーーーーーーーく考えるんだって。

 一種の自己暗示だけどね。「好きにならないと」って気持ちがあれば、不思議と左の良いところが段々増えて、右の悪い所が減っていくの。」

お友達からの、メールより。
「いいところしか見えなかった時期もあるだろうけど、悪い所も、合わない所も、全部ひっくるめて、相手を見れるってすごく成長したんだと、思うよ。

 個人的には、その事をいっぱい考えて、出した答えとか、コーヒーが頑張った成果で、それを、前向きに受け取って、進もうとしてる姿は、正直かっこいいよ。

 別れに。
 納得がいかなかったのは、一方的過ぎたからだと思う。
 理由も、よくわからない。
 話も、ちゃんとできない。
 突然のコトで、わからない。
 一緒の行き先に行く予定だった電車に一緒に乗ったはずなのに、気が付いたら下車されていた感覚なんだと、思う。

 基本的に、合わない所が多い人と、コーヒーは長く居れないと思う。

 Aのこともあるけれど。「合わない」とゆう事を、時に無自覚に、時に自覚して、それでも嫌われたくないからと、我慢してしまう。
 その結果が、もっとヒドイ痛い、中々カサブタにもなってくれないような傷になってしまっていたかもしれない。

 だから、今回の、この事は。
 なるべくして、なったのかもしれない。
 コーヒーが、成長する為の、ちょっと高い、ハードル。
 だけど、それを乗り越えたら、きっともっと視界が広がるよ。
 無理していたら、続かない。
 ともに、進めない。

 コーヒーには、転んでも、待っててくれるような、一緒に人生を、「歩む」相手が、必要なんだと、思う。
 相手が、早歩きで、立ち止まって待ってはくれても、駆け寄って転んだり立ち止まったりした、コーヒーの手を引いてはくれない人だったりしたら、頑張ってコーヒーはおいていかれないように、早い歩幅に合わせて、疲れちゃって、合わせて、疲れて、転んで、ぼろぼろになって、遠い所で早く来いよって待っててくれていても、きっとそれはとても辛いと思う。

 一緒に手をつないで。
 歩んでいける人が丁度いいんじゃないかな。
 転んでも、待ってるだけじゃなく、手を差し伸べて、時には一緒に立ち止まったりとかして、のんびり、二人のペースで歩んでいく方が、コーヒーに、無理はないと思うよ?

 一緒に、歩める人、甘える事を、許してくれる人。
 そうゆう人が、見つかるといいね。
 コーヒーの、「甘え」は、「ダメ」な甘えじゃないと思うから。
 人が腐ってしまう、甘えじゃなく、子供が、家族の温かさを、感じる様に。
 コーヒーは、居てもいいんだと、確認したいんだと思うよ。

 家事が苦手なら、家事を手伝ってもらったり、すればいいと思うし人間、足りないなら、補えばいい。
 完璧な人なんて、居ないよ?
 足りないなら、補えばいい。

 まだまだ、やり直しは何度でもきくよ。
 いっぽ、いっぽ。
 歩幅なんて、人それぞれだよ。
 のんびりしか、進めなくても、それは、悪いことじゃないよ?

 頑張る事は、素敵なことだよ。
 でも、無理、しすぎないでね。
 お互いに。

 私は、少しずつ、結果的に、前向きに、コーヒーが居てくれてる事が、とてもうれしい。
 今、コーヒーがコーヒーであれることに、感謝しているよ。

 せっかく、生きてるんだから。
 一分一秒でも、幸せになろう。幸せにあろう。」

2006年06月14日(水):落ち着いてきたのかな
一晩寝て起きて。
彼のいいところばかり探すのは、実はすごく後ろ向きなことなんだなって気がついた。
そしたら、ちゃんと彼の悪いところも見えてきたじゃない。

