矛盾スルニモ程ガアル
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2008年01月26日(土) 君を頼る。

旦那と話しました。



私は、割と将来のこととかも計画を立ててそれに向かいたいタイプ(ただしそこからずれていく)なので、それを旦那に言ったところ、旦那は


「そんながちがちに縛られたら、俺、動けなくなる。もっと自由が欲しい」


と不機嫌に。



だけどじゃあアンタ今後のことどう考えてんのよ転職する気あんの資格取るって言ってても家でも趣味の本ばっかり読んでもう年齢的にも転職って厳しいんだよ大学院卒っていうのがマイナスになることもあるんだよリスクなんだよただでさえ学部卒より3年も差があってその分年金も少なくなる(話が飛躍)んだから将来のことってもっと真剣にさどうなのさそこんとこ大体自由にって言ったってそれに左右されんのは私なんだけどこの間職安に行って来て私も現実知ったさ既婚の子供いない年もそこそこの女は就職さえ厳しいんだよ私が稼ぎ手になるっていうのは難しい状況なんだよそれでもこの不安定さを脱出したいしそれなりの足場は必要だから頑張るつもりなのにアンタはそこんとこどう考えてるのよおい



という気持ちをもっと柔らかにそこそこ伝えた所、



「ああ、そうか。ぼむは、一旦決めておいても、そこから流動的に動くよね。俺は決めなくて流動的に動く。そしたら一緒か。
それに、俺が自由にって言っても、ぼむにも関わってくることだし…。いや、俺、一応資格の勉強してるよ。だけどちょっと俺の勉強の仕方って特殊だから、あんまり分からなかったよな。考えてみれば、ぼむは俺が勉強してるって分からないはずだよな、そりゃ不安にもなるよな、俺は一応勉強してるし、どう転んでもいいようにはしてるよ」



みたいなことを旦那が言ってくれて。



実はずっと、旦那に勉強とか準備している様子がなくて、「もうコイツ駄目だ」とか密かに思っていた(無礼)ので、この言葉は嬉しかったです。



何というか、この人についていけば大丈夫だ的な。


そんな気持ちでした。




まあ、次の日には「もう動けない」発言ですがね。
さっくり病気ですがね。





病める時も健やかなる時も。



本当、結婚って、愛情と信頼と、経済と…。

色んなものがいるし、こうやってちょっとずつ乗り越えていって、絆を太くしていくんだろうなあと思いました。


愛情がなきゃ、一人でいたほうが色々楽じゃあ? なんて思ったりもしましたが、二人だからこそ良いことも、沢山あるんでしょうね。


まあそもそも一人の方が楽、というのは旦那の台詞でしょうがねえ…(遠い目)



2008年01月23日(水) 結婚2周年。と旦那の調子。

本日は、結婚記念日でございました。(←日本語おかしい。これを書いているのが26日だからなのですが)



大体結婚記念日にはちょっと奮発した食事(といっても多分安め)に行って、お祝いしたりしています。

(でも去年何したか忘れました…。何か、「この土地で地味に過ごした」というイメージしか残っていません。正しかったかどうか、後で日記を見てみよう…)


結婚記念日でもあり、入籍記念日という分類でもある本日。



しかし、来月に海外を控えているということもあり、ディナーはなしで、ランチに行くことにしました。

ものすっごいお気に入りの、フレンチのお店です。

雰囲気も味も、今まで私が知っている中ではとってもいいお店で。



今回のランチも、とっても美味しかったです。
フレンチって凄いですよね…なじみのない味だから余計なんでしょうか…。和食とかだとちょっと予想がつく味(といってもしょうゆとみりんが入ってるのかな程度)もあるのですが、フレンチはさっぱりです。どんな調味料を混ぜたらあんなカルパッチョになるんだろうかとか、海老のソースが絶品だとか、お口直しのシャーベットがこれまた美味いとか、メインのフィレ肉万歳とか、何だかそんな感じでした。

