イブの流した涙
▼▼▼今回の一言▼▼▼
財布の中身(レシートとかカードの類ではない)がみるみる減っていく

○そのうちに、2003年12月27日(土)「注文をとらない料理店」を完成させる予定

http://d.hatena.ne.jp/Da-Z/
↑というページができました
感想専門の日記です

▼▼▼森博嗣▼▼▼
☆「大学の話をしましょうか」が中央公論新社から発行!
☆「τになるまで待って」が講談社ノベルスより発行!
Gシリーズ第3弾
☆「朽ちる散る落ちる」が講談社文庫から発行!
Vシリーズ第9話
☆「森博嗣の浮遊研究室5 望郷編」がメディアファクトリーから発行!
完結編だそうです
☆「ダウン・ツ・ヘヴン」が中央公論新社より発行!
スカイ・クロラシリーズ第3作
文庫になったらよもうおかな(「ナ・バ・テア」も未読)
☆「君の夢 僕の思考」がPHP文庫より発行!
☆「迷宮百年の睡魔」(スズキユカ画)が幻冬舎コミックスより発行!
◎オススメは「MATEKI−魔的−」(詩集、PHPより発行)です
というより僕が好きなだけ

宝生出演の舞台観ました!(7/26)
詳しいことは月曜の日記にて
・・・と思ったけど
やっぱり水曜の日記分に書きます
と言ってて、未だに書いていない
そのうち書きます
それにしても、もうすぐ一週間経つのか
・・・もうすぐ三週間か
・・・もうすぐ四週間か
・・・一ヶ月越えたな
・・・それどころか二ヶ月経ったな
・・・もうすぐで三ヶ月だよ
・・・経ったな、三ヶ月
そして四ヶ月が過ぎ・・・
半年が過ぎ・・・
七ヶ月が過ぎ・・・
そして八ヶ月(一年の2/3)が過ぎ・・・
驚いたことに十ヶ月が過ぎ・・・
もうとっくに一年経ち・・・
一年と二ヶ月が経ち・・・
二年と二ヶ月が経ち…

2005年01月31日(月) 最近 Recently

最近、僕の愛用しているリカルデントガムのエクストラミント味が、なかなか売っていない。
マイルドミントなんて甘ったるくて噛めやしない。

―END―



2005年01月30日(日) 新しい靴 New Shoes

新しい靴を買いました。
今はそれで散歩したくてしょうがない気分でいっぱいです。

―END―



2005年01月29日(土) 偉そうなことを言わせろ A Proverb

無駄なことは、大抵の人がやらないから無駄ではない。

―END―



2005年01月28日(金) 今、PC故障につき携帯から入力

眠れない夜には「虚航船団/筒井康隆」をどうぞ。
数ページ読めば無意識のうちに睡魔に襲われること必至である。

―END―

ついしん
それでも毎晩読みたくなるから不思議だ。
読みたいから読んでいるのか、眠りに就くために読んでいるのかわからない。



2005年01月27日(木) 知らないことが多すぎる

<濃縮還元>の意味がわかりません。

―END―



2005年01月22日(土) 筒井作品を振り返る3 My Favorite Tsutsui's Stories3

○秒読み(「薬菜飯店/新潮文庫」収録)
前半のパートは現実だったのか、それとも夢だったのか・・・
僕は夢だったのだろうと思う。

○退場させられた男(「串刺し教授/新潮文庫」収録)
超短編。
芝居を見せられているかのような話。
世界観が独特で面白い。
世にも奇妙な物語で映像化できそう。

○分裂病による建物の諸相(「魚らん観音記/新潮文庫」収録)
あり得ないことをドキュメンタリー風にかいてあるのが特徴的
個性的な一作

○建物の横の路地には(「魚らん観音記/新潮文庫」収録)
読んでいてなぜだか心が温かくなった。
ストーリーらしきものはない。
ただ、○○の横の路地には何々があって、というのが箇条書きで書いてある。

