矛盾スルニモ程ガアル
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2014年02月27日(木) なんだ! って。/リコンケツイ。

前回のやりとりのすぐ後。


「なんだ!」

「そのアイマイミーマイン的な言い方は」

「0点」(スタンプ)


って、返ってきた。

がーん、ってスタンプで返して。

ゲラゲラ笑うスタンプが返ってきたから、またがーんって返した。


で、「でも気にしないww」って送ったら、
「だろうな」
「まぁーそんなことで気にしてたら、生きていけんわw」

私「だよねw」

「当たり前だ!」
(ひじついて相手をキラーンって睨むスタンプ)


そこで、会話を私から終わせる。



もうダラダラ返信したりしない。
そして、バイブルにあった「彼があなたに対して感情が動くなら、好きって気持ちがあるということ」みたいな記述に、またも縋る。でも感情の起伏は割とある人だからな…。


そんなことをしてたら、仲間内の夫婦の旦那さんと、私の親しい子が不倫状態にあることが発覚。


別にね。


今は、そういうこともあるよね、ぐらいに思うから良いといえば良いのだけど。



不倫はダメとかどの口で言えるかって感じだから、いいのだけど。




今言っても仕方ないけれど、その子には自分を大事にして欲しいなあ…。

いつか気づくかなあ…。





でも、傍から見たらとんでもない男に惚れてる私が、言えるこっちゃない。



妻である女の子とも、私は仲が良いから、ちょっと複雑な気分はするけれど。


その子の気持ちを思うと、ううん、どちらの子の気持ちも思うと辛いけれど。


そして旦那さんを責めたくなるけど、彼もはけ口がないんだなってことは、なんとなくわかってしまっているから。





誰も責められないよ。そうなってしまったのは、二人が選んだことだから。


そして、そういう環境を作ってしまったのは奥さんだから。




でもだからって奥さんが悪いわけじゃなく。


皆いっぱいいっぱいなんだ、って思う。




だけど絶対、これは、誰かが傷つく。



始まってしまったのなら、そう思う。




私は傍観者で、どちらの味方をする訳でもないし、どちらから聞いた話も黙ってる、けど。




どーか、どーか、辛い経験をその3人が乗り越えて、立ち直れる日が来ますように。(←まだ始まったばかりという話ですが)





そして、人のことよりまず自分、と思う。




離婚したい。徐々に、漠然とした感じから、具体的な方法を考え出すに至って。



彼の、言葉に影響されてるだけ? って、何度も自問自答した。


旦那が近くに来てから、ちゃんと話し合って別れた方がいいんじゃない? っていう自分と、

でもこれ以上話すことなんてなくない? 終わってるのを引き延ばしてただけでしょ? っていう自分がせめぎ合う。




分かってる。「お前が別れたら、考えてやってもいい」って言葉が頭をリフレインしてるの、認める。


そこから先を想像してしまっている自分がいる。




もし、付き合って「もらえな」かったら?



そしたら別れない?



ちょっと考えて、確かにちらっと後悔する気がした。



だけど、旦那と一生、続けたい? って質問が、常にNOだから。


時期的な問題だけなんだなって、思う。




困った時は、鏡の自分に聞く。



4月以降に、別れる。

って思った時と。

3月に、別れる。

って思った時。



表情がどう違うかを、見る。



結果。僅差で、4月の方が、顔が曇った。


ああ、私、本当はいい加減別れたいんだな、ってやっと自分の本心に気付く。


怖いだけなんだ。環境が変わってしまうのが。頼れるものがなくなってしまうのが。




それでも、だからといって、自分の意に沿わない関係を続けるのはもっと嫌。





でもやっぱり、あの人がいなければ、こんなに早く決めることはなかったと思うし、急いで別れることもないなって思う。



でも、好きな人がいて、その人と一緒にいたいから別れを選ぶということが、どうしていけないの。


あなたのために別れたのにって、そうやって責める自分にならなければいいだけ。



そもそも私、引っ越すときもそうやってこっちに来た。



きっかけは、確かに君。



だけどその選択を選んだのは私で、選んだ以上、その環境で充分に楽しむ。


そうやって決めて、結果、彼がいなくてもこの土地で楽しくやってきた。





選んだのは自分、ってことさえ忘れなければ、大丈夫。






彼女にしてもらえなかったら、それはそれで楽しもう、って思って、いやいや違うとかぶりを振った。



もらう、って何。



「していただく」なんてまっぴら。





だけどそういう語句が浮かんできたってことは、私はまだ「付き合ってもらう」っていう意識がある訳で。




もうちょっとで、そういう自分からも抜け出せる気がするんだけどな。



抜け出してから、離婚した方が縋ったりしなくていいかな?