雰囲気もとてもいいお店で、ランチの時間はマダムが多いので、安い格好の自分がちょっと恥ずかしかったのですが…。


その後は年甲斐も無くプリクラまで撮り、安いビジネスホテルに二人で泊まり、それなりに楽しく過ごした、のですが。



実は先週から、旦那の具合が良くなく。




実は記念日の朝も、




ずーん




という効果音が似合いそうなほど落ち込みがあって、食事中も美味しいといいながらもどこか上の空。



その後町を歩いていると、「もう歩けない」とかいきなり限界がきたり、いきなりイライラしたり、と大変でした。



ゆり戻し? とは思ったものの、主治医からは何も言われていないし、具合は随分良くなっていて、先月まではイライラもほとんどなくなっていたし、朝の気分の落ち込みもあまり無い様子だったのですが、年末からどうも調子が良くなかったようで、特に記念日の前1週間が酷かったので、記念日前日に、予定には無かったのですが急遽病院に行って来ました☆


前々回の私が付き添った時の説明では、このまま良い調子が3ヶ月続けば、そこから薬を減らしていきましょうとのことだったので、今回のこの酷い落ち込みがちょっと不安でしたが、いつものんびりした様子(けど最近患者さんがいつ行っても多いので、先生も疲れている様子)の先生が、もう一つ薬を増やして様子を見ましょうと仰って、はーいと納得して帰ったのですが、やっぱり少し不安で。



というのも、旦那が珍しく

「俺がこんな調子じゃ、子供なんて持てないかも知れない」とか
「もうこのまま一生治らないんじゃないか」

とか言うのです。


基本的に、世の中にも自分にも悲観的なのですが、こんな風な絶望的なこと言うのは初めてで。


最初は私もおろおろしていたのですが、ネットで

「治る経過では、ゆり戻しがきて以前より落ち込みが酷くなったりするが、それを乗り越えているうちに良くなってくる」

とか

「治りかけのときが、・不安感 ・絶望感 ・無力感 などが増大しやすく、危険」

などの情報を得て、それを旦那に伝えたら、


「そうかー。治りかけ(による症状)だといいけどなあ」


と言って、ちょっと安心した様子でした。




私もこれを読んでちょっと安心しました。


本当に、いきなりイライラしたりするので物凄い私の精神にも悪いのです…。勿論、旦那が一番辛いし、コントロールできるものじゃないって私も分かっているし、「やらなきゃ」「頑張らなきゃ」って思うとますます出来なくなるので全然仕方ないと思っているのですが、やっぱりこちらもキツイです。


けど私も、「旦那のことを理解しなきゃ」とか「私が我慢しなきゃ」とか思って、ずっとそんな風に自分を押さえつけてきた部分があるのですが、今回、


「っていうかムリ」


という結論に達しまして、素直に怒ることにしました。

決して旦那のことは責めないようにするし、表には出さないようにするけれど、心の奥深く、あるいは別な機会のときに、



「ふざけんなバカ野郎ー、私に当たるなー!! 何だっていうんだ、ボケっ」



と思うことにしました。今まではそう思うのもいけないと思っていたのですが、でも理不尽なことでイライラされたり、嫌な態度取られたり、後で旦那もすまないという態度を取るから救われるものの、その時その時に受ける自分のストレスも、これまたどうしようもないものじゃないですか。



なので、嫌な態度取られている時には、心の中で「何だって言うんだ、ボケ」と思うことを許すことにしました。私も発散しないと、旦那の負の気にやられてしまいそうです。


実際、鬱病の人の家族が鬱病になるということも、ある話ですしね…。



そんな訳で丸2年。



旦那の治療はやっと半年。



まだまだ色々ありそうですが、この記念日の前日に色々話をして、やっぱりこの人についていこうと思えたので、二人でいい関係を築きながら、やっていきたいなあと思っています。




2008年01月18日(金) 母と色々。

実家に帰っておりました。ぼむでございます。


実は、今回の帰省で、母親に「先回りして決め付けないで」ということを伝える機会がありました。


依存性パーソナリティのことは少し話していたんですが、母が

「そういやあなた、前言ってた依存性なんたらっていうのは治ったの?(←この認識からして間違っている母)」

と聞いてきたので、いい機会だと母親に本を見せたんですね。


そしたら、母ざっと一読して、


「で、これのどこがあなたなの



と。




え、そこから説明が?