○こぶ天才(「宇宙衛生博覧会/新潮文庫」収録)
教育問題を扱った話とも言える。
天才はつくろうとしてつくれるものではない、と思う。
風刺のきいた一作。

○通いの軍隊(「おれに関する噂/新潮文庫」収録)
今後ありうる気がして、リアルに怖い。

○熊の木本線(「おれに関する噂/新潮文庫」収録)
主人公と共に現実にありうる不思議な世界へトリップした気にさせられた。

○たぬきの方程式(「国境線は遠かった/集英社」収録)
最後の一文にぞっとさせられた。

○欠陥バスの突撃(「国境線は遠かった/集英社」収録)
一個人のあらゆる人格を具現化させた人物たちが、一台のバスに乗っている話。

○フル・ネルソン(「国境線は遠かった/集英社」収録)
意味のなさが、面白いのかもしれない。

○酔いどれの帰宅(「くたばれPTA/新潮文庫」収録)
ショートショート。
最後、作者が読者に語りかけてくるのが面白い。

○旅(「アルファルファ作戦/中公文庫」収録)
カオスな物語。

○母親さがし(「メタモルフォセス群島/新潮文庫」収録)
勘違いで進んでいく話。
落語みたい。

○屋根(「原始人/文春文庫」収録)
「エロチック街道」に通じるものがある。
こういった作品は基本的に好きである。

―END―



2005年01月20日(木) 面雀のハイの言葉を考えてみました3 56Pieces

花柄
完成した時のことを考えると
時計
ではない
スロー

というハイ
40周年記念
でっぱり
三丁目が
戦争
つもり
大人でも子供でもない

と聞いておりますが
リアル
ところどころ
(株)

スター
に戻る
ぶらり
モーニング
のど
史上初
コーナー
作戦
まるで初恋のときに感じたあの甘酸っぱさにも似た

キャッチコピーは
隊長の
カメラ
ミニ
気分
くたばっちまえ!
大臣
く、苦しい・・・
それどころか
八時頃
ぽっと出
お前は俺の
自己陶酔的な
ルール
返上
頑張りや
だが、
ブサイク

耳をすませてみると
分厚い
の巻
動物園
天国
オリンピック
と言われても
心温まる

―END―



2005年01月19日(水) 面雀のハイの言葉を考えてみました2 64 Pieces

オリジナル
メニュー
吉田さんちの
も可
専用
どちらかと言えば
なら、まだいいのだが
の時代がやって来ました。
懐かしい
先行くよ
の瞬間
いらっしゃい
NG
びゅんびゅん
もうすぐ
と言いたいね
助かるのかしら
ところどころ
家の子に限って
静かな
男女
と叫ぶ
半分は
泣きながら
鼻唄まじりで
とりあえず
かわいい
ターン
システム
秘密
ブルドッグ

大人なんて
鹿は
お姉さん
回転式
54年前から
の群れ
×
は誤るよ
自動

アウト・オブ
しくしく
USED
と一緒
我々は
よく考えてみると
二秒後に
を引っぱる
人通りの多い
目の上の
便利ではある
フレッシュ
食事中は
サービス
は、やめた方がいいのでは?
リバーサイド
願望
と呟いた
天才だ!
日焼けは
海の
あの日以来僕は

―END―



2005年01月18日(火) 面雀のハイの言葉を考えてみました 50 Pieces

文字
踵で
窓から
にやり
黙れ
から醒める
ところで、
好きだ。
伸びた
麗しい
が怒るな!
ピーン
我ながら
アツアツの
家族全員
洞窟
24h
ビル
タイム
積み上げられた
男子学生45名の
知らず

上手
複数の

前から言おうと思っていたんだけれど
プレイ
喫茶
ホーホケキョ
若年寄
歯磨き粉
のある生活

カット
メルヘン
手さげ
隙間
以外
も付いてくる
繋がる

押し寄せる
すっきり
アイスクリームのスプーン

良くも悪くも
残り少ない
症状は
よろしければ

―END―



2005年01月16日(日) 第17回小説すばる新人賞受賞作 The Work Excited Without Knowing Why

最近はもっぱら筒井作品しか読まない僕でも、今猛烈に気になっている小説がある。
「となり町戦争/三崎 亜記」である。
日記のタイトル通り、第17回小説すばる新人賞受賞作である。
小説が受ける賞も色んなものがあり、それほど色んな賞の名前、特性を知っているわけではないが、<小説すばる新人賞>というのはエンターテイメント性のあるものが歴代受賞している気がする。
全く読んだことがないので、なんとなくだけど。
雑誌に載っていた受賞作らのあらすじを読む限りで感じたことである。
うん、猛烈に読みたい。
そんな気にさせてくれる本は最近なかったなあ。
ああ、筒井の「脱走と追跡のサンバ」もかなり読みたい。
最後に、「となり町戦争」のあらすじをamazon.co.jpのレビューから一部引用させていただく。

ある日届いた「となり町」との戦争の知らせ。だが変わらぬ日常に、僕は戦時下の実感が持てないまま。それでも“見えない”戦争は着実に進んでいた。「清澄な悪夢」「傑作」と選考会騒然の衝撃作!

