のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2005年01月25日(火) 珍しく読書気分

前回の、15,000アクセス突破という記念の日にわずか数行の更新でお茶を濁したら、貴重な読者様より『それだけかよ』のお叱りメールをいただきました。ナニにしろリアクションを頂けるというのは嬉しいものです。

 相変わらず、風呂で何か読んでいることが多い。元来の超寒がり、冬風の中を帰宅することもあって、必然的に長風呂になる。先週くらいまでは古本屋で買ってきた漫画を読んでいた。マニアなら知っているだろう島本和彦『吼えろペン』とか、懐かしい魔夜峰央『パタリロ!』とか。もちょっとまともな本も読もうかと、最近読んでいるのが短編小説集。
 『解夏(げげ)』(さだまさし著)は、昨年の鳥取出張中、大学時代の仲間に薦められた小説集で、そのときにもココで紹介したはずだ。鳥取滞在中はタイトル作品の『解夏』という短編しか読んでいなかったのだが、出張を終え自宅に戻ってみると、荷物のどこかに紛れ込んでしまったのか、この文庫本がしばらく行方不明になっていた。書店でこの文庫本が平積みになっているのを見るにつけ、なんど再び購入してしまおうか、と思ったことか。幸い、年明けにこの本がクローゼットの中から発見されたため、最近改めて読み出した次第で。そういえば、今日、出張帰りの新幹線で、この本を紹介してくれた仲間から久しぶりにメールが届いた。奇妙なタイミングだ。
 通勤電車の中では、ネットからダウンロードした「電子文庫」を電子手帳に入れて読んでいたりもする。このスタイルは多少電車が込んでいても片手で読めるので便利である。最近では久しぶりに「シャーロック・ホームズ」なんて読んでしまってやたら懐かしかった。「プロジェクトX」も電子文庫化されていて、100円と格安だったのでセブンイレブンの創業の話を購入して読んだ。値段並みのボリュームしかなくて、あっさり読み終わってしまったけれど。
 手軽に読める、という点で電子文庫は非常にありがたいのだが、いまいちネット上での検索性が良くないことと、読みたい本が少ないのが玉にキズ。珍しく読書気分なうちに、あれこれ読んでみたいのだけれど。


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