井ノ本的
 written by 井ノ本R
 
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2007年05月31日(木) ふたりのビッグショー

まあとりあえず見ちゃうよね藤原紀香と陣内智則。
と投げやりにこんにちはこんばんは井ノ本です

芸能人の披露宴は割と好きです
だって誰も頼んでないようなことしてくれるじゃないですか
玉姫殿でゴンドラとか(ダウンタウン浜田と小川菜摘)
愛のセレブレーションとか(ルミ賢)
ふたりのなれそめ再現VTRとか(ミスター&ミセス谷)
ああいう一般人だったらお金もらってもやりたくないようなことを軽々とやってのけるッ!
そこにしびれる!あこがれるゥッ!
て感じですかね(番茶をすすりながら)
しかし最近そういうのがとんと途絶えてつまらんナーと思っていました
そこへきたきたビッグウェーブ
なんつったって藤原紀香です
NORIKAです
ナオミです
キャッツアイです
スパイNです
主な主演作を並べてみても罰ゲームのようにしか思えないNORIKAです
FUNでの迷司会はわたしの心の謎箱にそっとしまってあります
FUNなのはNORIKA自身だったのだなあと
クイズ紳助くんから横浜FCを通ってスパイNを抜けて大奥からすべり落ち気がつけばそこにあなたと陣内智則
それでいいのか陣内智則
烏帽子が似合わないぞ陣内智則
それより十二単がへんだぞ藤原紀香
顔色がへんだぞ藤原紀香
どこへ行くんだ藤原紀香
落としどころがわかんないぞ藤原紀香
テンション高いぞ陣内孝則
話を戻せよ井ノ本R
はいごめんなさい

とにかく期待だけはいやがおうにも高まるわけです
だってスタアじゃないですか
最近どうもスタア的なものが世に足りないなあと思っていたのでここはひとつポーンとハジけていただかないと
景気もよくなってるわけだしね!ニコッ!
と録画はしないまでも中継の放送日は家で見ようかしらと思う程度の期待をもちつつ当日を迎えたわけですが
えっと
えーと
えーーーっと
……
………

なんなのでしょうねえあのすわりの悪さ
残留感というかなんつうか
パケだけ見てデカい打ち上げ花火かと思って買ったらロケット花火でしたみたいな
いやちがうなヘビ花火だな
うんそうだそうだ
微妙だって?
だってそうだったじゃないですかーーー(いきりたつほどのテンションもなく)
なんなんですかあの微妙さは
そこかしこ小ネタはありましたよええたしかにありましたよ
ムーディ勝山を左に受け流せずにいる中村玉緒とか
陣内のピアノのドの位置に貼ってあった目印シールとか
でもちがう…ちがうの!
そんなんじゃないの!
内山理名@ナッキーふうにつぶやいてみてもひとり
内山さんもどこに向かっているかわかんないひとりですがそこに触れると長いのではしょります

思うに藤原紀香の披露宴は全方位的に好感度を狙ってダダすべりの見本市だったのではないかと
ちょっとハートフルだったりお笑いだったりハンパに豪華だったり
ええい結局何がメインなんだといいたくなるわけです
どうしたいのかよくわかんないんです
ワンチャートワンメッセージじゃなくてあのー
ワンチャートフルメッセージでもうなにがなんだか
とにかくゴーヂャスにすればいいのにそうでもないし
祝辞まみれにすればいいのにそうでもないし
再現VTRも谷夫妻なみにドラマっぽくすればいいのにそうでもないし
司会も徳さんなのか紳助なのかわかんないし
両親への手紙は巻き入りすぎだし
もうねーほんとに
ハジケて
ない。
どーせたくさん人読んで中継入れて派手にやってんだからド派手にしちゃえばいいのにな
引き出物は二人のリトグラフにすればいいのにな

中途半端に各方面から満遍なく受け入れられようとすると失敗すると思います。
昔とちがって今なんてニッチだらけでドキッ!ニッチだらけのマイブーム大会!なわけですよ
結果論として満遍なくウケることはあるかもしれませんがそれは狙ってできるもんじゃないような
マツケンサンバとかそうじゃないですか
もともとコアなとこからスタートしてそこから火がつくのはわかるけどなんつーかなー
マッチが湿ってるときみたいなぐだぐだ感