―END―



2005年01月15日(土) 面雀 A Thing Like A New Card Game

「松本人志のスーパー一人ごっつ vol.1」で行われていた「面雀(おもじゃん)」というゲームを、友達と四人で真似てみた。

まず、名詞動詞形容詞接頭語記号など様々な言葉が片面に書かれたハイを用意する。
麻雀と同様テーブルを囲むように四人が座り、ハイの言葉が書かれた側を裏にして四人に十数枚均等に配り、残りを中央に並べ置いておく。
そして中央のハイを一つひっくり返し、そのハイの言葉の先もしくは後に各人がそれぞれ自分の持ちハイ一つを繋げて言葉をつくり、誰のものが一番面白いかを競うゲームである。
それを中央のハイが無くなるまで続けるのである。
尚、各人は基本的に、自分のつくった言葉を解説する。

ちなみに各ハイの言葉は、一人で考えると偏る危険性があるので、四人が分担して考えた。
以下に実際のハイの言葉を記しておく。
ちなみに僕たちが使用したハイは、英単語を覚える時に使うリングがついたアレをばらしたものである。

アップ
鍋の中
危険
保健室
シーサイドホテル
壊れかけの
にら
で終わる
パンツ
サバイバル
だてメガネ
時には
メキシコ代表
貸し出し中


瞬発的
たて笛
結局
小太り
汁粉みたいな
ていうか
の根っこ
でこ

和風
としても
名探偵らしからぬ
変身
一休さん
出たがり
せがた三四郎
鼻毛

入れ歯
ピンクの電話

が原因
横滑り
苦学生
アフタヌーン
ふり返れば
エックス
36億の
夏本番
激安
夜明けの
生涯
それとも
国際的な
合言葉は

デジタル
デーブ・スペクター
欲張りめ!
さて、
昨晩の
寒中マラソン
ムキムキ
(笑)
もみくちゃ
駆け出し
グループ
まゆげ
短パン
と言われましても

向い風
後ろから
おしゃれ
サークル
イモ焼酎
だよね。

要するに
ギクッ
とお伝え下さい。
ダッシュ
公園で散歩中
コートの中の
未来
たまたま
顔中
骨折
東京から

若干名詞が多いのが僕らのゲームが終わってから反省した点である。
また、助詞のついた言葉をもっとつくるべきであったとも、反省した。

そして、上のハイらの組み合わせによって生まれた言葉の一部を下に記しておく。
もちろん局ごとに四人の中で一番良かったものである。

アフタヌーンが原因
副鼻毛
瞬発的せがた三四郎
無イモ焼酎
後ろから向い風
おしゃれと言われましても
東京からが原因
としてもさて、
36億のデーブ・スペクター
頭貸し出し中
それとも後から
シーサイドホテル未来
コートの中の短パン
向い風が原因
国際的なまゆげ
ふり返れば汁粉みたいな亀

説明によって面白くなる場合も多々あり、例えば<向い風が原因>は、これをつくった本人の言った<歩きにくいのは何故かの原因が、向い風>というような解説よりも、違う人が言った<遅刻の原因が向かい風>というものの方が面白かったという事実から、はっきりとわかった。

<ふり返れば汁粉みたいな亀>は、中央のハイに対して持ちハイが余ったので、最後だけ複数のハイを使っていいことになり、出来たシュールな傑作である。

個人的には<36億のデーブ・スペクター>、<それとも後から>、<シーサイドホテル未来>などが好きだった。

尚、僕のつくった<おしゃれと言われましても>は、こんな解説を言った覚えがある。
<これは、お見合いで、ある女性に宅八郎を紹介しようとして、「以前と違って彼はとてもおしゃれになりまして」と薦められ、それに対してその女性が言った言葉>

