のいばらにっき
たき



 ミイラ

テレ東で、ミイラの特番がありました。
眼鏡掛けて正座して見ました。

が。

なんか、いまいち中途半端感の否めない番組だったなぁ……、と。

ペルーのミイラと葬儀の様子を模した出土品は興味深かったけど
それと地上絵の関係っていうか、結び付け方がなんていうかこう
お粗末? ごめん。
視点が一定して無いって言うか、こう、ミイラと地上絵ってなぁ……。
だったら、『氷の少女』についてもっと掘り下げてそれで1本にして欲しかったっていうか。
あの乾燥地帯は他にも沢山ミイラ出てるし、
現代の生活の中にもミイラが生きてるし、
ペルーはペルーで1本作れるのに。

イタリアの美少女ミイラ『ロザリア』はあまりにも有名な
TVでやるならぜひ見たい娘。
今回、彼女の“うまれた”方法が解明されていたってのは
自分的に大変新しい情報でした。
謎は謎のままの方が、彼女の神秘性を増していたとは思うけど
その方法が解明されていたのは、それはそれで興味深かったり。
まぁ、再現するのは法的に無理だろうし(多分)、
薬品の配合とかその手法の記録が発見されても
同じように美しいミイラを作れるとも思えないんだけれども、どうなんだろう。

そして、即身仏。
即身仏とミイラを同列に扱うのは、どうなのかな……。
番組内でも終盤に「死後に手を加えてミイラにしたものと、自らミイラになるべくして云々」って
言ってたけど、
だったらなんで、一緒に番組にしちゃったかな……。
まぁ、即身仏だけじゃ数字は難しいかもしれないけど……。
てゆーか、なんで即身仏を取り上げたんかな。
そこがワカラン。


期待してた分、ちょっとガッカリ感が強かったかも。
しぱいした。

楽しんだのは、楽しんだので、それはそれで。
ん。愚痴はイカンな、グチは。

ミイラの番組見ながら、カップラーメン食べてたのはナイショだ。
担々麺じゃなくて、普通のしょうゆラーメンにすれば良かった。


2009年05月29日(金)
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