彼、自分の言ったことに責任持たないほど忘れっぽいじゃない。
彼、付き合い始めた当初にコーヒーが鬱気味な点で困らせないかと聞いたら「こころの弱い子を相手することが多かったから大丈夫」って言ってたけどぜんぜん嘘だったじゃない。
彼、後ろ向きな考え方は嫌いと突っ撥ねるだけで協力しようとかそういう態度がぜんぜん見られない人じゃない。
彼、勝手に好きになって勝手に冷めるほど自分勝手じゃない。
彼、欠点がたくさんあるのを指摘しようとしたら「やめて、落ち込むから」って聞こうともしなかったじゃない。
彼、コーヒーの気持ちを考えないで「依存されるのは重いから嫌、俺が生き甲斐とか訳わからんし」なんてこと言ったじゃない。

……どう? こんなこともあったでしょう?
こう見るとそんなにいい人でもない。
そうね、基本的なところが合わなかったのかもしれないね。
お別れの原因は、きっと性格の不一致だよ。

最後に、彼は「コーヒーとは一生続く友達になれたらって思う」と言ってたけれど。
それは「友達として長く遊べたらなと思う」程度の仲らしく。
コーヒーが一生大事にしたいなと思う友達とは、ぜんぜんレベルが違うなって。
その程度の存在としか見てもらえないなら、もうコーヒーは彼を意識する必要なんてないのかも。

だから、前を向いて進もう。
このお別れは、神様が僕にもっと幸せになるようにと送ってくれたものだよ、きっと。
次は彼よりもっともっといい人に出逢えるようにしてくれたんだよ。
今までよりずっと幸せになるために。

だからいっぱい自分を磨いて、綺麗で素敵な女の子になろうね。
今からでも遅くないからね。
あせる必要なんてこれっぽっちもないんだよ。
こころに余裕を持って、毎日を活き活きと過ごそう。

2006年06月13日(火):まだ終わってないから
まだまだ話がしたい。

彼の中では終わったことでも、コーヒーの中ではまだ終わってない。
すべて終わらせようと思うなら、面倒でもひとつずつ片付けていかなくては。
いつまでもわからないまま後悔だけが残れば、またきっと同じことをすると思う。
コーヒーの中に堆く積まれた疑問の山。
ひとつずつ、理解して。
ひとつずつ、反省して。
次につなげるために。

彼にとってはいい迷惑だと思う。
でも、彼もコーヒーにそれくらいしんどい思いをさせてるんじゃないだろうか。
最後の後始末のためにも、もう少し昔話に付き合ってもらいたい。
コーヒーの中ですべてが終わるまで。

昨日までとは違った自分になれてる気がする。
ちょっと停滞気味だったけど、前向きだよ。
コーヒーの背中を押してくれたお友達にありがとうを言わなくてはね。
頑張るよ。

2006年06月12日(月):諦念
司さんが、転職活動を始めたそうだ。
今の職場で相当なストレスがかかっているとのこと。
「生まれて初めて。ストレスで肌荒れなんて。
 年寄りだからどんどん根性もなくなってうたれ弱くなってきてるのかも」
身体も年々錆びてくるから、若い頃のような無理はきかないよね……。
「体もだけど精神的にどんどん弱くなってくかも。
 だんだん先がなくなってくるから」
うん、それはここ最近、すごくそう思う。

コーヒーは、彼を信用するまでに4ヶ月かかった。
しかし、信用できると確信し、努力をはじめた頃には、彼のこころは冷め始めていた。
次もまたこうなるんだろうか?
異性に限らず、他人を信頼しようと思うと、本当に大変だ。
いろんなことが重なりすぎて、コーヒーは年々臆病になっていく。
猜疑心が強くなり、ちょっとやそっとでは信用できない。
次は彼のときよりもっと時間がかかるだろう。

