矛盾スルニモ程ガアル
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2015年01月26日(月) 裏切りの代償。

しれっと、彼には「Aさんとは何でも無かったよ〜」みたいな顔をしている。



まだ、今はいい。彼は結婚しているのだから。




問題は、もし私たちが結婚しても。




私がAさんとの関係を止める気が無いということだ。



Aさんと、寝たい訳ではない。寝ないで済むならそれがいい。




だけど、会って、話を聞いてもらって、いつもの流れで明け方彼が乱暴に自分の大きくなった部分に私の手を持っていくことに、抵抗はきっとできない。




指を入れられることにも、彼自身を入れられることにも。




だって好きだから。




元彼だったら、断れる自信はある。



例え二人で飲んでてそういう雰囲気になったって、私が嫌だと言えば決して元彼は無理強いはしない。

傷つくのを恐れる人だから、そういう「極悪非道な男」になるようなことはしない。



でもAさんは、こっちの気持ちなんて全然考えてくれない。


人の痛みが分かる人だけど、分からない人でも、ある。



だけど彼と飲む空間が好きで。


それはBさんと結婚したら、諦めなきゃいけないものなのかな、とぼんやり思う。




多分どっちも欲しいから、きっと私は続けてしまう気がする。



勿論、物理的にはAさんと二人で会う機会なんて、嫁いでしまえばほとんど訪れないだろうけれど。


私の、脳が、拒まない、ってことが問題なのだ。




Bさんに、罪悪感。



俺はぼむとしかしてないからね、っていう、言葉の、意味。



多分Bさん自身が浮気をしたら、私には絶対言わないだろうってのは想定している。


彼は隠しきれるレベルでしか浮気をしないし、隠しきれないレベルになるならそれは本気だし。


でも、私と恋愛していても、「車は汚さないで」とか冷静だから、本気だとしても隠すかも知れない。


だてに婚約中に現地妻がいた訳じゃない。




身体が満たされていたら、そうそう浮気をしたいとか思うタイプではないのも本当。きっとお互い。


だけど、気が多くて性に対する好奇心が強いのも本当。





うーん、どうしよう。


あー。ダメって言ったけど、風俗はいいよってことにしようかな。その代わりにAさんとのことだけ、許して欲しい。けどいきなり風俗はいいよって言ったら、私の方の浮気がバレバレだし。





E男みたいに、「絶対こいつとは無い」って分かっている相手なら、まず密室で二人になる状況とか作らないのに。



BさんはAさんと同じかそれ以上に、好きな人なのに。



うううううううう。




不倫の代償も略奪の代償もあまり意識していないけれど、裏切りの代償は気になる。



裏切りの代償は、裏切られること、かなあ。


そうなったときに、取り乱しそうな自分が嫌だ。





結婚、もし、出来たら。



なるべくAさんとは外飲みにしよう。そうしよう。



それで、ちゃんとホテルを取って、ホテルに帰るようにしよう。





自分の中の罪悪感が、何ていうか、嫌だから。




まあ子供とか出来たらそもそも無理だよねって話なのだけれど。




Bさんと、結婚出来なかったら?





そしたらその時は、Aさんにどれだけ彼女がいようと、今度こそぶつかって行こう。


それなら、Bさんにもし振られたとしても、気にしないでいられる。




セーフティネットを作っておくの、ずるい気もするけど。


Bさんも普通にずるいし、Aさんも言わずもがなだし、きっとこのぐらいは許されるに違いない。




ああでも、このもやもやは何。





結局私は、Aさんの方がいいのかな。




Bさんのこと、あれだけ大好きなのに。



それともBさんとは今中々会えないから、そう思うだけなのかな。




Aさんなんて、Aさんの気が向いた時か、私がピンチに陥った時しか会えないのに。




自分で自分に混乱する。




まあ、とりあえず。




離婚、してないし。





離婚してから、ちゃんと考えよう。




そうしよう。



2015年01月24日(土) 土曜日の電話。

恒例の、土曜日の電話がここのところ、無い。


一度は耐えたものの、心配になってしまって、伝えたいこともあってメールをした。


第一弾。「ちょっと今回の生理がおかしいのでピル飲むのをしばらくやめるね」

第二弾。「最近土曜日の電話が無くてちょっと寂しい。疲れてる? すぐに不安がってごめんね」

第三弾。「電話してって意味じゃないからね(汗)」



そうしたら、18時半ごろになって電話がかかってきた。


多分寝ていて、メールを見て、すぐにかけてきてくれたんだなって分かって、嬉しくて。



「もしもし」って出たら、「大丈夫?」って言われた。


私「どっち? メンタル?」

彼「どっちも」

私「うん。あのね、生理の方は出血がね、今回全然無くて……。今までピルで好きにコントロールしてきたから、ちょっと飲むの止めるね」

彼「うん、それがいいよ」

私「エッチ、ゴムになっちゃうけど……」

彼「いいよ。でもエッチはする」

私「うん。嬉しい。ありがと。寝てたでしょ?」

彼「うん。けど心配って言われちゃったから」

私「ごめーん! でももう大丈夫。電話くれたから安心した」

彼「そう? いいの? もうちょっとだけなら電話出来るよ」

私「そうなの? ……あのね、友達にね、私から何でも要求してるって言われて、そんなんじゃまた捨てられちゃうよって言われてね、ちょっとだけ心配になったの……」

彼「そうだね。じゃあ俺からはどんな要求しようかな〜♪」

私「そういう問題じゃなくない!? でもホント安心した。大丈夫。ありがとね、まだ眠いでしょ?」

彼「うん」

私「じゃあね、おやすみ」

彼「うん、じゃあね」




そうやって、10分ほどの電話は終わり。


嬉しくってこの日記を書いています。


ピル飲むの止めるの、えーって言われるかなってちょっと思っていたけど、心配してくれたことも嬉しくて。(いや、考えてみたら当たり前の反応なんですけども)