このゲーム、皆の予想に反して、かなり盛り上がりました。
ちなみに企画者は私です。

―END―



2005年01月14日(金) 筒井作品を振り返る2 My Favorite Tsutsui's Stories2

○驚愕の曠野(「驚愕の曠野―自選ホラー傑作集〈2〉/新潮文庫」に収録)
なんだが凄い。
多層的な世界観に圧倒させられた。

○一について(「エロチック街道/新潮文庫」に収録)
漫才形式で、<一>の概念に迫る。

○遍在(「エロチック街道/新潮文庫」に収録)
時空間が取り払われた世界、と言えるだろう。
凄い。

○遠い座敷(「エロチック街道/新潮文庫」に収録)
この懐かしさ、心地よさはなんなのだろうか・・・
うっとりとする話でした。

○エロチック街道(「エロチック街道/新潮文庫」に収録)
ストーリーはシンプルだが、世界観が幻想的で、読書をしているにもかかわらず半覚醒時の心地よさが感じられた。

○傷ついたのは誰の心(「笑うな/新潮文庫」収録)
なんなんだこれは、と思った作品。
シュールでエッジのきいた作品。

○夢の検閲官(「夜のコント・冬のコント/新潮文庫」収録)
頭の中に人がいるようなイメージを抱かせる話。
夢の重要性を認識した。

○佇むひと(「ウィークエンド・シャッフル/角川文庫」収録)
シュールで怖い。

○さなぎ(「ウィークエンド・シャッフル/角川文庫」収録)
親と子の悲しい物語。

○モダン・シュニッツラー(「ウィークエンド・シャッフル/角川文庫」収録)
凄い。

○座右の駅(「串刺し教授/新潮文庫」収録)
原稿の上を人が歩く描写がなんといっても印象的。

○衛星一号(「幻想の未来/角川文庫」収録)
凄い。

○ラトラス(「魚らん観音記/新潮文庫」収録)
でっかいねずみが人間より優位な世界。
知能をもつということはどういうことかを考えさせられる。

○あのふたり様子が変(「最後の伝令/新潮文庫」収録)
雰囲気がいい。

○融合家族(「日本列島七曲り/角川文庫」収録)
凄い。

―END―



2005年01月13日(木) 筒井作品を振り返る1 My Favorite Tsutsui's Stories1

○幻想の未来(「幻想の未来/角川文庫」収録)
中編にもかかわらず、大作を読み切ったという後読感があった。
これは映画化されたらつまらなくなる気がする。
初めの方はかなり読み辛いと思われる。
読み手にも想像力を要する、人類滅亡後の話。

○走る取的(「メタモルフォセス群島/新潮文庫」収録)
小説版「激突!」(スティーブン・スピルバーグ監督作品)。
「激突!」ではタンクローリーであった恐怖の対象は、この小説ではお相撲さんである。

○メタモルフォセス群島(「メタモルフォセス群島/新潮文庫」収録)
生態系について考えさせられる。

○人類の大不調和(「馬は土曜に蒼ざめる/集英社文庫」収録)
万博をこう料理するなんて、凄い。

○だばだば杉(「おれに関する噂/新潮文庫」収録)
夢と現実の境界線の曖昧さが素晴らしい。

○十二市場オデッセイ(「家族場面/新潮文庫」収録)
なぜ、こんな話を思いついたのかが不思議。
思いついたのだからしょうがない、という声が聞こえてきそうだ。

○妻の惑星(「家族場面/新潮文庫」収録)
主人公の夢の中の話のような話。
夢も現実の一部として重要なのではないか、ということを感じさせる。

○ヒストレスヴィラからの脱出(「アフリカの爆弾/角川文庫」収録)
ラストの主人公の気持ちを思うと、クラクラする。

○窓の外の戦争(「アフリカの爆弾/角川文庫」収録)
こういう戦争映画があってもいいのではないか、と思う。
アクション映画ばりの戦争映画より、この話の方がリアルに怖い。

○日本以外全部沈没(「農協 月へ行く/角川文庫」収録)
日本のみが沈没するケースの方が、まだましだろうなあ。

○アノミー都市(「原始人/文春文庫」収録)
嘘のようでリアルな未来の都市像。

○パプリカ(新潮文庫)
長編。
映画化して欲しい。

○無人警察(「にぎやかな未来/角川文庫」収録)
人間に限りなく近いロボットは人間なのではないか?
そんな疑問が読後浮かぶ。
あながち、ロボットに人間が滅ぼされるのもなくはないだろう、と考えさせられる。

