天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2004年01月30日(金) 素敵な友人

こんばんは。3番バッターの代打人です。


自分の日記も書いているのに、こうして嬉々として
他人様の日記を書いているオレってどうよ?

でも他ならぬにごちゃんの依頼とあれば、
一肌でも二肌でも脱いでみやがりますぜ!
…と、思わず口調もマゲ調になってますがな。




で、代打日記は何を書いてもいいらしいので、
にごちゃんちの「うちのこ」ぴろちゃんの話なぞしてみようかと思います。


ぴろちゃんはミニモニサイズのめんこい人です。
先日から誰かに似ているなー、とずっと考えていたら
私の大学時代の友人A子ちゃんに似ていることに思い至りました。

A子ちゃんは学部でも評判の美女で、噂を聞きつけた
他学科の男子学生や先輩男子学生がわざわざ教室まで
彼女を見に行き、「やっぱり美人だった」とため息をついた、
という伝説のオンナです。

えっ、この話はどうでもいいですか。そうですか。



あまりにめんこいので、ぴろちゃんが街中に立っていたら
見ず知らずのおじさんにどこかに連れ去られてしまうのでは
ないかといつも心配しています。

ちなみに私、オトナになってから、見ず知らずのおじさんに
知らない場所に連れ去られてしまうところだった、
という経験をしたことがありまして。

…私の話もどうでもいいですか。そうですか。



いつもニコニコしているけれど、噂によると
仕事をバリバリこなす有能なキャリアウーマンだそうですよ。
そういえば土曜日の飲み会はいつでも、
「仕事を終わらせてから来ました〜」と遅い時間にやってくるもんねぇ。
働き過ぎて体こわさないようにね。


ぴろちゃんが怒っている姿は見たことないのですが
やっぱり宇宙人だったりするんでしょうか?
いつの日か、月からお迎えが来ちゃったりするんでしょうか?

いや、なんとなく底知れない何かを持っている気がして>ぴろちゃん
もしかして長〜いシッポを隠しもっているんじゃないですか?
ほら、あれですアレ。
黒くて、矢印の先っぽみたいに先の尖ったシッポ。



そんな素敵な友人を持っているにごちゃん。

いい友人を持つことは財産を持っているのと同じ、というけれど
本当にそう思うよ。出会えてよかった、と思える人たちと
顔を合わせることができるって幸せなことだよね。


ということで、旅行から無事に戻ってきたら
また一緒に飲みましょうねぇ!


ところで、大河ドラマを見てオダギリジョーの顔を覚えることを
今年の課題にしません? お互いに。



2004年01月29日(木) 嬉しい

最近、私はスランプである。


毎日日記を書いていても、ああ書くことない、ああ楽しくない
いっそ日記なぞ止めちゃおうかしらん、と思いつつ書いている。

それがどんどん敷衍され、最近なぞ












人生まるごと大すらんぷ









という状況にまでなっている。



そんな私
ああ楽しくない、あああどうしよう、あああああ辛いと思っている私に
代打で書け というお達しが来た。

こんな私に。こんな私に。 こんな私にぃ〜 きゃあ嬉しい ヾ(≧∇≦)〃




お達しが来た、といっても もちろん 本人からじゃない。

もちろん、てのはこの場合正しい使い方じゃないけど、まあいい。
ともかく回りまわってどっかから、書け、と来たわけだ。

いやぁ、にごちゃん太っ腹。
ていうか、にごちゃん、私が書いてること知らないかも(笑)

しっかし、嬉しい。
書けと言われたときには、私、ほんっとに心の底から嬉しかった。




だって、自分の日記はちゃんと書かなきゃと思うけどぉ(くねくね)
どうせヒトの日記だ、しかも本人海外に行っちゃってるらしいし
象のいる国らしいし、微笑みの国らしいし、そんなこといっこも関係ないけど
ともかく読みやしないだろう、じゃんじゃん書いちゃえ〜