とびっくりしたのですが、


「だから、あくまでもそういう傾向があるっていうことで、私のは障害までいってはないと思うんだけど、思い当たることがあるのよ。それでね、その本にも過保護だとそうなるって書いてあったでしょ? 
 お母さんの子育てを否定する訳じゃないけど、過保護に育てられると自分で物事を成し遂げたっていう達成感がなくなって、自分に自信がなくなっていくから、私もそういう所があるから、先回りするのをやめてほしいだけなの」


と頑張って伝えました。


そしたら母。




私、過干渉でも過保護でもないわよ




と。



うそこけ! と、丁度その日にあった出来事を例に出して説明しました。

弟が私いるのですが、実家の近くに住んでいるんですね。
んで、その弟がその夜実家の近くで飲む予定(友達は成人式に出ていたのですが、弟は仕事だった)だけれど、残業で遅くなって間に合わないから、母に送ってくれと連絡がきたのです。丁度私たちは弟の職場の近くにいてご飯食べようかと話していたので、もちろん迎えに行く母。(←この時点で多分過保護ではないかと)


んで、弟は、実家から少し離れた集合場所に降りてそこで皆と合流して誰かの親の車で送ってもらっていくと言っているのに、母親が

「実家の近くで飲むなら、私がこのまま(弟と私を乗せたまま)送っていった方がいいじゃない」

と言って譲らず、

「その友達に電話してみなさいよ、車があるから送っていけるって」

と何度も言って、弟に電話させ、弟が「もう別な友達の親が来てくれることになっているみたい」と言っているにも関わらず、

「でも私が送っていった方が早いし、行きはうちで、帰りはその人の家でってなった方が、まかせっきりにならないし」

とか言っている訳です。(注:幼稚園児の話ではありません。成人の息子たちの話です…。ホント過保護なんですうち…)


結局、更に連絡を取らせることになるし、決まってるならもういいじゃないかと私も弟も言って、何とかなった訳なのですが、それを例に挙げて、


私「あそこで弟があれだけいいって言っているのに、電話させてまでしなくても、いいって言ってるんだから放っておけばいいじゃない。私にもそうして欲しいのよ。ああしなさいこうしなさいって言うんじゃなくて、「ああしたら?」「こうしたら?」って言って欲しいの。私に選択の余地を残して欲しいの。命令されたら、私も気をつけるけど、どうしても従ってしまうから、そうしないで欲しいの。例えば迎えに来るとかでも、(先回りして私が何も言わないうちから)この日に行くからね! じゃなくて、私が頼んでからにして欲しいの」



と、あれこれと話しました。

すると母、



じゃあ私に何も言わないで!! 全部自分でやりなさいよっ」



極論過ぎる怒りを。


母「都合よく人を使おうとして!! 今回だってあなたが帰ってくるっていって、いつも迎えに来いって直前になって言うから、そうならないように事前に聞いて計画をたててるだけじゃない。自分が言った時だけ動いてなんて、そんな勝手な!」


私「いやだから、私が頼んだ時にね、母の都合がつかなかったら断ってくれていいんだよ。何も母の予定を動かしてまで来いって言ってるんじゃなくて、もしその日に時間があったら迎えに来てって頼んでるわけで。それは絶対じゃないんだよ。ムリだったらムリでなんとかするし、実際したじゃない」


と、最近まで自分も分かってなかったことを説明。(やっぱり何かこの極論から極論に走るところといい、似てるんだなあ…)


しかし、流石我が母、




聞く耳もちません





母「そんな勝手な!! 母さんの性格分かっているでしょう!? 貴女に頼まれたらね、


自分の予定は無理してでも変えて迎えに行ってやりたいのよ!!←これを過保護といわずして何というのでしょう…。


そしたら事前に言わないとこっちがバタバタするでしょう!?
だったらもう最初から言わないで!! 貴女が何とかしなさい!! 明日旦那君を迎えにいくことになってた(旦那は仕事で遅れて帰省)けど、それも自分たちでなんとかしなさい!! もう知りません!」




私「えっと…だから…明日は旦那が弟に服をあげるために荷物が多くなってるし、明日は頼みたいんだけど…。それを、私が言ってから決めて欲しいんだけど…。その、明日はお願いします」