○ヨッパ谷への降下(「薬菜飯店/新潮文庫」収録)
天才的な短編小説だと思う。
随分前に読んだので具体的には忘れたが、十数ページでこの圧倒的な幻想的世界を紡ぎ出すとは。
いや、短いからこそ濃密なものが書けたのか。

―END―

ついしん
「パプリカ」(長編)、「幻想の未来」(中編)以外は短編もしくはショートショートである。



2005年01月12日(水) 知っている強さ 知らない強さ Known Strength And Strength Which Is Not Known

自分を知っているということは
強い

しかし
時には自分を知らないということも
強さに転じることがある

―END―



2005年01月11日(火) オールドムービー A Old Movie

朝方、「市民ケーン」を観た。

映画は朝方観るものではないなと、鑑賞後、後悔した。

この映画は1940年代の古い映画だ。
どこが決めたのかは忘れたが、この映画はそのアメリカ映画ランキングベスト100の一位になった映画だ。
それほど映画史上価値のあるものとして評価されているということである。
特に手法が当時としては斬新だったのだろうが、しかし、現在において、それらの手法は当たり前のものになっている。
そんなわけで、そういう点で関心はしなかった。
エンタテイメントというよりも、芸術的な映画なので、その点に感動しなかった僕は、この映画を退屈だと思った。
期待値が高かったのも一つの理由だろう。

ただ、映画史に興味をもってからこの映画を再見すれば、今回抱いた印象とは違うものを抱くかもしれない。

―END―



2005年01月10日(月) 関係 Both Are Permitted Similarity

宗教と偶像(アイドル)
の関係は
両想いの相手と片想いの相手
の関係に似ている

―END―



2005年01月09日(日) 僕は次男になった The Eldest Son Is Bae Yong Jun

以前母は、長男で一人っ子の僕にこう言った。
お前はうちの次男になった、と。
どういうことか。

うちの母はペ・ヨンジュンのファンだ。
彼は、ファンのことを<家族>と言う。
つまり、母にとっても、ペは家族の一員ということになる。
まあ母とは年齢が自分の息子であってもおかしくない程離れているから、彼を息子と言っても過言ではない。
そして、どう考えてもあちらの方が社会的将来性があるだろうということで、僕が次男になったわけだ。

―END―



2005年01月07日(金) ダメージ Damage

本日はバイトへいく前に年賀状を書いていました。
今日まででやっと七枚書きました。
ある人への年賀状の一部分を折り紙による貼り絵にしたのですが、そこだけで二時間もかかってしまいクッタクタになりました。
バイトをしていてもこんなにクッタクタになったことはほとんどありません。
努力が報われ、そのイラストは僕としては納得できるものになりました。

レジのバイトをしていると、どうしても異性で惚れてしまう人が一人や二人はできてしまいます。
いつも僕のレジに来る度、いいなあと思っていたその美人の人が、今日始めてお連れの方とやってきました。
がああん。
彼氏なのか、それとも実の弟なのか。
そんな疑問が頭の中で虚しく響いていました。
レジで顔を見かけるだけの相手なので、性格などは印象により、頭の中で理想化してしまっているため、知り合いをデートに誘って断られたことよりもショック度は大きかったです。
さてはて、僕はどうすればいいのか。
ははははは。
ははははは。

―END―

ついしん
対策一、その人のことを意識しなくなるまでひたすら耐える
対策二、徹底的に想像の中でその人の欠点をでっちあげる
対策三、ナンパをする



2005年01月06日(木) そろそろ振り払わなければいけない New Year Mood

そろそろお正月気分を振り払わなければいけない時期になりました。
しかし、今日はいったん八時に起きたものの、二度寝の結果、十五時に起きてしまいました。
まあ目覚めが良かったからよしとするか。
今日から早寝早起きを実行したいと思います。

昨日は年賀状を三枚書きました。
すべて手書きなので一枚辺りに費やす時間がハンパねぇ!(トータルテンボス)
クタクタになってしまいました。
来年は純粋にイラストやレイアウトに拘るだけで、全員分の両面をパソコンで作りたいなと思います。