らりほ〜らりほ〜らりるれろ〜〜〜♪       ヾ(≧∇≦)〃







ということで、いい加減なことを書き散らします。


まだ書くのか、オレ。誰か止めてくれ。



◇◆


さて、私には旦那がひとりいる。名前は、仮にねこぞーとしておこう。

先日の吹雪の夜であった。
ねこぞー遅いなぁ、と思っていたところにメールが来た。

「高速が通行止めだ、国道通って帰る、まずはこれから車を掘り出す」


時間は、夜中の11時。


おしっ、がってんだっ、こっちはまかせとけっ、と
マフラー・帽子・手袋・靴下の二枚重ね履き・ダッフルコートの重装備で
雪かきに出る私。

ウチはマンションなのだが、駐車場は雪かきをしなきゃならないのだ。

でもって、駐車場に降りていって驚いた。


通路部分はロードヒーティングになっているのだが、
融けるスピードより雪の積もるスピードが速かったようで、いっこも雪が融けていず

あたりいちめん、雪の大海原。


呆然とし、こりゃ雪かきは無理、と諦めようかと思ったのだが、
車止めのブロックが隠れちゃうくらいの積雪。

視界も50メートルあるかないかという猛吹雪。

更には、まだがんがん降ってるという状況。


これはなんとかしなきゃ、ねこぞー、帰りついたとたんに、マンションの下で
はっこうださんしのほうこう
とやらをやらなきゃならなくなる、私がやらなきゃ誰がする
と鼻水たらして雪かきすること30分。

ようやく、車一台分の駐車スペースの雪をかきおえたところに
ねこぞーが帰ってきた。





「にゃんたぁぁぁ〜?! 何してんだぁ、オマエこんな夜中に?なに? 雪かき?
エライっ! オマエ、エライなぁ、ありがとうなっ、雪かき!」



褒められるなんざ、私のようないつ見ても昼寝してるか夜寝してるか、の
ねこ女房にとっては一年にあるかないかだやね。

嬉しいやね。 ヾ(≧∇≦)〃 にゃ〜〜〜ん♪



でもって、鼻高々とねこぞーの先にたって家に入ろうとしたら、呼び止められた。


「ダメだよぉ、にゃんたぁ、オマエ
はっこうださんしのほうほう みたいになってるよ?
全身、雪まみれだよぉ。おヒゲもおミミも雪まみれ。
ほれほれ、ほろってやるから、こっちおいで♪     ヾ(≧∇≦)〃」


あああ。ねこぞーじゃなくて、私がはっこうださんだったのか。

しかも、ヒゲもミミも雪まみれなのかっ。
ヒゲもかっ。ヒゲっ。ヒゲっ。むぅ。


でもって、外に立たされて
まずはカラダの前面を上から下までくまなくぼすぼすと叩かれて
(もちろん雪を払い落としてる)

ほら後ろ向いて、と背中もお尻もぼすぼすぼすぼす叩かれて
(もちろん、雪を払っている)

歩きだそうとして
まだダメだよぉ、アタマアタマ、と、アタマをごんごん叩かれて
(くどいようだが、もちろん雪を落としている)

いっぱい面倒みてもらって、私はとっても嬉しい。











ビバ、吹雪!








ははは、オチないオチない、と思っていたら、そういうオチだったのかっ。






ちなみに、私はよく、はっこうださんしのほうこう、を
ろっこうださんしのほうこう
言い間違えて、トラ系のヒト達と戦争歴史系のヒト達の大顰蹙を買う。

ハチだろうがロクだろうが大して変わらないじゃないか、と思うのだが
そういうものではないらしい。



今日は、ハチとロク 間違えずに書けて、これまたとっても嬉しい。



                   文責 みなみ つむきち にゃんたろう



2004年01月28日(水) 必殺代打人


こんばんわ。
於きら久屋 に代目の母 です。

仁賀蔵どのは現在、お母上とタイ旅行中ですので
アタクシめが代打を仰せつかりました。

タイトルは、マゲ物好きのここのご主人に合わせてで
アタクシに「必殺技」などござんせん。

ああ。 日記を書く必殺技 なんてもんがあったなら
ほんとに苦労しないものを。


「必殺」ってのは 「必ず殺す」 と書くわけだけど
もちろんそんな物騒な話ではなく
言わば、「決め技」ってところなんでしょうけど
「決め技」どころか「得意技」も 満足に持っていないアタクシ。

