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「物は言いよう」斎藤美奈子
2009年11月30日(月)
政治家やタレントたちの、それちょっとセクハラじゃない? 女性差別じゃない?という発言を集めたもの。
森首相の「産まない女」発言とか、ありましたね〜。他にも、そんな発言があったのかーというものがあれやこれや。
それらの発言に対して、なんだかもやっとしても、そう感じるのがどうしてなのかわからない、ということも私はあるのですが、それがなぜ差別になるのかをきちんと説明してくれるので、いろいろ腑に落ちる部分があり、とても楽しく読みました。なにより、それらの発言に毒と笑いでさくっと切り返してくれているのが爽快でおもしろかった。

何年経っても、なにそれ、という発言は世に尽きません。また、こんな連載してくれないかな〜。
★★★★
「必要なものがスグに!とり出せる整理術!」池田暁子/「BILLY BAT 2」浦沢直樹
2009年11月29日(日)
「必要なものがスグに!とり出せる整理術!」池田暁子
タイトル通りの内容です。
私の部屋、ものがすごく多いんですよ! 大変なんです。ま、そんなこんなで読んでみました。
うん、参考になる…ような、ならないような…。まず、「片付ける」を読むべきですか?
(いや、そもそもこれを参考にしようと思うのが間違っているのか…)


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「BILLY BAT 2」浦沢直樹
話が時空を超えてあちこち行き始めてびっくりです。キリストとユダが出てきたり、時代劇になったり…。
どうなるんだろう、これは?
「LOVELESS 9」高河ゆん
2009年11月28日(土)
キオを人質にとられた立夏と草灯は、二世と引き換えにすることを了承し、BLOODLESSと対峙する。
BLOODLESSそれは、血を流さないという意味…。

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清明が清盛に見えてしかたありません(笑)
BLOODLESSは変態ちっくな二人…。ヴィジュアル的にはイマイチ。

毎回思うのですが、限定版より通常版の方が表紙の配色好きだなあ……。でも付録読みたいからつい限定版買っちゃうんだけどね。
「ツ、イ、ラ、ク」姫野カオルコ
2009年11月26日(木)
隼子14歳。地方の小さな町で育った。そして、産休の先生の代理で赴任してきた河村と出会った。彼は23歳。やがて二人は隠れて会うようになるのだが、隼子に思いを寄せる三ツ矢はそれを知り……。
あれから20年経ち、彼らは恩師の通夜に集まるのだった。

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まあ、先生が中学生に手出してー…、という話なのですが、すごくよかった!
隼子が魅力的に描かれているんですよね。甘いものが嫌いで、授業もろくに聞かずにぼーっとしているけど、さばさばしていて、そっけない。女の子の輪から抜け出す時に、正義感とかではなく、震えているのに賭けをする気分で言ったというのがいいです。彼女を魅力的に描く1エピソード。
二人ができてしまう過程も、そんなあ、と思えば思えるのだろうけど、すんなりと受け容れてしまう不思議さ。
電話の「ったく馬鹿…」が泣かせます。嘘をつきとおす二人がせつなくてきゅんときます。

同級生や先生がたくさん出てくるのですが、どの子も、ああいそうだなあ…と思わせるリアルさ。説得力。学校というあのドロドロとした空間の密度。
あー、学校嫌いだなあ(笑)
でも、この本は楽しかった。

この人の文章は、好きだと思います。
修羅場のシーンでも、それを読むことがイヤだと感じさせない。イヤな子でも、見るのもイヤと思わせない。
他のも読んでみたいな。
★★★★
「ゆるナチュライフ。」たかせシホ
2009年11月16日(月)
「ズボラでOK! ナチュラル健康生活のススメ」という副題がついています。
健康的でナチュラルだけど、ちょっとオシャレしたいよね、という趣旨のエッセイコミック。
が、後半だんだん健康の方に重点が移ってきたような。靴下5枚重ね履きで、5キロも痩せたとか、マクロビオティックとか、布ナプキンとかが紹介されています。
足を暖めるのは私もいいと思うけど…靴下5枚はつらいなー。もこもこしてるの嫌いなんで。まあ、私は一般よりも足は暖めてる方だと思います!
…という感想で終わるのもどうかと思うので(笑)、漫画の感想はというと、私は割りと読みやすくておもしろかったですよ。友だちは書店で見て、絵がイヤだったと言ってましたが…。
「会社がイヤになった」菊入みゆき/「作家の読書道」Web本の雑誌編/「六月の夜と昼のあわいに」恩田陸
2009年11月15日(日)
「会社がイヤになった やる気を取り戻す7つの物語」菊入みゆき
会社でやる気のなくなった人がやる気を取り戻す、というストーリー(フィクション)が年代別に7つ収められています。
非常にストレートなタイトルですね(笑)
うーん、やっぱり、フィクションだなあ…と思ってしまった。


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「作家の読書道」Web本の雑誌編
作家の読書歴をインタビューでまとめたもの。
さらさらと流し読み。前に、読んだことあるような気が、しなくもない……。まあ、いいや!