―END―

今日も数枚、年賀状を書く予定です。
そういえば、今年は元旦から正月気分を実感することはありませんでした。
なのに、それを振り払わなければいけないと言っているのはなぜか。
よく考えてみたら、年末年始よりも以前から、遅寝遅起きの習慣がありました。
なので正確に言えば、そろそろ、社会人への仲間入りをしていく上で、生活習慣を改めなければいけないと思っているダーZです。



2005年01月05日(水) ベッド The Bed

ようやくここに来た。
アルビーはそう思った。
数々の心配事がぼんやりと薄らぎ、反対に眠りに向かっていく時の心地よさが彼の体を包み込んだ。
安定という言葉を彼は思いつく。
その瞬間、彼を載せていたベッドが片側に傾き、ずずずずと彼は床へ流れるように辿り着いた。
彼はなんとなく、ベッドが傾いたことには疑問を抱かず、まあ床なら傾くことはないから安心して眠られるだろうと思い、改めて眠りに向かっていった。
安心したのも束の間、今度は飼っている犬が今までにないくらいの大きさで主人である彼に何かを訴えようと吠えている。
彼は玄関を出た。
そういえば僕は犬を飼っていない。
犬を飼っている夢を見たことはあるが。
ではあのワンワンと吠えていたのはなんだったのだろうか。
近所の犬だろうか。
だとしても、僕が玄関から出た時にはもう、ピタリと吠えるのをやめていた気がする。
彼は自分の眠さを確認するように右瞼を擦った。
玄関の方に振り返った彼の意識は一瞬止まった。
家がなくなっていた。
そこには家の跡形もなく、土地のみが広がっていた。
まるで夢のようだ。
さほど寒くもないので、彼は土の上にごろんと転がり、眠ろうとした。
案外土って暖かいんだなということを彼は感じた。
そう感じた瞬間、彼は土の中に潜っていった。
進行方向を見ると、大きなモグラが土を掘り進んでいた。
地面に対して垂直に進んでいるにも関わらず、彼はモグラに追突することなく自動的に進行していった。
つまり彼は浮いていた。
初めは入り口の地面に対して垂直に進んでいたようだが、途中から方向が変わったらしく、彼は見知らぬ大地に吐き出されるように着いた。
着いた途端、彼はスポッと地球外の宇宙にいきなり重力に反して持ち上げられた。
そうして今、彼は宙にプカプカと浮かんでいる。
「ああ、あのベッドが恋しい」
いきなり、宇宙にもかかわらず猛烈な勢いで下へ下へと落ちていく感覚に襲われた。
僕はどこへ落ちていくのだろう。
これ以上落ちていくところがあるのか。
彼は音もなくベッドの上に落ちた。
彼は心底ホッとした。
それは、元のベッドとは若干違うものの似たようなソレだった。
辺りは暗いままだ。
ここは宇宙なのか。
きっと宇宙なのだろう。
彼はそう思った。
暗闇の中、ベッドに横たわる彼。
彼が孤独だなと思った瞬間、パッと明かりが灯り、知った顔や知らない顔の人間がそこら中に集まっていた。
みんな、僕と似た形をしている。
彼はそう思った。
みんな、僕の仲間なのか。
そんな疑問を持った瞬間、頭上からこんな声が聞こえてきた。
「それは決めるのはお前だ」
周りの人間は皆、フリーズしている。
彼は悩む余地もなく仲間だと確信した。
フリーズしていた皆が、こちらによってきた。

―END―



2005年01月04日(火) 車と信号 人と法律 The Similar Relation

まだ、今年が2005年であることに慣れていません。
1〜3日、三日連続で間違えて2004年の日付けで載せてしまいました。(訂正済み)
学習能力に欠けるダーZです。
ある意味自我が強固な印です。
と開き直る自分を今年は直します。

先程、去年の一月の日記をバーッと見たのですが、一年が異様に速く過ぎたのだなと実感しました。

ところで、車が赤信号で停まっている姿がちょっと面白いと感じたダーZです。
徒歩や自転車のスピードに比べ、あれほどに驚異的なスピードの出る車が、そして追突すればいとも簡単に人をふっとばす事が出来るあの車という先人が想像もしなかったような驚異的なエネルギーの塊が、赤信号が目の前に登場するだけで緩々とスピードを押さえ、停止してしまう。
そしてガレージでは走ることができない現状に不満を言うでもなくひっそりと、走行中の獰猛さの欠片も漂わせずに停まっている。
そんな車に、可愛らしさすら感じます。
やはり、問題なのは乗っている人間の方ですね。
車と信号の関係は、人と法律のソレに似ています。
僕は、車のいいところを見習っていきたいと思います。
難しいでしょうがね。