そう思うとスタアって大変ですね
全方位に受け入れられようとすればするほど全方位的にハンパになって全方位的に半笑いになるっていうか
にしきのあきらはそのへんわかってるというかなんというか
藤原紀香はそのへんわかってるんだろうかどうなんだろうか

井ノ本は引き出物の中に入っていた紀香の本はサイン本だったのかどうかが気になってなりません
一部陣内智則のサインが入ってたりとかしてそうでほんのり涙を禁じえなあったり

2007年05月28日(月) 報道されないY型の彼方へ

不謹慎を承知で書きますが

故松岡農水相は

「なんとか還元水」

の説明責任だけは果たすべきだったと思います

だってNHKですら「いわゆるなんとか還元水」と言わざるを得ないんですよ
言い続けなければならないんですよ
いつまでも
とこしえに
永久に
このきもちわるさったらないですよ
いくらあいまいさを許容しむしろ美徳とする日本だってそれはないでしょうよと
美しい国日本ってこういうことですか安倍内閣のみなさん
馬券当てて喜んでる場合ですか安倍さん
爆笑問題田中のほうが大きく当ててますよ安倍さん
もしかして田中に対抗して美しい星とかさらにデカいこと言い出したんですか安倍さん
時系列が逆ですが気にしませんか安倍さん
気になりますかそうですかそうですよねみなさん
同じようにわたしはなんとか還元水のなんとかが気になってしょうがないんですよ安倍さん
安倍さーン
小池一夫風な誤変換にとまどってみてもひとり

井ノ本は当初「なんとか還元水」のことをてっきり
「なんとかしてどうにか還元した水」
のことだと思っていて
農水省ってたいへんなんだなーロハスロハスとかお気楽に思っていたことをこっそりカミングアウトします
松岡さんほんとうはどうだったんでしょうか
個人的には無一文になっても生きてるほうがよいと信じているのですが政治の世界はそうはいかないのでしょうか
そうでしょうね自分ひとりのことですまないというかすまされない世界でしょうしね
うーんそれにしてもなあ
なんだかいろんなことを考えてしまいます
ご冥福をお祈りしています

でもやっぱり「なんとか還元水」の謎だけはなんとかしてほしかったなあと

2007年05月27日(日) 右から見れば真ん中も左

最近自分で自分が不安な井ノ本ですこんにちは
いろんな意味で不安な人材なのは周知の事実ですが(そこ!うなずくな!)
なんというかえーと最近自分の「普通」が世間様の「普通」のレンジからずれてやいないかと
まあ自分の考えや興味関心がずれてる分にはいいのです
大事なのは「こっからここまでが「普通」のレンジ」と理解していることです
自分では当たり前と思っていてもそうじゃないこともあるしその逆もあると弁えておきたいわけです
しかし最近自分の中にある「世間様の普通はこっからここまで」のレンジがどんどん広がってきているような気がしてて
それは着るものとか化粧とかについてなんですが

今の会社は外資だからか女性が多いからなのか私の上司が鷹揚だからかわかりませんがとにかくドレスコードがユルいです
ジーパンでも何も言われません
バンコランみたいなアイシャドウでもなにも言われません
爪に石やらラメやら塗ったくっても何も言われません
ラフレシアみたいな柄の服着ててもノープロブレム
30代後半でキャミいっちょで半乳でもスルースルー
かといってオサレしてなくても無問題
だからもうどんどんやりたい放題になっていくわけです
そしてやりたい放題な人たちを散々見ているわけです
だからか何を見ても驚かなくなってしまって
ギャルを見てもセンターGUYを見てもヲタファッソンを見てもスルースルー
むしろおとなしいいでたちの方を見ると元ソフトバレエ現在endsの遠藤遼一のよーに「解放しましょう!もっともっとお!!」とアジテートしてしまいそうに
なんかこうTPOの基準がずれてきてる感じでこわい日々です

そして気がつけばネイルサロンや美容院で「えっいいんですか?会社でなんか言われませんか??」と驚かれるようなオーダーをしている井ノ本がここにひとり

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