そうやって思考が後戻りしてしまったりする。



だけど見たいの。



離婚して、私たちの間柄がどうなるかを。



でも矛盾してる。



彼との関係がどうなろうと、もう、今離婚してしまいたい気もする。



昔カウンセラーの先生に聞かれた。


「ご主人との関係がどうなろうとも、彼との関係をどうしたいですか?

彼との関係がどうなろうとも、ご主人との関係をどうしたいですか?」



が、今やっと自分の中に入ってきた気がする。



彼とどうなろうとも、旦那とは離婚したい、です。



旦那とどうなろうとも…彼とは、一緒にいたいんです。






あの人が、「辛けりゃ辞めな」と言ってくれた、その台詞が何度も、何度でも職場の私を勇気づける。


精神って凄いもので、「辛かったら辞める」と決めた方が、何故か人と話しても堂々とふるまえる。


ううん、「決めた」じゃないな。「辛かったら辞めてもいいんだ」って思えたことが、かな。




きついことがある度に、「辛かったら辞める」と繰り返す。


すると何故か、頑張れる。自分に柔軟性ができる。


そうなの。自分で言うのもなんだけど、私、すぐにへこたれるけど、それなりに頑張る子ではある。


っていうか、誰かに何かしてもらわず、自分で解決しようとする節がある。


多分、「頑張れ」って言われた方が頑張ろうって気になる子もいれば。

私みたいに、少数派だけど、「辛かったら辞めてもいいんだよ」って言われた方が頑張れる人も、いると思う。



やるだけやって、限界がくる前に辞める。そう思うたびに安心する。



必要な時に、必要な言葉をくれる人なのって、ついつい数度しか会ったことのない女子と恋愛話に花を咲かせた。


相手の話も聞いて。「男は行動で見ないとホントダメ」って。

年下の彼氏をゲットした話を聞いて、いいなあって思う反面、多分私のあの人は超えないだろうなって謎の優越感。(※常識的には圧倒的に相手有利)




っていうか、単純に、あの人が私にぴったりなだけ。


私があの人に、ぴったりなだけ。



今は図々しく、そう思う。





リコンシタイ。から、

リコンケツイ。




まだ、旦那に、電話が出来ないけれど。



2014年02月19日(水) ドタキャンと要求しない決意と、弱だけど、弱じゃない。

飲む約束してるし、って言ってたら彼がドタキャンしてきた。




私のバイブルには、ドタキャンする男は要注意で、うまくいかないって書いてある。


うまくいく男性は、決してあなたとの約束をドタキャンしません、って。




割と何度か、約束を延期されたことのある私は。



このルールは正直、見て見ぬふりをしている節がある。






しかし最近の日記のタイトルを見たら、惑わせないでだの期待させないでだの要求ばっか!!


いや、そうしてるのはお前だろみたいな。



戻らない、って決めたのに、覿面戻ってきてしまってる。




そして過去の日記を見たら、驚くほど会いたいしか書いてなくて驚愕した。




えええええ、こんな重かったんだ、自分、っていう。



重い時にはそれが普通だから、分からないんだよね…。まるで体重のよう…(違)







彼が私のことを昔、お前は弱(じゃく)だな、って言ったことがある。


私が、メンタルで弱って休職した時。




それをこの間の飲みで話して、「ぶっちゃけ自分でもそう思う」って続けようとしたら。


「いや、お前は弱だけど、弱じゃないっていうか…」



って言われた。


「何それ」


って言ったら、


「関東に(引っ越して)来たり」


って。



私にとって、そういうのはあんまり苦じゃない(自分がやりたいって思ったことには抵抗なく動けるタイプ)ので、それが強さになるってちょっと疑問。


まあでも、それが何かしら、彼のプラスになっているならいいな、って思う。



それにしても、その約束していた日にあわよくば私への誕生日プレゼントを貰おうとしていたのに、どういうことなのだろうか。(知りません)