コーヒーたちって、もう若くないんだよね。
だんだん先がなくなってくるんだよ。
だから余計に彼を諦めきれないのではないだろうか。

もういい加減彼のことは諦めようよ。
コーヒーと彼とは、合わないところがたくさんあるんだよ。
彼は辛いのとかそういうマイナスなものが嫌いだから、ばっさり切り捨てて生きる人なの。
すべて忘れられちゃうの。
だから済んだことを話してもしょうがないの。
「俺はもう彼氏じゃないんだし、過去のことを言うのはやめてくれないか」
そう言ってたじゃない。

あんまし泣くと、鼻水が出てしまって、息苦しい。
そしたら、『生き苦しい』って言葉が頭に浮かんだ。

『闇』と『病み』は似てる気がする。
『週末』と『終末』も似てる気がする。
『無知』も『無恥』も同じような気がするし。
『痛い』と『遺体』だってさしてそうかわらない。

なんか今回のPMSは結構くるなぁ……。

2006年06月11日(日):たくさんはなした。
彼は、先日逢ったときのことを「ハチ公前で結構待った後飯食いに言って、途中で泣かれて、手つないで帰った」としか記憶していなかった。

「自分の発言をすべて把握できるようなキャパをもちあわせてないし、そんなことを要求されても困る。
 覚えてないから弁明も肯定もできん。
 酒無くてもそんなもんよ」

彼の記憶力の低さは相当なものみたいだ。
これじゃ嘘つきになってしまうのも仕方がない。
だから、不満があったら言ってくれと、彼は言ってたのかもしれない。

どうしても整理がつかないことをいろいろ聞いた。

「そんな終わったifを聞いて何が楽しいの?
 あそこで聞かなければ良かったっていまさら思っても何も変わらないし後悔が募るだけなんじゃないか?
 お前の問いは自分にとってつらい言葉を言わせようとしてるだけだよ。
 何にもプラスにならない問いかけばかりだ。
 覚えていようが覚えていまいが、それは俺の中だけで処理される事柄であって、お前にそれを言って何になる?
 本人に確認を取って初めて意味を持つことなの?」

だって、コーヒーがそう思い込んでたら単なる妄想じゃない……。

「自己満足を押し付けられても困る」

しょんもり。

「なんで冷めたのかはちっちゃな不満の積み重ねなんじゃないかな。
 自分から別れると言わなかったのはまだ続けたいと願う気持ちの表れ。
 友達としか思えないのが理解できないなんて事は無いだろう」

実はわからない。

「嫌いになる直前って無いの?」

コーヒーの好きが終わるときは、嫌うか嫌われるしかない。

「それは、お前の選択肢がそれだけしかないだけ。
 俺は友達でいるっていう選択肢を持っていた。
 それだけのこと」

難しい。
好きが全部嫌いに置き換わるから、どっちかしかない。
違和感を感じていても、ギリギリまで相手を信じているから、好きという気持ちが高いレベルで持続する。
好きという気持ちが薄れたその先を、まったく知らない。

「じゃ、知ろう。
 経験だ」

でもやっぱり、なぜ好きが嫌いじゃなくて友達に巻き戻るのかがわからない。
彼女としてはやっていけないけど、友達としてならOKとか、ありえるの?
相手が嫌いになるとか、他に好きな人ができるとか、もっと楽しいことがあるとかじゃないと、好きって気持ちはなくならないんじゃないだろうか。

「双子の犬がいるとしよう。
 見た目に差異はないし、
 どっちも同じだけ賢いし、
 どっちの犬もとっても魅力的で、
 どっちも同じようになついてくれる。
 でもお前は片方の犬にしか興味を示さない。
 俺はどっちの犬も同じに見えるから平等に扱ってあげる。
 コーヒーが俺に対して持っている具体的な好きが俺から無くなったら、俺とお前の友達って一緒じゃないか?
 俺が彼氏である必要性ってある?」

