時々日刊たえ新聞
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2015年04月23日(木) めっちゃ遅いんですけど

4月5日(日)はイースター礼拝でした。
わたしの通う札幌バプテスト教会では、4月1日から牧師が変わり、その新しい体制第1回目の礼拝となりました。
変わったと言うのは、主任牧師である奥村敏夫牧師が辞され、副牧師だった石橋大輔牧師が主任牧師に、新たに副牧師に杉山望師をお迎えしました。
奥村先生は10年を期限に晴れやかに(?)辞任され、釧路キリスト教会の牧師として赴任されました。
先生たちにとっても、教会にとっても、大きな変化の時です。

その大きな変化を大変に感じさせない札幌教会の礼拝。心を込めて、喜び溢れる礼拝が捧げられました。

まず一番の喜び!信仰を表明されたKさん(働き盛りのパパ)のバプテスマ式。
そして、杉山望師とYさん(大学生の女の子)の転入会の証。
いっぺんに3人の方が教会家族に加わった!ハレルヤ!

石橋牧師のメッセージは、ルカによる福音書22:31〜34より「裏切られるほど信じるイエス様」
イエスの弟子ぺテロさんは「主よ、わたしは獄にでも、また死に至るまでも、あなたとご一緒に行く覚悟です」とイエスに言った者だけれど、イエスが捕えられると身を隠しながら様子を見つめ、周りの人に「この人もイエスと一緒にいた!」と指差されると「わたしはその人を知らない」と言ってしまいました。三度も。

イエスさまは、ペテロたち弟子が自分を「裏切る」ことをすでに知っていました。「ペテロ、あなたは、わたしを三度知らないと言うだろう」とペテロ自身にも言いました。当のペテロはその言葉の意味もわからず意気盛んでした。

しかし、石橋師はイエスさまが弟子に裏切られるのは、弟子を信じ続けた証しだと言うのです。今日の聖書の箇所について「イエスさまは、すでにあなた(ペテロ)には信仰があると宣言されていた」と言うのです。
弱いペテロの姿もわかっている。そのペテロが、立ち直って、他の人たちを力づけること、イエスを述べ伝えるということも信じている。

裏切られることを肯定しながら、その人が新たにされていくこと、立ち直る事、信仰が強められていくことを、イエスさまは信じて、あらかじめ祈って下さっている。大好きな聖書の箇所です。

わたしは立派な信仰者にはなれません。罪を犯さないで清く正しく強く生きる事なんか到底出来ません。わたしも、イエスさまを「知らない」と言ってしまうかもしれない者の1人です。「大丈夫、わたしはあなたの信仰が無くならないように祈っているからね」と励まして下さるイエスさま。このことに望みをおいて、一生信仰を杖に生きていきたいなと思わされたメッセージでした。


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