催促したら(これもバイブル違反)、「そのうちな」って言われてしまった。



ちょっとむかっとして、「そのうちなんて気持ちならいらんわ」と思い、「別にくれる気ないならいいよー」「言ってみただけだから気にしないでww」と返した。


やっぱり、バイブルに違反すると嫌な思いをすることが分かった。


そうなのだ、彼の気持ちで動いてくれるんじゃなきゃ、意味ないのに。



プレゼントをくれない男は、放っておけ、というのがやっぱ正しい態度なのだ。




やっぱりまだまだ、私には練習が必要。

自分を、大事にすることの。



2014年02月18日(火) 惑わさないで。

明日にはこんなに思い出さない、明日からは平常運転。



そう思ったまま、2週間が過ぎようとしていて。



ついついこの日記とかさかのぼっちゃったりして、そういえば彼が彼女と別れたからといって、関係してる人妻とか、その他にいる女の問題は何一つ解決していない訳で。


っていうか、仮に付き合ったとしても、浮気とか余裕だろうし。



他の女の味を、もう知りたくはないんだけど。


だけど彼と付き合う以上、そんなの覚悟の上って、言わなきゃいけないのかな。


と相変わらず妄想を暴走させていたら、今朝、鏡の中の私がいつかの私と同じ、きっつい目をしていた。


現状に不満ありますーーーーみたいな。


人のこと嫌いですーーーーーみたいな。



そんな自分にはもう戻りたくないって、ならないって決めたのに。



これじゃいかん、と思い直して。




そこから自分がどうしたいの? って探る。※注:そもそも付き合うとかいう話になってません。




万が一付き合った、として。


「あなたも浮気していいよ、私もするから」、という自分を想像する。→目は、大きく開かない。


そう、私は、女と会ってるんじゃないかなんて邪推して、あれこれ想像する日々なんてもうまっぴら。


そんなことより、自分のことを楽しくやっていきたい。

そう思えるようになった矢先なんだ。


だからと言って、浮気されたら辛い、その自分の気持ちを、押し殺さなくてもいいんじゃないかって思えた。


そうすると、と想像しなおす。

「あなたの浮気は疑いません、ただしそれが発覚したら、私たちの彼氏彼女という関係性は解消です」、という自分を想像した。→目が開いた。



ああこれだ、と思う。


浮気したなら、別に、付き合ってるなんて肩書きはいらない。


他の女と楽しみたいなら、お互い自由に戻ればいい。


それに私はまだ、それ(彼氏彼女という関係性)があると縛ってしまいそうだから。


責めるぐらいなら別れる、それだけだ。



それに、付き合う前には絶対他の女ときれたかは確認しよう。


他の女がいる、って口にするうちは無理。

きれたって、嘘でも言ってくるならば信じよう、っていうか騙されよう。(←基本信じていない)


うーん、でも、事実が発覚するまでは、信じてもいいかも。


不信感を持っていたら、相手はそれを敏感に察知するっていうし。




仲間内の夫婦で、奥さんの方が夫の自由時間に文句をつけたっていう話のときに。

「っていうか、俺だったら折角仕事が早く終わった時間にケチつけられたなら、もっと凄いことしますけどって思うけどね。ラブホ街行きますけどっていう」


とか言っていたので。


「っていうか、あなたは普通に浮気するでしょ」


と、そのまま本気で返したら。


「いや、そーとは限らねえ、んじゃね」


とか何とか言っていたので、ちょっとびっくりして。



てっきり「結婚しても俺は自由にしますけど」ってタイプだと思っていたので。



まあ、騙されると思って信じよう。(その前にお前が別れろや)



っていう、とらぬ狸の皮算用。




そんなことを考えていた今日、彼から連絡が来ていた。



「無駄に今日早く仕事が終わるから、空いてるなら飲むか?」

「まあー忙しいなら、大丈夫だからw」

と、入っていて。


これに気付いたのが、彼が連絡をくれた数時間後。


これどうしようもない、と思って、めっちゃ動揺しながらも放置。


すると、

「忙しいみたいやから、仲間と飲みに来たから!