彼にとって特別ななにかがなくなって、コーヒーは他の友達とおなじになってしまった。
だから彼女じゃなくなってしまった。
コーヒーって、そんなに平凡で特徴がないのかなぁ……。
彼にとっての特別ってなんだろう。

「そりゃあるだろうけど、具体例を挙げる気は無い」

まあもう終わったことだから、いまさら頑張ってもどうしようもないよね……。
彼は諦めるなとは言ってたけど、復縁のチャンスが来るのを期待するのはやめたほうがいいんだよ、やっぱり……。
たぶん今日ぶつぶつ言ってることで、また嫌われたと思うし……。

トモダチ。
ケンカしてもなお今も話し合える元ギルマスのときとは状況が違うから、にわかに理解できない。
だって、元ギルマスとはつきあってないし。
元ギルマスが自殺しそうなくらい苦労してたのも、自分を変えるために必死だったのも、コーヒーはちゃんと知ってるから、解り合えてるんだと思うの。
たとえコーヒーの好きがなくなったとしても、コーヒーは彼のことを一生続く友達と思えるようになるんだろうか?
コーヒーにとって一生続くお友達って、本当に困ったときはお互いに助け合える存在。
彼は、どうなんだろうか?

「今こうやって話をしてるのもサービスのうちだと思う。
 お前以外なら絶対途中で無視リストに送ってる」

そこまで話すと彼は寝てしまったので、それ以上聞けなかった。

2006年06月07日(水):挨拶 / 損得勘定
以前はあった挨拶がない。
友達に戻るといきなりこうなるの?

「彼女の特権」

いまさらわかると、なんか悲しい。

友達に戻ってくれと言われたということは、
友達としか思えないということは、
それだけ気を遣う存在ではないということなのね。

----

気持ちの整理を続けていくうちに、このお別れのかたちに、どこか納得がいってない理由がなんとなくわかってきた。
コーヒーはやっぱりしんどくて、なんとか平気になろうと毎日頑張ってるけど、
彼は平然と毎日をすごしてて、しんどい思いってかけらもしてなかったように感じられるから。
コーヒーってこういうところの損得勘定で自分だけが損をしている感じがした場合、相手が同等かそれ以上にしんどい思いをしているのが感じられないと、非常に許せないみたいなの。
いまではコーヒーの大切な仲間になってくれてる元ギルマスも、当時お互いにものすごく辛い思いをしてたのを知っているので、赦せてるんだと思う。元より、大変な苦労人だしね……。
今回の恋愛は、コーヒーにとってはいい恋愛に入る部類なんだけど、彼にとってはそうでもないなら、なんだか自分が惨めだなってのもある。
あと、彼はいままで別れた彼女とも友達としてやっていけてるみたいだから、頑張った末での結論なのかが評価できない。
彼の苦労の度合いがどうだったのかは、やっぱ聞かないと気がすまない。
昨日、彼はコーヒーに「過去を引きずり過ぎなんじゃないか」とか言ってたし……。
ログが取れてないので昨日の話を読み返して思い出せないのが悲しい。

ログといえば、もっと相手のことを考えて発言しろと叱られた。
なんでだったかなぁ……ああ、コーヒーのことそんなにどうでもよかったのかなあみたいな発言をしてしまったからだったかな……。
どうでもいい相手と8ヶ月一緒にいたのかなあと思うのか、
相手の気持ちを感じることができないならそんなことは言うな、
俺がどう思っていたかは関係ない、お前がどう感じていたかだろ、
たとえ俺が大事に思ってたとしても、お前がそう感じていなければ……だっけな……
もう、記憶力が極端に低いからログ必須なのに、取り忘れた……悲しすぎる。

あの日コーヒーに言ったことをもう忘れてたりしてるんだったら、彼は嘘つきだってことになって、ものすごく信頼できない人ってことになってしまうから、ひっかかってるんだな、たぶん。

