夜、某ちゃんからメールが届いた。
返事を送った。
微妙に話題がずれているレスが着た。
それにまたレスした。
さらに意味が通じずらいレスが着た。
愚問と知りつつ「酔っぱらってる？」と返した。
当然　ビンゴ。
ふと気がつくと、２週間ほど前も似たような時間にメールやり取りしてた。
あっちはよっぱでこっちは素面で。

どうしてどうしてぼくたちはであってしまったのだろ

何かが脳内で叫んでる。

ヤツが醸し出す微量な放っておけない感が、またしても人をTVから引っ剥がす。
録画しているやつで良かった。

この間、久しぶりに外出して一日働いた。道に迷ったり、やや重たい荷物を２００ｍほど運んだ以外はどちらかというと軽作業。
次の日、全身筋肉痛。動くのも歩くのも何もかもが難儀。

アミノバイタルを見つけたので飲んでみたら、半日ですっきりと治まった。

何もかもが極端すぎる。

9月はまだまだ暑くて、涼しくなったら本格的に仕事をしようと思っていたのに、
なかなかやる気の神様が現れず、月半ばになってふと気がついた。
10月じゃしょうがない。

実家で寡婦となったみちえさんと緒方拳のドラマを観賞中に、某ちゃんからメール。
「ジャストナウ西船橋。ってどこかな？」って。
「この間行ったえびまゆ亭のちと先」とメールで返す。
「市川。どこだか全然わかんないや。そこに行けばキミがいるな！」
と、ここでドラマを夢中で見ていたので勝手に西船に行きたいんだと勘違いしたあたくし。
ご丁寧に市川から西船橋の行き方を説明したメールを送ったんだけど、それが彼女を混乱させ、電話してくるという手に出た。
が、言ってること支離滅裂。
「Q!"だW#Eに$Rう%&なのTY'Uね〜！」
ってな感じ。
完璧に酔っぱらっていた某ちゃん。
トイレに行くだの、電車に乗るだの降りるだので、その後何度か電話をしてきては切ったり、傍若無人炸裂。ま、割といつものことだけど。
こっちはドラマを真剣に見ることができず、ややいらつきモード。それもわりといつもの状況。
そんな我々の空気を察知したみちえさんが、心配そうに「某ちゃん、大丈夫？」と尋ねてきた。
山手線内に入れば帰巣本能があるから大丈夫と答えても、不安がっていた。
寝る前も「某ちゃん、無事におうちに帰ったのか心配。確認しなくていいの？」と、微妙に娘の友達甲斐のなさを責めるような口ぶりで寝に行った。
そして翌朝、まだ「某ちゃん・・・」と尋ねるので、彼女が見事な二日酔いをお供に出社したことを伝えた。
すると「某ちゃん可哀想に」だって。
みちえさんは「二日酔い」の至るまでや至った時の状況にあまりにも慣れていない。