月と散歩 )
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ひさしぶりに、仕事の話でも。
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まあまあ無事に機能試験も終わり、 現在ロケットは 7月5日の工場出荷に向けて 着々と…
…着々と、スケジュールから遅れること約2日(苦笑)。
間に合うんだろうか…。
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だんだんと、本格的に『飛ぶ』姿に近づいてきました。
試験中、剥き出しだったエンジンが カバーをかぶったり 火工品(火薬類)が取り付けられたり。
火工品というのは、補助ロケットや1・2段目を切り離したり いざってときに自爆させるための機構です。 といってもさすがに爆薬が付いた状態で 機体を種子島まで輸送する度胸はないので(笑)、 工場で取り付けられる火薬類は『導爆線(導火線)』とか。
それでも、細心の注意を払って取り付けられる。 静電気で火花が散ると、ボンっ! と いっちゃうんで 作業する人はアース線を身体に付けて 作業する。 電池式の腕時計なんかも静電気を発するので、NG。
で。
本体である爆薬は、 種子島で打ち上げ直前に付けられます。
…『爆薬』というのは、つまり自爆するための爆薬。
でも機体を直接 爆発させるわけではなく 燃料タンクを破って、残ってる燃料を反応させて 爆発をさせる。 爆薬それ自体は、厚さ2〜3ミリのタンクを破れればいいので それほど派手ではないのです。
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ロケットが自爆するのは、トラブルがあっていよいよ機体のコントロールが取れなくなったとき。 万が一、市街地なんかに突っ込まないように。
どんなロケットにも必ず付いている機能だけど、 日本のロケットは実運用において その機能を一度も使ったことがない ってのが、自慢でした。
…3年前までは。
H−�競轡蝓璽此∈埜紊裡弦羌 � 僕の初仕事で、自爆機能が 初めて使われた機体。
なんともはや…。
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んで、僕はいま 二度と使われないことを祈りつつ けどしっかりと機能するように、自爆機構なんかを取り付ける。
…ちょっと、複雑な気持ち。
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