はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2012年11月13日(火) チャンスとショック

 日曜日、表彰式に行ってきました。
幼稚園の部で、虫歯の少ない幼稚園の県2位になりました。
 幼稚園の指導というより
これはもう、保護者様さま。
ありがとうございます。
やっぱり、当園の保護者は素晴らしい。
感謝です。

 され、表彰式の様子をHPに収めようと
会場のカメラ係の方に写真のデータをいただけるよう
お願いしました。
すぐにお写真のデータをいただき
唖然!!!
これ、私〜〜〜〜〜〜!
息子に見せる。
このママ、どう?
「へんだね〜」・・・・ショック!!

自分がイメージしている自分(セルフイメージといいます)と
現実の自分(ま、写真の中の)があまりにも違いすぎて
ショックを受けました。

もうすこ〜し、ましだと思っていたけれど
疲れてやつれきったこの顔はなんだ!
この写真、公表不可。
というわけで、かろうじて集合写真のみ
後日掲載します。
こういうことって、皆様もありますか?
いつまでも、昔の自分のイメージ、引きずっているのかも。
あ〜〜。

 表彰式では
たくさんの小中学生が
いい歯のコンテストなるもので
表彰されていました。
素晴らしい。
私は昔から歯が悪い。
これはきっと遺伝。のせいにして。
生活習慣もあったかもね。
それは親のせいにして。

 素晴らしく歯のいい子供たち。
でも、少し気になりました。
せっかく表彰されるのに
服装が・・・の子供たち。

現代の生活では、おめかしの日ってあまりないでしょ。
昔は正月は着物を着たり
おめかししてあいさつ回りをしたり、
東京行くのでも
家族でおめかししたりしていましたが、
今は、どうでしょう。
TPOも
あまりなくなってきたような。

小学1年生の子が
入学式用であろうスーツを着ていたのは
とても好印象でした。
御呼ばれした日は
お招きした側に合わせて
服装を選ぶといいとか。
当然、表彰する側は
スーツでしたよ。
てことは、せめて、シャツを着るとか。

シャツといえば
結婚のあいさつに、紫のシャツを着てきた彼の話。
「なぜ、白のシャツじゃないんだ!」とお怒りの親。
もしかして、結婚式の服装が正式だと考えて
あえて、カラーシャツなのでは?と話題になりました。
それにしても、本来結婚式も
白いシャツが正式なのではないかと。
略式と正式の意味を
どこかで誰かが(やっぱり親だと思うのですが)
教えてあげないと
後で子供が困るかもね。

表彰されるような機会はめったにないのだから
これはいいチャンスととらえて
服装のルールを教えてみてはどうだろう。
子供だって
説明されるとわかると思います。
結婚式、七五三、お正月
その他もろもろ
特別な時は、チャンス!
高いものでなくてもいいのです。
その場にあった服装は
相手への礼儀であり心遣いなんだよと。
だから、自分が好きだからって
いつでも何着てもいいっという思いは
違うよ、と
親として、子供に伝えてみませんか?

着物はかなりその辺
はっきりしています。
普段着、訪問着、
生地も帯も
ちゃんと区別があったので
楽ちんだったのでしょうが
その区別がわからなくなった今では(知っている人は知ってますが)
面倒なものになってしまいました。

大事なもの、なくさないようにしよう。
文化、思いやり、美意識。

表彰式で
いろいろ思った

副園長 松橋でした。


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