そこいくと、ここのご主人仁賀蔵どのは 「必殺技」 を
いくつか隠し持っていそうなんですが、どうでしょうか。


特筆すべきは、彼女のまわりには必ず人が集まってくる、ということ。

おそらく彼女の「気風のいい」人柄ゆえにでしょうが
その豊富な人脈は、まぎれもなく「必殺技」ですよね。


さて、そんな仁賀蔵どのから
勿体なくも「に代目」の称号をいただいたわが長男(インフルエンザ休養中)
ですが

いやいやいや、まだまだ、とてもとても。
100年早いわ。


修行せいよ




★☆

それでは、明日の代打人どの、よろしくね〜

にごちゃーん。 私をタイに連れてって。



2004年01月26日(月) モツ

●腹に一物も荷物も持った様な 性格の悪いやつ。
小心な癖に言う事だけは 大層御立派で、
アタクシに向かって 説教垂れやがる。
「おれたちが どんな暮らししてるか観ておいた方がいいよ」
だなんて。アタクシが今までどんな暮しをしてきて、
どんなことを見てきたのか 知らない小どんぶりが!!
「上げ膳据え膳三食光熱費込みで一日二千円の寮が嫌なら
越してしまえ!!お前なんざ 厠でばば垂れてれ!」と
最近覚えた啖呵の一つでも切りたいところなのだけど、
無芸有能の事務員としては、ここはじっと我慢。
というより、食堂に充満していた 邪気にあてられて、
気分が悪くなってきて、言う気も失せたのだ。
自分達が惨めな暮しだといい、こんなに働いているのに安月給だという、
会社が利益をむさぼり、社長が贅沢をしていると勘違いしている
そんなうんこ垂れと一緒にいては、こっちにも臭気が移るってもんで。



●諸事あって、いまいち浮き浮きした気分にならない、今回の旅行。
明日が出発なのだけど、未だスーツケースは空のまま。
着替えもパスポートチケットも まだてんでバラバラに。
昨日、マイレージカードを無くしたという みちえさんを
いじめて しょげさせて パニクらせて 落ち込ませた 鬼ムスメ。
いえなに。
そのカードがないと旅券の発行が出来ないと嘘ついただけなんだけど。
そんな鬼ムスメに 大魔人はきちんと餞別をよこしたらしい。
しょげてパニクっても ムスメの為に大魔人から小遣いを受け取る健気なみちえさん。
あぁ あなたは ハハオヤノカガミ だよ。
いぢめてすまんの。


う〜む。なんだか 毒気のぷんぷんしているニッキだな。

ま、そんな訳で、明日からみちえさんと微笑みの国に行くので、
必然とニッキは休みになります。
あ、代打ニッキを書いて下さるのなら じゃんじゃんどうぞ。

この旅行中は、みちえさんが一緒なので羽目も外さず、ただひたすらに大人しくしていると思われ。
何をしても アタクシよりはしゃぐし。
アタクシといると ひっきりなしに喋る傾向にあり、それが何とも苦痛。
アタクシが本を読んでいようがテレビを見てようが おかまいなしなので。
で、それに意見したり怒ったりすると しょげる。
これがまた見事なしょげっぷり。
多分、日本国内だったら適当に放っとくなりするんだけど、
これが2人して言葉が通じない国に行くんだから、
(ってアタクシもみちえさんも喋られるのは ニホンゴ だけ)
放っておいて、家出(ホテル出)されて、迷子になられたあかつきには、
後で いろんなヒトから文句を言われそうなので、
なるべく 聞いているようで聞いていない振り をして
心の均衡を保とうと思っている次第。

モツのか アタクシの堪忍袋。







2004年01月25日(日) スジ

●スジがいいと おっしょさんに誉められ、その分練習するようにと
言い含められる。
今回、MDに稽古中の曲を録音させてもらったので、
それを再生させながら、口と手真似で稽古する。
気分は、鳥追い はたまた おっしょさんその人。

なりきりは とても大事なことだと 思う。

●ねーやんとでいとした。
キャンティのロッソとシャンパンのフルボトルを空けたのに、
とっても良心的なお会計。
店内の雰囲気も落ち着いていて、BGMが80年代バリバリという事もあり、
是非また来ようということに。
ねーやんからのハワイのお土産で、ウクレレを貰った。
おもちゃということらしいのだけど、ちゃんと音が出る。
何処ぞで教本をゲットして、
とりあえず

あ〜あんぁ やんなっちゃった あ〜あんぁおどろいた

を弾けるようにならないと。



2004年01月23日(金) ガワ

今まで アタクシが読んだ マゲ本では、
新撰組は、殺戮集団でしかなく。

そして 意を決して見た 先週の某ドラマは、
何処からどう斬っても タイガドラマな感じしかなく。

ただ、おんな太閤記?で 佐久間さんが演じたねね16才よりは、
沢口さんが演じてるヒトの方が違和感はない。見た目には。

歴史小説は 殆ど読んだ事がないし、新撰組に関しても詳しくはないので、
言及しないけど、あの出演者たちと同じ年令の若人が 
あの時代ああいうことおしていたのだけは 知っている。
ということを言いたい。