母「知らない!! 自分たちで何とかしなさい」


私「(それなら仕方ないと諦め)うーん、それなら分かったよー。交通機関はあるし(乗り継ぎ乗り継ぎになるのですが)、まあ自分たちで帰るね」


母「そうしなさいっ」




で、まあ私はその後風呂に入り、その場にいた父(間間で暴走する私と母の会話のストッパーや、翻訳機(←母に言語が通じないんです…)になっていた)と母の会話が何かなされていて。



んで、風呂から上がった私に母。




「明日、貴女はいいけれど、旦那君が自分は歓迎されてないと思ってひがんだりしないかしら。迎えに行った方がいいんじゃないかしら」



とぶっとび発言を。


その隣で父が、




「この、バカが!! さっき、ぼむから頼まれたら迎えに行くことにしようって話してたばかりだろう!? こっちからは何も言わないって決めたばっかりじゃないか!! 全然分かってないじゃないか!! オマエは本当にバカだ!!」



とちょっと本気で母に怒ってたりしました。


母「でも!! 迎えに来ないなんて、ショックを受けたら…」

父「旦那君はそんなこと思ったりしない! 歓迎されてるっていうのはちゃんと分かってる!! もういいから放っておけ!!」


と進まない話になったので、私が母に「じゃあ、明日迎えに来てください。お願いします」と言って一件落着しました。







道は長いなあと、思った一件でございました…。



2008年01月11日(金) ストレス解消とライブ。

小さなライブに行って来ました!
行く前は、「もーめんどくさいしお金はかかるしやめちゃおっかな〜」なんてちらりと思ったものでしたが、いやー行ってきてよかったです。

2度目の一人でのライブでしたが、こんなにストレス解消になるもんなんですね〜。

ということは、いかに今の土地で知らず知らずストレスが溜まっているか、ですが…。(考えてみれば職場のストレスとか人間関係のストレスとか無いのにストレスが溜まるって…)



快く行かせてくれた旦那にも感謝です。




さて。




ライブの翌日は旦那にも出てきてもらって、旅行のための服を買いました。


計算したら、実はお金がぎりぎりなことが明らかになったので、あんまり服にはお金をかけられないなーと思っていたので、バーゲンでほとんど揃えました。
タイツやババシャツ(死語?)は、ユ○クロの通販で揃えていたので、ダウンコート、それから下に着る服を何着か。

ダウンコート、本当はいいやつが欲しかったのですが、やっぱり3万↑くらいするんですよね…。やっぱり実際にその値段を見ると尻込みしちゃって、半額近く安くなってて1万ちょっとのものを買いました。


そういえば、最初は無謀にもフリーのツアーで行こうとしていたため、「治安が悪いので手ぶらで歩け、バッグはスーパーの袋を持て」という情報をネットで見て、そうしようと思ったためダウンコートは絶対にポケットにチャックがついてるもの! って思ってたんです。

でもその後、結局添乗員さんのいるツアーにしましたし、治安も以前よりは良くなっていると聞いていたのですが、軌道修正できなくて、何故かチャックあるもので選びました。今思えば、チャックにこだわらくても良かったかもなあという気分です…。



んで、ニット買って、ダウンコート買って、さてこれからコートの下に着る服揃えるぞーって時に、旦那が何故か不機嫌そうな顔に。


いわく、


「旅行に行くって行ったとき、それ以外にはお金かけないって言ったじゃん。まだ買うの?」


と。





え。むしろ、




もう買うなと?






という気分な訳ですが、旦那は結構不機嫌。
しかもその言葉について、言ったっけ?とこっそり思う私。でも言ったような気もする。ザ・無責任。無責任でございます。



しかし私は反論いたしました。


「お金ないの分かってるから、こうやってバーゲンで全部揃えてるんじゃん。今日の服だって、私今までずっと服買ってないじゃん。そしたらいざっていうとき着る服が本当にないから、旅行をきっかけに買おうとしてるだけでしょ。あの土地にいたらお洒落(というよりも、若者の格好というか…)した方が浮くから、全然買う気にならないし、そしたら全然楽しみも無いしストレス解消にもならないし、それを今してるだけでしょ。
 普通にしてたって、服ぐらい買うでしょ。そんなに、旅行だからって馬鹿買いしてるつもりはないよ」