予想していた通り、土曜日は寝ていたことも。

なのに、私がメールしたらすぐ電話くれたことも。




ちなみに男の第六感なのか、会話の最中、土曜日の電話が無いことについて、

彼「浮気してないからね」

私「うん、浮気を疑ってる訳じゃないよ」

彼「ぼむと以外、誰ともしてないからね」

私「嬉しい(滝汗)」


という会話が。

えっこれカマかけてる?? 私もって言わせようとしてる……? と内心「お、おう……」状態の私。

今までこんなこと、彼が言ったことなかったのに……。




それから、ぼそっと彼が言った


「会いたい」


の一言。


これには「私も」と答えて。


「エッチしたい」

の一言にも、「したいね」って答えて。



短い言葉にも、キュンキュンする。その一言で、彼とのめくるめく(大袈裟)セックスライフを思い出して、あそこもキューってなって。




嬉しくて、愛情が感じられて。




やっぱりこの人と早く抱き合いたいし、結婚したいなあと思う。









若干疑われてますが









裏切り合いみたいなこと、してる場合じゃないんだけどな……。




E男の誘いは何度でもがっつり断ってるんだけども。


Aさんだけはね、ダメだよね……まだ好きだから。




あー。こんな形で嘘つくのは、人生初。




なんかそんなことばかりしている気がする、ここ数年。





うーーーーーーーー。ろくでもないのにやめていない。





まっ、だって皆好きだし、いっか。



そんな阿呆みたいな結論に落ち着くのが、我ながら恐ろしい今日この頃。



2015年01月23日(金) 本気の浮気。

Aさんが来てくれました。



「お前最近集まりに来ないよなー」って言われて、まさか元彼の結婚が関係しているとも言えず「タイミングが合わないんだよー」って誤魔化しつつ。


日常の話や仲間の話をわいわいしていました。


相変わらず、彼と話すのは楽しくて、たくさん笑いながら。


彼女出来たんでしょ? と聞くと、「まだ彼女じゃない」と。


私「同棲してるんじゃないの?」

A「するかよ、折角やっと一人暮らしになったのに。大体あいつ遠いし」

私「ふーん。その割にいつも一緒だよね。仲いいよね」

A「仲はいいよ。でもそんなとこ気付くのお前ぐらいだろ。この暇人が」

私「気付くよー。あれだけネットで絡んでれば。暇人なのは否定しないけど(笑)」

A「いや、普通は気付かんだろ。まあ誰かに聞かれたら答えるぐらいだからなー」

私「Aさんの目が開いてるから、良かったと思って」

A「お前どこ見てんの」



そんな会話をしながら。


あと、私が太ったと言って、やたらと「このデブが。デブのくせに貧乳で最悪じゃねえか」とか言うAさん。

喧嘩した友達がAさんに対して、「そうやって人を攻撃してコントロールしようとしてる、ちっちゃい男じゃない」という評価をしていたのですが、本当その通りだよなーとか思う訳です。

でもそれは彼の不安感の裏返しで、それも含めて愛しいとか思っちゃうんだから仕方ないんですよね……。



そして深夜2時半。


酔っ払ったAさんが、まさかのBさんに電話しろと言ってきました。


私「こんな夜中だし、迷惑だよ!(っていうかBさんにAさんと飲むとか一言も言ってないし!)」

A「大丈夫大丈夫」

私「(しょうがなく、Bさんにかけるふりをして元彼にかける) ほら、出ないよ」

A「じゃあ俺がかけるか」


そして、電話に出たBさん(滝汗)。


私と飲んでることを暴露され、私は生きた心地もせず……。


そして電話はあっさり終わり、また少し飲んで。


私がお手洗いに行って帰ってきたら、Aさんがベッドに横になって半分寝ていたので、私もそばに行って寝ました。(っていうかこの辺完全に酔っ払らいのため、私のAさんのそばに行って腕枕で眠る一連の動作が今までの経験で培われたナチュラルさ)




朝。



ちゅっ、ちゅっとおでこにキスされてるのは分かっていたのですが、まあデコならいいだろうとされるがままにしていたら。


そのままキスされ。下着の中に手を突っ込まれ。中に指を入れられ。


これがまた、Bさんとの訓練のおかげでちょっと感じるようになってるもんだから、声も出て。


そしたら速攻下着を脱がされ、入ってこられました。

「絶対痛い!」と思ったんですが、幸いそんなに痛みもなく。←そういう問題じゃない。


性に貪欲になっている私は、中でも感じようとして。そしてそこそこ気持ち良くて。


最後は外だしで、その後すぐAさんは仕事に行きました。




あー……。この間二人で会ったときは何も無かったから、油断した……。

抵抗してもこの人は力ずくでするって知っているし、拒むことはしなかったものの、私は本当にやりたくないと思えば一緒に飲んだりしてない訳で、言い訳はできません。


Bさんには本当に申し訳ないけど、Aさんのこともやっぱり好きなんですよね……。


そもそも、Aさんとは身体の関係を持つようになってからですら既に3年の月日が経っている訳で。


考えてみたら長い……。元旦那を除けば歴代最長かも……。


つかず離れず、何故か一緒にいて心地いい人。


ぶっちゃけ今は性生活はBさんによって満たされているので、Aさんとはしてもしなくてもいいのですが(私最悪だなあ……)、とにかく話をしてるだけでも楽しいので。



うーんうーんうーん。



まあ、今はまだ彼も離婚してない訳だし、いいか……。(←自分は嫁とするなと言っておいて)



でも、例え私がBさんと結婚できたとしても、Aさんとの関係は変わらない気がするんですよね……(遠い目)






おかしいな、これではE男くんとか責められないな……。




でもきっとBさんも本気で好きな人が私以外にも出来たら、同じことすると思うんですよね。(絶対にバレないようにして関係を持ち、それを継続する)


どうでもいい女とふらっと浮気されるのは絶対嫌だけど、すっごく彼が好きになった人なら……。










嫌だな








この矛盾、流石日記のタイトルだけのことはありますよ。


まあ、「絶対嫌」と「嫌」ぐらいの違いですよね。




まあでももしかしたら、Aさんには「Bさんと付き合うことになったよー」みたいに報告したら、身体の関係抜きで普通に会ってくれるかもですし、あんまり深く考えないでいきます。

