言の葉 DiaryINDEX|past|will
押すと言葉がかわる投票釦 傍に落ちていたのはハンマー 何が起きたのかと思ったら 卵をハンマーで何個も割って その上に新聞紙を置いて火をつけたらしい ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 ボクの姿に気付いたキミは チッ!と舌打ちをした とても正気で話などしても意味がない 平静な錯乱状態のキミがいたんだ ボクに見つかったキミは イライラがどうしようもなくてやった でも理性があったから いろんな場所を汚さずに ここだけですんだってにっこり笑う それを理性と呼ぶには あまりにも壊れすぎていないだろうか ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 18917
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翌日は早朝から会社にいかなくてはならなくて 押すと言葉がかわる投票釦 仕方がないので 会社での会議が終わって そのままとって返して家に戻って キミを乗せて車ででかけた キミは自分の髪の毛について 「どう?」と聞く そんな無惨にマダラに脱色された髪の毛の どこをどう評価できるというんだろうか ボクは不機嫌に黙り込む ボクの不機嫌を感じ取ったキミは どうしたら不機嫌じゃなくなるのか?って聞くけど 暴力の果てにそんな髪の毛見せられて 何も感じないのも無理な話というものだ と思わずいってしまう 仕方ないって黙り込むキミ なんとか用事を済ませて 昼飯も食べずに会社にとって返したボクは その日も終業のチャイムとともに 会社を飛び出し家へと向かった なんとなくイヤな予感はしていたんだ ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 胸の内のカサカサは より一層高まったんだ 18868
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もうダメなんじゃないか 押すと言葉がかわる投票釦 そして その時何をしていたのかといえば ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 そんな事では 何も変わらないというのに こんな簡単なこともわからないキミに 思わず哀れみを感じてしまう 出口はドコ? 18849
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また 押すと言葉がかわる投票釦 だったら今 オレが辛い思いをして 車を運転してるのは意味ないじゃない ここ数日無理をして献身していたせいもあり おおきな失望感がボクを包んだ それをぶつけるとキミは 言われたら気付いた (言われて気付くのは、気付くとはいわないけど) でも 自分がツラクテ仕方ない現状で オマエのツライは聞かせてほしくない 自分がもっとツラクなるから 結局深夜の公園でこういう会話を することになってしまい ボクの中では だんだんある考えが急速に増殖していったんだ 18821
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押すと言葉がかわる投票釦 一瞬涙がジワリと浮かんできたけど 何事でもないフリをしながら 「全然」って答えた そうしたらキミは安心したみたいで スグに寝息を立て始めた ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 という話だから 今起きたのは一瞬のことだろうって 察していたけど 案の定キミは時たま話し また熟睡するって感じだった 血液検査をするために 起こそうとしたら ベッドがメチャクチャになっていて 本人もお風呂にいれなくてはならないという事態になっていた 無理矢理起こして シャワーで全身を洗って 病院へ向かったんだ キミはあいかわらず焦点の定まらぬまま すぐに横になる 病院の中で車いすで運ばれるキミをみていたら えもいえぬ不安がボクを叩いたんだ ちゃんと元気になってくれるよね 大丈夫だよね 自分にそういい聞かせないと 自分が壊れそう そんな一日がやっと終わった 18764
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押すと言葉がかわる投票釦 自分という存在は 普段は意識していなくても 周りの全ての人によって 支えられているんだってことを ことさらながらに痛感して そして ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 生きててくれただけで 本当に嬉しかった 18733
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押すと言葉がかわる投票釦 実はボクもそう考えてました 死んだら楽になるっていうのを 以前は軽蔑したりしてましたけど 最近は甘い響きを感じてしまったりして ちょっとゾクっとします あー どうなる 18693
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