イブだと言うのに、お家で日記つけてるよ(ーー いつもよりお仕事早く終わっただけでもありがたいこっちゃ。 3連休あけはまた電話がなりっぱなしの地獄じゃろう…
去年(か一昨年)邦訳の出たSF「太陽の王と月の妖獣」を今頃読みました。 太陽王だのモンテスパン侯爵夫人だのと言うと、「アンジェリク」 (ゲームにあらず)を私は思い出してしまうのですが。 中世から近代の過渡期で、それでも王が絶対的な力を持っていた時代の 華やかさや矛盾が、主人公マリー・ジョゼフの恋や成長とともに 語られてて、いびつな宮廷貴族と純朴な主人公との対比などもおもしろい 作品です。 最初の登場シーンから魅力的に描かれているリュシアンが、やはり 重要な役所で、読み進むうちにどんどんその人柄に引き込まれていく感じなのに対して、ちょっとブラピに演じてほしいと思ったシャルトル公が、 どーしょーもない貴族のおぼっちゃんなのも、それはそれでツボなのでした(^^; ロレーヌの騎士は…50代半ばで、年令を感じさせないすごいハンサムって 誰がいいかなぁ…などと、勝手にキャスティングしながら読むのも楽しかったな。 映画化しないかな…今の映像技術なら、できなくはないと思うけど。 リュシアンが難しいかなぁ… 海の妖獣はでてくるけど、SFという感じはあまりしないので、 SFは苦手という人でも読めるのでは? SFは好きなんだけど、手に入りづらいよね… 売れないんだろうね…
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