そもそも、Bさんと結婚したら、かなり距離は遠くなるから中々二人では会えないでしょうし。



Bさんと結婚出来なかったら……その時はまた関東に戻って、何とか働きたいなあと。



とにかく実家に戻るのだけは嫌なのです。



まあそもそも、Bさんの地元近くの求人に今応募しているのですが、それが受かるかも分からない状態ですのでねえ……。



なるようになる! とにかくやってみる! っていう考えも、今までの私だったら絶対に出来なかったことです。


「失敗したらどうしよう」っていうのが不安で、動けませんでした。


今は、「失敗してもいいんだ」って思うから、とても楽です。


自分でやってみて、考えて、それで失敗しても経験のうちって思えるので。




それはきっと、私のそばにいてくれた人の影響なんですよね。


本当に感謝です。



2015年01月22日(木) 友達と大喧嘩した、冬。③

あと、彼女が私の視野の狭さを指摘しようとした事項がまた火にガソリンで。


夜中に、ドン、バーンと凄い音がしたんです。自動車事故みたいな音が。

で、彼女は「何……?」と言って外を見て、すぐそこの交差点での事故だと確認。

横断歩道あたりに散らばっているのが、人なのか車の破片なのか分からない、人じゃないか不安だから確かめてくる、と現場に向かっていったんです。

で、私はと言えばその物体を避けながら車は進んでいるし、路肩にハザードランプを出して止まっている車のそばに人がいて電話をしているようだし、わざわざ現場まで行く必要はなかろうと部屋を出ようとはしなかったんですね。

彼女としては、消防署が近くて救急車はいつもすぐ来るのに来ないし、最近もひき逃げがあったばかりだし、一分一秒の通報が命を救うこともある、と現場に行ったんですよね。それは立派なことだと思うし、私はそれを止めませんでした。

そしたらね、彼女が、「ぼむちゃんはあの時現場に行かなかったよね」とか言う訳です。

いや、私は私なりに判断してそうしたんだよ、と言っても、「そうやって自分に見える範囲の、自分の常識の中で判断して決めつけるよね。私は現場に行ってこの目で手袋とか落ちてるのを見たよ。なんで自分の知ってる範囲で物事を決めるの。そういうことが多くない?」と。

ここで私が「そりゃあなたは素晴らしいことをしてると思ってるよ」と言うと、「別に私の行動が素晴らしいとか思ってないよ。ただ私とあなたは違うよね、って言ってるだけ」と。

「え、じゃあ違うよね、で良くない? 今わざわざその話をしなくていいんじゃない? 違うのなんて当たり前で、それを特に私は言わなくても自然なことだと思うんだけど」

と激昂する私。

「だから、8割しか見ていないのに、全部を見たかのように判断してこうだって断定してるよねって言ってるの。彼のことだってそうだよ。こう言ったああ言った、だけで、彼は行動してないじゃない。彼のどこを見て信じられるとか言ってるの。全然分からないよ」

と怒る彼女。


本当にぶっちゃけてしまえば、本来であれば私は大きな音がしたからと言って見に行くこともしない人間です。

事故だとしても、当事者あるいは誰かが何とかするだろって思っている、人のことに無関心な人間です。やる気無いです。


そういう人間であることは、正直彼女の前では隠してきました。

彼女は、入ったお手洗いを必ず最初の状態より綺麗にして出るし、何事も真剣に情厚く取り組む人です。


私はそういう彼女を素敵だなと思っていますが、自分が彼女のようになれるかと言えばなれないし、なる必要もないと思っています。ただ、彼女の良いところを取りこめる部分は取りこむようにしています。お手洗いを全て綺麗には出来なくても、洗面台の周りの水を拭くとか、お手拭き用のペーパータオルがごみ箱から溢れていたらぎゅっと詰めるとか。


でも彼女と同じ熱い思考にはなれません。


しかし、こういう熱い人種は、私みたいにやる気のない人間を超見下して相手にしないし、同じ人間としてこういう人間もいるんだみたいに思えないんですよね大概。でも私、それは熱い人種の仕様だと思っているので、彼女に自分のそういう面は見せないようにしてきました。

きっと、「その程度の人間なんだ」って思われると思うから。


事実、「ぼむちゃんは、見に行こうともしない人なんだね」と言われてしまいましたし。




ともかく、自分の好きな人を批判されて嫌だったのと、彼女の今までの上から目線(私にはそう見える)に対して私が爆発してしまい、


「私が今言おうとしていることを遮らないで! 話を最後まで聞けっていうけど、あなただって大概最後まで聞かずに自分の話してるからね! それに、私の元旦那が鬱で、それが私に移った移ったってあなたは言うけど、ずっと我慢してたけど鬱ってそんなもんじゃないから。あなたもしんどかった時期あったってのは聞いたけど、全部分かりもしないのに言わないで。
 あなたは私が全部見て言ってる訳じゃないっていうけど、私だってあなたに言ってないこといっぱいあるよ。分かって無いくせに言ってるのはそっちもじゃん!」

「はあ? 今度は私への攻撃? そっちがこっちに投影してるだけでしょ! 言ってないなら言いなさいよ、もっと本音でぶつかってきなさいよ!」


と罵り合いの喧嘩へ発展。



彼女が私に手元のタオルを投げつけるわ、私は私で売り言葉に買い言葉でホント自分でも今まで人に言ったことのないような言葉を言うわで。



そんなやり取りをしていたらあまりに自分が辛くなったので、言うまいとしていた

「あのね、私、今薬飲んでるんだけど!」

って叫んだら、

「私だって妊娠6カ月で情緒不安定よ!」

と返され、このままではもっと酷いことを言ってしまうと思った私は、

「今は興奮して何言うか分からないから、帰る」

と宣言し、最後は彼女の

「今から暴言を言うけど。一生そうやって鬱々してろ!」

に対して私の


「そうですか」


で事件は終幕。





いやー……ホントに……。



一生鬱でいろとかって、私はまだ薬も飲んでて回復基調にあるし、彼女のその言葉が私を傷つけたくて意地悪な気持ちで言ったものじゃないことは分かるからいいものの、本気でどん底の鬱の人に言ったら殺しかねない言葉ですよ……。