―END―



2005年01月03日(月) 今年初劇場鑑賞映画 Thirty Lies Or So

「映画『約三十の嘘』について」
すっごく心地のいい映画でした。
やっぱり邦画もいいなあと思わせてくれた邦画でした。
こんなお洒落な邦画って、いやいや、邦画どころか最近の映画にはなかったように思うのですが。(知らないだけか)

サスペンスなんだけど、サスペンスに似つかわしくない音楽だったのも意外性がありつつハマッていてグーでした。
ほんのり舞台劇っぽく、登場人物も少なくてほとんどが列車の中のシーンなのですが、それでも飽きさせなかったという点が、かなり凄いなと思います。
詐欺師の集団が主な登場人物の映画なのに、犯行シーンが皆無であったのも印象的でした。
脚本、自然な演出、役者の演技、どれをとっても逸品だと思いました。

それにしても最近の映画の中谷美紀は見惚れてしまうほど魅力的だなと思います。
ドラマ「ケイゾク」の時とは明らかに違う良さが、最近の彼女にはあるように感じます。
僕の好きな女優の三本の指には常に入っています。

他にも魅力的な俳優女優ばかり。
椎名桔平はうまいとしかいいようがない。
また、うまいだけでなく、見ていて飽きさせない俳優だなと思いました。
この映画の彼の、一つ一つの挙動には、心地よい意外性がありました。
他には有名な妻夫木聡、田辺誠一、八島智人が出演しています。
よく考えると驚きのメンバーです。
あと、僕は知らなかった伴杏里という女優が出ていて、今までに挙げた六人が一つの詐欺集団のメンバーという設定の映画です。

それにしても(二度目)、劇中でも詐欺師メンバー数人にボインちゃん扱いされていた伴杏里でしたが、本当に好ましい丁度いい大きさのオッパイをもっていて、そこに目がいく度、僕の表情は緩んでしまいました。
谷間が見えるという服装ではなく、セーター越しの直接には見えないオッパイというのが素敵でした。
中谷美紀と伴杏里は非常に対照的でよかったです。

今年初に劇場で鑑賞した映画が僕にとって、(邦画なのに)とても素敵な映画だったので嬉しい限りです。

―END―

ついしん
前から中谷美紀と柴咲コウって似ているなと思っていた。
「約三十の嘘」のパンフレットによれば、中谷は最近、街角で柴咲コウですかと声をかけられ、面倒で柴咲コウとサインを書いて逃げたという。



2005年01月02日(日) 近況など Recent State Etc

昨日今日とボーリングをしました。
それぞれ違うメンバーでした。(一人同じ友達がいる)
年末年始、出費が激しくヒーヒーです。

最近「着想の技術/筒井康隆」を色んな本と平行に読んでいます。
この本が一番読み応えがあります。
ちなみにエッセイです。

一週間前くらいに映画「どですかでん」を借りたのですが、結局観ずに返却することになりました。
しかも一日延滞。
最悪だ。

今から年賀状を書く予定です。

今年は漫才創作とドラム演奏と小説執筆と美術鑑賞にスポットを当てていきたいと思います。

―END―



2005年01月01日(土) ガムと寝起きとさつま芋の甘さと現代性 A Happy New Year

昨晩、ガムを噛んだまま寝たため今朝起きた時、口の中をバサバサのものが占領しておりました。
紙屑が口の中にあるような感じでした。
朝の寒い、寝床から這い出るのがしんど〜い季節でも、早く口をゆすぎたいが為に早く這い出たくなること必至です。
寝起きが悪い人にオススメです。

先程、電子レンジで蒸したさつま芋を食べました。
熱いお茶と交互に口にすると、さつま芋の甘さが際立ちました。
そのほんのりとした甘さには現代性がありませんでしたが、反対に現代性という抽象的なものの正体を一瞬感じ取った様な気がしました。
そういうものを知り、客観性を養いたいのなら、あらゆるベクトルに自分を向けていく必要があることを、芋の甘さから学んだ元旦です。

―END―


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