テレビを見て そこに出ていた若人の才能と彼に齎された幸運に 嫉妬した。


今日も上を向いて帰れたから よし。



2004年01月22日(木) トンビな気分

つい先日、発表になった お年玉年賀ハガキの当選番号。
あたくしのところは 殆ど切手シートですら1番違いで当らなかったのだが、
みちえさんが 2等を当てたらしい。
本人がそう言っていたので間違いないだろう。
しかも、その番号を確認したのは 大魔人らしいし。

2等の景品は以下。
・ ゆっくりしたい宿泊券
・ デジタルカメラ
・ 折りたたみ自転車
・ 電子辞書
・ 空気清浄機
・ インポートブランド腕時計
・ ふるさと小包6個 < 7点の中から1点>

何にするつもりなのか、聞いてみたら、
「折りたたみ自転車にしようかと思ったら、
ひさ(今回の姉の仮名)が反対したの。
折りたたみ自転車は車輪が小さいから危ないって」
「別にそれだから危ないって事はないけど、持ってるでしょ。自転車なら」
「車に載せておけば 便利かなぁって思ったの」
「きっと 使わない。無駄だから やめとき。それより、温泉か美味しい物に」
「そうねぇ。そうかもねぇ。じっくり考えるわ」
(何をどうじっくり考えるの??)
どちらに転んだところで、御相伴か御同行奉る予定。
あるいは 丸ごとイタダキか?

何ともかんとも トンビな気分。



2004年01月19日(月) ベベンと心の三味線が鳴りやした

この週末で読んだ本。
銀の雨 堪忍旦那為後勘八郎 (宇江佐真理・幻冬舎文庫)

御推察の通り、題名の通り、江戸時代・定廻り同心の話し。
但し、血なまぐさくなく、殆ど日常生活のような そんな。
短連作もので、約五年の月日の移り変わりを五話に。

その中の一作の中の話。

大阪の商人の三男坊が 一念発起して 江戸で商売を始める事にした。
普段、その子に構う事がなかった父親が、
「商売が立ち行かなくなった時の資金の足しに」と
太閤さん由来の掛け軸を持たせる。
それが 父親がその子にした 唯一親らしい事だと言う。

何度かの危機があり、何度もその掛け軸を手放そうかと思ったのだけど、
どうにか商売はうまくいき、掛け軸を売らずに済んで、
自分の子に引き継ぐ事が出来たと言う。
自分の時間を隠居して持てるようになったら、
今度は、売らずに済んだ掛け軸の価値が気になり出した。

古道具屋に見てもらったら、
太閤さんのものだなんて真っ赤な偽りの紛い物。
二束三文にもならないという。
その商人は、父親の仕打ちと大いに嘆き悲しんだが、
同心が尋ねた「江戸で商売を始めてからも店と行き来はあったのか」と。
商人は、商売品はもとより、季節ごとの便りなども交わしていた と答えた。
ならば、その父親が存命だったのなら、渡された掛け軸は偽物だと言ったか?

もし、偽物だったら そうと伝えたであろうし、それが偽物だと判るのは、店の資金繰りがうまくゆかなくなり、掛け軸を手放す時である。本物を渡したら、それが判らない。子の危機をそうして知ろうとした大阪商人である父親のやり方が奮っている。他人には何の変哲もない掛け軸だが、やはりこの家の家宝である掛け軸なようですね 
と、同心は言うのである。

べべべんと 心が鳴り、暖かくなる。
ついつい 物の真贋に重きを置く骨董だが、このような真贋もあったのだと。

この本は、こればかりではなく そんな暖かな心の由機会が随所にある。
時代小説的に言うならば、江戸のどの時代なのか、明記はされていないし、そこはなんとなくわざとにぼかしてあるようで。
それが大事なのではないから、別に何とも思わない。
ただ、300年前だろうが、50年前だろうが、昨日だろうが、
ヒトなんて あんまり変わってないと 思うのだった。
よかよか。