うーん。でも、あれだけ怒鳴り声とかに弱い私でも、彼女の言葉に傷つきはしないんです。

そこに悪意がないから。


でも苦しさはあります。自分のことを分かってもらえない、という苦しみです。


自分が辛い思いをしたからって、人の苦しみを軽視するのはまた違うと私は思っているので。



以前にも鬱で私がしんどい時に、彼女がやんわりとママさんと子供達との外遊びを誘ってくれたのですが、行こうとしない私に対して「家の中に閉じこもってるから暗くなるのよ」って言ったことがあって、「ああ、彼女のところには調子がいい時じゃないと行けないな」って思ってはいたんですよね。

そんな気力が出るなら鬱になってないよ……。

でもこういう人にどんなに説明しても無駄って言うのも分かっていて。


まずまず気分が回復してきたからと、彼女のところへ行くのではなかったと後悔半分。

でもずっと本当は彼女に対して思ってきて、言えなかったことを言ったんだという気持ち半分。




でもここから一日経って、ああ結局、私たちはお互いに友達を大事にしてくれる人と交際して欲しいと望んでいて、自分の思う「大事にされている」姿と違うから友達がないがしろにされているように見えるのが腹立たしくて、それをぶつけていたんだなと思うようになりました。


そういう気持ちが分かるから私は友達の言葉で傷つかないし。(そりゃ全然そうじゃないかと言えばそんなこともありませんが、悪意のない言葉は自分の中を通り抜けて行く感じで)


私も友人Fちゃんに対して、E男が都合のいい女扱いするのが本当は腹立たしくて、時々それをFちゃんにぶつけてしまっていたのですが、いつもFちゃんが「彼のことを悪く言わないで。私も悪いんだよ。悲しい」と言ってくれて、言わないようにはしていた、のですが。


あー多分、友達は今私がFちゃんに対する気持ちと同じものを抱いてくれているのかなあと。






そして、この件を彼に朝の15分の電話で話したら、ずーっと15分間「うん。うん」と言って話を聞いてくれた彼が(多分「うん」以外の言葉を発していない)、私が話し終わって言った言葉が

「へぇ」

で。


続いて、「で、彼女とはどうするの?」って。


「多分……しばらく距離を置くと思う」

「そっか。会社着いたわ。まあゆっくり考えてくださいな」


と、あっさり電話は終了。





あーーーーーーーーーーーーと思うものの、私は基本的に依存心が強いので、ここまではっきり突き放されると逆に冷静になれる訳で。



色々ごちゃごちゃ考えた結果が、上記のような感じです。



そして、昨日動揺してBさんに電話してしまい、その電話もスルー、その後に送ったメールも返信なしだったのですが、きっとBさんは私のことを心配してくれている筈、と勝手に思い。

あれ、これが彼女が指摘していた私の勝手な理想化かな? と心配したり。


あと、Aさんにもラインでヘルプを求め、話を聞いてくれることになったり。




Bさんは多分、無駄な話を延々聞くのは嫌いなタイプで(まあ男の人って普通そうですが)、悩み事があっても基本人には打ち明けない人なので、私への対応もそんな感じでクールになるんだと思います。

でも私には、そのクールさが丁度いいんですよね。

依存して、「今すぐ話を聞いて!」って状態からちょっとずつ冷静になれるので。

突き放されるぐらいでいいんです、多分。



でも話を聞いてくれる人も欲しくて、それがAさんだったり。



Bさんに、「どうして私の話をちゃんと聞いてくれないの!」って、思わなくなっただけ成長かなと。


Bさんがだらだら話を聞くのが苦手なら、その部分はそれをしてくれる人に担って貰えばいいんですよね。


幸い、Aさんはいつもの如く「なんでも話せよ」って言ってくれて。



ありがたいなあ、と。どちらに対しても。


だってBさんだって、私の要領を得ない話をずーっと静かに聞いてくれた訳で。



どっちにも本当に感謝できるようになったの、自分でも変化だなあと思います。


以前の私ならBさんが冷たいとかって責めて、それで相手に窮屈な思いをさせたりしていましたから。


不満ばかりで、満たされることが無かった。


いつも相手に「こうして欲しい」って思っていました。


「してくれない」ことを沢山責めていました。



今、Bさんは忙しくて。


そんな中、会社への行きと帰りで私と電話する時間を作ってくれて。


疲れているだろうに、私の話を「どうしたの?」って聞いてくれて。


それだけで充分。ありがたいことじゃないか、と思えるようになりました。



うーん。進歩。(自分で言う)




そして彼女と、どうしたいか、は。


まだ、考え中です……。



2015年01月21日(水) 友達と大喧嘩した、冬。②


ちなみにこの後、その息子さんがさびしい思いをしてるんじゃないか、それを彼女が深層心理で見ないふりをしてるんじゃないか、と訴えかけたのですが、


「そんなことはない。どうして私の気持ちなのにぼむちゃんが決めつけるの。全然違う。何か自分が思っていることなら、私もショックを受けるけど、私は何も感じない。それはぼむちゃんが私に何かを投影してるんじゃない? あと子供に質問をするときに、「こう思ってるんだよね?」って聞くのはやめて。「どう思ってるの?」って聞いて。分からないままにうんって頷くときもあるし、誘導尋問になるから」

と。

この件に関しては、私の杞憂であればそれでいいのですが、確かに私の中に「もしかしたら彼女の中に彼女が気付いてない気持ちがあるのかも。私の言葉でそれに気付くきっかけになれば」という心があったのは事実ですし、その点は彼女にそんなことないと言われてしまえばそれ以上言うことでもないので、違うのであれば失礼だったし申し訳無かったと思います。



さて、これはまだいいのですがこの次に勃発した事件ですよ。


私がBさんのことを話していたら、彼女の「これはありえない男だ」の琴線に彼の行為が触れてしまったらしく、

「その人、結局ぼむちゃんのことを大切にしてないよ。大切にしてたら子供もいないんだからすぐに離婚してるはずだし、そんなにだらだら延ばさないよ。聞いてたらずっとぼむちゃんがこれして、あれしてって言うまで何もしてないし。聞いちゃダメだよ、自分からそういう行動をしてくれるようにしないと。何でそんな男に惹かれちゃうの。このままだと捨てられるよ。自分からあれこれしてたら」


