若気の至り
なんたらのぶ



 スペ語・英語表現

スペ語撃沈

英語表現簡単すぎ、単語テストかよ


M田といっしょにかえったとき

What did you open?
Where did you go?
How did you know?
にはdidがつくのに

Who opened the door.
といってdidをつけないのはなぜか?

みたいなことをいっていたので考えてみました(以下)


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You open the door.
The cat opens the door.
という平叙文があるとする

この疑問文はそれぞれ
Do you open the door?
Does the cat open the door?
のように、一般動詞を用いる疑問文は助動詞のdoを前に持ってくる(これは仮定条件、つまり前提)

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では逆に、一般動詞の疑問文を作るときにdoをつけるという仮定条件がないとする

その場合、be動詞を使う疑問文を作るときの法則に従うはずである
This is a pen.→Is this a pen?
You open the door.→*Open you the door?
The cat opens the door.→Opens the cat the door?
つまり、「疑問文は、主語と動詞を倒置させる」ということである

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1の文で、何をあけたかを問う場合は、the doorにあたる目的語を疑問詞whatにおきかえて文頭に置く(これも仮定条件、そして疑問文にするときなのでもちろんdoをおくが、疑問詞のほうが語順の順序の優先順位が助動詞よりも強いことも仮定条件)

What do you open?
What does the cat open?

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2のようにもし、doが必要ないとしたら、疑問文にするときこのように表現になるはずである(疑問詞を文頭に持ってきて、主語と述語は倒置する)

This is a pen.→What is this?

You open the door.→* What open you?
The cat opens the door→What opens the cat?

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では、主語を問う疑問文を作るときはどうだろうか

You open the door.→ Who opens the door?
The cat opens the door.→What opens the door?

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4と5を比べると
a * What open you?(あなたは何を開けますか)
b Who opens the door?(誰がドアを開けますか)
語順が同じなので紛らわしいが、aは動詞がopenなので主語はyouだとわかる



c What opens the cat?(猫は何を開けますか)といいたいが(何が猫を開けますか)ともとれる
d What opens the door?(何がドアを開けますか)
4で仮定したcの主語がambiguousになる。

このように主語、目的語ともに三単元の場合、4の表現が可能であるといっつも4と5のambiguityが生じてしまう
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7結論
4、2の仮定(疑問詞にdoは必要なく、動詞と主語を倒置させることで疑問文を作るという仮定)は使われず、明確にするために


『一般動詞の疑問文にはdoを文頭に置くという文法ができた』

a What do you open?(あなたはなにを開けますか)
b Who does open the door?(だれがドアをあけますか)

c What does the cat open?(猫は何を開けますか)
d What does open the door?(何がドアを開けますか)

つまり、一番最初の問題に戻ると
Whoのときはなぜdoをつけないの?ということに関しては
本来は Who does open the door?という形が正しいということである
が、これは現在では助動詞doと一般動詞が重なるで「強調の助動詞do」と認識されredundantなので使われなくなっていった
Who opens the door?

実際にほかの助動詞は省略されない、doのみの例である、それはその助動詞の決める法性がredundantでないから(それに対してdoは無標)

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8まとめ

WhoやWhatのように、主語が疑問詞になるときには一般動詞の疑問文なのになぜdoが使われないのか?



「一般動詞の疑問文にdoを用いず、be動詞のように主語と動詞を倒置させるだけで疑問文は作れる」とすると4,5にみられるようなambiguityが多々生じるので

「一般動詞の疑問文はdoを用いる」という法則が確立し、本来は用いるが

現在では主語を疑問詞にするときの疑問文は「動詞が重なりredundantなので省略される」

ということだと思います。 

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9補足

2、4の条件を作るときにThis is a pen.→Is this a pen?という例文をつくったがこれはSVCの構文であって、問題となっているSVOの構文である

SVCの用法をSVCの用法にあてはめてなりたたないとすれば
SVCとSVOで比較したらもちろんあてはまるわけがない(たまたまあてはまっただけ)ということになってしまうので以下で確認してみる

The cat seems a fool.

Sを疑問詞にする
(Who seems a fool?)
What seems a fool?

Cを疑問詞にする
What does the cat seems?(この文を実際に作るかというと甚だ疑問ですが・・・)

doがいらないとすると
What seems the cat?
本来は「その猫はどのようですか」とききたいが
「なにがその猫のようですか」ともとれてしまう

SとCの区別をはっきりさせるには必ず「一般動詞の疑問形にdo
を用いる」ことが必要である

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10さらに補足

ambiguityが生じるといったが、文の意味としてc「何が猫を開けますか」は通用しないので、使われるわけがない、と思うのはたしかだが
ここでは語用論ではなくて統語論的視点でみてください
あくまで「文法的にambiguityが生じる」ということです

そんでもって「一般動詞の疑問形にdoを用いる」と、「区別がつく」に関して
「なんでくべつがつくの?」と根本的な疑問があるかもしれないが
それは英語の意味は「文法による語順」で決定されるから
という大前提があるからということにしてください

この前提をはずされるとなにいってもいいことになってしまうので最後に細くしておきます

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11補足というかいいわけ

あくまでも自分の考えです
M田のいってたdoが前に来ると「Yes/No」の疑問文になってしまう、という説明はのぶの「疑問詞のほうが助動詞より語順の優先順位が高い」という条件に反するのでごもっともな論なのですがのぶの考え方と違うということを補足しておきます

正しい説がある場合は是非ご一報を!!


2007年07月20日(金)
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