それを聞いて、旦那は多少納得顔。


だけど私も、「ごめんね、私が旅行行きたいっていう我儘のせいで」と謝ったりして、その後も普通にお買い物が出来ました。


しかし、本音を言えば、五月蝿い



なぜ2着買った時点でこのようなことを言われなければならないのか。



確かに、私が旅行に行ったりして散財している面はあると思うけれど、その分マイルをためたりお得な情報をゲットしたりして節約に貢献している筈。


旅行だって格安ツアーだし、勿論贅沢なことだし感謝してるけど、自分なりに我慢して最低限の道を選んでるつもりなのに、そうやって言われると本当にうるさいです。

でも、旦那の方がセンスいいし、普段私が「安物買いの銭失い」しちゃう場面でも、旦那がいたら止めてくれるし、旦那がいると寂しくないから試着もする気になって、結果として合わないものは買わないし(一人で買い物だと試着が億劫でよくそのまま買ってしまうのです…)買い物では本当頼りになるんですよね…。


ああ、母親が結婚する時の唯一の(?)アドバイスが、


「旦那の知らないお金を持っておけ」


というへそくりのススメだったのが、今更ながらに身にしみます…。


出産してから(専業)主婦の母が、一番実感したことなのでしょうね…。




うう。まあその。ありがたいことだと思うのですよ。ちゃんと旅行についてきてくれるだけでも。(けど、離れると寂しがる人なので、私が海外に友達と行くという選択肢を話すと「えー」とか言うんですよね。なら黙っておけと。


一応、これが最後の欧州(←海外ではない)だと思っています。


将来の財政が許せばまた行くと思いますが、とりあえず最後と思って行ってきます。



ちなみにその後、服を5、6着買い、バッグを一つ買い、トータルで3万↓くらいでした。(ダウン含む)
家計からの援助が半額あります。(我が家は二人ともお小遣い制。本、バッグ、化粧品、服、基本はお小遣いです。まあ私の買ったものはその…ザル会計だったりしますが…もにょもにょ



結構いい買い物したと思っているのですがねえ…あんな風に言われると逆にストレスためちゃいますよねえ…。


まあ、根本は旅行のせいなのですが。
(旦那だって、旅行に行かなかったらあそこまで文句は…でも言ったかも知れないなあ…そもそもあんまり物欲とか無い人だから…)





それを言われると、言い返せない私でございます。



2008年01月04日(金) 初めて生まれた小さな小さな義母への不満。

長いタイトルでございます。




私のお義母さんというのは、とてもとてもいい人で、ほとんど不満など持ったことが無い、のですが。




前回の帰省で一つだけ、「不満」とはっきりいえるものが生まれました。

といっても、しょーーーもないことなのですが。





それは旦那の転職話のとき。

どうして転職をしたいかを、それなりに一生懸命語っていた時でございます。


私「(転勤族の)周りは皆単身赴任なんですけど、それは嫌なので…(つーかアンタの息子が精神的にダメなんだよっ)


と私が言った時に。



お義母さん「私も(自分だったら)単身赴任は絶対嫌やわあ。付いていくのがいいわ」



と。仰ったのですね。




えとね。まあ、お義父さんもお義母さんも「否・転職。今の仕事は恵まれているんだし続けたらいいじゃないか」ビームを出し続けていらした最中での出来事でしてね。




そんな簡単に





と思ったのが実際のところです。





だって、単身赴任なしってことは、この2〜3年周期での転勤で、子供が中学になっても高校になっても連れまわすってことですぜ?


頼る実家もなしに、子供を例えば2人産んだとして2人が同時に高校を卒業するわけでもなし、連れまわすのはそんなすぐには終わらないのでっせ?



それを「ついていけばいい」って簡単に仰いますけどね、それがどれだけの苦労か、あんさんホンマに分かってらっしゃりまんの?(言語崩壊)





が。




お義母さんは、転勤の苦労は無いものの、子育てに関しては確かにすげー苦労(私から見て)されてる方なのです。




そんな方に言われると、反論のしようもなく…。





けどねー。これが実親なら、


「そんなこと言って!! 転勤族になったこともないくせに!! どれだけの苦労か分かってるの!?」


なんて喚けたりするのですが(いや何も喚かなくても)、それも出来ず。



ああ、これがなさぬ仲(違?)というやつなのでしょうか…。




しかし、この小さな不満のおかげで、


「旦那の地元は大都市だし、私の持ってる資格の職種の募集もあるし、もし私の地元に職がなくても、どうしても定住したければ旦那の地元という選択肢もあるな」


とか思っていたのですが、それをさくっと改めることになりました。




確かにお義母さんもご病気をされて心配だし、ぶっちゃけ旦那の地元って住みやすいし、かなり理想的だったりするのですが、やっぱりこういう小さな不満が大きくなって大変なことになったら嫌だし、近かったらアラも見えてくるだろうし、緊張して疲れるしでやっぱりムリだ、と。