と、かなりBさんのことをdisっていて。


私が一生懸命

「でもね、ちゃんと聞いたら答えてくれるし、(私の質問に対して)嘘は言わないし、期限も守ろうとしてくれてるんだよ。それに、子供がいないって言っても、7年も一緒にいた奥さんのこと、そんな簡単に別れるって決断できないでしょ。優柔不断だって自分でも言ってたし。最初は奥さんと別れる気は全然無いって言ってたんだよ。でもそこから驚くぐらい変わってくれて、奥さんとちゃんと向き合って話もしてくれたんだよ。元彼とかは確かに信じられなかったけど、彼のことは信じられる」


と説得しても、火に油で、



「子供おろせとか言う男を本気でいいとか思ってるの!? 出来たらどうするとか聞く方も馬鹿だよ。そんな人、いざって時に守ってくれないよ。ぼむちゃんは、現実の彼を通り越して、いつかは自分の理想になってくれるって思ってるんじゃないの。彼の今の姿が好きだっていうなら応援するけど、理想を求めたらダメだよ」

と。


それはある程度図星なのです。


私はBさんは今は世間体がどうとか言ってるけど、私と触れあうことで意識が変わってくれることを期待しているし、勿論今後世間体を優先させて、私のことをないがしろにされるようなことがあったらどうしようとか不安もある訳です。

でもその時その時でそれはぶつかっていくしかないし、どうしてもそれで納得出来なければその時に別れればいいと思っています。


Bさんのどこがいいのかとか聞かれたら良く分からないのですが。でもこの人となら一緒に暮らしていきたい、って私が思えた人なんです。


Aさんはとにかく直感で「この人にはどんな私も見せられる」と思ったし、実際そうですし、勿論休職のこととかで「早く働けよ、このまま負けていいのか」みたいに言われることもあるのですが、それも彼の価値観だし私に強制したり、そのことで見下されたりしないですし。

Aさんは、きっと私を大切な人と定めたら守ってくれるし、もし守ってくれなくても、「あなたが無事ならそれでいいわ」って思える人なんです。


BさんはAさんとは違って、「私のこと見捨てない?」って何度も何度も私が試して、その度にそのハードルをクリアしてくれて、ちょっとずつちょっとずつ信頼を深めていった感じです。

いざという時守ってくれるかは不明ですが……まあ守ってくれるんじゃないかな、ぐらいの期待値です。
守ってくれないなら時と場合によっては別れるし、とにかくこの人とまずはやっていってみよう、みたいな。


そもそも彼女の個人的な事情もあって、彼への批判が倍増するのは分かるのですが、でも彼女と私は違うし。

私はBさんの価値観は価値観として受け止めているし、でもその価値観を自分に適用するつもりはないって宣言もしているし。


だって私、昔田舎に住んでいたんですが、そこの価値観って結構子供5,6人産んで一人海に落ちて死んだら「可哀想だったけど、仕方ない」みたいな感じだったんですよ。


命にだって、色んな価値観があると思ってます。


変な例えですが、人質2人の命は大々的に騒ぐのに、自殺者3万人のことには無関心、とか。
(人質2人の命を軽視している訳ではありません)


どんな価値観を自分が持つかも、好むかも人それぞれで。


彼女が自分と合う価値観を持つ人を自分のパートナーに求めるのは彼女の自由ですが、私をそれにあてはめて「そんなの大した男じゃないよ」と言われるのは私も納得できなくて。

Aさんに、「お前の人生はお前が生きろ」って言われて私が本当に人生が変わった、という話をしても、「そんなの口にすることじゃないし。どれだけ中身がある人生送ってきたっていうのよ」って馬鹿にするし、自分の事情が凄く深い罪悪感を伴うものだからといって、「それと比べたら他の人の悩みなんてアホらしい」とか一蹴するし。

口にするほどのことじゃなくても、人の意見によって自分の行動を決めようとしていた私をしっかり指摘してくれたのはAさんだったし、それによって私が救われたことは変えようのない事実で。

他人の悩みが大したことじゃないって言うけど、その人にとっては大ごとなんですよ。
自分の経験と比較して、「ちっちゃいなあ」って思ってしまうのは仕方ないけど、その人にはその人のレベル、ステージでの悩みがあるってことは、理解しておかないと相手を辛くさせてしまうと思うんです。


彼女の友人で、人のことばかり批判しまくる人がいたらしいのですが、、彼女を含む3人ぐらいでその人のことを忠告したんだけど、全然聞く耳を持たなかったと。あのままじゃ何か不幸が起きるよってその3人で話していたら、その人が本当に1週間後事故をした、と語る彼女が「当然よね」みたいな態度で、悲しかったりとか。

話をするのに、まずは「あなたはこう思うんだよね。それは分かったよ。でも、こういう面もあるよね」って話せば、ちょっと違ったんじゃないのかなあとか。

「あなたの考えは違うよ!」っていきなり言って、それで受け止められるのはまだ自分に余裕がある人だけだと思うんですよね。


まあ勿論、それでも全然話を聞けない人もいると思いますが……。




(続く)



2015年01月20日(火) 友達と大喧嘩した、冬。①

しゃれにならない、ここ数年で、もしかしたら10年規模で一番大きい喧嘩でした。





でした、じゃないのですが……。




頭がまとまらないので箇条書きで失礼いたします。


・友人宅で友人の息子と遊んでいた

・プラレール(おもちゃの線路を組み合わせて線路を作り、その上をおもちゃの電車が走る)を息子さんが作っており、最後のパーツがどうしても合わないと泣きべそ

・「手を出さないで、自分で考えさせて」と友人に言われたので見守っていたが、出来ないようで癇癪を起しだす

・「甘えてるんだよ、いつもは自分でやってるんだから。ほっておいていいよ」と友人は言って夕飯の支度をしに台所へ

・息子さんは「ほっとかないー!」「できないー!」と叫ぶ

・私、鍵になるところだけ変更して、あとは息子さんに作ってもらう

・息子さん、最後のパーツをはめて「出来たー!」と満足そう

・電車もくるくる周回するようになった

・私が手伝ったのを見て、友人が「普段は自分で出来るんだから。自分で達成感を感じるのが大切なんだから、手を出さないで」と

・「私には息子さんが自分では出来ないように見えたし、一度は見守ったし、甘えてるっていうけど甘えちゃダメなの? 私は私の判断でそれをやったんだ」というと、

・「それはぼむちゃんの決めつけでしょ。私は24時間365日この子のことを見てるの。どういう風に思ってどういう行動を取るのか分かってる。本当に息子と遊びたいって思って遊んでくれてる、本当にそれをやりたいと思ってやってくれるならいいけど、何か別な思惑があるならやめて」と友人。