2004年01月18日(日) マチネーと新年会

昨日は、築地で観劇、有楽町で新年会。
このところ、築地と縁があるような。

雪が舞う築地の場外も趣き深いものがあり、
寒い寒いと思いながらも、目に映るのは
世界中から集まる海産物のうまそうなもの。
頬もほころぶってもんで。

昼に待合せをし、軽く丼ものを食す。

お嬢婦人は、ダイエットをすると話しをしたその5分後には、
結局食べ物の話、美味しいものの話をしてるので、
アタクシと同様、決して食事制限などの減量は無理な体質だと。
哀れと云うか、同胞が見つかって嬉しいと云うか。
むろん、その席にいた ゆうさんも 同じのヒト。

築地本願寺脇にある小劇場で見た芝居。
わかりやすい小気味いい時代劇の様な芝居だった。
主役で主催の俳優が、台詞を噛みまくっているのが少々難だったけど、
他のキャラが面白かったから よし。
ケニヤ君、自分とこの劇団の芝居より、
客演の方がイキイキ見えるのは、気のせいなのか?
演じる事だけに集中出来るのか?

湘南Ωさんと合流し、再び築地の場外へ。
回転寿司で、ようやくこの日ハジメテノアルコールを口にする。

晴海通りを築地から銀座経由で有楽町まで。
道々数軒のお店を冷やかしながら。
たけぞ氏が合流し、今度は有楽町の居酒屋へ。
創作料理に舌鼓。酒も進む。

早い時間から呑んでいたので、早い時間にお開きになりかけたその時、
仕事あがりのぴろがタイミングよく登場。
帰るつもりだった、お嬢婦人と湘南Ω氏が、見事復活し、
皆でガード下の居酒屋でさくっりと呑み直した。

深酒せずに、お開きになったのは、午後10時を回ったところだと思うのだが、
妙に機嫌が良くなって、渋谷の駅でも家に帰る途中でも、
大声で何かを聞いていたらしい。
今日になって たけぞ氏から
「大声で恥ずかしかったよ」と。

ま、そんな時もあるかもね。
許せ たけぞ氏。これも運命よ。



2004年01月16日(金) 世にならえ

今日、たけぞ氏の会社も みぃちゃんの会社も
しんさんの会社も 新年会 らしい。

しんさんの会社の新年会に
かんさまとセンムが出席。

ならば 我々も ということで
ゆーこさんとあたくし。
ぴかりんねーさんを誘って
新年会 するのです。



2004年01月15日(木) むむ。

口三味線と指遣いの稽古は 毎日怠りなくしているのだけど、
あの、バチで弦を弾いた時の感触が 素敵だったので、
一日も早く稽古三味線を手に入れたい。

兎角ヒトの心は風と同じくままならない。

今の髪型が妙に気に入っているので、それが為に雪駄を買ってしまいそう。

レンズが割れた眼鏡は、サービスで直してもらえる事になり、
小遣いは、遊芸に費やせる事になった。

バンコクで滞在するホテルに、あの一昨年の身もとろけるような体験をしたエステが入っている事がわかった。
フルデイパック(5.5h)っての やっちゃおうかと目論見中。

熱心としつこいのは紙一重。か?
こうなりゃ がしと断わってやる。あたしは しつこいのは嫌い。

メーラーが旨く作動していないのか、あたくしが怠慢なのか、
大事なメール見逃してる・・・。

さてさて そろそろ マゲうつつ。



2004年01月12日(月) 牛5キロ

おにおに号令を任せ、集計してみたら参加者14名の大所帯となった
今年の新年会。
メニューは、おにおのたっての希望で すき焼。
ガスコンロをもう一つ新調し、すき焼鍋はゆーこさんから借りた。
2つ鍋で決行。

たけぞ氏が3連休とも出社しての仕事だったので、
前日に、なます・たたきごぼうなどを作り置きし、
当日は、ぴろ式に早めにでばって貰い、買い出しと下準備を手伝って貰った。
買い出しには、先日築地で買い求めたカゴをキャリアーに括りつけて、
重たい荷物も楽に運べるようにしたのだった。
そんな出立ちだったし、買う量が量だったので、酒屋でも八百屋でも
宴会をすることはバレバレである。

