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「素子の読書あらかると」新井素子
2003年06月29日(日)
高校時代大好きで、よく読んでた作家さんです。
久しぶりに読むと、あらためて特殊な文体の人だなと思いますね(笑)

読書エッセイということで、本を読んで考えたことなどを書いたエッセイです。(書評ではない、ということわりが入ってます)
いくつかおもしろそうな本があったので、読んでみたいと思いました。

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前回書き忘れたんですが、「デルフィニア戦記 1〜4」(茅田砂胡)を読んでたんでした。
異世界ファンタジーですね。
ファンタジーをよく読む友だちにも貸したら、図書館でその先を借りて、私よりだいぶ先に進んでしまったらしい。感想を聞いたら、「淡々としてるね」なんて言ってましたけど…。確かにね(笑)
4巻までが第一部ということで、国を追われた王様が奪還するというお話なんですが、割とご都合主義な面もありつつ、うまくまとめてあって読みやすいかなと。
簡単ですが
2003年06月15日(日)
この2ヶ月ほどで読んだ本の簡単な覚え書き。
友だちに貸してしまって、正確なタイトルとかわからない本もありますが。
下の方は、最近(今日)読んだので感想が多少多めです。

「ありふれた生活」三谷幸喜
エッセイ集です。脚本家としての日常がつづられていて、おもしろかった。

「NOW and THEN」三谷幸喜
自身による全作品解説+51の質問。舞台一本一本の解説やら想い出やら。
私は彼の舞台を観たことがないので、いまいちわからない部分が多かったです。

「真・イズミ幻戦記 暁の国1」若木未生
シリーズ再開。あれから、長かったですね………。
しかしまだ序章という感じで、今どういう状況なのか、ヴェールをかぶった部分が多いです。これから、すぐに次が出るならいいんですけど。

「グイン・サーガ89 夢魔の王子」栗本薫
特に感想はないです。長いシリーズの一幕。

「カモネギ白書」山崎一夫/西原理恵子
山崎一夫の麻雀に関するエッセイの合間に、西原理恵子の漫画が挿入されてます。
今回、ようやく西原理恵子の漫画のおもしろさがちょっとわかってきました(笑)
「ぼくんち」も読んでみたいと思ってます。

「GOTH」漫画・大岩ケンヂ/原作・乙一
うまく漫画化されてると思います。絵も割と雰囲気があるし。内容はけっこうグロいし、私はそういうのを視覚で見るのは苦手なんだけど、この漫画は目をそむけたくなる感じじゃなくて見やすかったです。絵はうまいし割とリアルに書いてあると思うんだけどね。嫌悪感を感じるほどの迫力のある漫画というのもいいんだろうけど、私はそれは好きじゃないので、これでいいです。
装幀は、原作の単行本とおそろい。こういうのって、珍しい気がします。なかなか凝っていて、かっこいいです。

「ロミオとロミオは永遠に」恩田陸
日本だけが取り残された近未来の地球。牢獄のような学園からの脱走を試みる少年たちの話。
なんだか微妙です。悲惨さと不条理さと妙な陽気さと懐かしさとが入り乱れて。怒っていいのか楽しめばいいのかがつかめない感じです。
読後もすっきりしない。

「樹上のゆりかご」荻原規子
「都立高校を舞台にしたミステリアスな青春小説」だそうです。
合唱祭や演劇コンクールなど、学校内での事件や人間関係などを描いてます。
なんというか、「頭がいい」ということの描かれ方が鼻につく感じ。

「心にある癒す力治る力 心理療法の現場から<下>」河合隼雄
心理療法の現場に携わっている人たちとの対談集。
自分が不安定な時、心理学関係の本を読みたくなります。様々な症状の患者が、医者との対話や夢分析、箱庭療法で回復していく様子が語られているのを読むと、自分の中のもやもやしたものも昇華していけるような気がするんでしょうね。
あまりにさらりと読み終わってしまったので、次はもうちょっと読み応えのあるものを読みたいです。


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