また今度な♪」

と、入ってきた。


時刻は20時台後半。


結構ぎりぎりまで私の返信を待っててくれたのかな、とか自惚れる。




だけどすまぬ、まだまだ恋愛教本を遵守するつもりの私は、例え応じることができても、平日の当日のお誘いなんて、絶対のらないのだ。






っていうかそもそも、今週の日曜日、飲む約束してるじゃん


こっちを忘れているのか、何なのか…。





揺さぶられて大変。



だけど、頑張る。



取り戻せ自分。









2014年02月17日(月) 書きそびれた話諸々。

二人での、飲みの時。


「安心する女はいないの?」

って聞いたら。

「いねえな…」

って言ったから。「元カノは?」って聞いたら、「安心できなかったから元カノなんだろ」と返された。


前は、今でも好きだって言ってたのに。


とか。




結婚式の日、まだ意識が危なそうな彼に。


彼のいくつか下の段に仲間の男子、彼の上の段に私、でエスカレーターを下っていて。


ふらついて落っこちないで、と思って彼の肩に手をかけて、彼の額と私のほっぺたをくっつけた。


ただただ祈るような気持ちだったのに。



ふっと彼が頭を離して、そのまま掠めるようにキス。




こういうこと、出来る人だから他の男が物足りなくなるんだよ…なんて、ずれた唇の位置に触れて、心臓ばくばくいわせながら、そう思う。





だけど、飲みの時。


行為が終わって、多分初めて、彼のをすくって味を知らされたあと。(意外に薄…いえ何でも)


今までの私だったら、終わった後もくっついて、彼にこのまま帰って欲しくないな、なんて思ってた。


だけど今回は。


「あーあと数十分で出勤かーあれもこれもしなくちゃ。彼早く帰らないかな」


なんぞと、思えた。



この余裕。



男の追っかけなさ。



だけど玄関では、ちゃんとありがとうも言えて。


その時にも彼は、「辛けりゃ辞めな」と言ってくれて。



じゃあね、気をつけて、で何の未練もなく送り出せた。





彼に会ってから今日まで、さんざん心が奪われている。

だけどきっと、奪われっぱなしじゃ、ない。




その証拠に、やり取りが途絶えたラインも、全然気にならない。





だけどやっぱり、奪われてる感は、否めない。



2014年02月12日(水) 考えてやってもいい。

おめでたい式に呼ばれた。


彼も、仲間内の結婚式なので、そこにいた。




披露宴は別々の席で、ほとんど絡みはなかったけれど。



二次会からは、別な彼が発動したせいで、ほとんど一緒にいた。




酔ってて、酒癖が悪すぎて、ちょっとやりすぎって思われたであろう、彼。


事情を話せないから、どうか彼がこのことで皆に嫌われませんように、ってそれだけを思う。




二次会には元彼もいて。



背伸びをしなくなって、とっても幼くなった彼に、もう、切なさはあまり感じない。


二人で話をしても、どこかぎこちないし、私は今の人ばかり気にしていて。




そんな中、彼とこんな会話をした。


私「前から貴方、自分は結婚不適合者だって言ってたけど、私の方がよっぽどそうかも」

彼「なんで。お前はまだ選べるだろ」

私「(え、普段私のことけなすくせにそんな風に見てたのかよ、という驚きとともに)そっちこそ、寄ってくる女から選べばいいじゃん」

彼「あー…。選べないな。っていうかお前、まだ離婚してないだろ」

私「ちょっと、大きな声で言わないでよ」

彼「お前が離婚したら、考えてやってもいい」

私「!?(何それ諦める気持ちでいたのに何こっち揺さぶってんの、って気持ち8割、っていうかなんだその上から目線、って気持ち2割で彼を見上げる)」



あまりに驚きすぎて、二の句が継げない。


どうしようもない表情で、ただ彼を見るだけで。




でもそういえばそうだった、この人彼女と別れてるんだった。(他の女とはまだ続いているけれど)


ってことは、ますますあり得ないのは私だけという事態に…。


正直、本当に正直に言えば。



彼と付き合えますよ、って言われれば、明日にでも別れてしまいたい。


だけどそんなの自分の意思じゃないんじゃない、彼に人生左右されてるんじゃない、ってもう一人の私が言う。


んで、「でも彼のことがなきゃ正直急いで別れる理由なんてないじゃない」って、心の中で反論が起きる。





お前はどうしたいの、って言われて、別れたいって思った、それがきっと真実なのに。



ぐずぐずしているのは、どうして。





旦那とは、電話しても用件のみ、気まずい雰囲気が流れ出した。


断ち切りたい。


その先に、君がいるなら?