転職はもう少し先の話になると思うので、準備をしながら、なるべく私の実家に帰る方向で考えていこうと思っております。



といっても、勿論旦那実家も考えます。



まずは私が、社会人としてやっていけるかどうかでございます。



これがムリならば、一生転勤族決定でございます。




あ、ちなみに、転勤族を否定する訳じゃなくて、私も旦那も転勤族が向いていないという話です。



どーーーもネガティブなことばかりが頭をよぎるんですよね…。



困ったものです。←最近のマイブーム。



2008年01月03日(木) 正しい子供の作り方。

分からない、分からないんだよ。





感情と欲望の赴くままに作られた子供が、十分な愛情を受け損ねてやさぐれているよ。





安易に結婚して、子供産んで、違っていたと安易に離婚して、母子手当てもらってほったらかしだよ。






子供は、「いい子」でいないとと、自分を殺して生きているよ。






そんな簡単に作ってもいいのかな。




「本能」が確かに子供を持つことのベースにはあって、でも人間が人間である所以って「理性」があることじゃなかったっけか。




自分が欲しいからじゃなくて、今子供を自分が産んで、満足に育てることが出来るかっていうのをある程度考えて産むことも必要じゃないのかな。





勿論、私が完璧な子育てが出来るといっている訳じゃなくて。





周りを見ても、きちんと子供のことを考えて育児をしている人のそばで、そうやって愛情を注がないできて、子供が問題行動を起こすようになっている人が沢山いる。




自分がある程度成熟していないと、そのとばっちりは子供にいってしまうんだろうな、と思う。



だけど、成熟していない人ほど、子供を深く考えずに作るのも事実で。
私だって、結婚して1年経ったら子供を、って昔は何も考えずに思っていたし。



だから人のことなんて全然言えないんだけど、だけど、もし自分が子供を産んだら、こういう親と、こういう子供と、無関係ではいられないのだなーと思うととても怖い。




いや、向こうにしてみたら私のようなのと関わるほうがよっぽど怖いと思うんだけど、まあさっくりと棚上げで怖い。





もっと怖いのは、「ひずみ」は、代を追うほど大きくなっていくのではないかということ。




パーソナリティ障害だって、連鎖することも多いというし、実際に私の母の話を聞いていたら、母の私に対する子育てには、祖母の母に対する態度がとても影響していると思う。


誰かが気づいて、くいとめないと、このままだと凄いことになるんじゃないのかなあ。



なんて人事のように言っているけれど、自分も含めて、やっぱり


「まず自分」

がきちんとしていないとなあと思う。




やっぱり今年の目標は、自分に自信を持つこと、だ。



それによって、人に対する変な嫉妬も減って、私の友達のように、余裕のある人になれたらなあと思う。







勿論、それぞれ人には事情があって、「安易に結婚・離婚」なんて簡単にはいえないんだけど、ただ一つだけ言えるのは、「その人としばらく結婚生活なるものをしてみてから産んだほうが、万が一離婚した時に子供がいるということを防げる」ということだと思っていたりする。



勿論、母子家庭、父子家庭でも頑張って子育てされている方はいると思っているし、何年、何十年もやってきても離婚ということもあると思う。



だけど、周りを見て、つい余計なことを言いたくなったり、不安に思ったりしていたりする。




夜の10時のドラッグストア、眠そうな子供、両親で来ている親なんかを見ていると…。



私たちが子供の頃には、夜は8時9時には寝るように言われていたけれど…。


時代が違うって、済ませてしまってもいいのかな。





「斉藤さん」(今度ドラマ化する漫画)を読んで、本当に怖くなる。


子供みたいな大人が沢山いる。


そして、私もまたその一人だったりする。


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ぼむ [MAIL]