2006年06月06日(火):夢を見て気づいたこと
先日見た夢は、彼が女の人を連れて歩いている夢で。
それを見ていたコーヒーの親友が、いまのままでいいのか?ってコーヒーに訊いてくるの。

この夢を見て、気づいたことは。

 コーヒーに新しい彼氏ができるより先に、
 彼が新しい彼女を作っちゃったら、
 コーヒーは、彼を一生許さないんだろうな。

という、真っ黒な気持ち。

昔からコーヒーは他人の幸せをなかなか素直に喜べないタチで。
このこころの狭さとひがみ根性は前からなんとかしたいと思っているけど、なかなか直らない。
表面上はそんなこと思ってないような態度を見せるけれど、内心ねたみまくりでもう大変。
困るなぁ、本当に自分が幼稚で。
こんなだから、彼に「友達に戻ってくれ」って言われちゃうんだろうね……情けないよ。

早くこの気持ちが薄らいでいかないかなぁ。

2006年06月05日(月):影響
PRIDE放送取りやめのニュースに目が行った。
彼が格闘技好きだったから。
ああ、まだこんなところに彼の影響が残ってる。

最近、まともに話もしてない。
忙しいだろうし。
コーヒーもほかのことしてるし。
友達ってこんなもんなんだなって寂しい思い。
だから極力考えないようにしてる。

そしたら夢にも出てきた。

困るなぁ、こういうの。
いつまでも鬱陶しい子でいたくないのに。

早く気持ちが薄まっていってほしい。
好きな気持ちも、辛い気持ちも。
思い出に変わる頃、きっと次へ進めるから。

「キミハボクガスキデボクハキミガスキダッタ」 『エルサレム』(c)風守晃弥

2006年06月04日(日):葬儀
2週間前に首を吊った叔父の葬儀が、今日行われた。
急遽帰省。

その席で、叔父の孫たちの笑顔が眩しかった。
ああ、従姉妹たちは、とてもいい旦那様に出会えたんだね。

そのときふと思う。
コーヒーもいつかあんな感じで幸せになれるだろうか?

境界例だった叔父を思うと、コーヒーは自分の子供をまともに育てられる自信はまだ足りない。
けれど、昔よりずっと、前向きに考えられそう。
完璧はこの世にありえないんだもんな。
不出来な娘でも、コーヒーママはコーヒーを育ててくれた。
今も気にかけていてくれる。

うん、まだまだこれからだよ。
未来があると信じてがんばろう。
諦めないで、コーヒー。

2006年06月01日(木):寿退社
社内メーリングリストに、社長からの連絡が。
一社員さんの寿退社と、おめでとう、お疲れ様&ありがとうといった内容だった。
ちょっぴり羨ましいような、そうでないような、微妙な感覚。
昨日の夜あたりから、なんかいろいろと感情が平坦になってきてて。
他人の恋愛話や結婚話に敏感だったのが、いまではだいぶ落ち着いてる。
数日前にこのメールが届いてたら、彼と結婚したかったなぁって、泣いてただろうに。
こうやって、だんだんと、彼との日々を忘れていくんだろうか。
そのうち、幸せだった日々も、彼のいいところも、日記読み返さないと、思い出せなくなっていくんだろうか。
昔の走り書きを読み返していると、そこには楽しかった日々の記憶が思い出せなくて悲しんでるあの日の自分がいた。
コーヒーは昔からいろんなことを忘れてしまう。
辛い記憶や悲しい記憶などは異常に記憶に残っているのに、楽しいこと、うれしいこと、幸せなことなどは時間が経つと忘れてしまう。
なんて恩知らずな脳味噌なんだろう。
しかし、コーヒーには日記がある。
日記があれば、こういった記憶が文字に残っていて、頑張れば当時のことを思い出せる。
彼との記憶は、この日記にいくらか綴っておいた。
いつか彼への想いが薄らいで消えてしまっても、彼のおかげでコーヒーは変われたということを思い出せるといいなと思う。

カクテル music by kalas