その先に、君がいても、いなくても?



どっちにしても、もう、修復する気持ちなんてさらさらない。


分かっているのに、今行動してしまったら彼に左右されているようで、そんなのダメだって思うから、躊躇してしまう。



自分の気持ちを大切にするためには、まず、自分の気持ちを分かってなきゃいけない。


そんなことに気づく、一人の夜。



2014年02月05日(水) 期待させないで。

お久々のお久々でございます。

彼の気持ちは関係ない、私そう前回の日記で書いてますね。


…ええ。


実はこの前回の逢瀬の時に、私、彼から「恋愛感情はない」って言われましてね。

「好きなら、もっと頻繁に会いに来てるだろ」って。



ハンバーグは美味しいって言ってくれたけど、そんなの吹っ飛ぶこのセリフ。



いつの間に彼にリセットが起こったのか。

っていうかそもそも好きだとか言われたあれが夢幻だったんじゃあ。



色々な感情が私を襲いました(遠い目)




打ちのめされて、私の勘違いだったって、認めたくなくて。


へこんでいるときに、ルールズって本に出会いました。



それは、今までの私の価値観を覆す、多大な影響を私に与えてくれました。


そもそも男を追っかけてはいけないらしい。


え、全力でそうしてましたけど、っていう。



この本には、当日デートの誘いは断るとか、自分を大切にするための規則が紹介されていて。


何度も何度も読んで。


私はどうしたいの? って自問自答して。



でも、答えは一つだけ。




好きじゃないなら、抱かれたくない。





それを守るためもあって、この本に書かれていることを1年間、実践しようと思いました。


1年経って成果がなかったらやめよう、と。





彼から今まで、3回、平日にお誘いがありました。


大抵当日に。


断腸の思いで全てを断り。




ルールズに書いてあるように、週末のお誘いを待ちました。





来ませんでした。(おい)




もうこれはルールズの適用を終了しなさいってことでは、という思いと、諦めたくないという思いが交錯しました。





そのまま数カ月。




諦めの方が強くなって、でも一縷の望みを捨てられなくて、そして結局、こんなに連絡を断っても尚、私は彼が好きなんだって分かってしまって。


もういいや、彼に片思いしながらでいいから、いつか素敵な人に出会えるって、そう思えばいいじゃない。



それぐらい、大分諦めがついてきたときに。



私が仕事のことで、凄く追いつめられることがあって。


どうしようもなくて、彼に連絡しました。



その時も、彼が私にそう会いたくないんだなって、分かってしまう出来事があって。




結局、ショックを受けた日に彼に今から会えるかって連絡したのは、私で。



無理ならスルーで全然!! って言って、連絡が来ないまま彼のSNSには投稿があって、ああもうこれ無視されてるんじゃあ、ならもう会わなくて大丈夫だからって言わなきゃ、でも言えない、可能性を自分から捨てたくない、そんな状況で。



彼からの返事があって。

今から行くわ、と。

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その返事を見て、泣きながら私は帰宅。



急いで家を片づけて。



片付けきらないところで、彼からのチャイム。


お酒を飲みながら他愛無い話を喋っていると、なぜか彼が

「お前の毎週飲みに行ってる投稿が、仲間の男連中の間で話題になってる。お前の投稿に翻弄されてる訳だよ。あれはなんだ、みたいな」


と言い出した。確かに、飲みの写真ばっかりアップしていたのは私。


少しは「誰とかな?」と想像するがよい、と思って。

だけど何も言われなかったから、別に気にならないんだ、って思ってた。


男連中、の中に彼も入っているのかな、とか。

いやいや、もう期待しないって決めたんだ、って私は心の中でかぶりを振って。


それから、彼女と別れたけれども家の契約の関係があって家を出られない話とか。

今現在、安心できる女はそばにいないだとか。
関係を持ってる人妻が離婚するらしい、とか。

「お前はどうしたいの?」ってずばり言われて。「(旦那と)別れたい」って答えたりとか。

「旦那が来るなら、旦那と話すよ」「!? 本気?」「ああ。ただしお前は俺の隣に座れよ」っていう話とか。(正直すっかり忘れていた)