・確かに、自分の中には息子さんが一人っ子で寂しい思いをしてるんじゃないか、せめて自分が遊んであげないとと思っていたのは事実

・「私の言ってることが正しいとは限らないよ。でも私は今までこの子を見てきて、8割は私が合ってると思ってる。もしそれでも私の方が間違ってると思うことがあれば、それは私の方に言って欲しい」と言われ、この点は納得


このやり取りで、今反芻するに、「私はこう思ったんだよ」と私はただ伝えて、それに対して彼女がどう思うかを聞きたかったのだけど、彼女には私が「私はこう思った、だからそれが真実だ」と聞こえてしまったのかなあと。

とにかく言葉を遮られて、「決めつけだ」と言われた印象が強くて、悲しかったし、私の気持ちは依然「でもあれだけ出来ない、出来ないって喚いていて、ヒントになる行動をして何が悪いの。私は線路が完成して電車が回るようになって、二人でわーいっていうことの方が、この場合は達成感より大事だと感じたからそうしたんだ。それの何が悪いの」って思ってました。そして何より、そういう風に考えて私は行動したんだよってことを、彼女に知って欲しかったんです。

でもそれを説明する前に「それはぼむちゃんの押しつけだ」って言われてしまって。何か言おうとしても「まず私の話を最後まで聞いて」と遮られてしまって。


それでも教育とかの面は、その家庭その家庭で違うから、基本的には尊重するつもりなんです、私も。


けどこんな言われ方をしてしまうと、「じゃあ全部自分で見てろよ」って思ってしまわなくもないです。
えっていうか、私の間違った考え方かも知れませんが、私子供はどっちかって言えば好きなんですが、それよりも大人と話をする方が好きです。子供と遊ぶのは、子供のいるご家庭に遊びに伺う以上仕方のないことだと思ってますが、ぶっちゃけそんなに楽しいことではありません。私にとって。

でもその友達の子供は、私にしては珍しく楽しく遊べる子供だし、私もその子が好きだから遊んでる訳です。

私には子供がいませんから、子供を持つ親の気持ちとかは分からないし、でもそれって当たり前のことじゃないですか。
それでも何とか自分としては手を出したくなる気持ちを抑えて、辛抱強く出来るのを見守ったりとか、私なりにはしてたんですよ。


それを全否定された気持ち、というか。


やり方が間違っていた、うちの教育方針はこうだ、というならそれになるべく従うのですが、私が結局言いたいのは「私はこう思ってこうしたんだ」というのを分かって欲しい、ということなんですよね、きっと。



私はこう思ってこうしたよ→そうだったの。それはありがたいんだけど、うちではこうしてるの。これに合わせてくれたら嬉しい→分かった、そうするね




こういうやり取りがしたかったんです。けど、最初の「私はこう思って」の部分でいきなり「それは決めつけ! 押しつけ! ぼむちゃんの考えが全てじゃないから!」と言われてしまったというか。

いやそのね、私はね→「決めつけてる!」→「いやだから私は」→エンドレス


何かやっとこの件に関して自分の言いたいことが分かってすっきり。


過干渉と言われてしまえばそうなのかも知れないし、その辺自分の母親とだぶって、自分が嫌っている行為を自分がしていると指摘されて、いや違う、って否定したい気持ちがあったことも事実なのですが。

あー、何か書きながら分かってきました。友人の言いたいのは、「それは私の息子のことを本当に考えてした行為なの? そうでないならあなたのエゴだからやめて」ってことですよね。

まあ確かに、達成感とか見守りの面では、私の「完成させて、息子さんの喜ぶ顔が見たい」っていう都合を優先させたことは否めません。

でもあそこで放っておくっていうのが、私には出来なかったんですよね……。
この辺は子供を持てば分かるのでしょうか。

っていうか身も蓋もない言い方すれば、普段の生活ではそうやって彼女がちゃんと育ててるんだから、数か月に一度ちょっと遊ぶぐらいの私がちょっと甘やかした(?)ぐらいいいじゃないのかって思ってしまうのですが。子育てしてる人には「そのちょっとの甘やかしがこの子をダメにする!」みたいな感覚なんですかね。



私の中では「息子さんはそれを完成させることが出来ないと(私は)思った」っていうのが前提としてあって、

彼女の中では「息子はそれを完成させることが出来るし、私はそれを知っている」ってのがあったんでしょうね。


確かにそれは、私の思いこみであり決めつけなんですけどもね……。でもそこの判断を誤ったからって、そこをそんなに責められるというのはちょっと、というのが本音なのかも。




(続く)



2015年01月12日(月) 後は延々やってるだけです。

そんな訳で、衝撃のニュースを挟んで続きでございます。



と言っても後は、ひたすらやったという記録しかございません。※綺麗な言葉を遣いましょう



車の中でいちゃいちゃした後は、前回行ってとっても美味しかったお蕎麦屋さんにまた行きたくて、リクエスト。



混む前に、と時間の調整を彼がしてくれたおかげで、夕飯には少し早いかな、ぐらいの時間に行き、前回と同じ席に通されました。


嬉しくて私はにこにこ。


食事が美味しくてまたにこにこ。


帰りにはおはぎも2つお持ち帰りでゲットし、コンビニに寄ってからラブホへ。



一瞬おはぎを食べようとした私ですが、食べるの? と彼が聞いてきたおかげで、まずはベッドへ。



丁寧に30分くらい割れ目とクリを舐めたり吸ったりしてくれて、何ていうか気持ちいいのもそうなんですけど、元旦那が本当にこういうこと苦手で全然してくれなかったので、そういうことを嫌がらずにしてくれる彼に密かに毎回感謝しています。