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「六月の夜と昼のあわいに」恩田陸
彼女らしい幻想的な短編集。フランス文学者・杉本秀太郎による詩と、新鋭画家による絵画との、コラボレーション。
「Y字路の事件」と「窯変・田久保順子」は割と好き。絵は「Square Garden―夏の終わり」が好き。
「情報は1冊のノートにまとめなさい」奥野宣之
2009年11月14日(土)
A6の100円ノートを持ち歩いて、なんでもかんでもそこに書いたり貼ったりしよう!という本。安いから気軽に使えるし、情報を一元化すれば便利!というものです。
内容自体は、そんなに濃いものではないので、ぶっちゃけ立ち読みでもいいような内容でしたが…。まあ、私は本はあまりケチらないことにしてるので。(でもすごく売れてる本らしい)

そもそも私はスケジュール帳すら使っていないのに、なぜこんな本を買っているのか、という気もしますが(笑)
私も、なんでもとっておくのが好きな方なのでねー。ありとあらゆることをメモりたい気持ちがあったりなかったり…。
とりあえず、今度100円ノートでも買ってくるかな!
「恋愛小説ふいんき語り」麻野一哉・飯田和敏・米光一成
2009年11月10日(火)
様々な小説を、ゲーム作家である3人が読み、座談会でゲーム化を試みるという企画。今回は恋愛小説をテーマに、20冊が取り上げられています。
今回は、私も既読のものが多かった。20冊中6冊(たぶん)。恩田陸とか、「博士の愛した数式」など、私の大好きな小説も取り上げられてました。「恋愛小説」かなあ?とも思いましたが…。

いろんなつっこみやら裏読みやら、人の感想読むのっておもしろいですねー。今回もすごくおもしろかった。特に「恋空」は笑った(笑)
すごく読んでみたいと思ったのは、姫野カオルコ「ツ、イ、ラ、ク」。ぜひ近日中に読みたい。山田詠美も、前から読みたいと思っているものの、なかなか手が出ないな〜。
「「男女共同参画」が問いかけるもの 現代日本社会とジェンダー・ポリティクス」伊藤公雄
2009年11月09日(月)
ジェンダーという言葉が意味するもの、日本の女性差別の現状、昨今の「ジェンダー・フリー」をめぐるバックラッシュの構造…などを論じたもの。
あちこちに発表されたものをまとめたもののようなので、一部内容がかぶってるところもありましたが、わかりやすい言葉で書かれていて読みやすかったです。

うん、自分の気持ちの落としどころを探して、最近こういった関係の本を読んでいるのですが。
私が生きているうちは、あんまり変わらないんだろうなーって思いました。自分が変えようとしなきゃ変わらないと言われてしまうでしょうが…。
知ること、考えること、が大事だよ、きっと!
「新・花のあすか組! 8」高口里純
2009年11月08日(日)
蘭塾編が終わり、ネット学園でのいじめによる一人の少女の自殺という、新たな事件が…。

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わけのわからなかった蘭塾編が終わり、全中裏が関わるネット学園の事件が始まったんですが…。その事件の途中で終わってしまいました。これで、終わりらしいです。ええーー…。
まさに「俺たちの戦いはこれからだ!」じゃないですか(笑) 打ち切りって怖いねー。
ちょっと、これはないですよね……。もっとどうにかならなかったのかなあ。
「龍の花わずらい 7」草川為
2009年11月07日(土)
おっと、まだ感想を書いてませんでした! もうとっくに読んでたんですが、大好きなので別に置いておいたらそのままになってました(笑)
というわけで、最終巻…。
賛否両論ある(らしい)ラストですが、私は納得できたし、よかったと思う。
ちゃんとそれぞれの見せ場もあって。
今までの展開にもワクワクさせられた。こういうのは連載の醍醐味だなあと思いました。

この人の描く世界の、雰囲気とか温度感とかちょっとした笑いだとか、大好きなんですよね。
キャラクターの飄々とした性格も大好きで。
連載が終わってしまって寂しい。
早くまた連載始まりますように!
★★★★
「LIAR GAME 10」甲斐谷忍
2009年11月04日(水)
4回戦の予選「感染ゲーム」が終わり、本戦へ進むことに。本選は「イス取りゲーム」!

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単純なはずのゲームを、いかに頭脳戦、心理戦にするかがこの漫画のおもしろいところ。イス取りゲームという子どもの頃誰しもやったことがあるようなゲームを、いかに見せるか。楽しみです。
あ、感染ゲームも笑いました。ヨコヤが…(笑)

ドラマのシーズン2開始目前ですね。ドラマも楽しみにしてます!
「昭和のこども 2」流水りんこ
2009年11月01日(日)
どうしてこの人の漫画はこんなに気持ち悪いんだろう……。「30点かあさん」と、扱っている題材は同じはずなのに。
牛の…まつげが………うぇ。


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