すき焼の主役は、むろん肉である。
家で大人数で食す醍醐味は、良いものを安価で食せることである。
目出たい新年会だから、けちってはいけない。
かといって、\1200/100g は 手が出せなかったが。負け惜しみではなく、高い肉は霜降りが多くて、個人的には好みではない。
今回は、一応計算もしてみて、黒毛和牛5キロを買う事にした。
700/gの品である。
何度も確認された。「キロよね?5キロよね?」と。
まぁ、ぴろとあたくしと、決して 有閑マダムにも見えない二人が、
カゴを引っ張って買いに来たのだから、確かめる気持ちも判らなくない。

ということで、買い出しも無事に済んで、じゃんじゃんと準備を進めていき、6時には、殆ど完了。が、来たのはまゆっこだけ。おにおの号令メールには、「夕方から」と書かれていて時間が書いていなかったそうな。
6時を10分過ぎておにお登場。
おにお曰く「夕方とは午後4時から午後7時まで」なんだそうだ。

ま、それなりに人数が揃ったので、まずは乾杯。
そのうち 店主が来たり、安藤ナオ改めカツタミホコちゃんが来たり、たっちゃんが来たり、おんちゃんが来たり、みにっことカマチンが来たり、えびが来たり、たけぞ氏が帰って来たりで、わらわらと大人数に。
皆 肉の多さと旨さに感嘆の声。そしてそれぞれが美味しいものを持って来てくれたので、宴はいよいよ賑やかに。T氏が持って来た兵庫の酒を たっちゃんが持って来た 小笠原の塩をつまみに イイ調子でくいくい。

ちょうどこの日は 鏡開きだったので、うちの小さい鏡もちを小さく切り分け、ガスコンロの上で焼いて、醤油やきな粉で食した。あまりにも小さかったので、正月お父さんがくれた伸し餅も解凍して食した。

カツタミホコ嬢とT氏の忘れ物を届けに行き、お休みの包容をした時、買ったばかりの眼鏡のレンズがぱりんと割れた。
怪我はなかったのだが、割れっぷりにびっくり。触っただけなのに。

0時を過ぎた頃、カンサイ弁のおねーさんから電話。
迎えに出向く。他の宴がたまたま近くであったその帰り。
どうやら 宴カラーが沿わなかったらしく、
酒をたんと飲みながら、うちでその鬱憤を晴らしていたらしい。
というのもこの頃、あたくしは、別部屋で先に寝ていたたけぞ氏の横で寝たので、わからない。

あとは、深夜から早朝まで帰れるヒトは帰り、布団を出して寝ていたり、御自由にお過ごしあそばされていた様。適当に必要なものがどこにあるのか、判って来ている様なので、楽。

朝食は、肉たっぷりのうどんすき。これにて 肉完食。
いやはや 食った食った食いまくった!

新年会は 滞りなく終了。
カレンダーには、花見とおでんの予定しか記す事が出来なかった。
花見の鍋がまだ未定。さるの脳味噌鍋は、流石に食べられないし。

タイトルは 肉屋の領収書の但書。何となく生々しい。



2004年01月10日(土) サルだから

筋がイイと おっしょさんに 誉められて、
目下 口三味線と竹竿で おさらい中。
チチチンチンチンチンチン チン チリン ツツン (ヨ) ツン
こんな感じなのである。
それが 結構面白い。

あぁ 早く三味線が欲しい。
練習用のでも ん万円するらしい。

今日の稽古では おっしょさんの三味線を貸してもらった。
とてもよい音が あたしでも出せて、
あとで聞いたら 300万円近くするものだとか。
あとで聞いてよかった。

三味線は それでも 消耗楽器なのだそうだ。

長唄の稽古を3回見たあとの稽古だったからなのか、
マゲでもたんと見ているせいなのか、
バチがちゃんと弦を弾いていて、音が出た。
頭の中では、あたしは蔦吉になった気分である。
いや、おりん姐さんか。

嬉しいのは、お稽古始めということで、
おっしょさんから頂いた バチ袋(バチや小物も頂いたのだけど)、
おっしょさんの好みの見立てということだったのだが、
黄八丈というその柄が あたくしの好みにもぴったりで、
そこら辺をよく知るゆーこさんも、
「おっしょさん、にごちゃんの好み知ってたの?」
と 驚いたぐらいだった。

好みが似ているヒトからだからなのか?
おっしょさんの教え方、す〜っと体に馴染んで覚えやすい。

今まで ただ闇雲に広げていた視界を 
焦点を合わせて一点をきちんと見据えている様な
そんな感じである。
ただ好きだった マゲ
テレビや本 という一種受け身の姿勢から
奏でる という自らの演出が加わった。
多分、装おう という表現も加わるであろう。