私が一回自分でいった後で、お決まりの騎乗位へ。


気持ち良くて、彼がしてくれた分自分も動こうと、頑張って動きました。


でも中々腰使いが上手くなりません。ホント、セックスも研鑽だなって思います。


動いてからの、バック。



これが物凄く良くて、何かもうめちゃめちゃ声とか出ちゃうし、今までで一番良かったバックかもと。


バック、立ちバックをして正常位をして。


からの、


「お口でいかせて。飲んで」



で。



前回分かった、口と両手でするやり方で、一生懸命唾液をつけてぬるぬるにして、両手は同じように上下させて。

彼の膨らみ具合を見ながら、気持ちいいと思われる動きを探しながらしていきまして。

彼が、

「ああ、気持ちいい……。すぐいきそう」


って言うので、更に頑張っていると、ほどなく


「ああ、いく……。いく、いくよ、いくっ……」


と、お口の中に溢れるほろ苦さ。何度かどくっ、どくっを繰り返したそれは大人しくなって、口を離した私は覚悟を決めて、ごっくん。


何とか「美味しい」という台詞も言えて、満足そうな彼の表情を見ながらダッシュで飲み物を口に。



それから二人で、まったりお喋りタイム。



「可愛い」「可愛い」


ってずっと言い続ける彼。



「いつまでも見ていられる。飽きない」



って。(※現実はそんな価値のある御面相では決してありません)




彼が私を見る目が、今までと違って。


宝物を見るような眼差しに、愛されていることを実感できました。




それから、嫁の話もぶり返す私。


「話をしたとき、嫁はどんな反応だった? 困った感じ?」


「うん。困った感じ、かな」


「嫁は、もしかして同居が嫌で、子供を作らないのかな。子供が出来たら同居って言われてるから。でもそれを伝えたらじゃあ別れようって言われるだろうから、それで言わないのかな」


「そうかも知れないね」


「嫁は、一体どういう気持ちでいるのかなあ」


「うーん。今嫁に意識が向いてないから分からない。ぼむのことでいっぱいだから」



ここでまさかの殺し文句発動。



しかし私は考えてしまうのです。セックスレスで、それが不満だって配偶者からちゃんと言われて。それで自分の気持ちを言わないのってどういうことなのかなって。

同居が嫌ででもそれを言えなくて、とかだったら可哀想だなあって気持ちもありますが、どんな理由にしたって結局配偶者とちゃんと向き合ってないんですよね。

子供を作る気が無いなら無いでちゃんとそれは相手に言わないと、卑怯じゃないですか? だってこのままのらりくらりと時間を稼ぐってことは、彼は子供が欲しい人なのにそれを叶わなくするってことですよ。

本当にその人のことが好きなら、セックスが嫌ならセックスが嫌、子供が欲しくないなら欲しくない、同居が嫌なら同居が嫌って言わないといけないところじゃないです?


勿論、それを言ったら別れることになるから言えないって気持ちも何となく分かるのですが。


でもじゃあ、彼の気持ちはどうなるんですか?


結果的に自分の気持ちを大事にして、彼の気持ちをないがしろにしている行為なんだから、彼を愛していたら出来ないんじゃないかなって思ってしまいます。


そういう人だからこそあんまり私は罪悪感が湧きません。


むしろ腹が立って仕方ないです。


ちゃんと彼は、球を投げているのに。それに対して「特に何も考えてない」はないでしょう。



でも何か、私や彼が見逃していることがあるんじゃないかって、そういう気持ちもあります。


そもそも、同居前提とか彼の要望も横暴ですしね(遠い目)




まあそんな感じで、彼とまったり話しつつ、ちょっとだけお酒も一緒に飲んで。



ベッドに戻って、2回戦。



ほぼ同じ手順で進行しましたが、正常位に移ろうとしたところで、彼のが挿入できるほどの硬度がなく。


「お口でして」


って言われましたので、再びリクエストにお応えいたしました。



最後も頑張って飲んだら、「無理して飲まなくていいよ」って。







それは 先に 言え






けど、「ぼむ上手い……」って満足そうな様子に免じて許すことにします。



それからお風呂に入って、二人ともすぐに寝てしまいました。


朝8時。アラームで起きて、まだまだ眠たい頭にぼんやりしながらも。



彼の好きな乳首責めをしたり、69をしたりして、騎乗位からのバック。


最後は正常位にしようとしたら、彼が何と三度目の「お口でして」を発動。


いや、時間も無かったし、いいんですけどもね。


と言う訳で、今度は飲まずに3回目が終了。



急いで着替えて、彼がまた駅まで送ってくれました。


最後の最後まで見送ってくれて。


ほっこりした気持ちで、帰路につきました。






車の中で彼が、


「ぼむとのエッチが楽しすぎて、嫁とする気になれないよ」


って言ってくれたのが、嬉しくて。




本当に私も、毎回毎回この私がめっちゃ痛くもならず、あれだけ長時間動かされて平気だよなってびっくりします。


大体30分から長い時は1時間くらいですからね、挿入時間……。



歴代、断然最長ですよ。



ちなみに最速は3分くらいです。(大学の時の彼氏が超早かった。早い人は毎回早いですよね……)





痛くなったら正直に言おうって思ってるからなのか、逆に酷く痛くなることは少ないです。



でも長いですよね(遠い目)




しかし、何が素晴らしいかって、要するにこの時間、お互いめっちゃ動いてる訳ですよ。



夕飯もしっかり食べて、おはぎも食べて、何なら帰るときにドーナッツとか買って食べたにも関わらず、若干引き締まったお腹を見た時に、「セックスは、ダイエットにいい」ことを確信致しました。



つーことは、元彼の今嫁なんかあれだけ元彼の基準が厳しいにも関わらずあの体型ってことは、多分あの二人大したセックスしてな(自主規制)



そんなゲスい話はともかくですね。




早く堂々と毎日会える仲になって、やりまくりたい(だから言葉を選べって)なあと思いました。


すんごい健康的に痩せられる気がするんですよ。



食べないで痩せても何かお腹に脂肪が残ってる感じですが、運動後の痩せ方ってお腹も綺麗にすっきりして痩せるんですね。

楽しくて気持ち良くて幸せで痩せるなんて、これ以上の痩せ方なんてないですよ。


まあ時々痛いですが(遠い目)