勢いよくあれこれ話していたら、彼が寝落ちした。


時刻、21:28。ちなみに彼が来たのは20時過ぎ。



早過ぎない? って思いながらも、私もそばで寝る。




途中、彼が目を開けたと思ったら、私を見るなり飛び起きて部屋の隅に。

そしてちょっと離れたところで、またすぐ寝た。


知らない奴がいる、みたいな目線に、おお、なんか違う人が、とか思う。



そんなこともありながら、彼は結局朝の5時半まで寝ていて。

起きて、「マジか―」とか言いながら、まだ布団の中にいたから。



本題を話さねば、と思って。


口火を、切った。



「あのね、私が悪いんだけど、根性ないんだけど…職場の上司と、折り合いが悪いのね。で、上司が、人によって全然態度が違って、それがきつくて」



そう言うと、怒られるかと思った、のに。



「あー…。それはきついな。どれぐらい違うの? 職場なんて一週間、一日のほとんどを過ごす場所だろ。それはきついわ」


って、言ってくれたから、とりあえず分かってくれた、って私はめちゃくちゃ安堵して胸がいっぱいで。



「頑張れるとこまで頑張って、そこを過ぎる前に辞めたらいい」

って言われたから、私は勿論泣いてしまった。


「そうだよね…死ぬより辞める方がいいよね」

「あったりまえだろ」

「うん…ありがと」


辞めて次があるのか、とかいう問題じゃなくて。


そんなちょっとしたことでダメージ受けて、辞めたいとかいう自分が果たしてそれで良いのか、という問題で。


自分は弱いって分かってはきたけれど、こんなんでいいのかなって思っていたから、でも本当は辞めたかったから、彼の言葉は本当に嬉しかった。


病む前に辞めろ、ってこと。



伝えてくれるのは、やっぱり彼だった。



「きつけりゃ辞めな」


そう言ってくれたから。


安心して、その胸でわーんって泣いた。


ありがとう、って伝えて。

いつも頼ってばっかり、って言って。



それから、そういう雰囲気になりだしたので、私はわざとあからさまに止めた。

「はい、寝るよ」

って言ったら、私に覆いかぶさるような体勢をとるから。


「セフレは、嫌だよ。好きじゃないなら、セフレでしょ」


と、言った。


「誰が嫌いだって言ったよ」


って言われたから、


「だって恋愛感情ないって言ったじゃん」


と反論したら。


「はあ? だってお前人妻だろ」


って。


「関係ないよ。(※関係あります)」


って私は言い返したけど。



その時にはもう、キスと目線に抵抗力を奪われて。


受け入れざるを、得なかった。



ずるいよ。(いやホントにずるいのはお前だから)



あれだけはっきり、恋愛感情はないって言ったくせに。




そんな、素直には認めませんみたいな言い方して。




ただやりたいだけかも知れないのに。



それでも、私がほだされてしまうの、分かっててそんな。





だけど私はそうやってまたどこかで期待してしまったから、気分が上がってこの日記を書いていることは確かで。




だからやっぱり、自分のこと棚上げにして、ずるいって彼のことを思う。




クライマックス付近で、相変わらず私が凄い声をあげていたら。

「いい顔するじゃん」

って言われた。


前の彼氏にも言われましたそれ、と思いながら。


どうか1mmでも、彼がそういう私に、やられてくれればいいと思う。

私のこと気になればいい。




だからやっぱり、まだ、ルールズは実行する。


ああやっぱり、矛盾するにも程がある。



私、この日記をつけ始めた時から、やっぱり基本が変わっていない。









抱きしめられるだけで、本当に本当に落ち着く。


君の残り香がある自分の家に、帰るのが楽しみで。


片思いでもいいの、そばにいさせてください。





できれば、ずっと。


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