ま、とにもかくにも 
今日 憧れだった 三味線を 生まれて初めて弾いて、
おっしょさんに誉められて
木どころか 月まで登ってしまいそうな そんな気分。




2004年01月09日(金) 事始め

・明日 いよいよ 三味線の稽古が始まる。

訓練の甲斐あって、正座を15分ぐらいは出来るようになった。
月謝のお札を新札にしてきた。
お師匠さんの弱味を忘れるよう努める。
ココロガマエ万全。


・明後日 いよいよ 宴会始め。

この時期に すき焼をする 我々は 表彰されてもイイと思う。
って 食すのは アメリカ牛ではない。


・約半月後 旅行始め。

今日、ようやく ホテルが 決まったらしい。
そろそろ 他の事も手配して と頼まなくては。
とりあえず、オカマショー と 出迎えの車 は必須か。


・夫婦喧嘩始めは 既にすんでる。

出刃包丁の扱いについてだった。
なんとなく 我々らしい。



2004年01月08日(木) 旧友

夕方、携帯が奏でたのは、影の軍団のメロディ。
てっきり おにちゃんからのメールだと思ったら、
中学時代の同級生のTだった。
付き合いがある中で、一番旧い友達。
最後に会ったのは、あたくしの結婚宴会のとき。
以前から、奴はテレビの番組制作の仕事を生業にしているので、
なかなか会えない。
さらに、あたくしが 奴曰く「ヒトのカミサン」になったことに
やや遠慮をしているらしい。
この間、年賀状を貰って、引越した事を知り、そこに「暇だったら連絡頂戴。呑もう」と書かれていた。
(あたくしも引越した事を返信で伝えた)
で、まぁ 呑みましょう と先日まゆっこのお誘いの時に電話したのだが、
留守番電話だったので、メッセージをそのまま残した。
その事に対しての返事の電話だったのだ。
相変わらずの早口で、元気そうだった。

いつになるか判らない 呑む約束をして 電話を切った。


年にそう何度も会わなくても、
しばらくだねぇ の挨拶の後は、普通に話が弾むのだろう。

あたしの痛い時代を知られている奴に、
今の自分を見せられる事は、とても嬉しいし、
本人曰く「へぼ」だった奴の時代を知っているので、
今、仕事でそこそこ成功している奴を見ているのも
とても嬉しい。

今年 知り合って20年が経ったんだ。長いね。



2004年01月06日(火) 抱負

好きな事だけ 覚えていよう。

そしたら 嫌でも イイ人生。

ということで、
今日の夕刻。
夕飯をどうしようかと悩んでいたら まゆっこから飲みのお誘い。
ほほうのほうで ノって 下北。(否、下北半島)

まゆっこと 談話。
しばらくして めぐっち加わり。
片意地張らずにいいたい事を言い放ち、
気分よくおアイソ。

北の旅人は 春まで帰る兆し無しだとか。
旅癖は 七癖よりも なお難儀也
スナフキンに 神の御加護を。



2004年01月05日(月) 松の内だから

あけまして おめでとう ございます

今日 仕事始めの行事で神社へ参拝に行ったのだけど、
そこへ 今年の大河ドラマの脚本を書いているヒトが 奥方ときていた。

テレビのまんま。

恥ずかしかったので、サインも握手も求めなかったのだけど、

奥方 けっこう かわいい。



で、今 ちょうど飽きているのだけど、
年賀状の宛名書きをしているのだな。
悪筆に加え、アルコールも入ってイルのだから文字が踊ってる。

おにちゃんが 律儀に あたくしとたけぞ氏と別々に年賀状をくれたのだけど、
どちらにも 書かれていたのが

新年会
すき焼
飲みたい

の3つの言葉。
おにちゃんが 
ビール

枝豆
以外の単語をわりとしっかりと読みやすい文字で書いているのをみると
毎回驚く。


松井を知っていても 松の内を知らない うちの相方は、
はたして マゲ好き としてくくっても良いのだろうか?

今年最初の文庫本のヒットは
江分利満氏の優雅な生活
新潮文庫 山口瞳著

ということで あとは眠くなるまで マゲを鑑賞しながら 宛名書き。

鬼平の 丹波が嬉しい 初春の夜。

なんだかな。今年も始まった




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