苦しい時、この苦しみはいつまでも続かないから頑張ろうと自分で自分を励ます人がいます
頑張ってると、少しましになった気がして、ちょっと元気になりました
そのうちまた苦しみがやって来ます また、頑張ろうと頑張りました そして、また、少しましになった気がしました
こんな事が何度もあって、ある時心にたまってる物に気が付きました それは、頑張ろうとして押さえ込んだ自分の気持ちでした 頑張る度に大きくなって行きます 段々・・・段々、重くなって来ました たまってるのを意識しなくてもわかるようになりました そして、自分で自分を励まして少しましになった気がしてたのは何の解決にもなってなかった事がわかりました 「素敵な明日がやって来ると信じる」事に疑いを持ち始めました
少しだけ信じられなくなりかけた時、声を掛けてくれた人がいました 「あなたは一人じゃない みんな付いてるから元気出して」と その言葉で、その人はまた頑張ろうと思いました
でも、その人には次々苦しみがやって来ました 「自分は一人じゃないから頑張ろう」と頑張ろうとしました 少しくたびれた時、応援してくれてたはずの人に愚痴を聞いてもらいました 愚痴を聞いてもらって「大変だね でもあなたは頑張ってるよ」って言ってもらえたらそれで気が済むはずでした でも、その人は違う事を言われました 「あなたの考え過ぎじゃない?」「そうそうあなたの悪い癖!」 戸惑いました・・・応援してくれてるんじゃなかったの?
苦しみは苦しみを産んで、見る見る大きくなって行きました ふと、見ると周りにいてくれたはずの人がいなくなってたり背中をむけてたりするのに気が付きました 「ねぇねぇこっち向いてよ!あたしの話を聞いてよ!」 こうすんなりと言えないその人は、遠慮がちにだけど言ってみました 「何か言ってくれるかな?」って期待しながら・・・ 見事にその期待は崩れました
それでも、その人は自分のこんな所がダメだったからだわって思い直して頑張ってみました
でも、どんな事してみても何も変わりはありませんでした
その人は信じられなくなりました 自分も人も未来なんて物も・・・たった一人を除いては
その人は、たった一人の人だけを見て生きて行こうと思いました そして人に頼らずあてにせず、自分一人で何でもやるしかないと大声で叫びました
おしまい
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