でも、痛い時に痛いって言えることが、本当に幸せなことだと思います。




この人といたら、人生楽しめるかも知れないって思ったあの日の私の直感、きっと当たっていると思うんです。



彼も、そうだといいなあ。



そんな風に思ったりする、年明けの逢瀬でした。



2015年01月11日(日) ニュース速報です。

話の途中ですが、ここで重大ニュースが入ったため、番組を変更してお送りいたします。









Aさんに



彼女が



出来た



模様です













ぐはっ(血反吐)




昨日までいーがーるずとか聴いていた私ですが、今のテンションでは聴くに堪えず、石川智晶をBGMにしてこれを書いています。


不特定多数の女がいる気配はしても、同棲するまでに至る彼女が出来るとか……。

今まで気付かなかったのは私がBさんとの恋愛に浮かれていたからなのですが、迂闊でした……。





地味にショックです。



っていうか、元彼の結婚よりよっぽどショックです。



なんていうか、元彼のが広範囲のすり傷で、怪我したときは痛くてもすぐ治ってしまうものだとしたら、今回のは深く刺された感じの傷です。


面積は大きくないから血の流れはぱっと見多量ではないのですが、結構奥まで突き刺さってるぞこれ、みたいな。




あれだけBさんとのことをどうこう言っておいてなんなのですが、私年末に気付いた通り3人とも好きなんですよね。


3人好きなら、心の動きも3倍忙しい。


もちろんその3人を手に入れている訳じゃないので、悲しいこととかの方が多くなるのですが。

それに気付いておりませんでした。




ほけほけ3人好きなんだーとか言ってる場合じゃなかった。



ショックを受ける事案が増えるだけでしたorz






あー。あー。あー。





これがまたね、前回の普通な感じの彼女と違って、今回の彼女は完全にAさんに釣り合ってるんですよね……。



容姿、性格、音楽の好み、その他趣味、ファッション、どれをとってもAさんと丸被り。




これで惹き合わなかったら嘘だろってぐらい。





その彼女が10月がどうとか言っていたので(例によってストーカーする私)、多分これ結婚の話なんじゃないでしょうか。


男は隠しても、女側から大抵漏れるんですよねこういうの……。




Aさんも何となく浮かれてる感じするし。大事に思ってるの伝わってくるし。






ちょっとだけ泣きました。






手に入れる気は無いけれど、本音を言えば誰のものにもなって欲しくなかった……(超勝手)。






でもしょうがないですよね。



Aさんがその人と一緒にいて幸せなら(っていうか幸せだから一緒にいるんでしょうが)、私も嬉しいです。



この気持ちも本当で。






はあ。気持ちを切り替えて、いかねば。





Bさんには絶対言えないけど、多分きっと、一生好きです。




元彼よりも好きだった人なんだから、そうそう過去の人に出来る訳ない。



でもそんなに大切で大事で大好きで安心できて何でも話せてこの人は私を嫌うことはないって思えて、私の恩人であり貴重な存在であったAさんと同じぐらいかそれ以上に大切な存在になりつつあるBさんが凄いなあって。




この3人、誰に話してもしかめっ面をされてしまうのですが、本当に私の人生においてどの人も切り離せず、大事な存在です。


今の私の血肉となっています。



そういう存在の人が、いてくれるだけで有難いことだなって、そう思うのです。






ちょっとしばらくは、ショックを引きずるかも知れませんが(遠い目)





2015年01月10日(土) じわじわいく計画らしい。

皆様、新年明けましておめでとうございます。

ろくでもないまま引き続いてしまいましたが、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。



「今年の目標:不倫じゃなくなる」



そんな低い志を胸に、今年も自分らしく頑張っていく予定です。



そんな訳で、新年明けて最初の逢瀬。



会いに行ってきました。


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駅前のコンビニで待ち合わせをして。ホテルに入るまでちょっと時間があるね、ということで車の中で、空き地でちょっといちゃいちゃして。


いきなり聞くまいと思っていて、会ってすぐには聞かなかったのだけど、例の話を聞こうかどうしようか迷っていたら。


「迷ってるね」

と彼。


「何を迷ってるか、分かる?」

「うん。分かるよ」

「……どうだった?」

「とりあえず、話はしたよ。ちょっとだけど。いきなり離婚を切り出して浮気を疑われても困るから、離婚したいとは言わなかった。この間の話だけど、そっちはどう思ってるの? って。このままだと離婚も考えるよ、って言った。向こうはあまりこの先のことを考えてないみたいだったから、考えてって言って終わった。次は向こうの返事を聞くことになると思う」




……正直、「離婚しよう」って言ってくれるものと思っていた私はちょっとだけがっかりして。


「じゃあ、来月の私の誕生日までには、返事を」


って言ったら、思った以上に強い調子で、


「これから仕事が忙しくなるから、それは約束できない」


と言い切られてしまった。



「うん……。分かった。でも、じゃあ、話はどうなるの」

「合間を見て進めるよ。それじゃ嫌?」

「ううん、いい。ただ、あんまり話が進まないときは、離婚を切り出してね」

「うん。分かった。もしかしたら、流れによっては嫁とすることになるかも知れないけど……いや?」

「……!! いや……」

「まあ多分、最後まですることはないかもしれないけど、乳首とかを舐めて貰って、嫁は多分やる気ないだろうから、それに俺が怒れば、離婚を切り出しやすいかなって」

「うーん……口でするのまでなら、許す」

「口でするまでいかないんじゃないかな、きっと」

「うん。出来れば、あんまりしないで」

「分かった」



そんな会話をして。

ふと気になって、

「私がいなかったら、別れてなかった?」

と聞いてみた。


すると、


「いや、それが早まっただけのことで、遅かれ早かれ別れてたと思うよ」


と言ってくれた。

あれだけ、現実を見ないようにしてる、って言っていた彼が。

冷静に、そういうことを判断してくれていたのが嬉しくて。



私もね、旦那に離婚を切り出すときは殺す覚悟で話したよ、っていう話とか、当時のカウンセラーの先生に好きな人のことと離婚のことは分けて考えろって言われて、その時は分からなかったけど今なら分かるんだ、って話をした。



(続きます)


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